おとなから始めるバレエ

  1. 体が硬くても大丈夫!小学生の柔軟性を高めるバレエストレッチ

    バレエを始めたけど体が硬くてなかなか上達しない…と悩んでいませんか?
    実は、家で簡単にできるストレッチで、少しずつ体を柔らかくすることが可能です。
    この記事では、バレエ初心者でも楽しく続けられる効果的なストレッチ方法をご紹介します。

    バレエにはなぜ柔軟性が必要なの?

    バレエをやっている人は体が柔らかいというイメージを多くの人が持っていると思います。
    ではなぜバレエをやっている人は体が柔らかいのでしょうか?
    バレエに柔軟性が必要な理由を3つご紹介します。

    バレエの美しさには柔軟性が必須!

    バレエでは、しなやかな動きや優雅なポーズが求められます。
    柔軟性があると、足を高く上げたり、腕や背中を美しく伸ばす動きがしやすくなります。
    特にアラベスクやグランバットマンといった基本の動作も、柔らかい体で行うとより美しく見えます。

    体が柔らかいとケガ予防になる?

    硬い筋肉や関節は、無理な動きをしたときにケガをしやすい状態です。
    ストレッチを習慣にして体を柔らかくすると、筋肉や関節の可動域が広がり、衝撃を吸収しやすくなります。
    これはバレエだけでなく、日常生活や他のスポーツでも役立つポイントです。

    技術の精度と範囲が広がる!

    柔軟性が向上すると、動きの幅が広がります。
    ジャンプやターン、リフトといったダイナミックな技にも挑戦しやすくなり、踊りの完成度がアップします。
    バットマンが高く上がるようになったり、ジャンプの高さが上がったり足がさらに開くようになったりといったいい影響があります。
    柔軟な体は技術的な挑戦をサポートしてくれるんです。

    自宅でできる!柔軟性を高めるバレエストレッチ

    柔軟性を高めるために大切なのが継続すること!
    毎日少しでもストレッチをして筋を伸ばすことが重要です。
    そこで、自宅で簡単にできるストレッチ方法をご紹介します。

    ストレッチを始める前の準備

    ストレッチは体が温まった状態でやることが大切です。
    お風呂あがりや、筋トレなどをしたあとにやるのがおすすめです。
    冷えた体でストレッチをすると、逆に筋を痛めてしまったり、ストレッチの効果が減ってしまうことがあります。
    夏場でもエアコンで体が冷えやすいので、ストレッチをする際は部屋の温度にも気をつけてみてください。

    基本のストレッチ3選

    バレエにおいて特に柔軟性が必要な部位ストレッチ方法を3つご紹介します。

    前屈ストレッチ

    足を揃えて座り、膝を伸ばしたまま体を前に倒します
    つま先に手が届かなくても大丈夫!
    少しずつ深く曲げられるように続けてみましょう。
    気をつけるポイントは2つ!
    ・膝が曲がらないようにする
    ・背筋が曲がらないようにする
    この2つに気をつけることで、よりストレッチの効果が得られます。

    足首回しストレッチ

    バレエダンサーにとって足首周りの柔軟性はとても大切です。
    足首が柔らかいことで踊りの中で深くプリエを踏めるようになります。
    前屈ストレッチをするときのように足を伸ばして座り、片足を曲げてもう片方の膝の上あたりに乗せます
    足の指の間に手の指を入れて足指を広げながら、足首を大きく回していきます
    このストレッチはウォームアップ時にやるのもおすすめですよ。

    開脚ストレッチ

    開脚はももと股関節を伸ばすことができます。
    開脚の柔軟性はジャンプなどの美しさにつながります。
    足を大きく開いて座り、両手で片足のつま先をつかむように体を左右に倒します
    このときおしりが床から離れないように注意しましょう。
    最後に体を中央に倒してストレッチを深めましょう。
    中央に倒れる時は、膝の向きを天井に向けたままできるようにしましょう。

    道具を使ったストレッチ方法

    ストレッチをする際、ストレッチバンドやヨガブロックなどを使ってさらに負荷をかけてみるのもおすすめです。
    ヨガブロックなどで高さを出して180度以上のストレッチをすることをオーバーストレッチといいます。
    オーバーストレッチによって柔軟性をより高めることで、踊っているときの可動域がさらに広がり、美しい踊りにつながります。

    親子でできる!簡単ストレッチ

    子どもが自発的にストレッチをしてくれない・・・とお困りの保護者の方も多いのではないでしょうか?
    そこで、親子で一緒にできるストレッチ方法をご紹介します!
    バレエについてよくわからないという方でも一緒にできる簡単なストレッチなので、是非お子様と一緒に試してみてください。

    前屈ストレッチ

    大人が子どもの背中を押して負荷をかけてみましょう。
    背後から両手で膝が曲がらないように抑え、上半身を使って背中を押すことで膝の曲がりを防ぐやり方もあるので、試してみてください^^
    前屈ストレッチは、一人でやると膝が曲がりやすかったり負荷が足りず柔軟性を高められなかったりするので、親子でストレッチをして柔軟性を高めましょう。

    開脚ストレッチ

    左右にストレッチするときは、大人が倒れていない方の足の付け根を床に向かって抑えることで、おしりの浮きを防ぎます。
    中央に倒れる際は、膝が前に向かないように抑えてあげましょう。
    開脚ストレッチでは、左右に倒れたときにおしりが浮きやすかったり、前に倒れたときは膝が前に向いてしまったりしがちなので、親子で協力してストレッチをするのがおすすめです。

    足の甲のストレッチ

    前屈ストレッチをする時のように足を前にまっすぐ伸ばします。
    正面から大人が足の甲を床に向かって押してみましょう。
    ここで注意するポイントが2つあります。
    ・指先を押すのではなく、足首あたりから押すこと(指先を床につけることを目的としがちですが、それでは足の甲は伸ばせません💦)
    ・膝が曲がらないように子どもに意識してもらうこと
    バレエにおいて足の甲の柔軟性はとても大切です。
    特に、トゥシューズを履くと足の甲が出ている方が美しいとされます。
    毎日足の甲をストレッチして、美しい足先を手に入れましょう!

    股関節ストレッチ

    うつぶせになってカエルの足のように両足を曲げます
    足の裏を合わせて、合わせた足を床につけるように押してみましょう。
    簡単に床についてしまう子は、足をおしりに近づけるように膝を深く曲げて押すと負荷がかかって効果が高まります。
    お腹や骨盤が床から浮かないように気をつけましょう。
    股関節の柔軟性もバレエにおいて非常に重要になるので、毎日の継続が大切です。

    ストレッチに関するお悩みを解決!

    バレエを習っていると、ストレッチに関する悩みは尽きませんよね。
    よくあるストレッチのお悩みを一緒に解決していきましょう!

    体が硬すぎても柔らかくなる?

    お教室にいる他の子に比べて我が子は体が硬い…と悩んでいる方も多いですよね。
    大丈夫です!
    体が硬くても、ストレッチを継続することで必ず柔らかくなります。
    柔軟性を高めるためには、とにかく毎日ストレッチをすることが大切なので、5分でも3分でも毎日継続してみてください。

    ストレッチで痛みを感じたときはどうすればいい?

    ストレッチ中に子どもが痛がる…というお悩みをよく耳にします。
    少しの痛みは問題ないのですが、あまりにも痛がる場合は無理に続けないでください。
    押す力が強すぎたり、体が緊張して逆効果になったりする場合もあります。
    息を吐きながら、少しずつ負荷を増やすように押してみてください。

    忙しい中で継続するコツは?

    レッスンや学校の宿題、他の習い事などでなかなかストレッチの時間をとれない…という声もよく聞きます。
    そんなときは、時間を決めて習慣化するのがおすすめです。
    例えば、寝る前やお風呂あがりなど、日常生活の一部として取り入れると無理なく続けられます。
    また、時間をかけてストレッチをするのも大切ですが、忙しいときは時間を短縮してストレッチをしてもよいでしょう。
    大切なのは毎日継続することです。
    短い時間でも毎日ストレッチをすることで、柔軟性を高めることができますよ。

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はバレエのストレッチ方法をご紹介しました。
    バレエの上達に柔軟性は欠かせませんが、無理なく続けられるストレッチで少しずつ体を柔らかくすることができます。
    おうちで簡単にできる方法から、親子で楽しめる方法まで、ぜひ実践してみてください。
    日々の小さな積み重ねが、バレエの美しい動きを叶えてくれるはずです!

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  2. 初心者でも簡単!美しいバレエポーズの基本とコツ

    バレエといえば高く上がる足、きれいに伸びたつま先、指先までもが美しいさまざまなポーズが印象的ですよね。
    そんなバレエのポーズにはたくさんの種類があります。
    この記事では、バレエの基本的なポーズや美しく見せるためのコツをご紹介します!
    バレエ初心者の方もベテランの方も是非参考にしてみてください♪

    バレエの基本の動きを覚えよう!

    バレエでは足や腕のポジションに名称があります。
    レッスン中にもよく聞く名称なので、是非覚えてみましょう!

    足のポジション

    足のポジションは全部で6種類あります。

    1番ポジション

    両足のかかとをつけ、つま先を外側へと開いたポジションが1番です。
    足首だけを動かして足を開くのではなく、足の付け根から足全体を外側へと開いていくのがポイントです。
    つま先は180度開いた状態、つまり右のつま先から左のつま先まで一直線になった状態が理想ですが、初心者はまず90度を目指して練習するといいでしょう。
    無理はせずに、焦らずに少しずつ足を開けるように、練習していきましょう。

    2番ポジション

    1番ポジションから自分の足の1つから1つ半の幅を開けて立つポジションが2番です。
    重心は2本の足の真ん中です。
    お腹が出やすくなるため、お腹を引き上げる意識をもつことがポイントです。

    3番ポジション

    3番ポジションは、右足(または左足)のかかとの外側と、左足(または右足)のかかとの内側がくっついている姿勢です。
    2番のポジションから片足をもう一方の足の土踏まずあたりまできて重ねます。

    4番ポジション

    4番ポジションは、3番ポジションの前にある足を足の幅1~2つ分くらいさらに前に出した状態のポジションです。
    4番は上半身がねじれやすいため、真っすぐな姿勢を保てるように注意しましょう。
    また、後ろに重心が傾きやすいため、真ん中にする意識が必要です。

    5番ポジション

    5番ポジションは右足(または左足)のかかとが左足(または右足)のつま先にくっついている状態です。
    4番ポジションから前に出ている足を軸足の方へと戻します。
    足が前後に置かれることで、不安定になりやすく、真っすぐ立つのが意外と難しいポジションです。

    6番ポジション

    6番は両足をくっつけ、つま先の向きがパラレル(平行)の状態です。
    誰でもできると思いがちですが、意外としっかり真っすぐ立つことは難しいので、お腹が出ないように引き上げて立ちましょう。

    腕のポジション

    バレエの腕のポジションは全部で5種類あります。
    腕の位置や形によって、ポーズ全体の雰囲気や印象が大きく変わるため、指先まで丁寧に練習することが重要です。

    アン・バー

    アン・バーは「下に」という意味です。
    両腕を下ろし、肘を軽く曲げてだ円を作ります
    腕は体にくっつかないように少し離した状態で、手のひらは内側に向けます。
    肘が後ろに向かないように、横に張るようにすることがポイントです。

    アン・ナヴァン

    アン・ナヴァンは「前に」という意味です。
    アン・バーをみぞおちの高さまで上げた状態です。
    腕を上げたときに肩も一緒に上がらないように注意しましょう。

    アン・オー

    アン・オーは「上に」という意味です。
    アン・バーを頭の上まで上げていきます
    頭の真上ではなく、少し前にするのがポイントです。
    アン・ナヴァン同様、肩が上がらないように注意しましょう。

    ア・ラ・スゴンド

    ア・ラ・スゴンドは、「第2ポジションに」という意味です。
    アン・ナヴァンから腕を横に開きます
    肘を伸ばしきらないように、大きな木を抱えているイメージを持ちましょう。

    アロンジェ

    アロンジェには、「引き伸ばす」「長くなる」という意味があります。
    手のひらを下に向けて、腕を伸ばします
    手首は折り過ぎないように気をつけましょう。
    ポーズを決める際にはとても重要なポジションなので、きれいにできるようになりましょう♪

    初心者でもできる!基本のバレエポーズを覚えよう

    ここではレッスンでもよく耳にする基本的なポーズを6つご紹介します。
    すべて基本的な動作なので、是非名称を覚えてマスターしましょう♪

    プリエ

    プリエは、膝を曲げて体を下げる動作で、バレエの基本動作のひとつです。
    バレエにおいてすべての動きに関係し、ジャンプや回転などさまざまな動作の準備動作として重要な技法です。
    この動作は、柔軟さと力強さを兼ね備えた足腰を育てるためにも欠かせないトレーニングです。
    しっかりと膝を外側に開き、安定した体重の位置を意識して行うことがポイントです。

    タンジュ

    タンジュは、つま先を床に沿わせて伸ばす動きです。
    足先を伸ばして遠くまで届かせるイメージで動作を行うと、美しいラインが生まれます。
    つま先から膝までが一直線になるよう意識して、優雅さを引き出しましょう。

    アラベスク

    アラベスクは、片足を後ろに伸ばしてバランスを取るポーズです。
    このポーズでは、軸足で体を支えながら、もう一方の足を真っ直ぐ伸ばすことで、スリムで長いラインを強調します。
    背筋を伸ばして、重心を均等に保つことが美しいアラベスクのポイントです。

    アティテュード

    アティテュードは、片足を曲げたまま空中で保つポーズで、優雅な印象を与えます。
    膝を軽く曲げ、ふんわりと持ち上げるようなイメージで行うと、柔らかさと美しさが際立ちます。
    上半身の姿勢も大切なので、胸をしっかりと開きながら行うと良いでしょう。

    ルティレ

    ルティレは、片足をもう片方の足の膝まで引き上げるポーズです。
    5番からルティレをし、また5番に戻す一連の動きをパッセと言い、バレエの足運びの基礎にもなります。
    軸足で体を支えながら行い、上半身のバランスが崩れないように意識して行うことがポイントです。
    回転系の技の際にも登場する基本的なポーズです。

    バレエポーズを美しく見せるためのコツ

    バレエを美しく踊るためには、ポーズを美しく見せることが大切です。
    そこで、ここではポーズを美しく見せるコツをご紹介します!

    姿勢の基本:背筋を伸ばしてエレガントに

    バレエでは、正しい姿勢を保つことがとても重要です。
    背筋をまっすぐに伸ばし、胸を張ってエレガントな立ち姿を意識するだけで、ポーズが美しく見えます。
    また、頭を軽く持ち上げるようにすることで、さらに洗練された雰囲気が生まれます。
    操り人形のように、頭を糸で持ち上げられているようなイメージを持ってやってみてください♪

    手足の動き:指先からつま先までのラインを意識

    指先からつま先までのラインを意識することで、より一層美しい動きを表現できます。
    特に手の指先までしなやかさを保ち、腕と足の伸びやかなラインが一貫するように動かすと、より洗練された印象を与えます。
    美しいバレエダンサーの写真などを見ると、指の先まで美しく感じますよね。
    細部に気を配ることで、バレエならではの繊細な美しさが引き立ちます。

    バレエならではの優雅さ:動きに余韻をつける

    バレエでは、動きを途中で止めずに、余韻を持たせることが重要です。
    動きの流れを感じながら、静かに次のポーズに移ることで、滑らかで優雅な印象を与えることができます。
    動作の終わりを意識せず、常に連続しているかのような柔らかい動きがバレエの美しさを際立たせます。

    自宅でできる!バレエポーズの練習方法

    バレエは基礎がとても大切です。
    教室でのレッスンだけではなかなか上達は感じにくいもの。
    そこで重要なのが自宅でのトレーニングや自主練習です。
    ここでは自宅でできるポーズの練習方法をご紹介します!

    鏡を使ってフォームをチェック

    自宅でのバレエ練習には、鏡を使ってフォームを確認する方法がおすすめです。
    鏡を見ながらポーズをとることで、正しい姿勢やラインがキープできているかを確認できます。
    気になる部分をその場で修正できるので、効果的に上達することが可能です。
    全身が映る鏡を是非用意してみましょう。

    スマホで動画を撮ってセルフチェック

    全身が映る鏡がなかったり、置く場所がなかったりする場合には、スマホで動画を撮影して自分の動きをチェックする方法も有効的です。
    動画を撮影することで、後から自分の動きを確認し、改善点を見つけやすくなります。
    ポーズの細かなラインや動きの滑らかさもチェックし、練習に役立てましょう。

    ストレッチとポーズを組み合わせたトレーニング

    柔らかな動きと美しいラインを作るためには、体の柔軟性が不可欠です。
    柔軟性を高めるために、ストレッチとポーズを組み合わせたトレーニングも取り入れてみましょう。
    定期的なストレッチで体をほぐしつつ、ポーズの練習をすることで、より美しいバレエの動きができるようになります。
    ストレッチバンドなどを使うことで、柔軟性を高めつつポーズに必要な筋力を同時に鍛えることができます。

    まとめ

    バレエの基本的なポーズを覚え、美しく見せるためのコツを意識することで、初心者の方も自信を持って踊れるようになります。
    背筋や手足のラインを意識しながら、自宅での練習も続けていくと、さらにポーズが安定し、優雅さが増すでしょう。
    美しいバレエのポーズを身につけて、ぜひ自分らしいバレエを楽しんでくださいね!

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  3. トゥシューズの魅力に迫る!あこがれのトゥシューズの歴史と文化

    トゥシューズは、バレエの象徴ともいえる存在。
    美しく繊細なその姿に、多くのバレエファンが魅了されます。
    しかし、その裏側には職人の技やダンサーの努力、そして舞台での輝きが詰まっています。
    本記事では、トゥシューズの基本から文化的背景、そして楽しみ方まで、バレエファンが知りたい情報をたっぷりお届けします。

    トゥシューズとは?その美しさの秘密

    トゥシューズとは、その名の通り「つま先で立つためにつくられた靴」です。
    バレリーナはトゥシューズを履き、つま先立ちで踊ります。
    光沢感のある生地で、つま先立ちをしたバレリーナの足元はとても美しいです。
    ここではそんなトゥシューズの美しさの秘密に迫ります。

    なぜトゥシューズはバレエの象徴とされるのか?

    トゥシューズは、バレエと聞いて最初に思い浮かぶアイテムのひとつ。
    その美しさはバレエそのものを象徴し、エレガンス軽やかさ、そして努力の結晶として多くの人を魅了します。
    トゥシューズの淡いピンクや繊細なリボン、ポワント部分のフォルムなどは、バレエそのものを象徴する気品と美しさを持っています。

    バレエダンサーにとってトゥシューズは特別!

    ダンサーにとってトゥシューズはただの道具ではありません。
    トゥシューズは、初心者がすぐに履けるものではなく、何年もの訓練を経て、足や体幹を強化し、ようやくトゥシューズを履いて踊ることができます。
    何度も練習を重ね、自分の足と一体化するまでの過程で特別な絆が生まれます。
    ダンサーにとってトゥシューズを履くことは努力の証で、特別な意味があるんですよ。

    トゥシューズの構造

    一見するとシンプルに見えるトゥシューズですが、その構造には細かな工夫が詰まっています。
    つま先部分を「ボックス」といい、ダンサーがつま先で立てるように硬い構造になっています。
    足裏のソールの部分には、アーチをサポートする「シャンク」という板状のものが入っています。
    外側は光沢感のあるサテンの生地が使われていて、美しさと高級感が感じられます。

    ダンサーがトゥシューズを履いて踊る理由

    バレリーナが履いているトゥシューズは、18世紀に生まれたといわれています。
    それまではなんとヒールでバレエを踊っていたそうです・・・!
    妖精のような軽やかで幻想的な踊りを追求して、女性ダンサーがつま先立ちで、床から足が浮き上がって見えるような動きを作るために開発されました。
    トゥシューズを履くことで、バレエの踊りの幅が広がり、さまざまな表現が可能になりました。
    バレエの芸術にはトゥシューズが必要不可欠なのです。

    トゥシューズの製作と歴史

    トゥシューズは現代のバレエに欠かせないものです。
    日頃トゥシューズを履いて踊っている人もトゥシューズがどのようにして作られているかは知らないのではないでしょうか?
    ここではトゥシューズの歴史とともにトゥシューズの製作過程を見ていきましょう。

    トゥシューズができるまで

    トゥシューズは、熟練の職人が一足ずつ手作業で仕上げます。
    硬いボックス、丈夫なシャンク、柔らかい布など、さまざまな素材を使用してトゥシューズは作られます。
    ボックスを形作り、シャンクを用いてソールを作り、そこに布地を貼り付けていきます。
    トゥシューズの製作過程を紹介した動画もあるので、興味のある方は見てみてください^^

    初めてトゥシューズを履いたバレリーナは?

    トゥシューズが登場するまでは、ヒールのある靴でバレエを踊っていました。
    18世紀にパリオペラ座のマリー・カマルゴが初めてヒールを取って踊り、これがトゥシューズのもとになりました。
    その後、19世紀に入り、アマリア・ブルニョリというダンサーが初めてつま先立ちで踊り、注目を浴びました。
    その刺激を受け、マリー・タリオーニというダンサーが最初から最後までつま先立ちで踊る技法を披露しました。

    時代ごとに進化したトゥシューズのデザイン

    アマリア・ブルニョリがつま先立ちで踊った頃、当時のシューズはまだつま先部分が柔らかかったそうです。
    つま先が硬くなったのは19世紀の終わりごろ。
    イタリアの靴メーカーがシューズの先を硬くして立ちやすくしました。
    トゥシューズが今のような形になったのは20世紀初頭ごろのことです。
    つま先をさらに硬くし、さらにソール部分に皮を入れ、現在使われているトゥシューズになりました。

    トゥシューズを楽しむ

    バレエダンサーにとって特別なものであるトゥシューズ。
    その可憐な見た目にはバレエをやっていない人も魅了されます。
    最近では「バレエコア」の流行により、バレエをやっていない人の間でもバレエらしい服装やグッズが注目を浴びているんです。

    トゥシューズをインテリアに?

    バレエを象徴するトゥシューズは履くだけではなくインテリアにもなっちゃうんです!
    新品のトゥシューズをそのまま置いてももちろん可愛いですし、トゥシューズのリボンを結んで壁にかけても可愛いです♪
    また、トゥシューズの中に造花を入れたり、レースなどでデコレーションして飾っても可愛いですよ。
    買ったけど足に合わず履かなかったトゥシューズを飾ったり観賞用にネットで安めのトゥシューズを買って可愛いインテリアにしてみてはいかがですか?

    トゥシューズをモチーフにしたグッズ

    キーホルダーやチャーム、ハンカチ、トートバッグなど、トゥシューズをモチーフにしたグッズはたくさんありますね!
    特に最近の「バレエコア」ブームのおかげでトゥシューズをモチーフにしたグッズはますます増えています。
    グッズを持っているとさりげなくバレエ愛を表現できますね。
    このようなグッズはバレエをやっている人へのプレゼントとしてもおすすめですよ!

    トゥシューズをテーマにしたアート作品

    バレエをテーマにした写真や絵画にもトゥシューズは描かれています。
    例えば、有名なバレエ画家エドガー・ドガの作品には、トゥシューズを履いたバレリーナたちが繊細に描いてあります。
    ドガが描くバレリーナはとても美しく、チュチュの舞い方や指先・足先の美しさから躍動感が感じられます。
    ドガは19世紀の画家ナノで、現代のトゥシューズや衣装との違いを楽しめるのも面白いですね。
    このようなアート作品でもトゥシューズを楽しむことができます。

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はトゥシューズについてお話ししました。
    トゥシューズには、美しさだけでなく、努力や情熱、そしてバレエ文化そのものが詰まっています。
    この小さな靴に込められた物語を知ることで、バレエがもっと特別なものに感じられるはずです。
    ぜひみなさんもトゥシューズの世界をのぞいてみてください!

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  4. 2種類のピルエット

    講師のMEGUMIです

    プリエは2種類あります。
    1つ目は見せるプリエ。
    2つ目は使うプリエ。です。
    どういう意味?と思いますよね。

    ピルエット(回転)の時のプリエで説明すると、
    1つ目の見せるプリエというのは、
    トンベパドブレの後4番ポジションにした時に入るプリエです。これは、お客さんに対してみせているプリエ、筋肉をまだそこまで使っていなくそのポジションからはすぐには回転に入れません。
    これは、見せるポジションなので見せるプリエになります。
    2つ目の使うプリエというのは、
    1つ目の見せるプリエから、しっかり筋肉を使って床をしっかりと押して回転に入る準備のことをいいます。これは1つ目とは違ってそのポジションに入ってからもう一つ力を使ってプリエをしています。

    なので、
    ピルエットをするにもプリエは2種類使っていることがわかると思います。

    プリエの形に囚われてしまって、その先の使うプリエができてない方がたくさんいます。
    プリエはバレエにとって欠かせないものですので、理解してレッスンするのとしないでするのは変わってきます。
    ジャンプの時が1番役に立つかと思います。
    ジャンプの時は皆さん何も考えなくても見せるプリエでなく、使うプリエをしてると思います。
    床をしっかり自分の筋肉でおさないと上に飛び上がれませんよね?
    それと同じです。
    全てのプリエの動きには「使う」プリエがとっても大切になってきます。
    レッスンの中でプリエはたくさんでてきますので、使うということを意識してやってみて下さい。

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  5. 毎週月曜日 20:10-21:10 桜木町スタジオで開催の 【ポアント初級】みなみ

    こんにちは︎講師のMinamiです。☺

    毎週月曜日 20:10-21:10 桜木町スタジオで開催の
    【ポアント初級】についてご案内です♡

    ポアント初級クラスってどんなクラス?

    ポアントシューズを履きはじめて慣れてきた方が楽しくレッスンができます。
    ポアントシューズで立つために、上体の引き上げ方・足の使い方を丁寧に直していきます。
    体・足の使い方に慣れてくるレッスン後半では、エシャッペ・シュスなどを組み合わせて、最後にはバーなしで踊ります。

    私のクラスでは、
    前半はバーを使いながら、ポアントでの基礎をしっかり見直していきます。
    バーなしで踊る事を目標に、レベルにあわせて対応していますので、安心してお越しください☺

    現在は【ピケターン】を綺麗にまわれるように
    メニューを組み練習しております!
    是非ポアントで綺麗に回りたい方お待ちしております。

    18:30-19:55【入門A】のレッスンの受講をオススメいたします。
    疑問や不安などあればお気軽にご相談くださいね♪

    皆様のご来店お待ちしております☆

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  6. 桜木町スタジオ 入門Aクラス のご紹介

    こんにちは ☺
    講師のMinamiです。毎週月曜日 18:30-19:55  桜木町スタジオで開催の
    【入門A  】についてご案内です♡
    入門Aになると片手でのバーレッスンになります。
    手の動きもより多くなり、身体と手の繋がりも意識してレッスンする事が大切です!
    片手バーの時の手の位置について
    少しお話ししたいと思います☺
    なんとなくバーをもってレッスンしていませんか?
    肩が上がったり、肘がまわってきたり、
    バーの手が原因の1つかもしれませんよ!
    是非以下の事を注意してレッスンしてみてくださいね!
    ✴バーを持つ手は、身体より前に!
    ✴︎バーの手首は下げ、肘もリラックス!
    ✴︎バーの手の親指は、バーの下にこないように!
    この3つだけでも、脇の意識がしやすく上半身がより支えられると思いますよ☺
    是非お試しください!
    皆様のご来店お待ちしております!

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  7. 秋葉原クラス:コンフォタブルバレエのご紹介です!カエデ

    • 皆様 こんにちは! 🙂 秋葉原でコンフォタブルバレエを担当しております、
    • カエデです。
      今回は私のレッスンについて少しお話しさせてください!
    • コンフォタブルバレエは最初はフロアから始まり、両手バーレッスン、センターレッスンという流れとなっております。
      フロア(ストレッチ)では足指からほぐして、お尻、腰、背中、上半身、股関節周りと身体の部位ごとに丁寧にストレッチしていきます。最後に少し筋トレにも取り組んでいます。
    • 骨を支えるのは、周りの筋肉なのでしっかりと目覚めさせてレッスンでも使えるようにすることで身体も安定していきます。
      バーレッスンの始まりは、引き上げから。
    • バレエの動きの中で引き上げはとても大切です。
    • どの様にエクササイズするのかは、わたしのレッスンを受けてからのお楽しみで。
    • ここからは両手バーでプリエやタンジュなど基本的な動きを練習します。コンビネーションは同じものを4~5週にかけて練習しますので初心者の方も安心してくださいね。バーでは小さいジャンプにも挑戦します。
      センターレッスンはポールドブラ、そしてバーレッスンで行ったものをバー無しで練習していきます。
    • バーレッスンで受けた注意をセンターレッスンでも是非活かしてみましょう。
      新しい動きに挑戦することもありますが、どの動きも練習した事がある動きの発展なので是非楽しみながらチャレンジしてほしいです!
      私と一緒にレッスンを楽しみながら、ご自身のお身体の変化にも是非目を向けて見てくださいね。
      半年後、一年後とレッスンをコンスタントに続けることによって更に動きやすい身体になれるよう、私も一生懸命サポートしてまいります。
      皆さんにレッスンでお会い出来るのを楽しみにしております!

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  8. バレエフェスティバルチケットお渡し開始しました(4月29日から)

    いつもレッスンご参加 有難うございます。

    バレエフェスティバル観覧チケットの配布が開始しました。

    ラベルフェ → https://labellefee.com/?pid=171744672

    2023年6月3日 バレエフェスティバル観覧チケット(開場 17:30、開演18:00、終演20:30予定】

     

    スタジオ会員様優先となります

    備考欄に品川スタジオ、桜木町スタジオ、秋葉原スタジオ

    いずれかでお受け取り希望

    と記載お願いいたします。

     

    各スタジオでも配布しています。

    4月29日以降のお渡しです。(秋葉原のみ5月6日以降)

    お一人様2枚までとなりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

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  9. GW期間中の桜木町スタジオのワークショップのお知らせ【バレゾナンス】

    皆様こんにちは!

    バレゾナンス東京バレエスタジオです(^_-)-☆

    いつもレッスンご参加 有難うございます。

    GW期間中桜木町スタジオでは、megumi先生による

    ターンのWSとヴァリエーションのWSを行います

    ターン

    2023年5月2日 (火曜日)16:25-17:50

    2023年5月3日 (水曜日)16:25-17:50

    2023年5月5日 (金曜日)15:20-16:45

    パドカトル

    2023年5月3日 (水曜日)17:55-19:20

    2023年5月5日 (金曜日)16:55-18:20

    詳細はこちらから

    https://labellefee.com/?mode=cate&cbid=1704828&csid=0

    通常クラスの予習復習用にお役立てください。

    通常の予約サイトからご予約受付中です。

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  10. 2023年6月バレエフェスの演目のお知らせ

    皆様

    平素お世話になります。
    2023年6月バレエフェスの演目の一部のお知らせです。
    演目は今後も増える予定がございます。

    詳細はこちらから

    https://labellefee.com/?mode=cate&cbid=2838613&csid=0

    『眠れる森の美女 抜粋』  あいこ先生
    『パ・ド・フィアンセ』 みなみ先生 
    『花のワルツ』  ふうね先生
    『シンデレラより抜粋』 (品川ST&桜木町ST)アオイ先生
    『シンデレラより抜粋』まりか先生

    エントリー開始は12月1日からとなっています。

    出演希望の方は予め講師にご相談くださいませ。

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  11. 動く前と動いた後のストレッチBy れいら

    講師のれいらです!!

    もう冬の季節になってきました。寒いと暑い日より体が固まって怪我もしやすいです。

    ストレッチは2種類あって、「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」があります。
    動的ストレッチは動く前に、静的ストレッチは動いた後にするのがオススメです。

    動的ストレッチとは、筋を伸ばした状態からリズムをつけて反動をつけたストレッチです。
    ウォームアップにとても適していて、伸張反射を高めることで運動の切り替えがスムーズになったり、心拍数が上がります。
    ラジオ体操は動的ストレッチの要素がたくさん入っています!

    静的ストレッチとは、筋肉を伸ばした状態で反動をつけず、一定時間キープするストレッチです。
    バレエのよく知るストレッチは静的ストレッチに入ります。
    筋肉の緊張を和らげ、柔軟性や可動域を広げたりなどの効果があります。
    また、深呼吸をしながらストレッチをすると、副交感神経が刺激されリラックス効果が得られます。
    寝る前や、運動後は静的ストレッチがオススメです。

    準備運動で静的ストレッチを用いると、必要以上に可動域や柔軟性が向上し、その後にする運動のパフォーマンスを低下させてしまうこともあるため、準備運動には動的ストレッチを用いることが多いです。

    寒くなってきたので、怪我しないように正しくストレッチやウォームアップをしてレッスンに挑みましょう!

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  12. バレエ超初心者様向けWS開催のお知らせ10月

    皆様

    こんにちは、久しぶりにバレエ超初心者様向けWSを開催いたします。

     

    2021年【超初心者限定】特別バレエレッスン10月21日 (木)18:00-19:15@桜木町スタジオ

    →詳細はこちら   https://labellefee.com/?pid=145148023

     

    2021年【超初心者限定】特別バレエレッスン 10月26日火曜日@桜木町スタジオ10:00-11:15

     

    →詳細はこちら https://labellefee.com/?pid=142847721

    2021年【超初心者限定】特別バレエレッスン10月28日 (木)18:00-19:15@桜木町スタジオ 

     

    → 詳細はこちら https://labellefee.com/?pid=163707639

    新しい習い事に挑戦してみませんか?

    今年もやります!【超初心者限定】特別バレエレッスン!!

    バレエは興味あるけど・・
    なにか身体を動かしたい・・
    バレエ始めたばかり!超初心者向けで復習したい・・・

    などなど

    気にはなるけど、その1歩が踏み出せない方ぜひご参加ください♪

     

    お申込はWEBからお願いします。

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  13. 5月3日、4日開催!【ファラオの娘】WS MINAMI先生担当

    皆様

    こんにちは!少し早いですがGWに開催するワークショップのお知らせです。

    前回開催して人気だったWSです。

    今回もお時間は120分と普段より長くとります。

    レッスン内で十分に習得可能です。

     

     

    担当はMINAMI先生です!

    https://labellefee.com/?pid=158509311

    『ファラオの娘バリエーション』

    5月3日(月祝) 16:10-18:10(120分) 桜木町スタジオ

    https://labellefee.com/?pid=158509602

     

    『ファラオの娘バリエーション』

    5月4日(火祝) 16:05-18:05(120分) 品川高輪スタジオ

     

    皆様のご参加をお待ちしてます♪

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  14. 入会金¥3000キャンペーン(2020年3月末まで)

    皆様
    こんにちは、バレゾナンスでは入会金が¥3000になるキャンペーンを
    開催中です。

    対象は全クラスです

    バレエ ¥10500→¥3000
    ストレッチ、ヨガ¥5400→¥3000

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  15. 5月30日からバレエフェス演目練習スタートします

    皆様
    こんにちは。本日5月30日から
    RENA先生のバレエフェスの演目が品川STにて
    20:00-スタートいたします。

    まだ間に合います!ご興味のある方ご参加お待ちしてます

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  16. 第7回バレエフェスDVD早割受付開始しました

    皆様

    こんにちは。https://labellefee.com/?pid=141424675

    毎年ご好評を頂いているバレエフェスDVD早割が始まりました。

    3月29日まで¥3000で販売してます。

     

    バレエフェスティバル(成果発表会)【2019.3.30(土)】
    のDVDです。

    ※横浜・品川・中目黒・秋葉原各スタジオ

    でもお受け取り出来ます。(備考欄にご記入ください)

    送料は別途です。発送基本的にはレターパックです。

    http://labellefee.com/?pid=97801297

    ★スタジオにてお引き取り希望の際には◆希望スタジオ◆の記載を御願い致します

    【商品のお渡し時期】
    出来あがりは本番後の約1-2ヵ月後です。

    出来次第順次発送いたします。

    3月29日まで\3000で購入可能です。

     

    #ballet #balllesonance

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バレゾナンス総合お問い合わせ:品川高輪教室代表電話:03-6450-3412受付時間:月曜-金曜12:00~20:00 土曜12:00~19:00 日曜10:30~19:00

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