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人気のヴァリエーション!キュートなキューピットについて知ろう!!

キューピットは発表会やコンクールで目にする機会の多いヴァリエーションの1つです。

見た目も可愛く、人気のあるヴァリエーションなので、踊ることを目標にしている方も多いかもしれませんね。

今回はキューピットが登場する演目やヴァリエーションの振り付け、難易度について紹介します。

キューピットを踊ってみたいという方は参考にしてみてくださいね!!

キューピットの登場する演目は!?その役柄についても徹底解説!!

コンクールや発表会で見かけることの多いキューピット。

しかし、一体なんの演目なのか、具体的にどんな役割を果たしている役柄なのか?意外と知らない場合も。

キューピットが登場する演目や役柄とその役割について紹介します!

『ドン・キホーテ』について

『ドン・キホーテ』はスペインの小説が元となっているクラシックバレエ作品。

タイトルにあるドン・キホーテも登場しますが、お話のメインは主人公のキトリとバジルが結婚するまでのドタバタ劇です。

ドン・キホーテはお話のメインではないものの、中世の騎士になりきっているという少しヘンテコな役です。

そんなドン・キホーテはお話の所々で、やらかしてくれます(笑)

ダイナミックでユニークなキャラクターたちが多く登場し、見終わったあとは、明るくハッピーな気持ちになれること間違いのない作品です。

『ドン・キホーテ』においてキューピットの役割とは

前述のバレエ演目『ドン・キホーテ』の第2幕「夢の場」に登場するキューピット。

キューピットといえば一般的には「恋のキューピット」とも言われるように恋愛を成就させるイメージがありますね。

『ドン・キホーテ』の中のキューピットの役割は、ドン・キホーテの夢の中の案内人のような役割を持っています。

風車を敵と勘違いし、立ち向かおうとして気絶してしまったドン・キホーテが夢の中で理想的な女性であるドルネシア姫と出会います。

その夢の中でドン・キホーテを導くのがキューピットなんです。

キューピットのヴァリエーションを詳しく知ろう!!

可愛いイメージのあるキューピットのバリエーションに憧れている方も多いですよね。

他のヴァリエーションに比べ、キャラクター性の高い役柄で個性が発揮できるヴァリエーションともいえます。

キューピットの振り付けや音楽、衣装などについて紹介します。

キューピットのヴァリエーションを踊ることを検討している方は参考にしてみてくださいね!

キューピットの音楽

比較的、難易度の高くないイメージのあるキューピットですが、実は音楽はアップテンポで短いので見た目よりも難しいのが事実です。

早いテンポの中でもしっかり膝やつま先を伸ばすといった足さばきやキューピットになりきることが重要です。

キューピットの振り付け

キューピットの音楽は前述の通り、アップテンポです。

振り付けは、その音楽に合わせ細かい足さばき、素早い移動、回転(移動しながらも!)、静止のポーズなどが多いヴァリエーションです。

また、ただ踊るだけでなくキャラクター性の高い役柄なので、キューピットの可愛さ、お茶目さも表現する必要があります。

素早い動きが多いので、お子さまや大人の方では小柄な方が踊りやすいでしょう。

テクニックに関しても難易度は低いものの、回転しながら移動するといったテクニックが必要です。

そのため、小柄で素早い動きが得意、回転が得意な方には向いているヴァリエーションといえるでしょう。

キューピットの衣装

キューピットは『ドン・キホーテ』第2幕の夢の場に登場します。

夢の場といえば幻想的な雰囲気ですよね。

そんな、夢の場に登場するキューピットの衣装は白く、丈の短いものが一般的です。

また、くるくるヘアーが可愛いカツラを被ることも多いです。

バレエの他のプリンセスや妖精といったチュチュを着る役柄とは違うキューピットは衣装の面からも個性的なキャラクターであることがわかりますね。

キューピットは初心者向け?初心者向けのヴァリエーション紹介

トゥシューズを履いたら憧れのヴァリエーションを踊ってみたいですよね。

トゥシューズでヴァリエーションデビューする方にオススメの初心者も踊れる、難易度の低めのヴァリエーションを紹介します。

キューピット

今回紹介したキューピットの踊りはキャラクター性が高い個性的な踊りでお子様からも人気があるヴァリエーションです。

振り付けの難易度も低めで、踊りの時間も短いです。

そのため初心者も挑戦しやすいヴァリエーションとなっていますが、曲のテンポが早いのでしっかり音に乗ることが重要です。

フロリナ王女

バレエ演目『眠れる森の美女』第3幕に登場するブルーバードと共に登場するのがフロリナ王女です。

エシャッペやパッセといった初歩的な動きが多いので難易度は低めとなっています。

しかしながら、初歩的なステップだからこそ膝やつま先を伸ばすといったことに目がいきます。

また、美しく軽やかに表現できないと単調な踊りになってしまうので表現力も必要なヴァリエーションです。

オーロラ姫(第3幕)

『眠れる森の美女』第3幕に登場するオーロラ姫のヴァリエーションです。

発表会やコンクールでも人気のヴァリエーションで、定番で有名なのでコンクール初挑戦の方も挑戦しやすいです。

難易度は低めなものの、最後にピケで一周するので最後まで体力のいるヴァリエーションとなっています。

まとめ

コンクールで見かける場合も小柄で身軽そうなキューピットが多い気がしますね。

小学校高学年といったトウシューズを履いてヴァリエーションデビューで踊るという方も多いようです。

キュートでお茶目なキューピットを踊ってみたいという方は、挑戦してみてくださいね!!

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