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6.252025
バレエ教室選びは最重要!?失敗しない!バレエ教室の選び方
大人も子どもも憧れの習い事といえばバレエではないでしょうか。
人気のある習い事であるだけに、数多くのバレエ教室が存在します。
どこのバレエ教室でバレエを始めるべきか迷ってしまうという人も多いかもしれませんね。
今回はバレエ教室の種類や選ぶ際のポイントなどを紹介します。
バレエ教室選びの参考にしてみてくださいね!
バレエ教室選びは最重要
バレエを習い始める上で重要なのは教室選びです。
現在、バレエ教室の数は多く存在し特色も様々です。
バレエを早く上達させるためには、自分に合った教室に通うこと。
しかし、数多く存在するバレエ教室の中から、自分に合ったバレエ教室を見つけるのは至難の技です。
先生の教え方やレッスンの雰囲気など、教室選びに役立つポイントがいくつかありますので紹介していきます。
バレエを習い始めたいと思っている方、教室を変更したいと思っている方は参考にしてみてくださいね。
意外と多い!?バレエ教室の種類
バレエ教室の種類は大きく分けて下記の3つに分けられます。
それぞれの特徴やメリット、デメリット、どんな人におすすめかを解説します。
個人運営のバレエスタジオ
個人が運営するバレエスタジオは先生が元バレリーナや有名なバレエ団で踊っていた経験がある場合も多く、本格的なレッスンを行なっている可能性が高いです。
その反面、個人の運営なので先生の考え方や方針が色濃い場合も。
自分の考えや方針と合わない場合は続けにくくなってしまいますので、可能な限り体験レッスンや見学をしてから入会した方がよいでしょう。
メリット
- 身近に存在し通いやすい
- 本格的なレッスンを受けられる
デメリット
- 先生の考え方や方針が合わないと続けづらい
- 引越しや進学などで環境が変わった際に通えなくなってしまう可能性が高い
- 親の手伝いが必要な場面が多く、教室と保護者が密接なことがある
こんな人におすすめ
通いやすい教室で、本格的なレッスンを受けたい。
好きな先生、尊敬する先生に習いたい。
バレエ団付属のバレエスタジオ
日本のバレエ団のほとんどは、バレエダンサーを養成するためにバレエスクールの運営を行なっています。
現役のバレエ団所属ダンサーにレッスンしてもらえたり、筋がいいと認められた場合は、小さい頃からバレエ団の子役として本格的な舞台に立てる可能性もあります。
また、プロのバレエダンサーがレッスンしているお稽古場を使用することもあり、設備が充実している面も魅力。
それぞれのバレエ団に個性がありますので、まずは舞台を見に行って、好きなバレエ団のレッスンに通うというのもいいですね。
メリット
- プロのバレエダンサーに教えてもらえる
- 本格的な舞台(バレエ団の本公演等)に立てる可能性がある
- 広い場所やバー、鏡といった設備が充実した場所でレッスンできる
デメリット
- ほとんどの場合、バレエ団の本拠地・都市部でのレッスン開催のため地方の場合は通いにくい(個人運営に比べて身近ではない)
- 他に比べ月謝や発表会費用が高額な場合がある
- 入会の際にオーディションがあり、誰でも入会できる訳ではない
こんな人におすすめ
憧れのバレエ団でレッスンをしてみたい人。
プロのバレエダンサーに教えてもらいたい人。
配役の際にはオーディションがあるかもしれませんが、小さい頃から本格的な舞台に立てるのはよい経験ですね。
カルチャースクール
カルチャースクール内で開催されているバレエレッスンの魅力は、なんといっても気軽に通えることです。
入門や初級といった初心者向けのレッスンも多く、レベル分けがしっかりされているのも特徴です。
しかしながら、他の習い事のレッスンも開催されているため、バレエのレッスンが曜日で固定されていたり、開催数が少ない場合も。
3ヶ月や半年単位で生徒募集を行なっていることも多く、自分の始めたいタイミングでバレエを習えないということもあるようです。
メリット
- 気軽に通える
- 初心者も安心
- レベル分けがしっかりされていて自分のレベルに合わせやすい
デメリット
- スタート時期が限られている
- お月謝を3ヶ月分一括で支払うというところが多い(途中で辞められない)
こんな人におすすめ
とにかく気軽にバレエを始めたい人。初心者向けレッスンから始めたい人。
まずはカルチャースクールから始めて、本格的に習いたくなったらバレエスタジオに移るというのもいいですね。
失敗しないために!バレエ教室を選ぶ際のポイント
一度通うと決めたバレエ教室を変更することは、また新たな労力となってしまいますよね。
できれば教室選びを失敗したくないという人がほとんどだと思います。
あらかじめポイントを知っていれば、バレエ教室選びに失敗しない可能性が高まります。
バレエ教室選びのポイントについて紹介しますので、参考にしてみてください。
先生の経歴や方針
現在の日本ではバレエの先生になること、バレエ教室を運営することに資格は必要ありません。
そのため、バレエ教室を選ぶ際に参考にしたいのはバレエの先生の経歴です。
ほとんどのバレエ教室が先生の経歴を公開していますので、コンクールの受賞歴や海外留学経験、バレエ団所属歴などをチェックしてみましょう。
ある程度、バレエのプロとしての経歴がある方が本格的なレッスンを受けられる可能性が高いでしょう。
また、先生の方針は師事していたバレエ団やバレエ講師により受け継がれている場合もありますので併せてチェックしてみましょう。
教室の設備
バレエのレッスンをする際に必要なのは、木材の床かリノニウム素材の床です。(足に負担のない素材の床)
フローリングの床や体育館の床のような場所は、バレエをするのには滑りやすくあまりおすすめできません。
また、バレエのレッスンには鏡とバーも必要です。
鏡は全身が見えるもの、バーは二段(大人用と子ども用)が用意されている設備が最適です。
レッスン料金やその他にかかる費用
「バレエはお金がかかる」というイメージを持っている人も多くいるかもしれませんね。
そのため、実際に通うことになった場合にどのくらいの費用がかかるのかを知る必要があります。
バレエに必要な費用は
- 入会金(教室により異なる)
- レッスン料(ほとんどの場合はお月謝制)
- レオタード、タイツ、バレエシューズなどレッスンに必要なアイテム
- 発表会費
発表会は毎月あるようなものではありませんが、年に1回や何年かに1回というように教室によって頻度は様々です。
費用の面でも教室によって異なるのであらかじめ確認できるといいですね(先生に聞きにくい場合は、実際に通っている方に聞いてみるという手も・・。)
通っている生徒の雰囲気やレベル
実際に通っている生徒の雰囲気やレベルはかなり参考になります。
自分が通った際にも先生のいう通りにしていれば、同じくらいのレベルになれるかもしれないからです。
また、通っている生徒のスタイルにも注目してみましょう。
正しいレッスンをしていれば足が太くなることはないので注意が必要です。
体験レッスン
先生の教え方や他の生徒のレベルを知るには体験レッスンを受けてみるに限ります。
見ているのと実際にやってみるのとでは感じ方も異なるためです。
先生との相性がいいかもチェックしてみましょう。
バレエはいつから始めるのが最適?
バレエを始める年齢で多いのは3歳から5歳くらいが多く、3歳くらいからを対象にしたクラスも多くあります。
3歳より小さい子向けのクラスもありますが、バレエというよりはリトミック要素の多いレッスン内容になっている場合がほとんど。
5歳以上から始めても何も問題はありません。
やりたいと思った時から、ぜひ始めてみてくださいね。
まとめ
一旦バレエ教室に通い始めたら長く通いたいですよね。
通い始めると、ただ通うだけでなく上達したい、発表会などの舞台経験も積みたいと目標ができてくるはずです。
特に子どもの場合、無限の可能性を秘めていますので、バレエをやってみたいという気持ちがあれば、その子に合った教室を見つけてあげることから始めてみてください。きっと楽しく通えるはずです。
みなさんが自分に合った教室、先生に出会えることを願っております。
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6.252025
いつから履ける?憧れのトゥシューズについて知ろう!
バレエを始める方にとってトゥシューズを履くことは憧れですよね。
トゥシューズが履きたくてバレエを始めたという方も多いのではないでしょうか。
バレエといえばトゥシューズのイメージがありますが、実はいきなり履けるものではないんです。
今回は実際にトゥシューズを履くのに適した年齢や条件、履くことになった際に必要なアイテムまで紹介します。
トゥシューズについて知りたい方は参考にしてみてくださいね。
トゥシューズとバレエシューズの違い
バレエシューズは、つま先で立たずに行うバーレッスンやセンターレッスンで使用します。(本番の踊りで履くこともあります)
トゥシューズの場合は、つま先で立って踊ります。
トゥシューズの先端は平らになっていて、足先の部分と靴底部分が硬くなっているため、つま先で立つことができます。
トゥシューズは、点で立つという意味から「Pointe(ポワント)」とも呼ばれています。
誰でも履くことを許されていますが、トゥシューズで立つためには、足首や足指の筋力、バランス感覚も必要なので、バレエ上級者向けのシューズといえるでしょう。
トゥシューズを履けるのはいつから
トゥシューズを履く時期について、実は明確に「バレエを始めて何年で履ける」、「何歳から履ける」ということは決まっていません。
個人がバレエの基礎を身につけるスピードや、身体の成長具合は人ぞれぞれだからです。
明確に決まっていないものの、トゥシューズを履くのに適した年齢や条件は存在します。
トゥシューズを履くのに適した時期や年齢について詳しく紹介します!
「トゥシューズを履く」ということを目標にしている方は参考にしてみてくださいね。
長く踊るためには早過ぎない方がいい!
「トゥシューズ いつから」などとネットで検索すると、小学校4年生(10歳くらい)からが平均的な年齢の目安だと出てきます。
実際にYou Tubeやコンクールなどで、9歳から10歳の子がトゥシューズを履いてヴァリエーションを踊っているのを見かけますよね。
世界に比べて、日本は少しトゥシューズを履くのが早い傾向にあります。
しかし、最近ではトゥシューズを履く時期が早すぎると、将来的に怪我に繋がる可能性が高いのではないかといわれ始めました。
子ども時代の骨は、鼻や耳のような軟骨が多い状態です。
そのため、骨が柔らかく外からの力が加わると変形してしまう可能性もあるのです。
骨が十分に成長してからトゥシューズを履くことが望ましいでしょう。
トゥシューズを履くのに適した年齢
前述の通り10歳以下の子どもがトゥシューズを履くのは怪我に繋がってしまうリスクが伴います。
では、トゥシューズを履き始めるのに適した年齢は何歳くらいなのでしょうか。
人間の骨は生まれてから大人になるまでに、固さや質が変化します。
一般的に骨が固まり始めるのは10歳くらいからといわれています。
また、女性は生理が始まってから2〜3年で骨が完成するということも一つの目安です。
若手ダンサーを支援するコンクール、YAGPの創設者であるメリッサは「11歳まではトゥシューズを履かなくてもいい」と語っています。
骨が完全に成長するであろう、11歳以上がトゥシューズを履くのに適した年齢といえます。
憧れのトゥシューズを履くために、たくさん練習したい気持ちもあるかもしれませんが、大好きなバレエを長く踊るためには焦らず、やり過ぎない・スローダウンするということも大切です。
トゥシューズを履くための条件
トゥシューズを履くのには資格はなく、誰でも履くことが許されています。
しかし、実際に履くためには基礎やトレーニングが必要です。
では、どのような条件が揃っていればトゥシューズを履くことができるのか具体的な条件を紹介します。
※条件を満たしているかどうかは先生が判断する場合がほとんどです。
トゥシューズを履くのに必要な筋力
トゥシューズを履くことは、つま先で立つこと。
しっかりと膝を伸ばした状態で履くには腹筋や背筋、体幹が備わっていなければなりません。
それらの筋力を使って身体を引き上げ、体全体もコントロールする必要があります。
身体を引き上げる力・安定した軸
例えば3回転回るためには、しっかり1回転回って降りてくることができるかが重要です。
そのためには身体をしっかり引き上げ、安定した軸をつくる必要があります。
肩を下げて、背骨を天井に向かって伸ばすイメージで身体を引き上げることはバレエの基礎でもありますね。
トゥシューズを履くためにはバレエの基礎がきっちりできていることが重要です。
足首の柔軟性
トゥシューズを履く際に足首の柔軟性は不可欠です。
(足首が柔らかすぎる場合は負担がかからないように身体を最大限引き上げる必要があります)
足は繋がっているので、足首の強化は股関節の柔軟性にも繋がります。
怪我を防止するためにも、柔軟性を上げましょう。
体重管理
トゥシューズを履いた際には足首やつま先に全体重がかかります。
そのため体重がありすぎると怪我の原因になることも・・。
痩せ過ぎは身体によくありませんが、身体に負担のかからない体重を維持することもバレエを踊る上で必要です。
トゥシューズを履くことになったらすること
トゥシューズを履くタイミングはほとんどの場合、自己判断ではなくバレエの先生が判断してくださいます。
※自己判断で勝手にトゥシューズを履いてしまうと怪我にも繋がってしまう恐れがありますので注意しましょう。
念願のトゥシューズを履くことになったら、必要なものを準備しましょう。
また、準備をするタイミングも重要です。
ここではトゥシューズを履くのに必要なものと準備はいつからが最適かを紹介します。
※先生が指定する場合もあるので、その場合は先生に従ってくださいね。
トゥシューズを履くのに必要なアイテム
- トゥシューズ自体
- トゥパッド(つま先を衝撃から守ります)
- ゴム(かかとが脱げてしまうのを防ぎます)
トゥシューズの種類にもよりますが、3点で9,500円から11,500円くらいで揃えることができます。(チャコットの場合)
※これらは全てトゥシューズの履き心地、踊りやすさを左右しますのでお店で試着するのがおすすめです。
※教室によっては先生が見てくださります。
トゥシューズをフィッティングする時期
トゥシューズはバレエシューズと異なり、足を支えるためにぴったりのサイズを選びます。
そのため、フィッティングの時期が早すぎると実際履く時に小さいという場合も・・。
フィッティングするのに最適な時期はトゥシューズレッスンが始まる2〜3週間くらい前がオススメです。
トゥシューズのフィッティングに行ってみよう
自分に合ったトゥシューズを選ぶことは初めての場合は難しい場合もあります。
初めてトゥシューズを選ぶ際は必ずバレエ専門店のスタッフやバレエの先生といった専門家にトゥシューズを履いた状態を確認してもらいましょう。
実際に履いて踊っているうちに「ソールの硬さ、柔らかさ」など自分の好みが分かってくるので、その際も先生やお店のスタッフに相談すると良いでしょう。
まとめ
憧れのトゥシューズを早く履きたい!という気持ちはバレエレッスンのモチベーションにもなりますよね。
今回紹介した年齢より低い方も、焦らずにレッスンを続けてみてください。
適齢期を過ぎているのにまだ履けないという方もバレエの基礎がきちんとできていれば、いずれ必ず履けるようになります。
基礎をしっかり身につけることが、トゥシューズへの近道です。
諦めずに頑張ってみてくださいね。
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6.252025
バレエレッスンの必需品!自分に合うバレエシューズの選び方
バレエのレッスンに欠かせないのがバレエシューズですよね。
どんなプロのバレリーナもバレエシューズを履いてレッスンを始めます。
自分の足にぴったり合ったバレエシューズを見つけることがレッスンの第一歩。
今回はバレエシューズの種類や選ぶ際のポイントなどを紹介します。
バレエシューズとは
バレエといえばトゥシューズを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、バレエのレッスンでまず初めに履くのはバレエシューズです。
バレエシューズは履くと素足のような感覚で床を感じることができ、なおかつ素足よりも自由に踊ることができるので、バレエレッスンに欠かすことができません。
自分に合ったサイズやフィット感があるものを履くことで、つま先が綺麗に見え踊りやすくなるので、バレエシューズ選びは重要です。
下記にバレエシューズの種類や、選ぶ際のポイントを紹介します!
これからバレエを始める方、自分に合ったバレエシューズを探している方は参考にしてみてください。
バレエシューズの種類
バレエレッスンの必須アイテムであるバレエシューズですが、素材や形、ブランドとその種類は様々です。
バレエシューズの種類の特徴や価格、メリットとデメリットを1つずつ解説していきます!
バレエシューズの素材
バレエシューズの素材は下記の3つです。
- 布(キャンバス地)
- 革(レザー)
- 布&革(キャンバズ地とレザーのコンビネーション)
布のバレエシューズ
バレエシューズに用いられているキャンバス地の多くは、コットンとポリウレタンの混紡で伸縮性があります。
ブランドやメーカーによって違いはありますが、生地が厚手・薄手・ストレッチの効いたもの3種類が基本です。
特徴として、厚手のものは足を保護している感が強く、薄手のものは足に密着しフィット感があり、ストレッチの効いたものは足(つま先や足裏等)を動かしやすいのが特徴。
価格 1500円〜2000円代
メリット
- 通気性が良い
- フィット感がある
- 革に比べて軽い
- 洗濯できなくもない
(バレエシューズは基本的に洗濯不可なことが多いですが、自己判断で洗えなくはないです)
デメリット
- レザーに比べ耐久性が弱い
- 汚れやすい
革のバレエシューズ
柔らかな革のシューズは足を保護している感が強く、耐久性に優れています。
その反面、厚みがあるので床を感じにくく、足を動かしにくいという特徴も。
通気性もキャンバス地より劣るため、足裏のみキャンバス地を用いているものもあります。
履けば履くほど足に馴染んでくるので、長く愛用したいという方にはオススメです。
価格 2500円〜(布製のプラス1000円ほどのものがほとんど)
メリット
- 耐久性がある
- 足あたりが優しい
- 履いているうちに足に馴染む
デメリット
- 通気性・吸水性は低い
- 布製に比べ高価なものが多い
- 洗濯不可
布&革のバレエシューズ
つま先部分が革で残りの部分が布となっているものが多く、前皮バレエシューズと呼ばれているものもあります。
最大の特徴は革と布の良いところを併せ持っていること。
単一素材のシューズに比べ、製造しているメーカーが少なめですが、前皮バレエシューズはチャコットシルビアでも販売されています。
価格 3500円程度(布と革の間くらいのお値段なことが多いです)
メリット
- 布と革のいいとこ取りで耐久性、通気性がある
デメリット
- 洗濯不可(革を含むため)
- 布と革の境目に違和感を感じる場合もある。
バレエシューズの形
バレエシューズのソール(靴裏部分)はフルソールとスプリットの2種類あります。
それぞれの特徴を解説します。
フルソール
足裏のソール部分に足指の付け根あたりから、かかとまで1枚のソールが貼られています。
立つ際に安定感があり、クッション性も◎
バレエでは足裏で床を感じることが大切なので、足裏の感覚を養うために適していることからメーカーが子どもや初心者の方へ推奨している場合も多いです。
スプリット
足裏のソール部分が足指の付け根部分とかかと部分の2箇所に分かれています。
土踏まずの真ん中あたりにソールがないので、つま先が伸ばしやすく動かしやすいという特徴があります。
ソール部分が少ないことでやや安定性には欠けますが、上級者にとっては安定性を補う訓練(足裏の訓練)になります。
バレエシューズのブランド
バレエシューズには日本のブランドや海外のブランドがあり、代表的なブランドは下記の通りです。
日本のブランド
日本のブランドのバレエシューズは日本人の足に合うように作られたものが多く、好みのシューズを見つけやすい傾向にあります。
- チャコット・・・日本のメーカーらしい質の良さが特徴です。
バレエ用品といえばチャコットを思い浮かべるという人も多いはず。 - シルビア・・・バレエ用品をはじめとするダンス用品を多く取り扱っています。
シルビアオリジナルの製品も多数あります。
海外のブランド
海外製のものは色や形、サイズが豊富な場合が多いです。
- Sansha(サンシャ)・・・フランスのメーカーで日本でも手に入りやすいものが多い。
- Capezio(カペジオ)・・・アメリカの老舗メーカーでレオタードなどのウェアも人気があります。
- Grishko(グリシコ)・・・ロシアの有名なメーカーでトゥシューズを愛用している人も多いです。
バレエシューズを選ぶ際のポイント
バレエシューズには様々な種類があり、自分の足に合ったものが分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、バレエシューズを選ぶ際のポイントについて紹介します。
バレエシューズのサイズ
バレエシューズのサイズの測り方は、スニーカーやサンダルといった普段履いている靴とは異なります。
測り方は壁にかかとを付けて、かかとから1番長い指までを測ります。
左右差がある場合は長い方を選択しましょう。
そして、バレエシューズのサイズ選びをする際は実寸より0.5cm〜1.0cm大きいものを選びます。
(例)
実寸15cmの場合は15.5cmまたは、16cmを選びましょう。
※可能であればお店で試着してみましょう。
バレエシューズの幅
バレエシューズは幅(ワイズ)を選べるものもあります。
この幅とは足の親指と、小指の付け根にある骨の出っ張りをぐるりと囲ったサイズです。
チャコットの場合は、幅が普通のものはD幅、広めのものはE幅と呼ばれています。
試着の際に合わないと感じる際は、幅も調整してみましょう。
バレエシューズを長く履くためのお手入れ方法
バレエシューズはレッスン時に毎回履くものなので消耗品ではあるのですが、できることなら長く履きたいという方も多いでしょう。
基本的には洗濯できないものが多いですが、汚れてしまった時や中敷が剥がれた際などの対処法を紹介します。
バレエシューズが汚れてしまったとき
革製の場合は柔らかい布に革用のクリーナーを少量こすります。
そして、固く絞った布で全体を拭き、陰干ししよく乾かします。
足は汗をかきやすいのでレッスン後はシューズ袋から出して風通しの良い場所に干すことで、匂いやカビの原因を防ぐことができます。
日頃からお手入れすることでバレエシューズを長持ちさせることができるでしょう。
中敷がはがれてしまったとき
足裏の感覚を感じやすくするためにバレエシューズの中敷きを外して使用する人もいるため、もともと中敷は外しやすい仕様になっています。
意図せず中敷が外れてしまった場合は、一旦、中敷を全部剥がし布用のボンドで付け直しましょう。
まとめ
バレエシューズはバレエに欠かせない必須アイテムです。
自分に合ったものを選ぶことが、上達への早道となります。
バレエのレッスンでは使い込んだシューズを履いている人を見かけることがあります。
使い込まれたシューズはレッスンをたくさん頑張った証です。
自分に合ったバレエシューズをみつけ、レッスンに励んでくださいね。
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