男性バレエダンサー

  1. 何を着て踊るの?男性バレエダンサーの衣装を徹底解説!!

    初めてバレエの公演を観た方の中には、男性バレエダンサーは舞台でなぜタイツを履くのか?気になった方は多いでしょう。

    意外と奥が深い男性バレエダンサーの衣装について紹介していきます!

    バレエの公演を観て男性バレエダンサーの衣装が気になっていたという方はチェックしてみてくださいね!!

    男性バレエダンサーはどんな衣装を着るの?タイツ着用の理由も解明!

    男性のバレエダンサーといえばタイツを履いているイメージが強いですよね。

    男性用の舞台衣装はどのようになっているのか、タイツ着用の理由についてチェックしていきましょう!!

    男性バレエダンサーの衣装について

    女性バレエダンサーの衣装といえばチュチュですが、男性バレエダンサーの場合は短いトップスにタイツが定番の舞台衣装です。
    演目や役柄によって舞台衣装は異なり、意外とバリエーションが豊かです。

    タイツのカラーはトップスとコーディネートされ、トップスに合ったカラーが着用されています。

    タイツを着用する理由

    男性バレエダンサーといえばタイツですよね。

    男性バレエダンサーの衣装にタイツが定着した大きな理由は「動きやすい」ことと「足さばきを美しく魅せられる」ことです。

    バレエの生みの親であるルイ14世の時代には、高貴な身分の男性はタイツに短いズボンをはいていました。

    また、それ以前のルネッサンス期のイタリアではバレエの王子の衣装のような、短い上着にピタッとしたタイツのようなものをはいていたこともあり、バレエでは短い上着ぎにタイツという舞台衣装のスタイルが定着したとともいわれています。

    男性バレエダンサーは何を履いて踊る?

    女性バレエダンサーはトゥシューズを履いて踊ることは有名ですが、男性はどうでしょうか?

    バレエの舞台で男性バレエダンサーが履いているシューズについて紹介します。

    男性バレエダンサーは何を履いて踊るのか

    女性のバレエダンサーはトゥシューズを履いて踊りますが、男性バレエダンサーの場合はバレエシューズを履いて踊ります。

    基本的に衣装のタイツと同じ色の白や黒といったカラーのバレエシューズで舞台に立つことが多いです。

    タイツのカラーによっては舞台用に特別に用意することもあるので、バレエシューズも衣装の中の一つのような役割を果たしています。

    男性バレエダンサーがトゥシューズを履いて踊る演目

    基本的に男性バレエダンサーは舞台でバレエシューズを履いて踊りますが、中には例外的な演目もあります。

    男性バレエダンサーがトゥシューズを履いて踊る演目についてチェックしていきましょう!

    『シンデレラ』の義母役

    バレエ演目『シンデレラ』では意地悪なシンデレラの義母が登場しますが、男性バレエダンサーがトゥシューズを履いて演じることもあります。

    コミカルな演技をして踊るので会場で笑いが起きたり、シンデレラの義母役のシーンを楽しみにしている方も多いです。

    『シンデレラ』の見所の一つといっても過言ではないでしょう。

    『眠れる森の美女』のカラボス役

    『眠れる森の美女』のカラボスはプリンセス オーロラに呪いをかける悪役です。

    女性が演じることもありますが、バレエ団や演出によっては男性バレエダンサーが演じることもあります。

    カラボス役の方が美人だなと思っていたら男性だったということも、まれにあるようです(笑)

    演目・役柄別男性バレエダンサーの衣装の特徴

    男性バレエダンサーの衣装は役柄によって異なります。

    役柄によってどのような衣装を着用するのか詳しくみていきましょう!!

    王子役

    バレエの演目で男性バレエダンサーが演じる役で多いのが王子役です。

    王子が登場する演目や衣装の特徴について紹介します!

    王子が登場する演目

    世界三大バレエの『白鳥の湖』、『眠れる森の美女』、『くるみ割り人形』に王子が登場する他、『シンデレラ』にも登場します。

    王子役衣装の特徴

    王子は貴族であるため、ゴールドの刺繍が入ったものや首元にフリルやリボンがついた豪華なトップスの衣装を着ることが多いです。

    また、タイツのカラーも白が定番となっており

    ※バレエ団や演目によって異なる場合があります。

    村人役

    王子役の次に多いのが村人役です。

    村人が登場する演目や衣装の特徴について紹介します!

    村人が登場する演目

    村人といっても『ドン・キホーテ』のバジルや『ジゼル』のアルブレヒト(実は貴族)といった主役を演じる村人役もあります。

    村人役衣装の特徴

    村人役の衣装のトップスはブラウスにベスト、トップスに合ったカラーのタイツであることが多いです。

    貴族である王子よりは豪華ではないかもしれませんが、ベストにベロア生地が使用されているなどバレエの舞台らしい上品で華やかです。

    『ドン・キホーテ』のバジル役は舞台がスペインなので闘牛士のようなイメージの衣装となっています。

    タイツのカラーは茶色や緑といったものが村人役が着用するもので多いです。

    海賊役

    男性バレエダンサーが多く登場しメインで活躍する演目『海賊』。

    海賊が登場する演目や衣装の特徴について紹介します!

    海賊が登場する演目

    『海賊』はバレエ作品では珍しくオリエンタルな雰囲気をまとっています。

    そのため衣装も他の演目とは異なり、短いトップスにタイツ姿とは異なる場合が多いです。

    海賊役衣装の特徴

    海賊役衣装の最大の特徴はタイツではなく、パンツスタイルであることです。

    また、トップスはなしか、素肌にベストといったワイルドな雰囲気であることが多いです。

    頭飾りに羽がついているのも海賊役の衣装の特徴です。

    まとめ

    男性バレエダンサーの衣装といえばタイツというイメージでしたが、多くのバリエーションがあり役柄の特徴を表現していることがわかりますね。

    上演するバレエ団や演出によっても個性が出るバレエの舞台衣装。

    バレエの舞台を観る際は男性バレエダンサーの衣装にも注目してみてくださいね!!

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  2. バレエの舞台に必須!?男性バレエダンサーについて知ろう!!

    今やバレエスタジオはたくさんありますが、やはり男性より女性の方がバレエ人口が多いのが事実です。

    そのためバレエを習っていても男の子や男性バレエダンサーが、まわりにいないという方も多いでしょう。

    今回は数は少ないですが、バレエの舞台に必須の存在である男性バレエダンサーの気になるレッスンや舞台について紹介します。

    女性ダンサーとの違いはある?男性バレエダンサーのレッスンについて

    数自体が少ないので謎の多い男性バレエダンサーですが、レッスンにおいて女性との違いはあるのでしょうか?

    男性バレエダンサーのレッスン着やレッスン内容について紹介します。

    男性バレエダンサーのレッスン着

    バレエのレッスンで女性の場合はレオタードにタイツ、バレエシューズが基本ですよね。

    男性の場合はどうでしょうか?

    男性バレエダンサーのレッスン着について紹介します。

    バレエ用のTシャツ

    男性の場合は※レオタードは着用しないので、トップスとボトムスが別れているスタイルがほとんどです。

    そのため、トップスはバレエ用のTシャツを着ている方が多いようです。

    バレエ用のTシャツは普通のTシャツに比べて厚手で、色は白・黒・グレーなどが定番の色になっています。

    また、バレエ用ではなくても、身体のラインがわかりやすい野球で着るアンダーシャツをレッスン着にしている方もいます。

    ※男性がレオタードを着ることはありませんが、レオタードの太もも部分までつながったようなユニタードを着ることはあります。

    男性用バレエのタイツ

    前述のバレエ用のTシャツにバレエ用タイツを合わせる方が多いです。

    男性用のタイツは女性用のものに比べて厚手になっています。

    色はTシャツと同様に白・黒・グレーなどがあり、黒いタイツが定番のスタイルとなってます。(海外ではグレーのタイツが指定のバレエ学校などもあります)

    また、タイツ以外のボトムスで着用されているのはレギンスです。

    長さも、その方の好みにもよりますが膝上や3部丈ほどのものが着用されています。

    男性用バレエシューズ

    女性の場合はベージュのバレエシューズが定番となっていますが、男性はどうでしょうか?

    男性の場合はタイツの色に合わせ、黒いバレエシューズを履く方が多いです。

    しかし、女性と同様にベージュで履く方もいます。

    履き方もタイツを着用し履く場合と素足で履く場合も。

    自身が履き心地が良い、レッスンしやすいものがベターでしょう。

    男性バレエダンサーのレッスン内容

    舞台上で男性バレエダンサーを見る機会はありますが、なかなかレッスンを見れる機会は少ないですよね。

    男性のバレエレッスンは基本的には女性と同じことが多いです。

    バレエの基礎は同じなので、バーレッスンをしてセンターレッスンを行います。

    異なる点はセンターレッスンで基本的には女性と同じ動きをしますが、ジャンプやターンといった男性特有の動きを取り入れる場合もあります。

    普段のレッスンとは別に男性特有の動きに特化したボーイズクラスがあったり、舞台のレッスンではパ・ド・ドゥやヴァリエーションの練習を行うこともあります。

    気になる衣装や役柄は!?バレエの舞台でのバレエダンサーについて

    女性の場合、バレエの舞台衣装といえばチュチュですよね。

    男性の場合はどのような衣装を着るのでしょうか?

    また、男性はバレエの舞台においてどんな役柄があるのかについて紹介します。

    男性バレエダンサーの衣装

    男性のバレエ衣装といえばタイツですよね。

    男性がバレエの舞台でタイツを履くのは「動きやすく、足さばきを美しく見せることができる」からというのが大きな理由です。

    バレエの生みの親と言われているルイ14の時代には高貴な身分の男性はタイツに短いズボンを履いていました。

    また、それ以前のルネッサンス期のイタリアでは男性バレエの衣装のような短い上着にぴったりしたタイツを履いていたので、その名残が男性バレエダンサーが着用する衣装になったといわれています。 

    男性バレエダンサーの役柄

    女性が主役である演目が多く女性メインの役柄が多いバレエですが、バレエの舞台に男性バレエダンサーは欠かせません。

    男性バレエダンサーの役柄について紹介します。

    役柄①王子様

    バレエ演目の主役で多いのがお姫様ですよね。

    お姫様には王子様が必須なので、バレエの演目には王子様も多く登場します。

    王子様が登場するバレエ演目は下記の通りです。

    ・『白鳥の湖』ジークフリード王子

    ・『眠れる森の美女』デジレ王子

    ・『くるみ割り人形』コクリューシュ王子(金平糖の精と踊ります)

    ・『シンデレラ』王子

    王子様の名前はバレエ団や上演される国によって異なる場合もあります。

    そういった演出の違いもバレエ公演を楽しむ楽しみの1つですね。

    役柄②村人

    王子様の次に多いのは村人の役です。

    村人といってもお話の主役であることが多いです。

    男性ダンサーが演じる村人は下記の通りです。

    ・『ドン・キホーテ』バジル

    ・『ジゼル』ロイス(実は貴族のアルブレヒト)

    ・『コッペリア』フランツ

    ・『ラ・シルフィード』ジェームズ

    役柄③その他

    王子様や村人以外には海賊やおとぎの国のブルーバード、主役の友人役などがあります。

    王子様や村人以外のその他の役柄は下記の通りです。

    ・『海賊』コンラッド(海賊の領主)/ビルバント(コンラッドの友人)/アリ(コンラッドの忠臣)

    ・『眠れる森の美女』ブルーバード(フロリナ王女と共にパ・ド・ドゥを踊ります)

    ・『ドン・キホーテ』エスパーダ(闘牛士)

    ・『白鳥の湖』王子の友人

    ・『眠れる森の美女』4人の王子候補

    有名な男性バレエダンサーはやっぱりあの人!?日本と海外のバレエダンサーを紹介!!

    圧倒的に女性の方が多いバレエ人口ですが、有名な男性バレエダンサーも数多くいらっしゃいます!

    日本と海外の有名男性バレエダンサーを紹介します!

    日本の有名な男性バレエダンサー

    日本の有名な男性バレエダンサーをベテランから現在人気があり有名な方まで紹介します。

    現役で活躍されている方もいますので、バレエの舞台を観に行く際は注目して観てくださいね!!

    ※他にも活躍されている男性バレエダンサーは多くいらっしゃいます!

    今回は特に人気がある有名な方を紹介しています。

    熊川哲也さん

    バレエをしていない人でも名前を知っているほど有名なバレエ界のスターといえば熊川哲也さんですよね。

    熊川さんは10歳よりバレエを始め、1989年ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の1位に輝きました。

    そして、東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団を果たすという快挙も。

    同バレエ団で1993年からプリンシパルとして活躍し、1998年にバレエ団退団後にKバレエカンパニーを創立しました。

    2012年よりBunkamuraオーチャードホール芸術監督も務めています。

    山本 雅也さん

    バレエ団「K-BALLET TOKYO」でプリシンパルを務めるのが山本雅也さんです。

    山本さんは石川県生まれで、4歳よりバレエを始められました。

    2010年にオーストラリアン・バレエ・スクールに留学し、2013年にはローザンヌ国際バレエ・コンクール第3位、プロ研修賞を受賞しました。

    同年にはロイヤル・バレエの研修生となり、2014年11月にKバレエ カンパニーに入団。

    2016年11月にソリスト、2017年に9月ファースト・ソリスト、2018年9月にプリンシパル・ソリスト、2020年1月プリンシパルに昇格を果たしています。

    現在も「K-BALLET TOKYO」の数多くの演目で主役を演じ人気がある男性バレエダンサーです。

    福岡雄大さん

    福岡雄大さんは大阪府出身で「ケイ·バレエスタジオ」で矢上香織さん、久留美さん、恵子さんに師事していました。

    2000年NBA全国バレエコンクール·コンテンポラリー部門第1位、03年こうべ全国洋舞コンクール・バレエ男性シニアの部第1位、08年ヴァルナ国際バレエコンクールシニア男性部門第3位、09年ソウル国際舞踊コンクール· クラシック部門シニア男性の部優勝などの輝かしい受賞歴があります。

    2003年には文化庁在外研修員としてチューリッヒ·ジュニアバレエ団に入団し、ソリストとして活躍しました。

    2009年に新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。

    『ドン·キホーテ』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『火の鳥』、バランシン『アポロ』、ビントレー『パゴダの王子』、ウィールドン『不思議の国のアリス』ほか数々の作品で主役を踊り、2012年にプリンシパルに昇格されました。

    現在も数々の主役を演じる、日本を代表する男性バレエダンサーです。

    海外の有名な男性バレエダンサー

    海外の有名な男性バレエダンサーをベテランから現在人気があり有名な方まで紹介します。

    海外の方々ですが、来日されることもありますので、ぜひ、注目してみてくださいね!!

    ※他にも活躍されている男性バレエダンサーは多くいらっしゃいます!

    今回は特に人気がある有名な方を紹介しています。

    ウラジミール・マラーホフさん

    ウクライナ出身のマラーホフさんは4歳でバレエを始め、10歳のときモスクワのボリショイ・バレエ学校に入学しました。

    卒業後の1986年にモスクワ・クラシック・バレエ団に入団し、最も若いプリンシパルとなります。

    同年にはヴァルナ国際バレエコンクールで金賞、1989年モスクワ国際バレエコンクールで金メダルを受賞しています。

    1991年にはロシアを離れ、1992年にウィーン国立歌劇場バレエ団のプリンシパルとなりました。

    1994年にはカナダ国立バレエともプリンシパルとして契約し、1995年にはメトロポリタン歌劇場でのアメリカン・バレエ・シアター公演を機に、同バレエ団のプリンシパルに。

    2002年、ベルリン国立歌劇場バレエ団の芸術監督に就任。

    2004年にはベルリンの3つの歌劇場の統合により新設されたベルリン国立バレエ団の芸術監督に就任しました。

    2013-14年シーズンをもって退任し、2014年8月より東京バレエ団のアーティスティックアドバイザーに就任。

    振付家としても活躍し、現在も自ら出演することもあるベテランバレエダンサーです。

    日本でも踊ることがあるので、観るチャンスがあれば必見のバレエダンサーです!!

    ジュリアン・マッケイさん

    アメリカのモンタナ州出身で、当時外国人最年少の11歳でボリショイ・バレエ・アカデミーに入学を果たしました。

    米国人として初めてフル・ディプロマを取得し卒業。

    在学中にはローザンヌ国際バレエコンクールやユース・アメリカ・グランプリ等、5つの国際コンクールで立て続けに入賞しています。

    2015年ローザンヌでプロ研修賞を受賞ののち、英国ロイヤル・バレエ団に研修生として入団し、同年ミハイロフロスキー劇場バレエに入団しました。

    2020〜2022年にはサンフランシスコ・バレエ団にプリンシパルとして在籍し、2022年9月よりバイエルン国立バレエにてプリンシパルを務めています。

    来日することも多く、日本では「K-BALLET TOKYO」の人気作品にゲスト出演することも多いです。

    甘いマスクで人気が高く、ファンサービスも親切に対応してくれる親日ダンサーでもあります。

    セルゲイ・ポルーニンさん

    ポルーニンさんはウクライナ出身のバレエダンサー兼俳優、モデルです。

    1989年、ウクライナのヘルソンで生まれ、初めは体操に取り組んでいましたが、8歳でバレエに転向し、キエフ国立バレエ学校で学びました。

    2003年に13歳でロイヤル・バレエ学校に入学し、2006年のローザンヌ国際バレエコンクールやユース・アメリカ・グランプリで入賞するなど数々の賞を受賞しています。

    2007年にはイギリス人またはイギリスで学ぶ若いダンサーを対象とするヤング・ブリティッシュ・ダンサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、2010年に史上最年少の19歳でロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなりました。

    しかし、2年後にフリーランスとしてのキャリアに注力することを選び、人気絶頂の中でロイヤル・バレエ団を退団しました。

    その後は、フリーランスのプリンシパルとして古巣であるロイヤル・バレエ団だけでなく、サドラーズ・ウェルズ劇場、ボリショイ劇場、スタニスラフスキー・ネミロヴィチ=ダンチェンコ劇場、ミラノ・スカラ座、といった数々の有名なバレエ団で活躍しています。

    バレエ界の異端児といえばセルゲイ・ポルーニンさんです。

    バレエの天才でありながら俳優やモデルなどもこなします。

    その生い立ちは映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』でも描かれ注目を浴びました。

    男性バレエダンサーの幅広い活躍に勇気をもらえるという人も多そうです。

    バレエの公演以外でも映画で姿を観られるのは嬉しいですね。

    まとめ

    まだまだバレエ人口の中では少ない男性バレエダンサー

    その分、謎も多く「一体どうなっているのだろう」と感じることも多くありますよね。

    バレエは女の子の習い事というイメージがありましたが、ジェンダーレスが意識される世の中となったこともありバレエ男子も増えています。

    バレエの公演を観る際は男性ダンサーにも注目してみてくださいね!!

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  3. バレエ男子はカッコイイ!男の子もバレエをはじめてみよう!!

    男の子にバレエを習わせたくても、まわりに習っている子がいないと「不明な点」や「不安」が多かったりしますよね。

    現在も女の子に比べて男の子がバレエを習っているのは少ないものの、ひと昔前より増えてきているのが事実です。

    今回は男の子がバレエをはじめる適正年齢や、バレエを習っていて身につくこと、男性バレエダンサーが活躍するバレエの演目などを紹介します。

    バレエを習うか迷っている方は参考にしてみてくださいね!!

    男の子もはじめてみよう!バレエをはじめるのに適した年齢とバレエで身につくこと

    バレエ人口の中でも少数派のバレエ男子・・。

    そのため「謎が多い」と感じる方も多いでしょう。

    まずは、バレエは何歳からはじめるのがベストなのかや、バレエをやっていると身につくいいことを紹介します。

    男の子がバレエをはじめるのに適した年齢

    多くのバレエスタジオには女の子と同様に男の子も3〜4歳で受けられるクラスがあります。

    そのため、3〜4歳でバレエをはじめることができます。

    バレエスタジオによっては1〜2歳もOKだったり、ベビークラスがある場合もありますが、バレエのレッスンには集中力や忍耐力も必要なため3〜4歳からはじめる方が身につきやすいのが事実です。

    もし、お子さん自身がバレエを習いたいといった場合には、何歳であっても「習いたい」といった時期にはじめるのがベストです。

    しかし、保護者の方がお子さんに習わせたいという場合は、少し習わせる時期に注意が必要かもしれません。

    なぜならバレエは女の子の割合が多いので、個人差はありますが物心がつく頃になると女の子ばかりの中に入ってバレエをすることに抵抗を感じる子もいます。

    もし、まわりが女の子だらけでもバレエを踊る楽しさを知っていたら、抵抗がないもしくは少ないかもしれません。

    そのため、幼児期にバレエの世界に入りバレエの楽しさを早くから知るということが理想です。

    バレエで身につくたくさんのいいこと

    男の子がバレエを習うとどのようないいことがあるのでしょうか?

    バレエで身につくいいことを紹介します!!

    高い身体能力

    バレエの男性の動きにはターンやジャンプといったダイナミックなものが多いです。

    そのため、それらをこなすために瞬発力や持久力が身につきます。

    また、バレエの動きには柔軟性が必須!

    柔軟性を高めることは怪我の防止にもつながりますので、常に高めるよう意識します。

    良い姿勢

    バレエの基本の姿勢を保つためには体幹が必要です。

    レッスンを通して、体幹が鍛えられ良い姿勢を保つことができます。

    バレエをはじめる前は姿勢が悪かったという人でも、体幹を身に付けることで姿勢を改善することができるんです。

    精神面の向上

    バレエのレッスンを通して、集中力や忍耐力、自信などがつくことが期待できます。

    音楽に合わせて身体を動かすことで脳が活性化される効果も!

    レッスンが楽しいと思えたなら、こういったことがさらに身につきやすいでしょう。

    芸術的な感性を持つ

    勝ち負けにこだわるスポーツと違い、芸術性が高いのがバレエです。

    踊りをただ踊るだけでなく音楽や役柄を表現します。

    そのため、想像力や表現力、音楽性を育むことができるんです。

    男の子がバレエをする上で知っておいてほしい大切なこと

    バレエの習い事といえば女の子のイメージが強いですよね。

    昔に比べて、男の子がバレエを習う子も増えましたが、女の子より少ないのは確かです。

    また、男性バレエダンサーの衣装はタイツなので、そのことについて偏見を持っている人がいるのも事実です。

    そういった、「バレエは女の子がするもの、男の子がするのは男らしくない」や「タイツ姿が変」といった偏見を持った見られ方をされてしまう場合もあります。

    まずなぜ、男性バレエダンサーの衣装はタイツなのかですが、「脚を美しく見せる効果がある」、「見ている人にしなやかな動きを見せることができる」という理由があります。

    そして、バレエを創設したと言われるルイ14世の時代は貴族がタイツを履き、その上から短いズボンを履くというスタイルでした。

    その名残から、古典作品において白いタイツを履くのは王子や貴族といった役柄が多いのです。

    「タイツが気持ち悪い」と思う人の中には、そういった男性バレエダンサーがなぜタイツを履くのかを知らない人も多いでしょう。

    男の子がバレエを習っている上でお友達や周りの大人からそういった偏見をもたれる可能性はゼロではありません。

    お子さまが傷つくことは、もちろん保護者の皆様にとっても悲しいことですが、まずは保護者の方がなぜ男性バレエダンサーはタイツを履くのかについて知っておくと偏見を持った人にも説明してあげられるかもしれません。

    また後ほど紹介しますが、男性バレエダンサーの役柄は白いタイツの王子様ばかりではありません。

    こういった知識をまずはご本人と保護者の方が持つことが大切です。

    特別なことはある?男の子がバレエのレッスンで必要なもの

    男の子のバレエのレッスンについてや、レッスンを受ける際に必要なものを紹介します。

    バレエスタジオによっては決まりがある場合もありますが、特にない場合は下記を参考にしてみてくださいね。

    男の子バレエのレッスンについて

    バレエスタジオによっても異なる場合もありますが、多くの場合、バレエの基礎は女の子と同じなので一緒に同じことをします。

    バレエのレッスンはバーレッスン(バーにつかまり基礎の動きを練習します)とセンターレッスン(バーから離れて基礎的な動きを練習します)の2つを集中的に行います。

    この2つにプラスしてストレッチや軽い筋トレをすることもあります。

    基礎がしっかりできるようになり、年齢が上がってくると男性特有のターンやジャンプといった動きがレッスンに加わります。

    また、女性と男性が踊るパ・ド・ドゥの練習をするクラスなども中学生や高校生になると受ける場合が多いです。

    男の子がバレエレッスンに必要なもの

    バレエのレッスンといえば女の子ならレオタードにタイツ、バレエシューズですが男の子は何を着てレッスンをすればいいかわからない場合も多いですよね。

    女の子のバレエ用品は小さいサイズから揃っていることが多いですが、男の子のバレエ用品の小さいサイズは、はなかなか見つからない場合も・・。

    そういった場合には、基本的に身体のラインがわかりやすいものをチョイスしてください。

    例えば、トップスは白や黒のTシャツ(なるべく身体にぴったりするもの)、ボトムスはぴったりしたレギンスなどが良いでしょう。

    バレエ用のものではなくても身体に合ったもの、身体のラインがわかりやすいものであればOKな場合が多いです。

    また、バレエシューズは男性の場合、一般的に黒か白を履きます。

    シューズの色に合わせたソックスを履いてレッスンを行いましょう。

    ※タイツは女性用と男性用で異なります。男の子はサイズが100cmくらいからバレエ用のタイツがあります。

    観るとやる気アップ!?男性バレエダンサーがカッコイイ演目を知ろう

    実はバレエの演目に登場する男性バレエダンサーは王子様や貴族ばかりではないんです!!

    男性ダンサーがメインで登場するものや、カッコイイ踊りもたくさんあります。

    王子様にはピンと来ない男子も「カッコイイ」という言葉には弱いかも!?

    男性バレエダンサーが「カッコイイ」演目を紹介します。

    『海賊』

    男性バレエダンサーが多く登場する『海賊』

    タイトルの通りカッコイイ海賊たちが多く登場します。

    そのため、男の子も楽しめそうな内容となっています!

    下記に詳しいあらすじを紹介しますね。

    • あらすじ

    海賊船が荒海で難破し、生き残った三人の海賊、首領コンラッドと、その友人アリとビルバントが島の岸辺に打ち上げられます。

    ギリシャの娘たち 、メドーラとギュリナーラらが彼らを見つけ介抱します。

     急襲したトルコ兵から海賊をかくまった娘たちでしたが、彼女たち自身が奴隷商人ランケデムに捕えられ、奴隷市場へと連れて行かれてしまいます。

    そこから彼女たちを助けるために海賊たちは立ち向かいます。

    『ドン・キホーテ』

    『ドン・キホーテ』はスペインを舞台に陽気なドタバタ劇が繰り広げられます。

    ヒロインのキトリとその恋人のバジルの恋模様も描かれます。

    このバジルという青年は王子様とは違った男らしさがありカッコいいんです!

    バジルのヴァリエーションはコンクールでも人気なので、カッコイイのが好きな男の子にはぴったりの演目でしょう。

    下記に、『ドン・キホーテ』のあらすじを紹介しますね。

    • あらすじ

    『ドン・キホーテ』の舞台はスペインの港町バルセロナ。

     キトリとバジルの若いカップルが主人公です。

     タイトルロールのドン・キホーテや、街のお金持ちのガマーシュ、闘牛士のエスパーダなど個性豊かな登場人物を巻き込みながら、キトリとバジルが結婚するまでのストーリーが明るく楽しく描かれています。

    『アラジン』

    新国立劇場バレエ団のオリジナル作品であるバレエ版の『アラジン』

    ディズニー映画の『アラジン』がよく知られていますが、音楽や振り付けも完全オリジナルのバレエ版も人気が高くなっています。

    プリンセスも登場しますが、主役はなんといってもアラジン。

    男性バレエダンサーが重要な役割を果たす、バレエ作品の1つとなっています。

    • あらすじ

    貧しいアラジンは市場で悪ふざけをして、守衛に捕まりそうになったところをアラジンを利用しようとしている魔術師のマグリブ人が魔法を使って助けてくれます。

    そして、マグリブ人はアラジンに洞窟に行ってランプを持ってくるように指示し、砂漠に連れていきました。

    洞窟に入ると金銀宝石の山に囲まれ、そこにランプがありました。

    アラジンがマグリブ人にランプを渡すことをためらうと、洞窟に閉じ込められてしまいます。

    しかし、願いをかなえるランプの精ジーンに助けられなんとか脱出。

    ある日、王宮の姫の行進で出会ったプリンセスに一目ぼれしたアラジンは王宮に潜り込みます。

    2人は恋に落ちますがアラジンは宮殿の守衛に捕まり死刑宣告をされてしまいます。

    再びランプの精ジーンに助けられ身なりを変え裕福になったアラジンはプリンセスと結婚しようとします。

    しかし、アラジンが持ってる魔法のランプを狙ってるマグリブ人はアラジンが留守の間にプリンセスを誘拐してしまいますが、アラジンとプリンセスの愛する2人同士が力を合わせてマグリブ人を打ち負かします。

    人生で最も大切なものが何か知ったアラジンはジーンを開放し本当の愛を知るのでした。

    まとめ

    男の子がバレエを習うということは少なからず勇気がいることかも知れません。

    まだまだ、男性バレエダンサーに偏見を持った人がいるのも事実です。

    しかし、必ずしも「バレエは女の子だけがやるもの」ではありません。

    男の子もバレエを踊っていいし、楽しんでいいんです!

    プリンセスばかりでなく、男の子が踊るカッコイイ役もあるので、ぜひ偏見に負けずにバレエを楽しんでくださいね!!

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  4. 一度は観たい!国内バレエ団の日本人男性バレエダンサー!!

    バレエの舞台で輝いているのは女性バレエダンサーだけではありません!

    近年、男性バレエダンサーのレベルは上がっていて注目度も高いんです。

    バレエの舞台で男性バレエダンサーのファンになったという方も多いはず!

    今回は、今特に注目が集まる国内バレエ団の人気男性ダンサーについて紹介します!

    これからバレエの舞台を観に行こうと思っている方はチェックしてみてくださいね!

    今観るべき!K BALLT TOKYOの人気日本人バレエダンサー

    年々、人気が高くなっているK BALLET TOKYOは芸術監督である熊川さんの演出が光る個性的な演目が魅力となっています。

    そんなK BALLET TOKYOの人気男性バレエダンサーをチェックしていきましょう!!

    K BALLET TOKYOとは

    K-BALLET TOKYO(Kバレエ トウキョウ)は、ロイヤルバレエ団で活躍したバレエダンサーの熊川哲也さんが主宰・芸術監督を務めています。

    本拠地を東京都文京区に本拠地を置くバレエ団で1999年創立。
    名誉総裁はアンソニー・ダウエルとなっています。

    熊川さん自身の新演出による古典バレエ、オリジナルの振付作品などを中心に公演を行い所属するダンサーは約80名で年間の総公演数は約50回です。

    山本 雅也さん

    山本雅也(やまもと まさや)さんはK-BALLET TOKYOのプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    2013年に、第41回ローザンヌ国際バレエコンクールで第3位に入賞し、同時にプロ研修賞を受賞したことで注目を集めた山本雅也さん。
    その年に審査員を務めた熊川哲也さんが「将来大いに期待できる」と高く評価しました。

    その後は英国ロイヤル・バレエ団での研修を経て、2014年にローザンヌで山本さんの才能を見出した、熊川哲也さんが率いるK-BALLET TOKYOに入団しました。
    入団後は次々に大役を任され、2020年、26歳の時にプリンシパルに昇格となりました。
    基礎力の高さと正確なテクニックを持ち合わせており、生き生きと舞台を駆け抜ける姿に、注目が集まります。

    主なレパートリー

    山本雅也さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『白鳥の湖』ジークフリード/パ・ド・トロワ /『ドン・キホーテ』バジル /『ロミオとジュリエット』ロミオ

    『コッペリア』フランツ/『ジゼル』アルブレヒト/『ラ・バヤデール』ソロル /『くるみ割り人形』くるみ割り人形/王子/花のワルツのソリスト/スペイン人形

    『海賊』アリ/『シンデレラ』王子/王子の友人/雄鹿

    眠れる森の美女』(新制作)デジレ王子/『眠れる森の美女』宝石

    栗山 廉さん

    栗山 廉(くりやま れん)さんはK-BALLET TOKYOのプリンシパル・ソリストです。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    10歳よりバレエを始め、 2008年にベルギー王立アントワープバレエ学校に留学。
    2010年にはルードラ・ベジャール・ローザンヌに入学し在学中にベジャール・ バレエ・ローザンヌのヨーロッパツアーに参加しました。

    2012年、同校を卒業し、 2014年1月、K-BALLET TOKYOに入団し、2016年にはファースト・アーティストとなりました。

    K-BALLET TOKYOのダンサー5 人で結成したパフォーマンス・グループBallet Gents(バレエジェンツ)にも所属しており、2017年にはミュージカル「ビリー・エリオット」に出演しています。

    栗山さんが登場すると客席からため息がもれるほど、あふれる気品と華やかさをもった栗山さん。
    185cmの長身を操る、しなやかな動きが魅力で年々ファンを増やしています!

    主なレパートリー

    栗山 廉さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『白鳥の湖』ジークフリード/ロットバルト/パ・ド・トロワ/スペイン/チャルダッシュ

    『シンデレラ』王子/大きい騎士/王子の友人/雄鹿

    『くるみ割り人形』くるみ割り人形/王子/ドロッセルマイヤー/ねずみの王様/花のワルツのソリスト/アラビア人形/スペイン人形
    『ロミオとジュリエット』ベンヴォーリオ/パリス /『ドン・キホーテ』エスパーダ /『海賊』ランケデム/鉄砲の踊り

    『眠れる森の美女』4人の王子/『ラ・バヤデール』ソロルの友人/ジゼル』ウィルフリード/デューク

    『コッペリア』領主/『眠れる森の美女』(新制作)デジレ王子/婚約者

    今観るべき!新国立劇場バレエ団の人気日本人バレエダンサー

    クラシックバレエからオリジナル創作作品まで質の高い舞台を上演し高評価を得ている新国立劇場バレエ団。

    そんな新国立劇場バレエ団の人気ダンサーについてチェックしていきましょう!!

    新国立劇場バレエとは

    新国立劇場バレエ団は、新国立劇場を専属劇場とする日本のバレエ団で1997年に新国立劇場の開場と同時に発足されました。

    新国立劇場バレエ団は、古典バレエや20世紀の名作、現代振付家の作品など、幅広いレパートリーを有し日本最高峰のバレエ団として知られており、海外でも高い評価を得ています。

    井澤 駿さん

    井澤駿(いざわ しゅん)さんは新国立劇場バレエ団のプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    4歳からバレエを始め、2012年全国バレエコンクールで第1位を獲得。
    その後も、世界的な若手ダンサーの登竜門であるユースアメリカグランプリ・NYファイナルにて銅メダルを獲得するなど、バレエダンサーとして輝かしい功績を持っています。

    2014年に新国立劇場バレエ団にソリストとして入団し、入団わずか3カ月後に行われた『シンデレラ』の公演では、王子役として華々しく全幕デビューを果たしました。
    新国立劇場バレエ団では入団後すぐに主役を飾ることは、異例ですが『シンデレラ』は高い評価を受け、井澤さんは新進スターとして注目を集めました。
    長身なスタイルで容姿に恵まれており、あらゆる役を演じられるスター性を持ち合わせる実力派ダンサーです。

    主なレパートリー

    井澤駿さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『眠れる森の美女』デジレ王子/青い鳥/『くるみ割り人形』王子/ねずみの王様/『ラ·バヤデール』ソロル

    『ライモンダ』ジャン·ド·ブリエンヌ /『ジゼル』アルブレヒト/『白鳥の湖』ジークフリード王子/『シンデレラ』王子

    渡邊峻郁さん

    渡邊峻郁(わたなべ たかふみ)さんは新国立劇場バレエ団のプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    渡邊さんは、優れたダンサーを輩出していることで有名な「モナコ・プリンセス・グレースアカデミー」への留学経験があり、首席で卒業しているんです!
    その後はフランスのトゥールーズにある「Ballet du Capitile」へ入団し、入団からわずか2年でソリストへ昇格。
    海外で活動後は2016年から「新国立劇場バレエ団」へ入団しました。
    2019年には、異例のスピードで、最高位のプリンシパルに昇格。

    日本人離れしたすらりとしたスタイルと端正な風貌を持ち合わせ、高いレベルのテクニックで、観る人の心を魅了してくれます。

    主なレパートリー

    渡邊峻郁さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『眠れる森の美女』デジレ王子、青い鳥、ゴールド/『くるみ割り人形』王子、ねずみの王様/『ドン·キホーテ』バジル

    ​​『白鳥の湖』ジークフリード王子/『シンデレラ』王子/『人魚姫』王子

    今観るべき!東京バレエ団の人気日本人バレエダンサー

    海外でも高い評価を受けている東京バレエ団は2024年に創設60周年を迎えました。

    男性バレエダンサーの注目度も高いのでチェックしていきましょう!

    東京バレエ団とは

    東京バレエ団は、1964年に創立され2024年に60周年を迎えた日本のバレエ団体です。

    正式名称は「チャイコフスキー記念東京バレエ団」となっています。

    クラシックバレエ以外のモーリス・ベジャール、イリ・キリアン、ジョン・ノイマイヤーなどの現代バレエ界を代表する振付家の作品も多く上演しています

    国内芸術団体最多の799回の海外公演を実施するなど世界中で日本を代表するバレエ団として知られ、国内外で高く評価されています。

    柄本 弾さん

    柄本 弾(つかもと だん)さんは東京バレエ団のプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    柄本さんは5歳よりバレエを始め、2008年に東京バレエ団へ入団し、2013年よりプリンシパルとして、数々の主役を演じています。
    184cmの長身によるダイナミックかつ華のあるパフォーマンスと、ずば抜けた表現力で、見る者を魅了してやまない東京バレエ団の看板ダンサーとなっています。

    「20世紀最大の世界的巨匠」と称される振付家、故モーリス・ベジャールの代表作「ボレロ」を踊ることが許された唯一の日本人男性ダンサーです。

    2019~2020年まで、NHK「旅するフランス語」にレギュラー出演するなど、バレエの舞台以外でも活躍の場を広げています。

    主なレパートリー

    柄本 弾さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『白鳥の湖』ジークフリート王子/『眠れる森の美女』デジレ王子/『くるみ割り人形』くるみ割り王子/『ドン・キホーテ』バジル

    『ジゼル』アルブレヒト/『ラ・バヤデール』ソロル/『ラ・シルフィード』ジェイムズ/『ボレロ』

    池本 祥真さん

    池本 祥真(いけもと しょうま)さんは東京バレエ団のプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    池本さんは5歳よりバレエをはじめ、2005年から2008年までボリショイ・バレエ学校に在学していました。

    2007年全国バレエコンクールin Nagoya 男子ジュニア部門第1位に。

    2008年には国立バレエ・モスクワにソリストとして入団し、2010年ペルミ国際バレエコンクールで金賞を受賞しました。

    2010年より国内のカンパニーで活躍。

    当時のレパートリーは『くるみ割り人形』の王子、『シンデレラ』の王子といった主役を多く演じています。

    『海賊』のアリ、『ラ・バヤデール』のソロル、ブロンズ像、『ロミオとジュリエット』のロミオ、マシューシ 2018年4月、東京バレエ団にソリストとして入団し、直後にアシュトン『真夏の夜の夢』パック役でデビューしました。

    今後の期待が高まっているバレエダンサーの一人となっています。

    主なレパートリー

    池本 祥真さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『くるみ割り人形』王子/『シンデレラ』王子/『白鳥の湖』王子、道化、パ・ド・トロワ

    『眠れる森の美女』ブルーバード/『海賊』アリ/『ロミオとジュリエット』ロミオ

    ※東京バレエ団に入団前のものも含まれます。

    やっぱりあの人!?有名な日本人男性バレエダンサー

    過去にも日本人バレエダンサーとして活躍された方は多くいらっしゃいます。

    日本人の男性バレエダンサーを語る上で欠かせない、現在はもはやレジェンドとなっている有名な日本人ダンサーについてチェックしていきましょう!

    熊川哲也さん

    熊川哲也(くまかわ てつや)さんはバレエをしていない人でも知っているほど有名な男性バレエダンサーですよね。

    熊川さんは10歳でバレエを始め、世界的に有名なスイス人のバレエ教師であるハンス・マイスターさんに才能を認められ1987年に英国ロイヤル・バレエ学校に入学しました。

    1989年にはローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞。

    同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団し、1991年には同団史上最年少でソリストに、93年にプリンシパルに昇格を果たします。

    1998年には英国ロイヤル・バレエ団を退団し、翌年の19999年にK-BALLET COMPANYを設立しました。

    K-BALLET COMPANYの設立以降、芸術監督兼プリンシパルダンサーとして団を率い演出・振付家としても才能を発揮し、全幕古典作品の演出・再振付や、台本から手がけた完全オリジナル全幕作品『クレオパトラ』や『蝶々夫人』『カルミナ・ブラーナ』などの新作を数多く上演しています。

    K-BALLET TOKYOの人気は年々高まり話題となっています。

    首藤康之さん

    8歳からバレエを始め、中学生の時に単独でニューヨークやロンドンにてレッスンを受けていたという首藤さん。

    帰国後には東京バレエ団のモーリス・ベジャール振付『ザ・カブキ』を観たことを機に感銘を受け、15歳の時に同バレエ団のオーディションを受け入団を果たしました。

    その後、19歳で『眠れる森の美女』王子役で主役デビューを果たし、その後も『ラ・シルフィード』、『ジゼル』、『白鳥の湖』等の古典作品をはじめ、モーリス・ベジャール振付『M』、『ボレロ』といった作品にも数多く主演を努めます。

    2004 年に『ボレロ』を最後に東京バレエ団を退団し、以降は特別団員となりました。

    退団後は浅野忠信監督の映画『トーリ』への出演や、ジョー・カラルコ演出『SHAKESPEARE’S R&J』でストレートプレイに出演するなど幅広く活躍の場を広げています。

    早熟にして天才的な経歴を持っている、美しい男性バレエダンサーです。

    現在も続々と新しいことに挑戦し続け、毎年舞台への出演やバレエのワークショップも開催され、その姿を観られる機会も多くなっています。

    まとめ

    女性バレエダンサーがメインというイメージのあるバレエですが、男性バレエダンサーの活躍からも目が離せません!!

    バレエを始める男の子も年々、増えておりこれからのバレエ界が楽しみですね。

    バレエの舞台を見る際には、男性バレエダンサーにも注目してみてくださいね!!

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