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  1. 体が硬くても大丈夫!小学生の柔軟性を高めるバレエストレッチ

    バレエを始めたけど体が硬くてなかなか上達しない…と悩んでいませんか?
    実は、家で簡単にできるストレッチで、少しずつ体を柔らかくすることが可能です。
    この記事では、バレエ初心者でも楽しく続けられる効果的なストレッチ方法をご紹介します。

    バレエにはなぜ柔軟性が必要なの?

    バレエをやっている人は体が柔らかいというイメージを多くの人が持っていると思います。
    ではなぜバレエをやっている人は体が柔らかいのでしょうか?
    バレエに柔軟性が必要な理由を3つご紹介します。

    バレエの美しさには柔軟性が必須!

    バレエでは、しなやかな動きや優雅なポーズが求められます。
    柔軟性があると、足を高く上げたり、腕や背中を美しく伸ばす動きがしやすくなります。
    特にアラベスクやグランバットマンといった基本の動作も、柔らかい体で行うとより美しく見えます。

    体が柔らかいとケガ予防になる?

    硬い筋肉や関節は、無理な動きをしたときにケガをしやすい状態です。
    ストレッチを習慣にして体を柔らかくすると、筋肉や関節の可動域が広がり、衝撃を吸収しやすくなります。
    これはバレエだけでなく、日常生活や他のスポーツでも役立つポイントです。

    技術の精度と範囲が広がる!

    柔軟性が向上すると、動きの幅が広がります。
    ジャンプやターン、リフトといったダイナミックな技にも挑戦しやすくなり、踊りの完成度がアップします。
    バットマンが高く上がるようになったり、ジャンプの高さが上がったり足がさらに開くようになったりといったいい影響があります。
    柔軟な体は技術的な挑戦をサポートしてくれるんです。

    自宅でできる!柔軟性を高めるバレエストレッチ

    柔軟性を高めるために大切なのが継続すること!
    毎日少しでもストレッチをして筋を伸ばすことが重要です。
    そこで、自宅で簡単にできるストレッチ方法をご紹介します。

    ストレッチを始める前の準備

    ストレッチは体が温まった状態でやることが大切です。
    お風呂あがりや、筋トレなどをしたあとにやるのがおすすめです。
    冷えた体でストレッチをすると、逆に筋を痛めてしまったり、ストレッチの効果が減ってしまうことがあります。
    夏場でもエアコンで体が冷えやすいので、ストレッチをする際は部屋の温度にも気をつけてみてください。

    基本のストレッチ3選

    バレエにおいて特に柔軟性が必要な部位ストレッチ方法を3つご紹介します。

    前屈ストレッチ

    足を揃えて座り、膝を伸ばしたまま体を前に倒します
    つま先に手が届かなくても大丈夫!
    少しずつ深く曲げられるように続けてみましょう。
    気をつけるポイントは2つ!
    ・膝が曲がらないようにする
    ・背筋が曲がらないようにする
    この2つに気をつけることで、よりストレッチの効果が得られます。

    足首回しストレッチ

    バレエダンサーにとって足首周りの柔軟性はとても大切です。
    足首が柔らかいことで踊りの中で深くプリエを踏めるようになります。
    前屈ストレッチをするときのように足を伸ばして座り、片足を曲げてもう片方の膝の上あたりに乗せます
    足の指の間に手の指を入れて足指を広げながら、足首を大きく回していきます
    このストレッチはウォームアップ時にやるのもおすすめですよ。

    開脚ストレッチ

    開脚はももと股関節を伸ばすことができます。
    開脚の柔軟性はジャンプなどの美しさにつながります。
    足を大きく開いて座り、両手で片足のつま先をつかむように体を左右に倒します
    このときおしりが床から離れないように注意しましょう。
    最後に体を中央に倒してストレッチを深めましょう。
    中央に倒れる時は、膝の向きを天井に向けたままできるようにしましょう。

    道具を使ったストレッチ方法

    ストレッチをする際、ストレッチバンドやヨガブロックなどを使ってさらに負荷をかけてみるのもおすすめです。
    ヨガブロックなどで高さを出して180度以上のストレッチをすることをオーバーストレッチといいます。
    オーバーストレッチによって柔軟性をより高めることで、踊っているときの可動域がさらに広がり、美しい踊りにつながります。

    親子でできる!簡単ストレッチ

    子どもが自発的にストレッチをしてくれない・・・とお困りの保護者の方も多いのではないでしょうか?
    そこで、親子で一緒にできるストレッチ方法をご紹介します!
    バレエについてよくわからないという方でも一緒にできる簡単なストレッチなので、是非お子様と一緒に試してみてください。

    前屈ストレッチ

    大人が子どもの背中を押して負荷をかけてみましょう。
    背後から両手で膝が曲がらないように抑え、上半身を使って背中を押すことで膝の曲がりを防ぐやり方もあるので、試してみてください^^
    前屈ストレッチは、一人でやると膝が曲がりやすかったり負荷が足りず柔軟性を高められなかったりするので、親子でストレッチをして柔軟性を高めましょう。

    開脚ストレッチ

    左右にストレッチするときは、大人が倒れていない方の足の付け根を床に向かって抑えることで、おしりの浮きを防ぎます。
    中央に倒れる際は、膝が前に向かないように抑えてあげましょう。
    開脚ストレッチでは、左右に倒れたときにおしりが浮きやすかったり、前に倒れたときは膝が前に向いてしまったりしがちなので、親子で協力してストレッチをするのがおすすめです。

    足の甲のストレッチ

    前屈ストレッチをする時のように足を前にまっすぐ伸ばします。
    正面から大人が足の甲を床に向かって押してみましょう。
    ここで注意するポイントが2つあります。
    ・指先を押すのではなく、足首あたりから押すこと(指先を床につけることを目的としがちですが、それでは足の甲は伸ばせません💦)
    ・膝が曲がらないように子どもに意識してもらうこと
    バレエにおいて足の甲の柔軟性はとても大切です。
    特に、トゥシューズを履くと足の甲が出ている方が美しいとされます。
    毎日足の甲をストレッチして、美しい足先を手に入れましょう!

    股関節ストレッチ

    うつぶせになってカエルの足のように両足を曲げます
    足の裏を合わせて、合わせた足を床につけるように押してみましょう。
    簡単に床についてしまう子は、足をおしりに近づけるように膝を深く曲げて押すと負荷がかかって効果が高まります。
    お腹や骨盤が床から浮かないように気をつけましょう。
    股関節の柔軟性もバレエにおいて非常に重要になるので、毎日の継続が大切です。

    ストレッチに関するお悩みを解決!

    バレエを習っていると、ストレッチに関する悩みは尽きませんよね。
    よくあるストレッチのお悩みを一緒に解決していきましょう!

    体が硬すぎても柔らかくなる?

    お教室にいる他の子に比べて我が子は体が硬い…と悩んでいる方も多いですよね。
    大丈夫です!
    体が硬くても、ストレッチを継続することで必ず柔らかくなります。
    柔軟性を高めるためには、とにかく毎日ストレッチをすることが大切なので、5分でも3分でも毎日継続してみてください。

    ストレッチで痛みを感じたときはどうすればいい?

    ストレッチ中に子どもが痛がる…というお悩みをよく耳にします。
    少しの痛みは問題ないのですが、あまりにも痛がる場合は無理に続けないでください。
    押す力が強すぎたり、体が緊張して逆効果になったりする場合もあります。
    息を吐きながら、少しずつ負荷を増やすように押してみてください。

    忙しい中で継続するコツは?

    レッスンや学校の宿題、他の習い事などでなかなかストレッチの時間をとれない…という声もよく聞きます。
    そんなときは、時間を決めて習慣化するのがおすすめです。
    例えば、寝る前やお風呂あがりなど、日常生活の一部として取り入れると無理なく続けられます。
    また、時間をかけてストレッチをするのも大切ですが、忙しいときは時間を短縮してストレッチをしてもよいでしょう。
    大切なのは毎日継続することです。
    短い時間でも毎日ストレッチをすることで、柔軟性を高めることができますよ。

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はバレエのストレッチ方法をご紹介しました。
    バレエの上達に柔軟性は欠かせませんが、無理なく続けられるストレッチで少しずつ体を柔らかくすることができます。
    おうちで簡単にできる方法から、親子で楽しめる方法まで、ぜひ実践してみてください。
    日々の小さな積み重ねが、バレエの美しい動きを叶えてくれるはずです!

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  2. 子どものバレエスタジオ選びで後悔しないために!親が知っておくべき4つのポイント

     

    お子様がバレエを始めたいと言ったとき、まず考えるのはどのスタジオに通わせるかということ。
    特に初めての習い事の場合、スタジオ選びは非常に重要です。
    どんな雰囲気のスタジオがいいのか、指導者の経験はどうなのか、さらには通いやすさや費用まで考えなければなりません。

    今回は、バレエを始める子どもにぴったりのスタジオを選ぶ際に知っておきたいポイントについて、
    ・スタジオの雰囲気・指導方法が合ってるか
    ・通いやすいか
    ・長期的に見て成長できるスタジオか
    ・スタジオのサポート体制
    4つの視点から詳しくご紹介します!

    子どもに合ったスタジオを見つけるための「雰囲気」と「指導方法」

    スタジオ選びのポイント1つ目は、雰囲気と指導方法を見ること。
    お子さまに合ったスタジオを見つけるために注目すべき点をご紹介します。

    レッスンの楽しさが最優先!

    バレエは継続が大切な習い事です。
    特に小さな子どもには、楽しいと感じられるかどうかが最も重要なポイントになります。
    スタジオの雰囲気が明るく、笑顔があふれるクラスであれば、子どもがレッスンを楽しみやすく、続けやすい環境が整っています。
    初めて見学や体験レッスンに行ったときに、自分の子どもだけでなく、スタジオの雰囲気や他の生徒たちの表情を確認することが大切です。

    初心者向けのクラスがあるか?

    バレエ教室のクラスには、大きく分けて年齢別のクラスレベル別のクラス2種類の形態があります。
    バレエを初めて習う子どもには、初心者向けクラスがあるスタジオを選ぶと良いでしょう。
    バレエは基礎が大切なため、初心者向けクラスで一から丁寧に教えてくれるスタジオを選ぶと安心です。
    柔軟体操やリズム遊びから始めるクラスがあれば、無理なくバレエの基礎が身につきます。

    指導者の経験と指導歴をチェック

    バレエスタジオを選ぶ際には、指導者の経験や指導歴も重要なポイントです。
    豊富な経験を持つ指導者であれば、初心者の子どもにもわかりやすく指導してくれるだけでなく、子ども一人ひとりの成長をサポートしてくれるでしょう。
    教室のHPがある場合、講師の経歴が描かれている場合もあるため、確認してみましょう。
    また、見学や体験の際に、指導者が生徒にどのように接しているかを観察するのもおすすめです。

    レッスン費用や通いやすさを考慮したスタジオ選び

    スタジオ選びのポイント2つ目は、通いやすさです。
    バレエは継続が大切な習い事です。
    バレエを続けるためには、通いやすい教室を選ぶことが重要になります。

    月謝の相場はどれくらい?

    バレエスタジオの月謝は、地域やスタジオの規模によって異なりますが、週1回のレッスンの場合、8000円前後の月謝が相場です。
    高額なスタジオもありますが、必ずしも高ければ良いというわけではなく、費用と指導内容のバランスを確認することが大切です。
    初めて通う場合は、週に1回や2回のクラスから始めると良いでしょう。

    月謝以外の費用はかかる?

    バレエスタジオには、月謝以外に発表会や衣装代シューズなどの追加費用がかかることもあります。
    特に発表会に参加する場合は、衣装代やリハーサル費用が必要になることが多いので、事前に確認しておきましょう。
    発表会に出るとなると、平均10万円前後の追加費用がかかると言われています。
    予算を把握して、無理なく続けられるスタジオを選ぶことが大切です。

    通いやすさも重要な要素!

    スタジオへの通いやすさも継続のためには重要です。
    学校や家から近い場所にあるスタジオであれば、送り迎えの負担も少なく、無理なく通うことができます。
    バレエは継続が鍵となるため、通いやすいスタジオを選ぶと長く続けられる可能性が高まります。

    「長期的な成長」を見据えた選び方

    スタジオ選びのポイント3つ目は、長期的な成長を見据えて選ぶことです。
    バレエを長く続けていくと、コンクールへの出場やバレエ留学などを考え始める子もいます。
    そうなった場合、教室を移動する子も少なくありません。
    しかし、教室を変えることは子どもにとっても保護者にとっても負担が大きいですよね。
    そこで先を見据えた教室選びが重要になります。

    楽しいだけじゃない!長期的な視点も大切

    バレエは技術の習得に時間がかかるため、楽しいだけではなく長期的に成長できる環境があるかも重要なポイントです。
    子どもが楽しく続けられることはもちろんですが、成長とともに新しい技術や表現力を身につけられる指導方針があるスタジオを選ぶと良いでしょう。
    また、将来的にレッスン回数を増やした場合の月謝スタジオに中学生や高校生が在籍しているかどうかなども合わせて確認しましょう。

    発表会やコンクールの機会があるか?

    バレエスタジオによっては、発表会やコンクールへの参加機会が設けられていることもあります。
    発表会に参加することで達成感が得られ、子どもが自信を持つきっかけにもなります。
    また、コンクールに挑戦することで新しい目標ができ、やる気が高まる効果も期待できます。
    発表会の頻度や参加費用についても、あらかじめ確認しておきましょう。

    スタジオの実績は?

    スタジオが過去にどのような実績を持っているかも、選ぶ際の参考になります。
    特にコンクールなどで優秀な成績を収めた生徒がいるスタジオや、長く運営されているスタジオは指導力が高い可能性が高いです。
    実績が豊富なスタジオであれば、子どもが成長するための環境が整っているかもしれません。

    安心して通える!スタジオ選びで親が知っておくべきサポート体制

    スタジオ選びのポイント4つ目は、安心して通えるかどうか。
    バレエはケガのリスクもあるため、スタジオの安全面が気になりますよね。
    また、保護者のサポート体制も気になるところです。

    安全性と設備の充実

    バレエは跳躍やターンなど体を使う動きが多いため、安全面への配慮が必要です。
    床材やバレエバーなどの設備がしっかり整っているスタジオを選ぶと安心です。
    また、ケガ予防のための指導を行っているスタジオであれば、子どもが安全にレッスンを受けられます。
    教室によっては月謝に保険が含まれていたり、別途加入する必要があったりする場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

    親同士のコミュニティの存在

    子どもが通うスタジオに、親同士の交流の場があると心強いです。
    特に初めての習い事の場合、親も不安に感じることが多いですが、他の親と情報交換ができる場があれば、悩みや不安を共有しやすくなります。
    保護者同士がどのように交流しているかもチェックポイントです。
    また、習い事に際して、どの程度保護者のサポートが必要になるかも確認しておきましょう。
    スタジオによっては、発表会の衣装を保護者で手作りしなければならなかったり、舞台裏でサポートしたりなどする場合があるため、特に仕事などが忙しい場合は要チェックです。

    体験レッスンでスタジオの雰囲気を確認しよう

    多くのスタジオでは体験レッスンを提供していますので、子どもと一緒に実際のレッスンを体験することをおすすめします。
    スタジオの雰囲気や指導者の様子を直接確認できるため、安心してスタジオ選びができるでしょう。
    体験を通して、お子様が「楽しい!」と感じられるスタジオが見つかるとベストです。
    また、子どもだけでなく、保護者も通わせたいと思えるスタジオに出会えるといいですね。

    まとめ

    いかがでしたか?
    お子様がバレエを始めるにあたって、スタジオ選びは非常に重要です。
    楽しい雰囲気と初心者向けの指導があるスタジオ、通いやすさや費用が無理のないスタジオ、そして長期的に成長できる環境が整ったスタジオを見つけることが、バレエを続ける鍵となります。
    親がサポート体制についても把握し、安心して通えるスタジオを選んでください。
    みなさんにぴったりのスタジオが見つかりますように☆

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  3. 初心者でも簡単!美しいバレエポーズの基本とコツ

    バレエといえば高く上がる足、きれいに伸びたつま先、指先までもが美しいさまざまなポーズが印象的ですよね。
    そんなバレエのポーズにはたくさんの種類があります。
    この記事では、バレエの基本的なポーズや美しく見せるためのコツをご紹介します!
    バレエ初心者の方もベテランの方も是非参考にしてみてください♪

    バレエの基本の動きを覚えよう!

    バレエでは足や腕のポジションに名称があります。
    レッスン中にもよく聞く名称なので、是非覚えてみましょう!

    足のポジション

    足のポジションは全部で6種類あります。

    1番ポジション

    両足のかかとをつけ、つま先を外側へと開いたポジションが1番です。
    足首だけを動かして足を開くのではなく、足の付け根から足全体を外側へと開いていくのがポイントです。
    つま先は180度開いた状態、つまり右のつま先から左のつま先まで一直線になった状態が理想ですが、初心者はまず90度を目指して練習するといいでしょう。
    無理はせずに、焦らずに少しずつ足を開けるように、練習していきましょう。

    2番ポジション

    1番ポジションから自分の足の1つから1つ半の幅を開けて立つポジションが2番です。
    重心は2本の足の真ん中です。
    お腹が出やすくなるため、お腹を引き上げる意識をもつことがポイントです。

    3番ポジション

    3番ポジションは、右足(または左足)のかかとの外側と、左足(または右足)のかかとの内側がくっついている姿勢です。
    2番のポジションから片足をもう一方の足の土踏まずあたりまできて重ねます。

    4番ポジション

    4番ポジションは、3番ポジションの前にある足を足の幅1~2つ分くらいさらに前に出した状態のポジションです。
    4番は上半身がねじれやすいため、真っすぐな姿勢を保てるように注意しましょう。
    また、後ろに重心が傾きやすいため、真ん中にする意識が必要です。

    5番ポジション

    5番ポジションは右足(または左足)のかかとが左足(または右足)のつま先にくっついている状態です。
    4番ポジションから前に出ている足を軸足の方へと戻します。
    足が前後に置かれることで、不安定になりやすく、真っすぐ立つのが意外と難しいポジションです。

    6番ポジション

    6番は両足をくっつけ、つま先の向きがパラレル(平行)の状態です。
    誰でもできると思いがちですが、意外としっかり真っすぐ立つことは難しいので、お腹が出ないように引き上げて立ちましょう。

    腕のポジション

    バレエの腕のポジションは全部で5種類あります。
    腕の位置や形によって、ポーズ全体の雰囲気や印象が大きく変わるため、指先まで丁寧に練習することが重要です。

    アン・バー

    アン・バーは「下に」という意味です。
    両腕を下ろし、肘を軽く曲げてだ円を作ります
    腕は体にくっつかないように少し離した状態で、手のひらは内側に向けます。
    肘が後ろに向かないように、横に張るようにすることがポイントです。

    アン・ナヴァン

    アン・ナヴァンは「前に」という意味です。
    アン・バーをみぞおちの高さまで上げた状態です。
    腕を上げたときに肩も一緒に上がらないように注意しましょう。

    アン・オー

    アン・オーは「上に」という意味です。
    アン・バーを頭の上まで上げていきます
    頭の真上ではなく、少し前にするのがポイントです。
    アン・ナヴァン同様、肩が上がらないように注意しましょう。

    ア・ラ・スゴンド

    ア・ラ・スゴンドは、「第2ポジションに」という意味です。
    アン・ナヴァンから腕を横に開きます
    肘を伸ばしきらないように、大きな木を抱えているイメージを持ちましょう。

    アロンジェ

    アロンジェには、「引き伸ばす」「長くなる」という意味があります。
    手のひらを下に向けて、腕を伸ばします
    手首は折り過ぎないように気をつけましょう。
    ポーズを決める際にはとても重要なポジションなので、きれいにできるようになりましょう♪

    初心者でもできる!基本のバレエポーズを覚えよう

    ここではレッスンでもよく耳にする基本的なポーズを6つご紹介します。
    すべて基本的な動作なので、是非名称を覚えてマスターしましょう♪

    プリエ

    プリエは、膝を曲げて体を下げる動作で、バレエの基本動作のひとつです。
    バレエにおいてすべての動きに関係し、ジャンプや回転などさまざまな動作の準備動作として重要な技法です。
    この動作は、柔軟さと力強さを兼ね備えた足腰を育てるためにも欠かせないトレーニングです。
    しっかりと膝を外側に開き、安定した体重の位置を意識して行うことがポイントです。

    タンジュ

    タンジュは、つま先を床に沿わせて伸ばす動きです。
    足先を伸ばして遠くまで届かせるイメージで動作を行うと、美しいラインが生まれます。
    つま先から膝までが一直線になるよう意識して、優雅さを引き出しましょう。

    アラベスク

    アラベスクは、片足を後ろに伸ばしてバランスを取るポーズです。
    このポーズでは、軸足で体を支えながら、もう一方の足を真っ直ぐ伸ばすことで、スリムで長いラインを強調します。
    背筋を伸ばして、重心を均等に保つことが美しいアラベスクのポイントです。

    アティテュード

    アティテュードは、片足を曲げたまま空中で保つポーズで、優雅な印象を与えます。
    膝を軽く曲げ、ふんわりと持ち上げるようなイメージで行うと、柔らかさと美しさが際立ちます。
    上半身の姿勢も大切なので、胸をしっかりと開きながら行うと良いでしょう。

    ルティレ

    ルティレは、片足をもう片方の足の膝まで引き上げるポーズです。
    5番からルティレをし、また5番に戻す一連の動きをパッセと言い、バレエの足運びの基礎にもなります。
    軸足で体を支えながら行い、上半身のバランスが崩れないように意識して行うことがポイントです。
    回転系の技の際にも登場する基本的なポーズです。

    バレエポーズを美しく見せるためのコツ

    バレエを美しく踊るためには、ポーズを美しく見せることが大切です。
    そこで、ここではポーズを美しく見せるコツをご紹介します!

    姿勢の基本:背筋を伸ばしてエレガントに

    バレエでは、正しい姿勢を保つことがとても重要です。
    背筋をまっすぐに伸ばし、胸を張ってエレガントな立ち姿を意識するだけで、ポーズが美しく見えます。
    また、頭を軽く持ち上げるようにすることで、さらに洗練された雰囲気が生まれます。
    操り人形のように、頭を糸で持ち上げられているようなイメージを持ってやってみてください♪

    手足の動き:指先からつま先までのラインを意識

    指先からつま先までのラインを意識することで、より一層美しい動きを表現できます。
    特に手の指先までしなやかさを保ち、腕と足の伸びやかなラインが一貫するように動かすと、より洗練された印象を与えます。
    美しいバレエダンサーの写真などを見ると、指の先まで美しく感じますよね。
    細部に気を配ることで、バレエならではの繊細な美しさが引き立ちます。

    バレエならではの優雅さ:動きに余韻をつける

    バレエでは、動きを途中で止めずに、余韻を持たせることが重要です。
    動きの流れを感じながら、静かに次のポーズに移ることで、滑らかで優雅な印象を与えることができます。
    動作の終わりを意識せず、常に連続しているかのような柔らかい動きがバレエの美しさを際立たせます。

    自宅でできる!バレエポーズの練習方法

    バレエは基礎がとても大切です。
    教室でのレッスンだけではなかなか上達は感じにくいもの。
    そこで重要なのが自宅でのトレーニングや自主練習です。
    ここでは自宅でできるポーズの練習方法をご紹介します!

    鏡を使ってフォームをチェック

    自宅でのバレエ練習には、鏡を使ってフォームを確認する方法がおすすめです。
    鏡を見ながらポーズをとることで、正しい姿勢やラインがキープできているかを確認できます。
    気になる部分をその場で修正できるので、効果的に上達することが可能です。
    全身が映る鏡を是非用意してみましょう。

    スマホで動画を撮ってセルフチェック

    全身が映る鏡がなかったり、置く場所がなかったりする場合には、スマホで動画を撮影して自分の動きをチェックする方法も有効的です。
    動画を撮影することで、後から自分の動きを確認し、改善点を見つけやすくなります。
    ポーズの細かなラインや動きの滑らかさもチェックし、練習に役立てましょう。

    ストレッチとポーズを組み合わせたトレーニング

    柔らかな動きと美しいラインを作るためには、体の柔軟性が不可欠です。
    柔軟性を高めるために、ストレッチとポーズを組み合わせたトレーニングも取り入れてみましょう。
    定期的なストレッチで体をほぐしつつ、ポーズの練習をすることで、より美しいバレエの動きができるようになります。
    ストレッチバンドなどを使うことで、柔軟性を高めつつポーズに必要な筋力を同時に鍛えることができます。

    まとめ

    バレエの基本的なポーズを覚え、美しく見せるためのコツを意識することで、初心者の方も自信を持って踊れるようになります。
    背筋や手足のラインを意識しながら、自宅での練習も続けていくと、さらにポーズが安定し、優雅さが増すでしょう。
    美しいバレエのポーズを身につけて、ぜひ自分らしいバレエを楽しんでくださいね!

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  4. 華やかさと大人な雰囲気が魅力『パキータ』のあらすじとヴァリエーションを徹底解説!!

    華やかな衣装に大人っぽい雰囲気のヴァリエーションが多い『パキータ』

    コンクールや小作品集で見かける機会も多く、一度は踊ってみたいヴァリエーションと憧れている方も多いのではないでしょうか。

    そんな『パキータ』ですが、全幕公演は珍しく、あらすじや登場人物など実はよく知られてない場合も。

    今回は『パキータ』のあらすじや登場人物、登場するヴァリエーションまで徹底解説していきます!!

    気になる方は参考にしてみてくださいね!!

    『パキータ』について知ろう!!

    独特の華がある『パキータ』はフランスで作られた作品です!!

    まずは、『パキータ』の概要や登場人物について紹介します。

    『パキータ』の概要

    『パキータ』 (Paquita) は、1846年にフランスで作られた全2幕3場のバレエ作品です。

    原振付はジョゼフ・マジリエ、音楽はエドゥアール・デルデヴェス。

    舞台はナポレオン軍占領下のスペインで、ジプシーの娘パキータがフランス軍将校リュシアンを陰謀から救う恋物語となっています。

    民族色あふれるスペイン風の踊りやジプシーの踊りが見せ場の1つとなっており、若きマリウス・プティパがロシアで初めて演出を手がけた作品としても知られています。

    初演は1846年4月1日にパリの帝室音楽アカデミー(現在のオペラ座)で行われました。

    今日ではプティパ版の抜粋(音楽はレオン・ミンクス)が1幕の作品として上演されることが多いですが、まれに全幕公演が行われることもあります。

    登場人物

    『パキータ』には個性豊かな人物が登場します。

    主な登場人物の一覧をご覧ください。

    ・パキータ(ジプシーの美しい娘・実は貴族の娘)

    ・リュシアン・デルヴィリ(フランスの伯爵・パキータに恋をする)

    ・イニゴ(ジプシーのリーダー、パキータを自分のものにしようとする)

    ・ドン・ロペス(スペイン人の地方監督、フランス人をよく思っていない)

    ・コント・デルヴィリ(リュシアンの父)

    主役はジプシーの娘として育てられたパキータです。

    フランス軍将校リュシアンとの恋物語がストーリーの主軸となっています。

    『パキータ』全2幕のあらすじを知ろう!!

    全幕公演が珍しく、実はそのストーリーはあまり知られていないのが『パキータ』

    しかし、あらすじを理解しておくことで役の表現がしやすくなりますね。

    『パキータ』の第1幕と第2幕のあらすじを紹介していきます。

    『パキータ』第1幕のあらすじ

    舞台はサラゴサ郊外の谷間。

    デルヴィリ将軍と息子のリュシアン、総督ロペス、ロペスの妹セラフィナらが集まっていました。

    戦役で権力者となったデルヴィリ伯爵は、息子を総督の妹と縁組させようとしていますが、リュシアンは愛情を感じないセラフィナとの結婚には気乗りしていない様子。

    ロペスもまた自国に攻め込んできたフランス人たちを心密かに憎んでいました。

    その時、イニゴの率いるジプシーの一団が山から下ってきます。

    この中にジプシーらしからぬ雰囲気のパキータがいました。

    リュシアンは一瞬で彼女に惹きつけられますが、一方でイニゴ(ジプシーのリーダー)も以前からパキータに好意を抱いていました。

    そのため、リュシアンに対して激しく嫉妬するイニゴ。

    2人は衝突しそうになりますが、総督のとりなしで何とかその場は収まります。

    イニゴがリュシアンに敵意を抱いていることを見てとった総督ロペスは、イニゴを雇ってリュシアンを暗殺する計画を思いつきます。

    『パキータ』第2幕のあらすじ

    シーンはジプシーの集落。

    パキータは昼間に出会った将校リュシアンが忘れられず思い悩んでいます。

    そこへ、仮面をつけたロペスとイニゴが現れたことで、リュシアン暗殺の計画を知ってしまったパキータは驚き、なんとか計画を阻止したいと考えます。

    やがてリュシアンがやってきて、食事と一緒に毒が入ったお酒を渡されます。

    パキータはなんとかリュシアンにお酒を飲ませないようにし、パキータの様子がおかしいことにリュシアン気づきます。

    そして、パキータは一瞬の隙をついてイニゴとリュシアンのお酒を入れ替えました。

    すると、毒入りのお酒を飲んでしまったイニゴは倒れこんでしまいます。

    その隙に、2人は逃げ出しその場を後にするのでした・・。

    上手く逃げ出すことができた2人はフランス将軍主催の舞踏会に参加します。

    そこにはイニゴとリュシアン暗殺計画を企てたロペスがいました。

    パキータがロペスに気づいたことで、ロペスは連行されていきます。

    リュシアンは自分の命を救ってくれたパキータに求婚しますが、パキータはどうしても身分の差が気になってしまいます。

    そんな時、壁に飾られた肖像画がパキータの目に入ります。

    その肖像画はパキータが幼い頃からずっとつけていたロケットペンダントの中の肖像画と同じものだったのです!

    その肖像画の人物はリュシアンの叔父であるシャルル・デルヴィイーでした。

    実はパキータはシャルル・デルヴィイーの娘で、リュシアンとはいとこ同士であることが判明しました。

    パキータの身分が明らかになり身分の差がなくなった2人は晴れてめでたく結ばれます。

    『パキータ』に登場するヴァリエーションはいくつある!?ヴァリエーションまとめ

    実は『パキータ』に登場するヴァリーションの数は正確には決まっていません。

    プティパのオリジナルの演出ではパキータのヴァリエーションは7つとなっていましたが、再演や改訂が繰り返される中でヴァリエーションが追加や変更されていきました。

    その影響もあり現在では、数多くのパターンのヴァリエーションが踊られています。

    『パキータ』に登場するパ・ド・トロワとヴァリエーションについて紹介します。

    『パキータ』に登場するパ・ド・トロワ

    パ・ド・トロワとは女性2人と男性1人が踊ることです。

    『パキータ』に登場するパ・ド・トロワ の一覧は下記の通りです。

    ・パ・ド・トロワ 第1ヴァリエーション(パ・ド・トロワの中の女性が踊るヴァリエーション)

    ・パ・ド・トロワ 第2ヴァリエーション(パ・ド・トロワの中の女性が踊るヴァリエーション)

    ・パ・ド・トロワ 第3ヴァリエーション(パ・ド・トロワの中の男性が踊るヴァリエーション)

    『パキータ』のパ・ド・トロワに登場するヴァリエーションは発表会やコンクールで見かけることが多い人気のものとなっています!

    『パキータ』に登場するヴァリエーション

    ヴァリエーションの数が多いのも『パキータ』のみどころの1つです!

    全幕公演は珍しく、公演によって演出も異なり登場するヴァリエーションも様々な場合があり、使用されている曲も様々な作品から引用されています。

    『パキータ』に登場する可能性の高いヴァリエーションの一覧を紹介します!

    ※カッコ内はヴァリエーションに使用される音楽です。

    ・第1ヴァリエーション(リッカルド・ドリゴ作曲の「泉」)

    ・第2ヴァリエーション(チェーザレ・プニ作曲の「ナイアードと漁夫」)

    ・第3ヴァリエーション(リッカルド・ドリゴ作曲の「カウンダウル王」よりニシアのヴァリエーション)

    ・第4ヴァリエーション(「ドン・キホーテ」よりキューピットのヴァリエーション)

    ・第5ヴァリエーション(ニコライ・チェレプニン作曲の「アルミードの館」)

    ・第6ヴァリエーション(『パキータ』よりエトワールのヴァリエーション)

    ・第7ヴァリエーション(ユリー・ガーバー作曲の「トリルビ」)

    ・第8ヴァリエーション(『パキータ』よりリュシアンのヴァリエーション)

    ・第9ヴァリエーション(『パキータ』 よりエカテリーナ・ヴァーゼムのバリエーション)

    『パキータ』特に有名・人気のヴァリエーション

    上記で紹介したヴァリエーションの中でも特に有名で人気のあるヴァリエーションについて詳しく解説します。

    ヴァリエーション選びの参考にしてみてくださいね!!

    • ・パ・ド・トロワ 第1ヴァリエーション(パ・ド・トロワの中の女性が踊るヴァリエーション)

    回転系のテクニックから跳躍系のものまでまんべんなく入っているのがこのヴァリエーションです。

    そのため、ヴァリエーションを踊る初心者にもオススメです。

    曲の早さもそこまで早くないので練習しやすいでしょう。

    • ・第6ヴァリエーション(『パキータ』よりエトワールのヴァリエーション)

    コンクールや発表会で良く目にする『パキータ』の有名なヴァリエーションは第6ヴァリエーション(エトワール)です。

    バレエダンサーには階級があり最高位はプリンシパルといわれていますが、パリ・オペラ座ではエトワール(フランス語で星の意)と称されています。

    このことからパキータ第2幕で結婚の喜びを表すソロの踊りは「パキータ エトワール』のヴァリエーションと呼ばれています。

    • ・第8ヴァリエーション(『パキータ』よりリュシアンのヴァリエーション)

    男性の主役であるリュシアンのヴァリエーションは難易度の高いテクニックが組み込まれており中級者以上向けのレベルとなっています。

    『ドン・キホーテ』のバジルにも似たコンビネーションで前半は跳躍系、後半は回転系の動きで構成されているので、まんべんなくテクニックをこなす必要があります。

    バレエ公演について

    日本ではバレエの公演に行くことはまだあまり馴染みがないかもしれません。

    そのため、敷居が高いと感じてしまうことも多いようです。

    しかし、実際は案外気軽に行けるものです。

    バレエ公演の基本について紹介しますので、「バレエ公演に行ってみようかな」という方は参考にしてみてください。

    バレエ公演のチケット

    バレエの公演に行くには、まずチケットが必要です。

    チケットの価格はオーケストラ付きの生演奏と、そうでない場合か日本のバレエ団か海外のバレエ団か、全幕公演か※ガラ公演かによって価格は変わります。

    ※ガラ公演とは各作品から抜粋されたパ・ド・ドゥや小作品を集めた公演のことです。

    • チケットの価格

    チケットの価格は大体が3.000円から20,000円くらいの場合が多いです。

    • チケット(座席)の種類

    座席は指定になっておりS席、A席、B席、C席のように分かれています。

    会場にもよりますが、S席、A席は1階、B席、C席は2階や3階ということが多いです。

    1階席は舞台が近く、ダンサーや衣装、舞台の背景など間近で舞台の細かいところまで観ることができます。

    2階や3階席も舞台が遠くなってしまいますが、上から見えるので舞台の全体を観ることができるので意外とオススメです。

    バレエ公演を観に行く時の服装

    実は日本国内のバレエ公演ではドレスコードは決まっていません。

    そのため、スーツやドレスなど普段よりドレスアップする必要はありません。

    バレエ鑑賞は非日常を味わえる機会なので、せっかくなら少しおしゃれをして行くことをオススメします。

    • オススメの服装

    男性 ジャケット、シャツ

    女性 ワンピース、スカート(パンツスタイルでもOK)

    お子さま (女の子)ワンピースやスカート(男の子)襟付きのシャツ、ポロシャツ等

    ※マストではありませんが綺麗めな服装がオススメです。

    • 持っていると便利なもの

    ・オペラグラス

    ダンサーの表情や衣装等といった細かい部分も見ることができます。

    ・ブランケット

    会場内は空調が効いている場合が多く、夏には冷房が強く感じることもありますのでブランケットがあると肌寒く感じる時にも安心です。

    ・A4サイズが入るバッグ

    プログラムを購入したり、他の舞台のチラシをいただいたりするので、それらを入れられるA4サイズのバッグがオススメです。

    これらのものは必須ではありませんが、持っていると便利なものですので参考にしてみてくださいね。

    バレエ公演の鑑賞中マナー

    バレエ鑑賞はマナーに厳しいイメージもあるかもしれません。

    しかし、基本的に意識したいのは「他の観客の邪魔をしないこと」です。

    具体的には下記のことに気をつけます。

    ・上演中に客席を出入りしない

    ・上演中にしゃべらない

    ・物音を立てないようにする

    ・スマートフォンなどの電子機器の操作(上演中は電源をオフにするのが安心です)

    ・客席での飲食

    ・身を乗り出して見ること(後ろの人が見えにくくなってしまうため)

    バレエの公演は一度始まってしまうと休憩まで中に入れないこと・外に出られないこともあります。

    遅刻してしまった時は休憩までロビーで待たなければならない場合もありますので、時間には余裕を持つようにしましょう。

    まとめ

    発表会や小作品集では第2幕の舞踏会の様子のみが描かれていることが多く、全幕公演は珍しい印象です。

    しかしながら、まれに全幕公演が行われる場合も・・。

    その際にあらすじやみどころを把握しておくことで見逃しがなく、より『パキータ』を楽しめそう!!

    たくさんのヴァリエーションが登場しますので、何のヴァリエーションを踊るか考え中の方にもぴったりの演目となっています。

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  5. ダイナミックで勇ましいバレエ作品『海賊』の全幕を徹底解説!

    バレエ作品の1つである『海賊』はヴァリエーションや短編集などではよく耳にしますが、実は全幕のストーリーを知らないという方も多いかもしれません。

    最近では日本でも『海賊』を全幕上演するバレエ団も増えたので、全幕公演を観れる機会も多くなりました。

    今回は『海賊』のあらすじやみどころ、登場するヴァリエーションなどを紹介します。

    『海賊』のヴァリエーションを踊ってみたい、『海賊』の全幕公演を観に行く予定の方などは参考にしてみてください!!

    『海賊』について知ろう!!

    『海賊』は他の三大バレエやロマンティックバレエ作品とは違った、ダイナミックでワイルドな雰囲気のあるバレエ作品です。

    まずは、『海賊』の概要や登場人物について紹介します。

    『海賊』の概要

    『海賊』(かいぞく、仏: Le Corsaire) は、 アドルフ・アダンの作曲したバレエ音楽、およびそれを用いたバレエ作品です。

    ギリシア独立戦争に参加した、イギリスの詩人ジョージ・ゴードン・バイロンによって1814年に長編物語詩 『海賊』 をもとに作られました。

    台本はジョゼフ・マジリエとジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ、振付はジョゼフ・マジリエ。

    後にチェーザレ・プーニ、レオ・ドリーブ、リッカルド・ドリゴ、レオン・ミンクスらによる楽曲が追加され、近年の舞台では1899年にマリウス・プティパにより振り付けられた改訂版をベースとすることが多いです。

    初演は、1856年1月23日、パリ・オペラ座で行われ、主役のメドーラとコンラッドは、それぞれカロリーナ・ロザティとドメニコ・セガレッリが演じました。

    登場人物

    『海賊』には数々の個性豊かな人物が登場します。

    主な登場人物の一覧をご覧ください。

    ・メドーラ(ギリシアの美しい娘)

    ・コンラッド(海賊の首領(かしら))

    ・ランケデム(奴隷商人でメドーラやギュリナーラ達を奴隷として売買する)

    ・パシャ(トルコ総督で女奴隷たちを集めてハーレムにし、美女を何人も夫人にしている)

    ・ビルバント(海賊でコンラッドの手下)

    ・アリ(コンラッドの忠誠な奴隷)

    ・ギュリナーラ(ギリシアの美女でメドーラと仲良し。奴隷市場に出さてしまう)

    メドーラやギュリナーラのヴァリエーションはコンクールなどでも多く踊られているので名前を聞いたことがある人も多いでしょう。

    『海賊』第1幕

    『海賊』はバレエ作品では珍しく男性ダンサーが多く登場する作品でもあります。

    第1幕では海賊とその手下や、ギリシャの美女など物語に重要なポジションの登場人物が次々に登場します。

    『海賊』第1幕のあらすじやみどころ、登場するヴァリエーションを紹介しますので、見逃しのないようにチェックしておきましょう!!

    『海賊』第1幕のあらすじ

    ストーリーは海賊の領主コンラッド率いる海賊船が嵐に巻き込まれ沈没するプロローグから始まります。

    コンラッド(海賊の首領)とビルバント(コンラッドの手下)、アリ(コンラッドの奴隷)はギリシャに面した地中海の浜辺に流れ着きます。

    3人は偶然通りかかったギリシャの娘、メドーラとギュリナーラに助けられます。

    このことがきっかけでコンラッドとメドーラは恋に落ちるのでした。

    しかし、そこへトルコ兵がやってきてメドーラたちは捕らえられてしまい、奴隷市場へと連れ去られてしまいます。

    コンラッドたちはメドーラたちを助けようと決心します。

    奴隷市場では奴隷商人のランケデムが集められた奴隷たちを売り買いし活気に溢れています。

    トルコ総督のパシャは、自分の宮殿に招き入れるための美しい美女を探しに奴隷市場を訪れます。

    そこで、美しいギュリナーラが競りにかけられているのを一目見たパシャはギュリナーラをすぐに競り落とします。

    続いて、メドーラが競りに出されるとパシャは彼女の美しい容姿に魅了され、どんな価格でも手に入れる決心をします。

    そこへやってきた商人に扮したコンラッドは「さらに高値で引き取る」と申し出ます。

    その高すぎる値段に、パシャはコンラッドの正体を怪しみます。

    正体がバレそうになったコンラッドは、自ら正体を明し、その混乱に紛れてメドーラと女奴隷たちを救い出し、奴隷商人のランケデムを連れて姿をくらまします。

    『海賊』第1幕のみどころ

    バレエ作品では女性ダンサーがメインであることが多いですが『海賊』の場合は男性ダンサーがメインとなりストーリーが展開されます。

    また、奴隷市場ランケデムと売りに出されるギュリナーラのグラン・パ・ド・ドゥが踊られます。

    日本では「奴隷のパ・ド・ドゥ」とも呼ばれることもあり、短編集を集めたガラ公演や発表会などでも人気です。

    『海賊』第1幕のヴァリエーション

    『海賊』では第1幕から多くのヴァリエーションが登場します。

    『海賊』第1幕に登場するヴァリエーション一覧は下記の通りです。

    ・メドーラのヴァリエーション

    ・※オダリスクの第1ヴァリエーション

    ・※オダリスクの第2ヴァリエーション

    ・※オダリスクの第3ヴァリエーション

    ・ランケデムのヴァリエーション

    ・ギュリナーラのヴァリエーション

    男性ダンサーが多い中、女性ダンサー3名のオダリスクは華やかで美しいです。

    ぜひチェックしてみてください!

    ※オダリスクとは女性の奴隷のことで、3人のダンサーによるパ・ド・トロワの踊りです。 アントレ・第1〜第3ヴァリエーション・コーダ の一連の踊りとなっています。

    『海賊』第2幕

    第1幕に引き続き、海賊たちや奴隷商人が物語を牽引します。

    ドキドキの展開から目が離せない第2幕!

    『海賊』第2幕のあらすじやみどころ、登場するヴァリエーションを紹介しますので、見逃しのないようにチェックしておきましょう!!

    『海賊』第2幕のあらすじ

    海賊たちの潜む洞窟では、海賊たちがメドーラたちを助け出したことを祝って宴が行われています。

    メドーラはランケデム(奴隷商人)に一緒に捕まっていた女奴隷の解放をお願いします。

    しかし、コンラッド以外の海賊は全員反対します。

    海賊たちの反対を押し切り、女奴隷たちを解放してあげるコンラッド。

    このことがきっかけでコンラッドに不満を抱いたビルバンド(コンラッドの手下)はランケデムと共謀しコンラッドに罠を仕掛けます。

    メドーラに睡眠薬を振りかけた花束を渡し、何も知らないメドーラは友人たちを救ってくれたお礼にとコンラッドにその花束を渡してしまいます。

    コンラッドはぐっすりと眠りについてしまい、ビルバンドはコンラッドを殺害しようと試みます。

    そのことに気づいたメドーラは抵抗しますが、この混乱に乗じてランケデムはメドーラを捕まえ洞窟から逃げ出します。

    『海賊』第2幕のみどころ

    第1幕に引き続き男性ダンサーがストーリー展開のメインとなっています。

    特に第2幕の「海賊の潜む洞窟」の場面では海賊たちのダイナミックで勇ましい踊りを観ることができます!!

    また、コンラッド、メドーラ、アリによるパ・ド・トロワもこの場面で踊られますので見逃さないようにしましょう!

    『海賊』第2幕のヴァリエーション

    『海賊』第2幕では前述のコンラッド、メドーラ、アリによるパ・ド・トロワによる、それぞれのヴァリエーションが登場します。

    下記は『海賊』の第2幕に登場するヴァリエーションの一覧です。

    ・アリのヴァリエーション

    ・メドーラのヴァリエーション

    ・コンラッドのヴァリエーション

    『海賊』第2幕では海賊たちの踊りの他にも、男性のヴァリエーションがみどころの1つ。

    男性で何のヴァリエーションを踊ろうか考えている方も参考になりそうです!

    『海賊』第3幕

    今までのダイナミックで勇ましい雰囲気とは一転、美しい花園のシーンに目を奪われます。

    また、コンラッドとメドーラはどうなってしまうのか・・。

    その結末から目が離せません!

    『海賊』第3幕のあらすじやみどころ、登場するヴァリエーションを紹介します!!

    『海賊』第3幕のあらすじ

    場面はパシャ(トルコ総督)の美しい女性たちを集め花園が築かれた宮殿。

    パシャは奴隷市場で見つけたギュリナーラの踊りに満足していましたが、他の女性たちからは不満を持たれていました。

    そんな中、奴隷商人のランケデムがメドーラを連れてやってきます。

    メドーラが自分の元に戻ったことを喜ぶパシャ。

    上機嫌になっているパシャは、メッカへの巡礼へ向かう一向に「一晩泊めて欲しい」と頼まれ快諾します。

    しかし、実は彼らの正体はメドーラたちを救いにきたコンラッドたちだったのです!

    パシャの隙をついたコンラッドはメドーラたちを救出し、海賊船に乗り込みます。

    新たな旅に向けて出発した海賊たちでしたが、船は嵐に遭遇し沈没してしまいます。

    コンラッドとメドーラだけが奇跡的に助かることができ物語は終わりを迎えます。

    『海賊』第3幕のみどころ

    第1幕と第2幕では男性ダンサーがメインで活躍し、冒険や勇ましい踊りが繰り広げられましたが、第3幕では美しい花園シーンが登場します。

    その美しさはクラシックバレエらしく、ロマンティックな雰囲気です。

    踊りも男性たちによる勇ましいものとは打って変わり、優雅で美しい女性の踊りやヴァリエーションが披露されます。

    『海賊』第3幕のヴァリエーション

    第3幕のパシャの花園では女性ダンサーのヴァリエーションが登場します。

    下記は『海賊』の第3幕に登場するヴァリエーションの一覧です。

    ・ギュリナーラのバリエーション

    ・メドーラのバリエーション

    『海賊』は同じシーンでもバレエ団によって異なるヴァリエーションが披露されることも多いです。

    それぞれの違いを楽しむのも『海賊』を観る楽しみかもしれませんね。

    バレエ公演について

    日本ではバレエの公演に行くことはまだあまり馴染みがないかもしれません。

    そのため、敷居が高いと感じてしまうことも多いようです。

    しかし、実際は案外気軽に行けるものです。

    バレエ公演の基本について紹介しますので、「バレエ公演に行ってみようかな」という方は参考にしてみてください。

    バレエ公演のチケット

    バレエの公演に行くには、まずチケットが必要です。

    チケットの価格はオーケストラ付きの生演奏と、そうでない場合か日本のバレエ団か海外のバレエ団か、全幕公演か※ガラ公演かによって価格は変わります。

    ※ガラ公演とは各作品から抜粋されたパ・ド・ドゥや小作品を集めた公演のことです。

    • チケットの価格

    チケットの価格は大体が3.000円から20,000円くらいの場合が多いです。

    • チケット(座席)の種類

    座席は指定になっておりS席、A席、B席、C席のように分かれています。

    会場にもよりますが、S席、A席は1階、B席、C席は2階や3階ということが多いです。

    1階席は舞台が近く、ダンサーや衣装、舞台の背景など間近で舞台の細かいところまで観ることができます。

    2階や3階席も舞台が遠くなってしまいますが、上から見えるので舞台の全体を観ることができるので意外とオススメです。

    バレエ公演を観に行く時の服装

    実は日本国内のバレエ公演ではドレスコードは決まっていません。

    そのため、スーツやドレスなど普段よりドレスアップする必要はありません。

    バレエ鑑賞は非日常を味わえる機会なので、せっかくなら少しおしゃれをして行くことをオススメします。

    • オススメの服装

    男性 ジャケット、シャツ

    女性 ワンピース、スカート(パンツスタイルでもOK)

    お子さま (女の子)ワンピースやスカート(男の子)襟付きのシャツ、ポロシャツ等

    ※マストではありませんが綺麗めな服装がオススメです。

    • 持っていると便利なもの

    ・オペラグラス

    ダンサーの表情や衣装等といった細かい部分も見ることができます。

    ・ブランケット

    会場内は空調が効いている場合が多く、夏には冷房が強く感じることもありますのでブランケットがあると肌寒く感じる時にも安心です。

    ・A4サイズが入るバッグ

    プログラムを購入したり、他の舞台のチラシをいただいたりするので、それらを入れられるA4サイズのバッグがオススメです。

    これらのものは必須ではありませんが、持っていると便利なものですので参考にしてみてくださいね。

    バレエ公演の鑑賞中マナー

    バレエ鑑賞はマナーに厳しいイメージもあるかもしれません。

    しかし、基本的に意識したいのは「他の観客の邪魔をしないこと」です。

    具体的には下記のことに気をつけます。

    ・上演中に客席を出入りしない

    ・上演中にしゃべらない

    ・物音を立てないようにする

    ・スマートフォンなどの電子機器の操作(上演中は電源をオフにするのが安心です)

    ・客席での飲食

    ・身を乗り出して見ること(後ろの人が見えにくくなってしまうため)

    バレエの公演は一度始まってしまうと休憩まで中に入れないこと・外に出られないこともあります。

    遅刻してしまった時は休憩までロビーで待たなければならない場合もありますので、時間には余裕を持つようにしましょう。

    まとめ

    女性、男性ともにコンクールや発表会でよく見かける『海賊』のヴァリエーション。

    『海賊』自体、ヴァリエーションの多い作品ですので「何を踊るか迷っている」という方は必見です。

    男性ダンサーが多く登場し、メインでストーリー進行していきますので、バレエをしている男の子や男性も参考になることが多いでしょう!

    ぜひ、この機会に『海賊』の全幕公演を観てみてくださいね!

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  6. 3大バレエの1つ!『くるみ割り人形』の全幕を徹底解説!

    毎年、秋が過ぎた頃の冬の始まりからクリスマスにかけて『くるみ割り人形』の公演が多く上演されます。

    様々なバレエ団がそれぞれの個性あふれる公演を行います。

    今回は冬の定番演目である『くるみ割り人形』のあらすじやみどころを全幕解説していきます!

    気になっている方は参考にしてみてくださいね!!

    チャイコフスキーの名作!!『くるみ割り人形』について知ろう

    『くるみ割り人形』はピョートル・チャイコフスキーが作曲したバレエ音楽で、その楽曲を用いた、バレエ作品でもあります。

    チャイコフスキーが手掛けた最後のバレエ音楽で、バレエの公演は1892年にサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初演されました。

    『くるみ割り人形』の原作はドイツのE.T.A.ホフマンによる童話『くるみ割り人形とねずみの王様』を、アレクサンドル・デュマ・ペールがフランス語に翻案した『はしばみ割り物語』です。

    クリスマスにちなんだ作品なので、毎年クリスマス・シーズンには世界中で上演されています。

    クラシック・バレエを代表する作品の1つで、同じくチャイコフスキーが作曲した『白鳥の湖』『眠れる森の美女』と共に「3大バレエ」となっています。

    登場人物

    『くるみ割り人形』には数々の魅力的な人物が登場します。

    主な登場人物の一覧をご覧ください。

    ・クララ(マリー・マーシャ):主人公の少女

    ・王子:お菓子の国の王子

    ・ドロッセルマイヤー:人形遣いのおじさん

    ・フリッツ:クララの弟

    ・くるみ割り人形:変身させられた王子

    ・ねずみの王様:ねずみたちのボス

    ・雪の精(※コールド)

    ・スペイン(チョコレート)

    ・アラビア(コーヒー)

    ・中国(お茶)

    ・ロシア(トレパック)

    ・フランス(葦笛)

    ・金平糖の精

    ・花のワルツ(コールド)

    ※コールドについて

    群舞の集団を意味し、ソリスト以外の、群舞や大人数の情景を担当するダンサーをひとまとめに指していいます。

    バレエ団によって異なる主役やストーリー展開

    実は『くるみ割り人形』は公演を行う国やバレエ団によって主役が異なることがあります。

    主役であるクララの名前もマーシャやマリーといった呼ばれ方をすることも。

    また、「クララが少女で金平糖がお菓子の国の女王という設定」や「クララが成長して金平糖の精を踊るという設定」といったストーリー展開や設定も異なります。

    そういった演出も『くるみ割り人形』を観る際の楽しみの1つですね!

    くるみ割り人形』第1幕

    『くるみ割り人形』は全2幕で上演時間は約2時間10分~2時間15分程度と他のバレエ演目に比べ短めなためお子さまにも観やすい作品です

    そして、第1幕にはクリスマスを楽しむ子どもたちや、謎めいたドッセルマイヤー、ネズミたちとの戦いなど盛りだくさん!

    『くるみ割り人形』の第1幕の詳しいあらすじやみどころについて紹介します。

    『くるみ割り人形』第1幕のあらすじ

    クララの家でクリスマスパーティーが開かれ、招かれたお客たちが雪道の中続々と集まります。

    そして、楽しいクリスマスパーティーでしゃぐ子どもたちと、おしゃべりに花を咲かせる大人たち。

    そんな中、遅れてやってきたのは少し怪しい雰囲気のあるドッセルマイヤーです。

    ドッセルマイヤーはクララのお父さんの友人の人形師で、子どもたちにピエロやムーア人形といった機械仕掛けの人形を踊らせてみせてくれます。

    そして、クララに少し変わったくるみ割り人形をプレゼントしてくれました。

    クララはくるみ割り人形をとても気に入りましたが、兄のフリッツがからかいクララからくるみ割り人形を取り上げ壊してしまいます。

    その様子を見ていたドッセルマイヤーはフリッツをしかり追い払います。

    やがて、クリスマスパーティーはお開きになり、来客たちが雪の中帰っていきます。

    みんなが眠りについたところ、クララはふと目を覚まし広間にやってきます。

    すると突然、ネズミの大群が現れ、クララは襲われそうに!

    そこへ、くるみ割り人形が現れクララをかばい戦いますが、がなかなかネズミに勝てません。

    そして、クララも応戦することで、ネズミたちはようやく退散します。

    するとくるみ割り人形は美しく立派な王子に代わり「ネズミから救ってくれたお礼にクララを、一面雪の世界を通り※お菓子の国へと導きます。

    ※お菓子の国は公演によって異なり、魔法の国や人形の国と表現されることもあります。

    『くるみ割り人形』第1幕のみどころ

    『くるみ割り人形』第1幕のみどころは楽しいクリスマスの雰囲気が一転し、怪しい雰囲気のドッセルマイヤーが繰り出す機械人形(人が演じています)にクギ付けになる場面。

    また、ドッセルマイヤーがクララにくれたくるみ割り人形も不思議な雰囲気のある人形なのでこれからの展開が気になる重要なアイテムとなります。

    ネズミの大群とクララ、くるみ割り人形の戦いはドキドキ、ハラハラ!

    そして、くるみ割り人形が王子となりお菓子の国へ行く際に登場する、幻想的な雪の精たちの踊りにも注目です。

    くるみ割り人形』第1幕のヴァリエーション

    『くるみ割り人形』は第1幕にはヴァリエーションはありません。

    しかしながら、クララが1人で踊るシーンや、ネズミとの戦いのシーン、雪の精のコールドバレエは有名なシーンとなっていますので注目度が高いです。

    見逃さないようにしましょう!

    くるみ割り人形』第2幕

    お菓子の国へと旅立ったクララと王子が到着したのは、様々な国のお菓子の精が登場する華やかで可愛い世界でした。

    個性豊かなお菓子の精たちの踊りやクライマックスが気になる第2幕のあらすじやみどころなどを紹介します!!

    『くるみ割り人形』第2幕のあらすじ

    お菓子の国に到着したクララと王子は、様々な国のお菓子の精に歓迎されます。

    そして、お菓子の精による華やかな宴が始まります。

    まず、踊りを披露するのはチョコレートの精(スペインの踊り)そして、コーヒーの精(アラビアの踊り)、お茶の精(中国の踊り)、トレパック(ロシアの踊り)、あし笛(フランスの踊り)と続きます。

    コールドバレエの花のワルツも華やかに登場し、ラストを飾るのは王子と金平糖の精のパ・ド・ドゥです。

    そして、お菓子の国全員で華やかな※コーダを踊り、クララは再び夢の中へ・・。

    目を覚ますとそこはクララの家の広間でした。

    横には壊れたくるみ割り人形が。

    クララが体験した出来事は夢だったのでしょうか?

    クララは愛おしそうにくるみ割り人形を抱え、ストーリーは終わります。

    バレエにおけるコーダ(Coda)とは、幕の終わりに大団円を迎える部分をさします。楽曲においては、独立してつくられた終結部分のことです。

    『くるみ割り人形』第2幕のみどころ

    第2幕のみどころは何といっても個性的なお菓子の国のお菓子の精たち!

    それぞれの国の特徴を掴んだ個性的で可愛いお菓子の精が踊る踊りは『くるみ割り人形』の定番で、発表会などでも上演されることが多いです。

    また、王子と金平糖の精の王子と金平糖の精のパ・ド・ドゥはクライマックスにふさわしく、うっとりするほど華やかです。

    くるみ割り人形が王子になる設定と同様に、クララが金平糖の精になる設定も存在します。

    くるみ割り人形がお菓子の国の女王という設定もあります。

    『くるみ割り人形』第2幕のヴァリエーション

    『くるみ割り人形』の第2幕では王子と金平糖の精のパ・ド・ドゥがあるので、それぞれのヴァリエーションも存在します。

    また、ソロではない場合も多くありますが各国のお菓子の精のヴァリエーションも個性豊かで『くるみ割り人形』第2幕を観る楽しみの1つ!

    下記は『くるみ割り人形』の第2幕に登場するヴァリエーションの一覧です。

    チョコレートの精(スペインの踊り)

    ・コーヒーの精(アラビアの踊り)

    ・お茶の精(中国の踊り)

    ・トレパック(ロシアの踊り)

    ・あし笛(フランスの踊り)

    ・王子のヴァリエーション

    ・金平糖のヴァリエーション

    王子のヴァリエーションと金平糖のヴァリエーションはコンクールでも踊られることも多い人気のヴァリエーションです!

    バレエ公演について

    日本ではバレエの公演に行くことはまだあまり馴染みがないかもしれません。

    そのため、敷居が高いと感じてしまうことも多いようです。

    しかし、実際は案外気軽に行けるものです。

    バレエ公演の基本について紹介しますので、「バレエ公演に行ってみようかな」という方は参考にしてみてください。

    バレエ公演のチケット

    バレエの公演に行くには、まずチケットが必要です。

    チケットの価格はオーケストラ付きの生演奏と、そうでない場合か日本のバレエ団か海外のバレエ団か、全幕公演か※ガラ公演かによって価格は変わります。

    ※ガラ公演とは各作品から抜粋されたパ・ド・ドゥや小作品を集めた公演のことです。

    • チケットの価格

    チケットの価格は大体が3.000円から20,000円くらいの場合が多いです。

    • チケット(座席)の種類

    座席は指定になっておりS席、A席、B席、C席のように分かれています。

    会場にもよりますが、S席、A席は1階、B席、C席は2階や3階ということが多いです。

    1階席は舞台が近く、ダンサーや衣装、舞台の背景など間近で舞台の細かいところまで観ることができます。

    2階や3階席も舞台が遠くなってしまいますが、上から見えるので舞台の全体を観ることができるので意外とオススメです。

    バレエ公演を観に行く時の服装

    実は日本国内のバレエ公演ではドレスコードは決まっていません。

    そのため、スーツやドレスなど普段よりドレスアップする必要はありません。

    バレエ鑑賞は非日常を味わえる機会なので、せっかくなら少しおしゃれをして行くことをオススメします。

    • オススメの服装

    男性 ジャケット、シャツ

    女性 ワンピース、スカート(パンツスタイルでもOK)

    お子さま (女の子)ワンピースやスカート(男の子)襟付きのシャツ、ポロシャツ等

    ※マストではありませんが綺麗めな服装がオススメです。

    • 持っていると便利なもの

    ・オペラグラス

    ダンサーの表情や衣装等といった細かい部分も見ることができます。

    ・ブランケット

    会場内は空調が効いている場合が多く、夏には冷房が強く感じることもありますのでブランケットがあると肌寒く感じる時にも安心です。

    ・A4サイズが入るバッグ

    プログラムを購入したり、他の舞台のチラシをいただいたりするので、それらを入れられるA4サイズのバッグがオススメです。

    これらのものは必須ではありませんが、持っていると便利なものですので参考にしてみてくださいね。

    バレエ公演の鑑賞中マナー

    バレエ鑑賞はマナーに厳しいイメージもあるかもしれません。

    しかし、基本的に意識したいのは「他の観客の邪魔をしないこと」です。

    具体的には下記のことに気をつけます。

    ・上演中に客席を出入りしない

    ・上演中にしゃべらない

    ・物音を立てないようにする

    ・スマートフォンなどの電子機器の操作(上演中は電源をオフにするのが安心です)

    ・客席での飲食

    ・身を乗り出して見ること(後ろの人が見えにくくなってしまうため)

    バレエの公演は一度始まってしまうと休憩まで中に入れないこと・外に出られないこともあります。

    遅刻してしまった時は休憩までロビーで待たなければならない場合もありますので、時間には余裕を持つようにしましょう。

    まとめ

    発表会の演目でも人気のある『くるみ割り人形』はバレエの定番といっても過言ではありません。

    上演される国やバレエ団によってストーリーの設定や展開が異なるため、何度観ても楽しめる作品です。

    毎年、冬の始まりを感じる11月頃から上演されることが多いので、興味がある方は一度観にいってみてくださいね!

    クリスマス気分を盛り上げたいという方も必見です!!

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  7. コミカルで華やか!!『ドン・キホーテ』の全幕を徹底解説!

    明るくコミカルな『ドン・キホーテ』は誰でも楽しめるバレエ作品です。

    バレエらしい華やかなシーンや幻想的なシーンまで、みどころもたくさん!

    『ドン・キホーテ』を観る際に、さらに楽しめるよう、あらすじやみどころ、登場するヴァリエーションなどについて詳しく解説していきます!

    鑑賞を予定している方や検討中の方は参考にしてみてくださいね!!

    ドン・キホーテは実は脇役!?『ドン・キホーテ』について知ろう!!

    登場人物が多くドタバタ劇がコミカルな『ドン・キホーテ』

    実は主役はドン・キホーテではないんです!

    登場人物について良く知っておくとストーリーを理解しやすいので、『ドン・キホーテ』の概要や登場人物について紹介します。

    『ドン・キホーテ』の概要

    『ドン・キホーテ』(英: Don Quixote)は、セルバンテスによる同名小説を翻案したバレエ作品です。

    振付家マリウス・プティパがレオン・ミンクスの楽曲を用いて創作し、1869年12月26日にモスクワのボリショイ劇場で初演されました。

    1900年に、振付家アレクサンドル・ゴルスキーが、プティパ版の大幅な改訂を行い、現在上演されている『ドン・キホーテ』の演出のほとんどがゴルスキーによる改訂版を基とされるようになりました。

    『ドン・キホーテ』のストーリーはスペインのバルセロナを舞台に、主人公のカップルが親の反対を乗り越えて結婚に至るまでを描いた喜劇が主軸となっています。

    そのため、実はタイトル・ロールであるドン・キホーテは脇役として登場します。

    クラシック・バレエならではの高度なテクニックやスペイン舞踊、コミカルな演技が取り入れられた華やかな演目となっています。

    登場人物

    『ドン・キホーテ』には数々の個性豊かな人物が登場します。

    主な登場人物の一覧をご覧ください。

    ・キトリ(主人公の明るく強気な女性でバジルの恋人)

    ・バジル(キトリの恋人で、床屋の息子)

    ・ドン・キホーテ(自称「騎士の旅人」)

    ・サンチョ・パンサ(ドン・キホーテの従者)

    ・ガマーシュ(街のお金持ちの貴族)

    ・ロレンツォ(キトリの父親で、金持ちの貴族ガマーシュと結婚させようとしている)

    ・エスパーダ(闘牛士)

    ・メルセデス(エスパーダの恋人)

    ・キトリの友人(キトリと幼なじみ、キトリとバジルを見守ります)

    ・ドルネシア姫(ドン・キホーテの夢の中に登場するお姫様)

    ・キューピット

    ・森の女王

    このように『ドン・キホーテ』は登場人物が多い作品です。

    これから、あらすじを通して詳しくみていきましょう!!

    ドン・キホーテ』第1幕

    『ドン・キホーテ』第1幕はプロローグから始まり、賑やかなバルセロナ広場へと場面が変わります。

    詳しいあらすじや、みどころ、登場するヴァリエーションなど見逃しがないよう、紹介していきます!

    『ドン・キホーテ』第1幕のあらすじ

    プロローグはとある村から始まります。

    村に住む郷士(ごうし)アロンソ・キハーノは中世の騎士物語に夢中になっていました。

    物語に夢中になるあまり、次第に現実と物語の区別がつかなくなってしまったアロンソは、自分が物語の主人公ドン・キホーテだと思い込み、服装から立ちふるまいも中世の騎士のようになっていきます。

    そして、ついには空想の人物であるドルネシア姫を探すため、付き人のサンチョ・パンサと共に旅へと出発します。

    場面は人々が行き交う活気に満ち溢れた、バルセロナの街の広場へと変わります。
    この街では宿屋の看板娘のキトリと床屋の息子バジルが暮らしています

    この2人は恋人同士で、いつも一緒ですが、キトリの父親ロレンツオはお金持ちの貴族マーシュとキトリと結婚させようと考えています。

    しかし、そんな父親のもくろみも気にせず、キトリはバジルは一層仲良しです。

    広場にはエスパーダ(闘牛士)たちが登場し、さらに活気づきます。

    そこへやってきた、ドン・キホーテとサンチョ・パンサ。

    街の人々は時代遅れの格好をしたドン・キホーテに驚きを隠せません。

    そして、ドン・キホーテはキトリをドルネシア姫だと思い込んでしまいます。

    そんな中、サンチョ・パンサが盗み食いをしたと勘違いされ、街中が大騒ぎに!

    大騒ぎの中、キトリとバジルは街から逃げ出します。

    キトリがいないことに気づいたドン・キホーテとサンチョ・パンサは慌てて2人を追いかけます。

    『ドン・キホーテ』第1幕のみどころ

    『ドン・キホーテ』第1幕のみどころは、賑やかな街で繰り広げられるドタバタ劇(ドタバタは続きます。笑)

    バレエにはセリフがありませんが、キトリとバジルの仲の良さや、ドン・キホーテが中世の騎士姿で街に現れるコミカルさなどが描かれています。

    また、キトリの父親の思惑も今後のストーリー展開に重要なポイントなので知っておくと展開がわかりやすいでしょう。

    『ドン・キホーテ』第1幕のヴァリエーション

    『ドン・キホーテ』第1幕に登場に登場するのはキトリのヴァリエーションです。

    このヴァリエーションの長さは1分弱と短いですが、脚を素早くあげる、背中を反らせて大きなジャンプをする、連続でターンを回るといった高度なテクニックが含まれます。

    また、テクニックをこなすだけでなくキトリの明るく活気のある性格や気の強さなどを表す表現力が必要となります。

    中級レベル程度の難易度で、コンクールでも見かける人気のヴァリエーションとなっています。

    ドン・キホーテ』第2幕 

    『ドン・キホーテ』第2幕ではキトリとバジルは逃げ切ることができるのかと、ドン・キホーテの夢は叶うのかが描かれます。

    どちらも展開が気になりますね!

    それでは、『ドン・キホーテ』第2幕のあらすじやみどころ、登場するヴァリエーションをみていきましょう!!

    『ドン・キホーテ』第2幕のあらすじ

    街を後にしたキトリとバジルはジプシーたちが集まる場所までやってきました。

    最初はジプシーたちに怪しまれてしまう2人でしたが、駆け落ちをしたことを伝えるとすぐに歓迎の踊りを披露してくれました。

    そこへ、ドン・キホーテとサンチョ・パンサもやってきました。

    ジプシーによる人形劇を観たドン・キホーテは、劇中に登場した悪役を本物の悪者だと勘違いし倒そうと飛びかかります。

    そして、次には風車を悪者だと勘違いし、槍(ヤリ)を持ち突進してしまいます。

    風車に舞い上げられたドン・キホーテは気絶してしました・・。

    意識を失ったドン・キホーテは夢を見ます(ドン・キホーテの夢の場)

    夢の中で森の中にいるドン・キホーテは、探し求めていたドルネシア姫やキューピット、森の女王に出会いました。

    探し求めていたドルネシア姫が美しい踊りを披露し、キューピットや森の女王も続けて踊りを披露します。

    キューピットに胸を打たれたドン・キホーテはようやく目を覚まします。

    そこへ、キトリの父親ロレンツォと貴族のガマーシュがやってきてキトリとバジルの後を追います。

    『ドン・キホーテ』第2幕のみどころ

    『ドン・キホーテ』第2幕のみどころはなんといっても、ドン・キホーテの夢の中の様子が描かれた「夢の場」のシーンです。

    幻想的な森の中で美しいドルネシア姫やキューピット、森の女王が登場します。

    発表会ではこの「夢の場」を演目に入れている場合も多く有名で人気のあるシーンとなっています。

    『ドン・キホーテ』第2幕のヴァリエーション

    『ドン・キホーテ』第2幕の「夢の場」では多くのヴァリエーションが披露されます。

    下記は『ドン・キホーテ』の第2幕に登場するヴァリエーションの一覧です。

    ・ドルネシア姫のヴァリエーション

    ・キューピットのヴァリエーション

    ・森の女王のヴァリエーション

    上記のヴァリエーションはコンクールや発表会でも、よく踊られています。

    特にキューピットのヴァリエーションはお子さまが挑戦しやすいので人気が高いです!

    ドン・キホーテ』第3幕

    『ドン・キホーテ』第3幕では、これまでのドタバタ劇の結末が描かれます。

    それでは、『ドン・キホーテ』第3幕のあらすじやみどころ、登場するヴァリエーションをみていきましょう!!

    『ドン・キホーテ』第3幕のあらすじ

    街の酒場ではキトリの友人とエスパーダ(闘牛士)とその恋人のメルセデスが踊りを楽しんでいます。

    キトリとバジルがそこへ逃げ込んできます。

    2人を追いかけてきたロレンツォたちに見つかってしまったキトリは、再びガマーシュとの結婚を強要されてしまいます。

    すると、バジルは自殺をはかり周囲を驚かせます。

    しかし、実はこれはバジルの作戦で自殺は演技でした。

    すっかり腰を抜かしたロレンツォとガマーシュ。

    ロレンツォはついに2人の結婚を許すことに!

    キトリとバジルの結婚式が行われることになりました!

    キトリの友人やエスパーダ、メルセデスも2人の結婚をお祝いし踊りを披露します。

    キトリとバジルのパ・ド・ドゥも披露され最後は全員で※コーダを踊り物語は終わりを迎えます。

    2人の結婚式を見届けたドン・キホーテとサンチョ・パンサは新たな冒険へと旅立ちます。

    バレエにおけるコーダ(Coda)とは、幕の終わりに大団円を迎える部分をさします。

    『ドン・キホーテ』第3幕のみどころ

    『ドン・キホーテ』第3幕のみどころは、結婚を許してもらうためにバジルが狂言自殺を試みるシーン。

    ドキドキな展開から目が離せません。

    また、ロレンツォに結婚を許してもらってからは、2人の結婚式が盛大に祝われます。

    最大のみどころはなんといってもキトリとバジルのパ・ド・ドゥ。

    うっとりするほど華やかで、高いテクニックも次々と披露されます。

    中でもコーダで披露されるキトリのグランフェッテは32回転。

    このシーンでは会場が最高に盛り上がります。

    ぜひ、注目してみてくださいね!!

    『ドン・キホーテ』第3幕のヴァリエーション

    『ドン・キホーテ』第3幕ではたくさんの有名なヴァリエーションが登場します!

    下記は『ドン・キホーテ』の第3幕に登場するヴァリエーションの一覧です。

    ・キトリの友人第1のヴァリエーション

    ・キトリの友人第2のヴァリエーション

    ・キトリのヴァリエーション

    ・バジルのヴァリエーション

    キトリの扇子を持って踊るヴァリエーションはコンクールでもよく踊られる有名で人気の高いヴァリエーションです。

    また、バジルのヴァリエーションも有名で人気が高くコンクールでも定番のヴァリエーションとなっています。

    バレエ公演について

    日本ではバレエの公演に行くことはまだあまり馴染みがないかもしれません。

    そのため、敷居が高いと感じてしまうことも多いようです。

    しかし、実際は案外気軽に行けるものです。

    バレエ公演の基本について紹介しますので、「バレエ公演に行ってみようかな」という方は参考にしてみてください。

    バレエ公演のチケット

    バレエの公演に行くには、まずチケットが必要です。

    チケットの価格はオーケストラ付きの生演奏と、そうでない場合か日本のバレエ団か海外のバレエ団か、全幕公演か※ガラ公演かによって価格は変わります。

    ※ガラ公演とは各作品から抜粋されたパ・ド・ドゥや小作品を集めた公演のことです。

    • チケットの価格

    チケットの価格は大体が3.000円から20,000円くらいの場合が多いです。

    • チケット(座席)の種類

    座席は指定になっておりS席、A席、B席、C席のように分かれています。

    会場にもよりますが、S席、A席は1階、B席、C席は2階や3階ということが多いです。

    1階席は舞台が近く、ダンサーや衣装、舞台の背景など間近で舞台の細かいところまで観ることができます。

    2階や3階席も舞台が遠くなってしまいますが、上から見えるので舞台の全体を観ることができるので意外とオススメです。

    バレエ公演を観に行く時の服装

    実は日本国内のバレエ公演ではドレスコードは決まっていません。

    そのため、スーツやドレスなど普段よりドレスアップする必要はありません。

    バレエ鑑賞は非日常を味わえる機会なので、せっかくなら少しおしゃれをして行くことをオススメします。

    • オススメの服装

    男性 ジャケット、シャツ

    女性 ワンピース、スカート(パンツスタイルでもOK)

    お子さま (女の子)ワンピースやスカート(男の子)襟付きのシャツ、ポロシャツ等

    ※マストではありませんが綺麗めな服装がオススメです。

    • 持っていると便利なもの

    ・オペラグラス

    ダンサーの表情や衣装等といった細かい部分も見ることができます。

    ・ブランケット

    会場内は空調が効いている場合が多く、夏には冷房が強く感じることもありますのでブランケットがあると肌寒く感じる時にも安心です。

    ・A4サイズが入るバッグ

    プログラムを購入したり、他の舞台のチラシをいただいたりするので、それらを入れられるA4サイズのバッグがオススメです。

    これらのものは必須ではありませんが、持っていると便利なものですので参考にしてみてくださいね。

    バレエ公演の鑑賞中マナー

    バレエ鑑賞はマナーに厳しいイメージもあるかもしれません。

    しかし、基本的に意識したいのは「他の観客の邪魔をしないこと」です。

    具体的には下記のことに気をつけます。

    ・上演中に客席を出入りしない

    ・上演中にしゃべらない

    ・物音を立てないようにする

    ・スマートフォンなどの電子機器の操作(上演中は電源をオフにするのが安心です)

    ・客席での飲食

    ・身を乗り出して見ること(後ろの人が見えにくくなってしまうため)

    バレエの公演は一度始まってしまうと休憩まで中に入れないこと・外に出られないこともあります。

    遅刻してしまった時は休憩までロビーで待たなければならない場合もありますので、時間には余裕を持つようにしましょう。

    まとめ

    明るく元気なキトリと男気のあるバジルの華やかでダイナミックな恋模様やドン・キホーテとサンチョ・パンサのコミカルな動きから始終、目を離すことができません。

    発表会では第2幕の「夢の場」から第3幕のキトリとバジルの結婚式までを演目として取り入れる場合が多いです。

    誰でも楽しめる作品となっていますので、バレエの公演を観るのが初めての方も安心して観ることができるオススメの演目です。

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  8. 3大バレエの1つ!『白鳥の湖』の全幕を徹底解説!

    3大バレエの1つである『白鳥の湖』は、バレエといえばこの作品を思い浮かべる方も多いでしょう。

    今回は『白鳥の湖』のあらすじやみどころなどを徹底解説していきます!

    これから『白鳥の湖』を見る方で内容を予習したい方は参考にしてみてくださいね。

    白鳥の湖』について

    『白鳥の湖』はピョートル・チャイコフスキーが作曲したバレエ音楽『白鳥の湖』を用いたバレエ作品です。

    1877年にモスクワのボリショイ劇場で初演されました。

    当初はあまり高い評価を得られませんでしたが、チャイコフスキーの没後に振付家のマリウス・プティパとレフ・イワノフが大幅な改訂版を発表し、1895年にサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で蘇演されました。

    以後、世界中で上演され『くるみ割り人形』、『眠れる森の美女』と共に3大バレエと呼ばれています。

    登場人物

    『白鳥の湖』には数々の魅力的な人物が登場します。

    主な登場人物の一覧をご覧ください。

    ・オデット姫(白鳥)

    ・ジークフリート王子

    ・ロットバルト

    ・オディール(黒鳥/ロットバルトの娘)

    ・侍女たち(白鳥たち)

    ・王妃(王子の母)

    ・その他(村人・王子の友人・各国の花嫁候補)

    『白鳥の湖』全4幕

    『白鳥の湖』は全4幕と長いですが、白鳥と黒鳥を1人2役で演じ分けていることや白鳥たちのコールドバレエなどみどころの多い作品です。

    また、結末はバレエ団や振付師により異なることがあり、最後まで目が離せません。

    下記に1幕ずつあらすじやみどころを紹介していきます。

    『白鳥の湖』をご覧になる際は参考にしてみてください。

    『白鳥の湖』第1幕

    『白鳥の湖』第1幕のあらすじやみどころ、踊られるヴァリエーションを紹介します。

    • 《あらすじ》

    とある国のお城の庭園で成人を迎えたジークフリート王子の前祝いが行われています。

    お祝いの特別な場には村人たちも招待され賑やかな雰囲気です。

    また、王子の友人たちもお祝いに駆けつけ踊りを披露します(※パドトロワ)。

    そこに王妃が姿を見せ王子に、明日の舞踏会で花嫁を見つけるよう命じます。

    独り身の最後を告げられた王子は浮かない気分になってしまいます。

    しかし、大空に羽ばたく白鳥の群れを目にし、湖畔へ狩りに行くためお城を出発します。

    • 《みどころ》

    王子の誕生日前日の前祝いの場なので、村人たちや王子の友人などが集い和気あいあいとした賑やかなお祝いムードです。

    しかし、王妃の登場によって雰囲気が一転してしまいます。

    • 《ヴァリエーション》

    ・パドトロワ第1ヴァリエーション

    ・パドトロワ第2ヴァリエーション

    ・パドトロワ男性のヴァリエーション

    ※パドトロワはフランス語で3人(女性2人、男性1人)で踊るという意味です。

    王子の友人たちが踊るパドトロワとして有名なヴァリエーションです。(王子の誕生日を祝うために呼ばれた踊り手という設定の場合もあります。)

    『白鳥の湖』第2幕

    『白鳥の湖』第2幕のあらすじやみどころ、踊られるヴァリエーションを紹介します。

    • 《あらすじ》

    月に照らされた湖畔で一羽の美しい白鳥を見つける。

    その白鳥はやがて美しい娘に姿を変えます。

    王子に気づいた娘は怯えますが、「私はオデット(姫)です。悪魔の呪いによって昼間は白鳥に変えられており、夜の間だけ人間に戻れるのです」という身の上話をする。

    続けて、「魔法を解くことができるのは、永遠の愛だけ」と語ります。

    可憐なオデットに心惹かれ永遠の愛を誓う王子。

    心許しあう2人でしたが、夜明けとともにオデットは白鳥に戻っていってしまいます。

    • 《みどころ》

    初めてオデットとジークフリート王子が出会います。

    初めは怯えていたオデットが心を開いていく心情が繊細に描かれています。

    また、白鳥たちの一糸乱れぬコールドバレエ(群舞)にも注目が集まります。

    • 《ヴァリエーション》

    白鳥のヴァリエーション

    ・ジークフリートのヴァリエーション

    ・四羽の白鳥と二羽の白鳥(1人で踊るヴァリエーションではありませんが、有名な踊りなので、見落とし厳禁です) 

    『白鳥の湖』第3幕

    『白鳥の湖』第3幕のあらすじやみどころ、踊られるヴァリエーションを紹介します。

    • 《あらすじ》

    お城の広間で花嫁候補たちが次々に華やかな踊りを披露します。

    しかし、王子の気持ちはオデットへ募るばかりです。

    こに新たな来客を告げるファンファーレが鳴り一同の注目を集めます。

    現れたのは騎士に扮したロットバルトとその娘のオディール(黒鳥)でした。

    美しく妖艶なオディールをオデットと思い込んでしまった王子は永遠の愛を誓ってしまいます。

    その瞬間、悪魔のロットバルトとオディールは本性を現し、高笑いとともに立ち去ります。

    驚愕した王子はお城を飛び出し、オデットのいる湖畔へ向かいます。

    • 《みどころ》

    お城の広間では華やかな舞踏会が行われ、各国の花嫁候補が上品で華やかな踊りを披露します。

    そして、3幕の楽しみはなんといってもオディール(黒鳥)の登場です。

    高度なヴァリエーションと特に32回転のグラン・フェッテは一番盛り上がる場面といっても過言ではありません!

    • 《ヴァリエーション》

    オディールのヴァリエーション

    『白鳥の湖』第4幕

    『白鳥の湖』第4幕のあらすじやみどころ、踊られるヴァリエーションを紹介します。

    《あらすじ》

    王子の裏切りに悲しみに打ちひしがれるオデット。

    絶望のあまりオデットは湖畔に身を投げようとします。

    同じように白鳥に変えられているオデットのお付きの者たちは必死にオデットを止めようとします。

    そこへ王子がやってきてオデットへの変わらぬ愛を伝えますが、2人は湖に飛び込み命を落としてしまいます。

    死をも恐れない2人の愛は悪魔に打ち勝ち物語は終わりを迎えます。

    • 《みどころ》

    白鳥の湖の結末はバレエ団によって異なる場合があります。

    今回紹介したのは悲劇的な結末です。

    中にはハッピーエンドで終わることもあります。

    《ヴァリエーション》
    『白鳥の湖』第4幕で踊られるヴァリエーションはありません。

    バレエ公演について

    日本ではバレエの公演に行くことはまだあまり馴染みがないかもしれません。

    そのため、敷居が高いと感じてしまうことも多いようです。

    しかし、実際は案外気軽に行けるものです。

    バレエ公演の基本について紹介しますので、「バレエ公演に行ってみようかな」という方は参考にしてみてください。

    バレエ公演のチケット

    バレエの公演に行くには、まずチケットが必要です。

    チケットの価格はオーケストラ付きの生演奏と、そうでない場合か日本のバレエ団か海外のバレエ団か、全幕公演か※ガラ公演かによって価格は変わります。

    ※ガラ公演とは各作品から抜粋されたパ・ド・ドゥや小作品を集めた公演のことです。

    • チケットの価格

    チケットの価格は大体が3.000円から20,000円くらいの場合が多いです。

    • チケット(座席)の種類

    座席は指定になっておりS席、A席、B席、C席のように分かれています。

    会場にもよりますが、S席、A席は1階、B席、C席は2階や3階ということが多いです。

    1階席は舞台が近く、ダンサーや衣装、舞台の背景など間近で舞台の細かいところまで観ることができます。

    2階や3階席も舞台が遠くなってしまいますが、上から見えるので舞台の全体を観ることができるので意外とオススメです。

    バレエ公演を観に行く時の服装

    実は日本国内のバレエ公演ではドレスコードは決まっていません。

    そのため、スーツやドレスなど普段よりドレスアップする必要はありません。

    バレエ鑑賞は非日常を味わえる機会なので、せっかくなら少しおしゃれをして行くことをオススメします。

    • オススメの服装

    男性 ジャケット、シャツ

    女性 ワンピース、スカート(パンツスタイルでもOK)

    お子さま (女の子)ワンピースやスカート(男の子)襟付きのシャツ、ポロシャツ等

    ※マストではありませんが綺麗めな服装がオススメです。

    • 持っていると便利なもの

    ・オペラグラス

    ダンサーの表情や衣装等といった細かい部分も見ることができます。

    ・ブランケット

    会場内は空調が効いている場合が多く、夏には冷房が強く感じることもありますのでブランケットがあると肌寒く感じる時にも安心です。

    • A4サイズが入るバッグ

    プログラムを購入したり、他の舞台のチラシをいただいたりするので、それらを入れられるA4サイズのバッグがオススメです。

    これらのものは必須ではありませんが、持っていると便利なものですので参考にしてみてくださいね。

    バレエ公演の鑑賞中マナー

    バレエ鑑賞はマナーに厳しいイメージもあるかもしれません。

    しかし、基本的に意識したいのは「他の観客の邪魔をしないこと」です。

    具体的には下記のことに気をつけます。

    ・上演中に客席を出入りしない

    ・上演中にしゃべらない

    ・物音を立てないようにする

    ・スマートフォンなどの電子機器の操作(上演中は電源をオフにするのが安心です)

    ・客席での飲食

    ・身を乗り出して見ること(後ろの人が見えにくくなってしまうため)

    バレエの公演は一度始まってしまうと休憩まで中に入れない・外に出られないこともあります。

    遅刻してしまった時は休憩までロビーで待たなければならない場合もありますので、時間に余裕を持つようにしましょう。

    まとめ

    『白鳥の湖』はみどころがたくさんありますし、バレエ団や振付家によってストーリー展開が異なる点も最後まで見逃せません。

    またコールドバレエ(群舞)のレベルは、そのバレエ団の実力を表しているといっても過言ではないほど重要です。

    主人公だけでなく、白鳥たちにも注目してみてくださいね。

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  9. 3大バレエの1つ!『眠れる森の美女』の全幕を徹底解説!

    3大バレエの1つである『眠れる森の美女』は日本でもよく公演が行われており、人気の作品です。

    発表会やコンクールでも『眠れる森の美女』のヴァリエーションは踊られることが多く定番となっています。

    今回はそんな『眠れる森の美女』のあらすじやみどころ、ヴァリエーションなどを徹底解説していきます!!

    公演を観に行く予定の方や、『眠れる森の美女』の演目が気になっている方は参考にしてみてくださいね。

    眠れる森の美女』について

    『眠れる森の美女』にはチャイコフスキーが作曲したバレエ音楽が使用されています。

    原作はシャルル・ペローによる昔話『眠れる森の美女』で、1890年にマリウス・プティパの振り付けによってサンクトペテルブルク、マリインスキー劇場にて初演されました。

    現在もクラシックバレエを代表する作品として世界中で上演されています。

    登場人物

    『眠れる森の美女』には数々の魅力的な人物が登場します。主な登場人物の一覧をご覧ください。

    オーロラ姫

    ・デジレ王子

    ・王(オーロラ姫の父)

    ・王妃(オーロラ姫の母)

    ・邪悪の精カラボス

    ・リラの精(善の精)

    ・純粋さ(優しさ)、活力(元気)、寛容さ、美声(美しい歌声)、「情熱(勇気)」の精

    ・4人の王子(花婿候補)

    ・金の精、銀の精、ダイヤモンドの精、サファイアの精

    ・ブルーバード(青い鳥)とフロリナ王女

    ・長靴をはいた猫と白猫

    ・赤ずきんと狼

    『眠れる森の美女』エピローグ+全3幕

    美しく華やかなオーロラ姫と、それぞれのカラーが輝く妖精たちや、おとぎの国のキャラクターたちの踊りと魅力が詰まった演目です。

    ディズニー作品にもなっているので、内容はバレエ作品と異なる点はありますが、全体の流れを予習しておく上で観ておくと良いかもしれません。

    『眠れる森の美女』エピローグ

    『眠れる森の美女』エピローグのあらすじや、みどころ、踊られるヴァリエーションについて紹介します。

    • 《あらすじ》

    とある国の王と女王に待望の姫が誕生しオーロラと名付けられました。

    オーロラの洗礼式には「純粋さ(優しさ)」「活力(元気)」「寛容さ」「美声(美しい歌声)」「情熱(勇気)」の精が招待され贈り物を捧げます。

    最後にリラの精が贈り物を授けようとした、その時に洗礼式に招待されなかったことに怒る悪の精、カラボスが現れオーロラは16歳の誕生日に糸紡ぎの針に指を刺して死ぬ」という呪いをかけてしまします。

    悲しみにくれる王と女王にリラの精は「呪いを解くことはできませんが、オーロラは死ぬのではなく100年の眠りにつくだけです。100年の眠りから覚める頃、王子のキスによって目覚めるでしょう」と慰めます。

    • 《みどころ》

    お祝いに駆けつけた純粋さ(優しさ)」「活力(元気)」「寛容さ」「美声(美しい歌声)」「情熱(勇気)」の精たちの踊りはそれぞれの個性が光ります。

    また、オーロラ姫誕生のお祝いムードから一転、、カラボスの出現で悲しみムードに・・。

    《ヴァリエーション》
    純粋さ(優しさ)の精/活力(元気)の精/寛容さの精

    美声(美しい歌声)の精/情熱(勇気)の精

    『『眠れる森の美女』第1幕

    『眠れる森の美女』第1幕のあらすじや、みどころ、踊られるヴァリエーションについて紹介します。

    • 《あらすじ》

    オーロラは美しく成長し16歳の誕生日を迎えます。

    結婚を申し込むために招き入れられた4人の王子と楽しそうに踊るオーロラ。

    最後の1人と踊り終えたその時、突然老婆が現れ花束を差し出します。

    それを受け取ったオーロラは花束の中に隠されていた糸紡ぎの針に指を刺して倒れてしまいます。

    老婆の招待はカラボスだったのです!

    悲しみにくれる一同にリラの精は、「オーロラは眠っているだけ」とお城全体に眠りの魔法をかけて眠らせます。

    「オーロラが眠りから覚めるとき、一同も眠りから覚めるでしょう」と魔法をかけました。

    • 《みどころ》

    オーロラ姫が4人の花婿候補の王子たち1人1人と優雅に踊ります。

    また、カラボスの再出現によりお祝いムードが一変してしまいます・・。

    物語の続きが気になる展開ですね。

    • 《ヴァリエーション》

    オーロラ姫のローズアダージオ(コンクールでもよく踊られます)

    『眠れる森の美女』第2幕

    『眠れる森の美女』第2幕のあらすじや、みどころについて紹介します。

    • 《あらすじ》

    100年後、美しいデジレ王子とお付きのものが狩りをしに森にやってきました。

    しかし、デジレ王子は狩りに乗り気ではありません。

    物思いにふけっていたデジレ王子にリラの精はオーロラ姫の幻想を見せます。

    一目でオーロラ姫の美しさに心奪われたデジレ王子はリラの精の導きにより、オーロラ姫のいるお城に向かいます。

    そして、勇敢にカラボスを倒すとオーロラにキスをしました。

    するとオーロラは長い眠りから目覚めることができました。

    • 《みどころ》

    デジレ王子の勇敢な姿は必見!カラボスとの戦いには息を呑むでしょう。

    『眠れる森の美女』第3幕

    『眠れる森の美女』第3幕のあらすじや、みどころ、踊られるヴァリエーションについて紹介します。

    • 《あらすじ》

    オーロラ姫とデジレ王子の結婚式が行われます。

    お祝いには様々な宝石の精、青い鳥(ブルーバード)とフロリナ王女、長靴を履いた猫と白い猫、赤ずきんと狼といったおとぎの国のキャラクターたちが駆けつけ踊りを披露します。

    ラストを飾るのはオーロラとデジレ王子のパ・ド・ドゥです。

    そして、一同に見守られながら賑やかで華やかなコーダ(幕終わりの大団円のこと)で物語は締めくくられます。

    • 《みどころ》

    結婚式をお祝いするために駆けつけたキャラクターたちと、幸せいっぱいで華やかなオーロラ姫とデジレ王子のパ・ド・ドゥ。

    • 《ヴァリエーション》

    宝石のヴァリエーション(金の精、銀の精、ダイヤモンドの精、サファイアの精

    フロリナ王女のヴァリエーション/ブルーバードのヴァリエーション(男性の踊り)

    赤ずきんと狼のヴァリエーション/長靴をはいた猫と白い猫のヴァリエーション

    オーロラ姫のヴァリエーション/デジレ王子のヴァリエーション

    バレエ公演について

    日本ではバレエの公演に行くことはまだあまり馴染みがないかもしれません。

    そのため、敷居が高いと感じてしまうことも多いようです。

    しかし、実際は案外気軽に行けるものです。

    バレエ公演の基本について紹介しますので、「バレエ公演に行ってみようかな」という方は参考にしてみてください。

    バレエ公演のチケット

    バレエの公演に行くには、まずチケットが必要です。

    チケットの価格はオーケストラ付きの生演奏と、そうでない場合か日本のバレエ団か海外のバレエ団か、全幕公演か※ガラ公演かによって価格は変わります。

    ※ガラ公演とは

    各作品から抜粋されたパ・ド・ドゥや小作品を集めた公演のことです。

    • チケットの価格

    チケットの価格は大体が3.000円から20,000円くらいの場合が多いです。

    • チケット(座席)の種類

    座席は指定になっておりS席、A席、B席、C席のように分かれています。

    会場にもよりますが、S席、A席は1階、B席、C席は2階や3階ということが多いです。

    1階席は舞台が近く、ダンサーや衣装、舞台の背景など間近で舞台の細かいところまで観ることができます。

    2階や3階席も舞台が遠くなってしまいますが、上から見えるので舞台の全体を観ることができるので意外とオススメです。

    バレエ公演を観に行く時の服装

    実は日本国内のバレエ公演ではドレスコードは決まっていません。

    そのため、スーツやドレスなど普段よりドレスアップする必要はありません。

    バレエ鑑賞は非日常を味わえる機会なので、せっかくなら少しおしゃれをして行くことをオススメします。

    • オススメの服装

    男性:ジャケット、シャツ

    女性:ワンピース、スカート(パンツスタイルでもOK)

    お子さま:(女の子)ワンピースやスカート(男の子)襟付きのシャツ、ポロシャツ等

    ※マストではありませんが綺麗めな服装がオススメです。

    持っていると便利なもの

    ・オペラグラス

    ダンサーの表情や衣装等といった細かい部分も見ることができます。

    ・ブランケット

    会場内は空調が効いている場合が多く、夏には冷房が強く感じることもあります。ブランケットがあると肌寒く感じる時にも安心です。

    ・A4サイズが入るバッグ

    プログラムを購入したり、他の舞台のチラシをいただいたりするので、それらを入れられるA4サイズのバッグがオススメです。

    これらのものは必須ではありませんが、持っていると便利なものですので参考にしてみてくださいね。

    バレエ公演の鑑賞中マナー

    バレエ鑑賞はマナーに厳しいイメージもあるかもしれません。

    しかし、基本的に意識したいのは「他の観客の邪魔をしないこと」です。

    具体的には下記のことに気をつけます。

    ・上演中に客席を出入りしない

    ・上演中にしゃべらない

    ・物音を立てないようにする

    ・スマートフォンなどの電子機器の操作(上演中は電源をオフにするのが安心です)

    ・客席での飲食

    ・身を乗り出して見ること(後ろの人が見えにくくなってしまうため)

    バレエの公演は一度始まってしまうと休憩まで中に入れない・外に出れないこともあります。

    遅刻してしまった時は休憩までロビーで待たなければならない場合もあるので時間には余裕をもちましょう。

    最近では子どもが観やすいよう配慮された公演も多いので、そういった場合は出入りが可能な場合もあります。

    まとめ

    プロローグ付きの全3幕と長く感じますが、色とりどりの衣装や個性豊かなキャラクターが多く登場するので飽きることが少ない作品です。

    発表会やコンクールなどで踊られるヴァリエーションが多く登場するのでキャラクターが登場する背景などを理解しておくと、表現力が増しそう。

    まだ、『眠れる森の美女』の全幕では観たことがないという方はぜひ、観てみてくださいね!

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  10. 発表会の必需品!!衣装バッグはどんなものが最適?衣装バッグを徹底解説

    発表会やコンクールなどではバレエの衣装は必須ですが、実は衣装を入れるための衣装バッグも必須アイテムです。

    初めて衣装をもらった場合、どのような衣装バッグが最適なのか迷うこともありますよね。

    今回は衣装バッグとは何か、どのようなものが最適かなどおすすめも含めて紹介します。

    衣装バッグをお探しの方は参考にしてみてくださいね!!

    バレエ舞台の必需品!衣装バッグとは

    バレエの衣装は飾りが細かくついていたり繊細なつくりになっているものが多いですよね。

    そんな衣装を持ち運ぶ時にはどうしたらいいのでしょうか。

    まずは衣装バッグについてと、衣装を持ち運ぶ際のポイントについて紹介します!

    衣装バッグについて

    衣装はバレエの発表会で重要な持ち物の一つですよね。

    衣装が手元に来た際にはテンションが上がるという方も多いでしょう。

    そんな、衣装は大切に持ち運ぶ必要があります。

    そこで必要になるのが衣装が入るサイズの衣装バッグです。

    バレエ専門店でも取り扱っていますし、バレエ用品でなくても大きいバッグで代用するという方もいらっしゃいます。

    下記に、衣装を持ち運ぶ際のポイントについて紹介しますので、衣装バッグを選ぶ際の参考にしてみてください。

    衣装を持ち運ぶ際のポイント

    衣装はハンドメイドであることが多く、つくりがとても繊細です。

    そのため、持ち運ぶ際にはいくつかの注意点があります。

    衣装を持ち運ぶ際のポイントは下記の通りです。

    衣装(チュチュ)をたたむ

    衣装を衣装バックに入れる際は綺麗にたたむ必要があります。

    クラシック・チュチュのたたみ方には3段階あり、具体的なたたみ方は下記の通りです。

    1. ボディ部分のホックをはずし、内側から裏返しになるようにショーツ部分を持ちあげます。
    2. 飾りなどが引っかからないようていねいに、ボディ部分を裏返しにしスカート部分にかぶせます。
    3. スカート部分がボディ部分の中に収まったらホックを留めていきます。

    この方法はコンパクトにたたむことができますが、そのまま長時間放っておくとシワになったりスカートが下がってきてしまいます。

    お家や会場に着いたらすぐに広げるようにしましょう。

    ロマンティック・チュチュの場合も同じたたみ方で二つ折りにたたむことができます。

    クラシック・チュチュと同様に家や会場に着いたらすぐに広げるようにしてくださいね。

    衣装の形を崩さないようにする

    バレエの衣装は形が崩れやすく繊細です。

    そのため、形をなるべく崩さないように持ち運ぶ必要があります。

    小さい衣装バッグに無理やり衣装を詰め込むと衣装がしわくちゃになったり、形が崩れてしまう原因になります。

    衣装バッグは衣装の大きさに対して余裕があるものを選びましょう。

    汚れや雨から守る

    衣装は基本的に洗濯ができないので、汚れや雨などから守る必要があります。

    衣装の一部が外に出ていたり、飲食物と一緒に入れるなどは避けた方が良いでしょう。

    そのため、衣装専用の衣装バッグの方が安心ですね。

    やってはいけないこと

    上記以外で注意するべき点は衣装バッグに衣装を入れっぱなしにしないことです。

    衣装を着た後に衣装バッグに入れっぱなしにしてしまうとカビが生えたり、黄ばみの原因となってしまいます。

    衣装を着た後はすぐに風通しの良い場所で陰干しし、チュチュについた汗をよく乾かしましょう。

    デザイン豊富!衣装バッグの種類について

    実は様々な形やデザインがある衣装バッグ。

    それぞれの特徴やおすすめのものを紹介します。

    衣装の個数やサイズによって衣装バッグを選んでみてくださいね。

    不織布衣装バッグ

    不織布衣装バッグは不織布素材なので軽いのが特徴です。

    またリーズナブルなものが多く、柄の展開も豊富なので好みのデザインがみつかります。

    注意すべき点は、不織布が水に弱いこと。

    そのため、雨や汚れから衣装を守るためにはやや弱いのが難点です。

    お教室によっては不織布がNGな場合もありますので、先生に確認してみましょう。

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    ドラム型衣装バッグ

    衣装(チュチュ)をふんわりと収納できるのがドラム型衣装バッグの特徴です。

    ナイロン素材のものが多く雨や汚れにも強く、使用しない時にはたためるのも便利。

    衣装は1〜2着収納可能です。

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    巾着型衣装バッグ

    巾着型衣装バッグは衣装が2〜3着入るのでとにかく大容量!

    使用しない時は小さくたたむことも可能です。

    持ち手がないので両手が他の荷物でふさがっていても、斜めがけにして衣装を持ち運べます。

    ショップバッグ

    衣装バッグを市販のショップバッグにしている方もいます。

    例えばIKEAやディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンといったテーマパークのショッピングバッグが大きくておすすめ。

    最近では100円均一や無印良品でも大きいバッグが手に入ります。

    バレエ用のものは大きいものが多いので、子ども用の衣装1着ほどでしたら市販のものでも良いでしょう。

    ファスナーがついているものはバッグの口を閉じられるので汚れや雨から衣装を守れるのですが、衣装のチュール部分が巻き込まれることがあるので注意が必要です。

    お教室によってはファスナー付きバッグを禁止しているところもあるようなので、先生に確認してみましょう。

    衣装バッグはどこで買う?衣装バッグ手に入るバレエショップリスト

    衣装を扱っている多くのバレエショップは衣装バッグも取り扱っていることが多いです。

    最近ではバレエのオンラインショップも増え実店舗に行かなくても購入が可能です。

    下記に実店舗のあるバレエショップとバレエのオンラインショップを紹介します。

    バレエショップ実店舗

    バレエタイツをバレエショップの実店舗で購入する利点は実際に試着できたり、バレエを熟知したスタッフの方にその場で質問や相談をできること。

    特に初めての場合は何を買っていいかわからない場合も多いので、実店舗でのお買い物がおすすめです。

    また、バレエタイツ以外のものも揃っているので、トータルコーディネートもでき、バレエに必要なものが全て揃うのも魅力です。

    チャコット

    バレエ用品といえばチャコットという方も多いほど有名なバレエショップ。

    1961年に創業した国内随一の老舗バレエメーカーです。

    バレエ用品だけでなくジャズダンス・エクササイズ用品、ボールルームダンス用品、コスメ用品を取り扱っています。また、ダンススタジオを全国10か所に展開し、衣裳レンタルと製作などの事業もあります。

    初心者の方からプロのダンサーまで幅広くファンの多いブランドです。

    実店舗

    全国に31店舗(東京・大阪・福岡・名古屋・札幌など

    ※店舗によって取り扱い商品が異なります。

    オンラインショップURL:https://shop.chacott.co.jp/

    シルビア

    1967年に創業したバレエシューズブランドのシルビア。

    1978年より自社ブランドのトゥシューズやバレエシューズを製造し、国内のバレエショップの中でも老舗で愛用者も多いです。

    バレエシューズの他にはバレエウェアやバレエグッズの販売もあり、ホームページからはレオタードをオーダーメイドすることもできます

    実店舗

    名古屋、横浜、新宿、梅田、福岡、札幌、仙台の全国7店舗を展開

    オンラインショップURL:https://www.shop.sylvia.co.jp/

    ミルバ

    ミルバ最大の特徴は海外メーカーの取り扱いが豊富なことです。

    海外のトゥシューズの取り扱いも多いので今までしっくりくるトゥシューズが見つからなったという方も様々なメーカーをフィッティングできるので自分にあったものが見つかるかもしれません。

    スタッフの方にも気軽に相談できますよ。

    実店舗

    新宿、横浜、大阪、札幌

    オンラインショップURL:https://dance.milba.com/

    バレエショップオンライン

    バレエのオンラインショップでの購入は何といってもどこにいても買い物ができること。

    また、実店舗で紹介したお店よりも値段設定が安価な場合もあります。

    最近ではオンラインでもスタッフの方とメールやチャットなどでやりとりができることもあるので、商品に対する質問や相談も可能です。

    ミニヨン

    2003年創業のバレエショップ。

    スタッフにはバレエ経験者や元バレエ団員の方が常駐しバレエの専門的な視点から商品の仕入れや開発を行なっています。

    また海外バイヤーも所属しているのでトレンド感のあるバレエ用品が多く入荷されています。

    オンラインショップURL:https://www.mignon-ballet.com

    イーバレリーナ

    メーカーや工場から直接仕入れを行なっている、イーバレリーナ。

    そのためバレエ用品をお手頃価格で購入できます。

    バレエ用品についての悩み事はメールで相談することができ、万が一サイズが合わなかった場合でも無料でサイズ交換をしてくれるなどのサポートも。

    試しやすい価格と充実のサポートでオンラインショップで購入が初めてという方にもオススメです!

    オンラインショップURL:https://www.mignon-ballet.com

    まとめ

    衣装を守るために衣装バッグは必須アイテムです。

    衣装はかさばるので、衣装をすっぽり収納するためには大きめのバッグが必要となります。

    衣装を急にもらった場合は持ち運びに困ってしまいますので、早めに用意する方が良いでしょう。

    衣装を大切に運んで、本番を迎えてくださいね!!

    » 続きを読む

  11. 自分にぴったりのチュチュを探そう!バレエの衣装チュチュについて徹底解説!!

    トゥシューズでヴァリエーションを踊ることを目標にしている方も多いでしょう。

    ヴァリエーションを踊る際に欠かせないのがバレエの衣装であるチュチュです。

    チュチュはバレエの演目や役柄を表す重要なアイテムです。

    自分好みのチュチュを着ることもやる気アップに繋がりますね。

    今回はチュチュの種類や、どんな役柄がチュチュを着るのかなどを紹介していきます。

    ヴァリエーション選びや、チュチュ選びの参考にしてみてくださいね!

    バレエの衣装といえばチュチュ!チュチュについて知ろう!

    バレエの厳しい練習もチュチュを着ると忘れてしまうくらいチュチュには不思議な力があるような気がしますね。

    演目や役柄を表現するチュチュには様々な種類があります。

    そんなチュチュの歴史や種類について解説していきます。

    チュチュの歴史

    チュチュ(フランス語: tutu)は、主に古典バレエにおいて着用されるスカート状の舞台衣装です。 

    チュチュの起源は19世紀半ばのフランスにさかのぼります。

    当時のバレエ衣装は長く、重く、精巧でダンサーが自由に動くのが困難なものでした。

    ロマン派時代の有名なバレリーナ・マリータリオーニは自由な動きと柔軟性を高める短いスカートが特徴の新しいバレエ衣装を開拓したことで知られています。

    マリータリオーニが考えた衣装はふくらはぎ丈のスカートでリボンやフリルがあしらわれ、何よりダンサーたちが踊りやすいデザインでした。

    このスタイルがのちにクラシックチュチュとして知られることになりました。

    チュチュのつくり

    チュチュは下記の3つのパーツで作られています。

    ・ボディス(胴体部分のパーツ)

    ・バスク(ウェスト部分のボディスとスカーチをつなぐ箇所)

    ・スカート(バスクから大きく広がり、チュチュ全体の形を作り出す)

    この3つのパーツがチュチュを構成しているのですね。

    チュチュの種類

    前述の通りチュチュはダンサーが踊りやすいように改良され現代の形となりました。

    初めはクラシックチュチュのみでしたが、後に様々な種類のチュチュが誕生します。

    ここではチュチュの種類や、主な着用演目などを紹介します。

    クラシック・チュチュ

    クラシック・チュチュはハリのある硬めのチュール生地で作られています。

    スカート部分が水平に広がり、丈が短いのが特徴です。

    足の動きが見えやすく、例えば『白鳥の湖』では白鳥と黒鳥が着用しテクニックを披露します。

    主な着用演目

    『白鳥の湖』(オデット(白鳥)・オディール(黒鳥))/『眠れる森の美女』(オーロラ姫・フロリナ王女・妖精の踊り等)

    『パキータ』(エトワール・その他ヴァリエーション)/『くるみ割り人形』(金平糖の精)

    ロマンティック・チュチュ

    ロマンティック・チュチュはベル型のバレエチュチュです。

    生地はチュールで作られており、くるぶしのあたりまである長い裾丈が特徴です。

    ふわふわと柔らかい衣装なので妖精といった軽さを強調したい役に着用されます。

    主な着用演目

    『ラ・シルフィード』(シルフィード(妖精))/『ジゼル』(ジゼル・ミルタ(森の精霊の女王)・ウィリーたち(森の精霊たち))

    オペラ・チュチュ

    ロマンティック・チュチュとクラシック・チュチュの中間くらいの丈の長さが特徴的です。

    『くるみ割り人形』のキャンディボンボンの踊りで着用されることが多いです。

    主な着用演目

    『くるみ割り人形』(キャンディ・ボンボン)/『シンデレラ』(シンデレラ)

    ジョーゼット

    ジョーゼット素材で作られ、薄手で軽いという特徴があります。

    裾丈が長いチュニックやワンピース型の衣装です。

    透け感があって体のラインがわかるようなデザインです。

    大人っぽいイメージがありますが、『ドン・キホーテ』のキューピットの衣装もジョーゼットです。

    着用演目

    『ロミオとジュリエット』(ジュリエット) /『くるみ割り人形』(クララ)

    『ドン・キホーテ』(キューピット)/『海賊』(メドーラ)

    チュチュはどこで手に入れる?チュチュの入手方法

    舞台で着用するチュチュは、バレエスタジオの先生が用意してくださることが多いです。

    しかし、中には自分で用意することになったり、用意したいという方もいるでしょう。

    そんな方のために、チュチュの入手方法について紹介します!

    チュチュをレンタル

    一般的に多いのがチュチュをレンタルすることです。

    レンタルの場合はチュチュだけでなく頭飾りが一緒に付いていたりとトータルコーディネートされていることが多いので大変、便利です。

    また、チュチュを購入するよりもレンタルの方が費用を抑えられるという利点も。

    一度しか踊らない役柄のチュチュといった場合はレンタルの方がいいかもしれませんね。

    下記はチュチュのレンタルを行なっているお店です。

    チュチュを購入

    チュチュを購入する場合、レンタルよりは費用が高くなりますが、その分オーダーメイドなので自分にサイズがぴったり合ったものを手に入れることができます。

    また、オーダーメイドには1から自分でデザイン画から作るフルオーダーと既存の衣装に飾りなどをカスタマイズしていくセミオーダーがあります。

    オーダーメイドがいいけれど費用を抑えたい場合は、セミオーダーをオススメします。

    一度きりではなく、コンクールなどで何回も着る際は購入した方が良い場合もありますね。

    下記はチュチュを購入できるお店です。

    チャコット

    バレエ衣装専門店Chutti

    本番まで大切に保管必須!チュチュのお手入れ方法

    チュチュにはスパンコールやラインストーンなどの装飾が付いていたり、スカート部分はチュール素材だったり繊細なつくりになっています。

    そのため、お手入れや保管方法に少し気を使う必要があります。

    チュチュのたたみ方やお手入れ方法について紹介します。

    チュチュのたたみ方

    今回はクラシック・チュチュのたたみ方について紹介します。

    チュチュのたたみ方には3段階あり、具体的なたたみ方は下記の通りです。

    1. ボディ部分のホックをはずします。内側から裏返しになるようにショーツ部分を持ちあげます。
    2. 飾りなどが引っかからないようていねいに、ボディ部分を裏返しにしスカート部分にかぶせます。
    3. スカート部分がボディ部分の中に収まったらホックを留めていきます。

    この方法はコンパクトにたたむことができますが、そのまま長時間放っておくとシワになったりスカートが下がってきてしまいます。

    お家や会場に着いたらすぐに広げるようにしましょう。

    ロマンティック・チュチュの場合も同じたたみ方で二つ折りにたたむことができます。

    クラシック・チュチュと同様に家や会場に着いたらすぐに広げるようにしてくださいね。

    チュチュのお手入れ方法<

    チュチュを着た後に袋に入れっぱなしにしてしまうとカビが生えたり、黄ばみの原因となってしまいます。

    チュチュを着た後はすぐに風通しの良い場所で陰干しし、チュチュについた汗をよく乾かしましょう。

    チュチュはお家で洗濯することができないので、濡らしたタオルで汗を拭き取る程度にしておきましょう。

    消臭スプレーもシミの原因となる可能性があるのでオススメできません。

    また、クリーニングに出す場合も注意が必要です。

    普通のクリーニングはチュチュにはスパンコールやラインストーンがたくさんついているので、そういった装飾が取れてしまったり、チュールにハリがなくなってしまう場合も。

    クリーニングに出す場合は、衣装を取り扱っている専門店に確認してからにしましょう。

    まとめ

    バレエの踊りに欠かせないチュチュ。

    自分に合ったものを着ることで踊りも格段に輝きます。

    本番当日にチュチュの状態を良くしておくのも重要です。

    チュチュの作りは繊細なので適切なお手入れ方法や保管方法で管理しましょう。

    チュチュを着るために練習を頑張っている方も多いと思うので、ぜひ素敵なチュチュを身に舞台で輝いてくださいね!!

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  12. バレエキッズはなにを履けばいいの?キッズにおすすめのバレエタイツ

    バレエではレオタードと同じくらいレッスンの必須アイテムであるバレエタイツ。

    バレエタイツはレッスン以外の舞台本番でも履くので着用する回数が多いアイテムです。

    バレエを始めた頃は「なぜバレエタイツを履くのか」や「扱い方がわからない」といった方も多いでしょう。

    今回はキッズのバレエタイツについて、おすすめのサイズやカラー、取り扱い方法について詳しく解説します。

    キッズ向けのバレエタイツをお探しの方は参考にしてみてくださいね!!

    なぜ履くの?バレエタイツについて知ろう

    そもそもバレエでタイツを履くのはなぜでしょうか?

    また、普通のタイツでは代用できないのかといったことも疑問に思う方も多いですよね。

    まずは、バレエでタイツを履く理由や普通のタイツとの違いについて解説します。

    バレエでタイツを履く理由

    バレエのレッスンでバレエタイツを履くことによって、筋肉の使い方や脚のラインをはっきりと確認することができます。

    先生にも見えやすく、アドバイスがしやすいんですね。

    自分自身でも確認できるのでバレエタイツを履くことが上達への第一歩とも言えます。

    また、バレエの舞台本番でもバレエタイツを履きますが、舞台では照明で全身が照らされた時に脚を綺麗に見せる必要があります。

    そのため、ぴったりとしたピンクのバレエタイツを履いて脚を綺麗に見せるんですね。

    普通のタイツとバレエタイツの違い

    バレエタイツと普通のタイツの大きな違いは、伸縮性や耐久性、シルエットなどです。

    バレエ用のタイツは、バレエの動きに合わせて作られているため、下記のような特徴があります。

    伸縮性があり伝線しにくい

    ・多少穴があいても破けて広がりにくい

    ・つま先部分が消耗しやすいので強くできている

    ・洗濯して毛玉ができにくい丈夫なつくりになっている

    脚の形がわかりやすい

    普通のタイツと比べてバレエタイツはバレエの動きに対応できたり、脚が綺麗に見えるよう工夫されているんですね!!

    キッズのバレエタイツ選び方について

    キッズのバレエタイツのサイズやカラーはどのようなものを履けば良いのでしょうか?

    キッズにおすすめのバレエタイツのサイズやカラーをチェックしていきましょう!!

    バレエタイツのキッズサイズ

    キッズの対象年齢は一般的に6歳から8歳といわれています。

    6歳から8歳の平均身長とサイズは下記の通りです。

    6歳平均身長・・・117cm  サイズ目安110・120

    7歳平均身長・・・122.9cm サイズ目安120・130

    8歳平均身長・・・128.5cm サイズ目安130

    ※平均身長やサイズは個人差がありますので、参考にご覧ください。

    バレエタイツのタイプ

    実はバレエタイツには「フーター」と呼ばれるものと「穴あき」と呼ばれるものの2つのタイプがあります。

    2つの違いについて解説します。

    「フータータイプ」のバレエタイツ

    「フーター」タイプはスタンダードなバレエタイツで 通常のタイツと同じように、つま先まですっぽりと隠れるデザイン。 

    バレエを始めたばかりの方やどれを買おうか迷っている方は、まずはフータータイプのバレエタイツの購入がおすすめです。

    「穴あき」タイプのバレエタイツ

    「穴あき」タイプは足の裏部分に穴があいているタイプです。

    穴があいている理由は、トウシューズをはく際に、足の手入れがしやすくするため。

    小さなお子さんはトウシューズを履く機会がまだないので「穴あき」タイプを着用するのはまだ少し先になりそうですね。

    バレエタイツのカラー

    バレエタイツのカラーは意外と多くあります。

    カラーの種類は主にホワイト、ハニーベージュ、キャメル、ロイヤルピンク、ヨーロピアンピンクです。

    バレエのレッスンや舞台で着用される定番カラーはロイヤルピンクとヨーロピアンピンクとなっています。

    教室によってはカラーやブランドに指定があることがあるので、先生に確認してみましょう!

    バレエショップ別!キッズ用バレエタイツのおすすめ

    バレエタイツの種類は意外と多くどれがいいか分からない・・。という方も多いですよね。

    そこでキッズにおすすめのバレエタイツをバレエショップ別に紹介します。

    実店舗でもオンラインでも購入が可能なので参考にしてみてくださいね!!

    チャコット

    バレエショップの老舗であるチャコットのバレエタイツは、かかと部分が立体設計になっており足首にぴったり沿って浮きがでないなど履き心地にもこだわってつくられています。

    そのため、キッズにも履きやすいバレエタイツといえますね。

    【チャコット 公式(chacott)】ジュニア ベロネーゼタイツIII(フーター

    シルビア

    シルビアのバレエタイツは1デニールより細い極細の糸をよりあわせたナイロン糸を使用し、生地が柔らかく脚にしなやかにフィットします。

    また、一番小さいサイズがChild SS(90cm以下)なので小さめのお子さんにもぴったりのサイズがみつかります。

    ミニヨン

    ミニヨンはバレエ用品のオンラインショップです。

    ミニヨンのバレエタイツはリーズナブルでありながら丈夫で長持ちするのが特徴です。

    バレエタイツは消耗品ですが2ヶ月の保証がついており、2ヶ月以内であれば穴が空いたといった商品劣化の際に新しいのものと交換してくれるので安心です。

    正しく扱って美しく履こう!バレエタイツの扱い方

    自分でできることが増えるキッズ世代。

    バレエレッスンや舞台では自分で着替えるシーンも増えますね。

    バレエのタイツは意外と履くのに時間がかかってしまうこともあります。

    正しく美しくバレエタイツを履くために履き方と脱ぎ方のコツ、バレエタイツの取り扱い方法についてチェックしていきましょう!

    バレエタイツの履き方と脱ぎ方<

    バレエタイツの履き方と脱ぎ方のコツを紹介します。

    自分自身で着替えるシーンが増えるキッズ世代の方も参考にしてみてくださいね!

    バレエタイツの履き方

    1. タイツをはき口から足先までたぐり寄せて持ちます
    2. 左右それぞれ、足先から足首、ふくらはぎからひざ、最後に太ももまで引き上げます
    3. タイツの股下マチ部分と自分の股下をぴったり合わせて、ヒップからウエストまで引き上げます
    4. ウエストを合わせたら、つっぱるところがないか、均等に伸ばしてきれいにはけているかを調整しましょう

    バレエタイツの脱ぎ方

    タイツを脱ぐ際に足先を引っ張るとタイツが伸びてしまうことがあります。

    タイツのウエスト部分を持って下げるようにしましょう。

    両手で脱ぐことでタイツの長さに左右差ができにくくなりますよ。

    バレエタイツのお手入れ方法

    バレエタイツは普通に洗濯できるか気になるという方も多いでしょう。

    バレエタイツのお手入れ方法は下記の通りです。

    1. 1足ずつ洗濯ネットに入れます
    2. 洗濯をします
    3. ウェスト部分と足先部分を合わせて2つ折にたたみます
    4. 3の状態でウェスト部分とつま先部分を軽く引っ張り形を整えます
    5. ウエストのゴム部分を上にして陰干しをしましょう

    洗濯後にタイツを整えて干すことで、長さや形が整った仕上がりになりますよ!

    長く綺麗に履くために洗濯をする際に注意してみましょう。

    まとめ

    意外と種類の多いバレエタイツ。

    初めてタイツを購入するときは、お店で実際に試着するのが良いかもしれません。

    お店の場合は専門のスタッフがいるので安心です。

    バレエのレッスン着に着替える際に時間がかかってしまうことが多いバレエタイツ・・。

    キッズの方は一人で履けるようお家でも練習してみてもいいかもしれませんね。

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  13. 寒さ対策&着痩せ効果にバッチリ!おしゃれなバレエトップスをみつけよう!!

    肌寒い季節になると、いつものレッスン着に加えてバレエトップスを羽織る方も増えますよね。

    バレエトップスの中には二の腕やウエストといった気になる部分のカバーに役立つものも多いです。

    そんなバレエのレッスンに適したバレエトップスは一枚あると便利なアイテム。

    今回はバレエトップスはレッスンで着用OKなのかや、おすすめのバレエトップスを目的別に紹介します。

    購入を考えている方は参考にしてみてくださいね!!

    バレエレッスンでトップスは着てもOK!?

    バレエのレッスンでトップスを着こなしている方がいる反面、自分が着ることになると本当に着てもいいのか?どのように着るのが正解なのかわからないという方も多いかもしれません。

    まずは、基本のバレエレッスン着についてと、レッスンでバレエトップスはOKなのかについて紹介します!

    基本のバレエレッスン着について

    バレエレッスン着の基本はタイツにレオタードです。

    これは体のラインがわかる服装の方が、足や手の向きや位置、筋肉の使い方などがわかりやすいからです。

    先生にとっても体のラインが見えやすいとアドバイスしやすく、自分でも鏡で見た際に正しい位置がわかりやすいです。

    そのため、体のラインがわかりやすいレッスン着を着ることはバレエ上達の早道とも言えますね。

    レッスンでバレエトップスはOKなのか

    上記では体のラインが見えるレッスン着がバレエ上達の早道であると紹介しました。

    しかし、タイツとレオタードのみでのレッスンにはなかなか抵抗があるという方も多いでしょう。

    通っている教室にもよりますが、大人のレッスンの場合はタイツとレオタードに加えてバレエトップスや巻きスカート・ショートパンツといったものがOKな場合も多いです。

    基本的には体のラインが見えるものを選べば、バレエトップスを着ても大丈夫。

    バレエトップスの中には暖かさがあり防寒対策になるものや、二の腕などをカバーできるもの、それに加えておしゃれなものまで種類がたくさんあるので、自分にぴったりのものを探してお気に入りをみつけてみてくださいね!

    防寒or着痩せするのはどれ?目的別おすすめバレエトップス

    バレエのレッスン着の一つである、バレエトップスには様々なデザインや素材の異なる種類があります。

    防寒対策や着痩せ、最近では重ね着をすることでおしゃれにも着こなせるものも多いです。

    そんなバレエトップスの種類について目的別に紹介していきます。

    一般のものとバレエトップスとの違い

    バレエトップスと一般のトップスとの違いは、「動きやすい」、「体のラインが綺麗に見える」ようなデザインであることが多いことです。

    加えて、暖かい素材や体型カバーにも役立ちます。

    寒さ対策におすすめのバレエトップス

    寒い季節になるとレッスンで体が温まるまで寒さを感じることもありますね。

    また、リハーサルや舞台の待ち時間に体が冷えてしまうことも。

    そういった場合にもバレエトップスは一枚あると便利なアイテムです。

    寒さ対策に役立つおすすめのバレエトップスは下記の通りです。

    カシュクール

    カシュクール(cache-coeur)とは、フランス語で「胸を隠す」「胸を覆う」という意味で、胸元が着物のように打ち合わせになった衣服を指します

    バレエトップスの場合は、胸元が結び目になっているものが多く、丈が短めでウェストが見えるデザインとなっています。

    体に沿ったサイズ感なので寒さ対策と共に、体のラインを見せつつも二の腕カバーもできます。

    素材もニットや綿やナイロンなど様々です。

    アームカバー

    トップスやレオタードの上から重ね着しやすいのがアームカバーです。

    カシュクールやTシャツよりもタイトで軽い印象ですっきりと着られます。

    鎖骨部分が見えるのでデコルテを美しく見せ、首も長く見えるという特徴も!

    前があいているので、舞台などでメイクをした後にもさっと羽織れるのも便利な一着です。

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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    着痩せにおすすめのバレエトップス

    バレエトップスはバレエ用に作られているので、普通のトップスよりも体のラインを美しく見せてくれるものが多いです。

    二の腕や上半身をカバーしてくれるバレエトップスを紹介します。

    Tシャツタイプ

    Tシャツはダボっとした印象になりがちですがバレエ用のものだと二の腕やウェストをカバーしつつスタイルアップできるデザインも多いです。

    また、レオタードや巻きスカートといった他のレッスン着との合わせやすさも◎

    体のラインは見せつつもカバーできる安心感のあるTシャツコーディネートがおすすめです。

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    ロングスリーブデザイン

    気になる部分は隠すよりも、あえて見せる方がレッスン中の意識が高まる場合もあります。

    ロングスリーブは長袖のぴったりしたトップスです。

    肌見せには抵抗がある方も、ロングスリーブなら気になる部分を隠しつつ、体のラインを確認できます。

    また濃いカラーを選ぶことで引き締まった印象に。

    おすすめのロングスリーブはこちらです。

    その他

    バレエトップスではありませんが、七分袖のレオタードは着痩せアイテムです。

    七分袖は視覚効果で腕が長く見えるのでスタイルアップできます。

    レオタードに挑戦してみたいという方におすすめのデザインです。

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    バレエトップスはどこで手に入れる!?おすすめのバレエショップリスト

    バレエトップスは一般のトップスとは異なる点があるので、バレエグッズの専門店での購入がおすすめです。

    下記に実店舗のあるバレエショップとオンラインショップを紹介していきます。

    バレエショップ実店舗

    バレエタイツをバレエショップの実店舗で購入する利点は実際に試着できたり、バレエを熟知したスタッフの方にその場で質問や相談をできること。

    特に初めての場合は何を買っていいかわからない場合も多いので、実店舗でのお買い物がおすすめです。

    また、バレエタイツ以外のものも揃っているので、トータルコーディネートもでき、バレエに必要なものが全て揃うのも魅力です。

    チャコット

    バレエ用品といえばチャコットという方も多いほど有名なバレエショップ。

    1961年に創業した国内随一の老舗バレエメーカーです。

    バレエ用品だけでなくジャズダンス・エクササイズ用品、ボールルームダンス用品、コスメ用品を取り扱っています。

    また、ダンススタジオを全国10か所に展開し、衣裳レンタルと製作などの事業もあります。

    初心者の方からプロのダンサーまで幅広くファンの多いブランドです。

    実店舗

    全国に31店舗(東京・大阪・福岡・名古屋・札幌など

    ※店舗によって取り扱い商品が異なります。

    オンラインショップURL:https://shop.chacott.co.jp/

    シルビア

    1967年に創業したバレエシューズブランドのシルビア。

    1978年より自社ブランドのトゥシューズやバレエシューズを製造し、国内のバレエショップの中でも老舗で愛用者も多いです。

    バレエシューズの他にはバレエウェアやバレエグッズの販売もあり、ホームページからはレオタードをオーダーメイドすることもできます

    実店舗

    名古屋、横浜、新宿、梅田、福岡、札幌、仙台の全国7店舗を展開

    オンラインショップURL:https://www.shop.sylvia.co.jp/

    ミルバ

    ミルバ最大の特徴は海外メーカーの取り扱いが豊富なことです。

    海外のトゥシューズの取り扱いも多いので、「今までしっくりくるトゥシューズが見つからなった」という方も様々なメーカーをフィッティングできるので自分にあったものが見つかるかもしれません。

    スタッフの方にも気軽に相談できますよ。

    実店舗

    新宿、横浜、大阪、札幌

    オンラインショップURL:https://dance.milba.com/

    バレエショップオンライン

    バレエのオンラインショップでの購入は何といってもどこにいても買い物ができること。

    また、実店舗で紹介したお店よりも値段設定が安価な場合もあります。

    最近ではオンラインでもスタッフの方とメールやチャットなどでやりとりができることもあるので、商品に対する質問や相談も可能です。

    ミニヨン

    2003年創業のバレエショップ。

    スタッフにはバレエ経験者や元バレエ団員の方々が多く常駐し、バレエの専門的な視点から商品の仕入れや開発を行なっています。

    また海外バイヤーも所属しているのでトレンド感のあるバレエ用品が多く入荷されています。

    オンラインショップURL:https://www.mignon-ballet.com

    イーバレリーナ

    メーカーや工場から直接仕入れを行なっている、イーバレリーナ。

    そのためバレエ用品をお手頃価格で購入できます。

    バレエ用品についての悩み事はメールで相談することができ、万が一サイズが合わなかった場合でも無料でサイズ交換をしてくれるなどのサポートも。

    試しやすい価格と充実のサポートでオンラインショップで購入が初めてという方にもオススメです!

    オンラインショップURL:https://www.mignon-ballet.com

    まとめ

    寒さ対策や着痩せ効果など実用的なバレエトップス。

    デザインも豊富なのでいつものレッスン着に加えるだけで、おしゃれな印象にもなりますね。

    レッスンだけでなくリハーサルや舞台の待ち時間など一枚持っておくと便利なので、ぜひ自分にあったバレエトップスを見つけてみてくださいね!!

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  14. 【バレエ衣装】レンタルの流れって?レンタルとオーダーはどっちがいいの?

     

    バレエの発表会で衣装をレンタルすることはよくあります。
    バレエの衣装はとても高価なものですから、借りるときはとても緊張しますよね。
    特に初めてのレンタルはわからないことだらけです。
    そこで今回は、バレエ衣装レンタルの流れや、注意点についてご紹介します。

    初めての衣装レンタル!衣装の扱い方

    バレエの衣装は高価なもの。
    レンタルをするときは不安なことも多いですよね。
    ここでは、初め衣装をレンタルする方でも安心して衣装を扱えるように、衣装の扱い方についてお話しします。

    用意しておくもの

    ・衣装バッグ
    お教室から衣装を借りて家まで持って帰る際や、発表会当日やリハーサル時の持ち運びに使用する衣装バッグを用意しましょう。
    衣装バッグは、バレエ用品店で簡単に手に入れることができますし、大きめの手提げバッグなどでも良いでしょう。
    大切な衣装を汚さない・傷つけないために、衣装は必ず袋に入れて持ち運びましょう
    ・ハンガー
    衣装を持ち帰り、衣装バッグに入れたまま保管していると衣装が型崩れしたりしわになってしまったりします。
    自宅に持ち帰ったら、すぐにハンガーにかけて保管できるように、あらかじめ用意しておきましょう。
    ハンガーは普通のハンガーでも良いのですが、長時間ハンガーにつるすと肩紐が伸びてしまうことがあるので、パンツやスカート用のピンチタイプのハンガーを用意することをおすすめします。
    ・アクセサリー用のケース
    衣装と一緒にティアラなどの髪飾りも借りることがあります。
    そういう場合は、髪飾りを入れるためのケースも用意しましょう。
    100円ショップなどで売っているプラスチックのCDケースをアクセサリーケースとして使用している人が多いみたいですよ!

    自宅での保管方法

    衣装を自宅に持ち帰ったら、ハンガーにかけて暗所で保管しましょう。
    ただ、クラシックチュチュはハンガーでかけると重みでチュチュが下がってきてしまいます。
    できれば床などの平らな場所で保管すると良いでしょう。
    小さな子どもがいる家庭では、子どもの手の届かないところで保管しましょう。
    また、ペットや食べ物などのにおい移りにも気をつけて保管してください。

    保護者がやること

    衣装を受け取ったら、まずサイズを調節しましょう。
    体にぴったりフィットさせて着るために、「ムシ」と呼ばれるホックをひっかける部分をつけて調節します。
    バレエの衣装にはホックがついているのですが、そのホックを受けるループのことを「ムシ」と呼びます。
    ホックを体にフィットする位置で止めるために、ムシを作る必要があります。
    ムシの作り方については、こちらの動画が参考になりますよ♪

    また、発表会では他の子のお母さんに衣装を着せてもらったり、他の子と一緒に荷物を置いたりするため、衣装に名札をつけましょう。
    借りている衣装なので、衣装に直接名前を書いたり、アイロンなどで接着するのはもちろんいけません。
    縫い付け用のゼッケン布などに名前を書き、衣装の内側に縫い付けましょう。
    衣装を着せてくれる人に見えやすいように、ムシやホックの近くなどに縫うと良いでしょう。

    レンタルとオーダー、どっちがいい?

    コンクールに出るようになると、衣装をオーダーする人も増えますよね。
    ではレンタルとオーダーはどちらがいいのでしょうか?

    レンタルのメリット

    レンタルの最大のメリットは、オーダーに比べて安価な値段で衣装を着ることができる点です。
    オーダーの場合、少なくとも数万円はかかりますが、レンタルだと1回数千円から借りることができます
    高くても2万円弱ほどで衣装を借りられるため、頻繁に衣装を着ない人はレンタルのほうがお得かもしれません。
    また、種類もたくさんあるため、発表会やコンクールの演目に合わせていろんな衣装を着ることができます。
    成長が早い子どもの場合は、その時の体に合わせてサイズを選べるのもいいですね。

    レンタルのデメリット

    レンタルのデメリットは、衣装の扱いにとても気を遣うことです。
    自分のものではないため、汚れや破損などに自分の持ち物よりもさらに気を遣わなければなりません。
    また、レンタルの場合は自分の体にぴったり合う衣装があるとは限りません
    ムシなどでサイズ調節をする人が多くいると思います。
    自分の体にぴったりフィットする衣装を着たい!という場合はオーダーのほうがいいかもしれません。

    オーダーのメリット

    オーダーのメリットは、自分にぴったりの衣装を着ることができる点です。
    コンクールにたくさん出る場合、毎回レンタルしてサイズ調節をするのはなかなか大変ですよね。
    オーダーの場合は採寸をしてぴったりフィットする衣装を作ってもらえるので、サイズ調節をする必要がありません。
    また、デコレーションや衣装の色など、演目に合わせつつも自分好みの衣装にできるため、こだわりが強い人はオーダーがいいかもしれません♪

    オーダーのデメリット

    オーダーのデメリットは費用が高い点です。
    安くても数万円、相場は10~十数万円ほどと言われています。
    演目に合わせた衣装が必要になるため、毎回オーダーしているとその分費用がかさみます。
    また、子どもの場合は成長によってサイズアウトしやすいので、衣装を着られる期間が短くなってしまうこともあります。

    レンタルとオーダー、どちらを選ぶ?

    コンクールには出ず、発表会のみの場合や、頻繁にコンクールに出ない場合などは、レンタル衣装でも良いでしょう。
    逆に、コンクールにたくさん出場していたり、コンクールの演目を決めていて同じ衣装を長く着る予定の場合などはオーダーでぴったりの衣装を手に入れるのもいいかもしれません。
    どちらも一長一短なので、それぞれのメリットとデメリットを吟味したり、お教室の先生や周りの保護者に相談したりして決めてみてください^^

    衣装レンタルの注意点

    衣装を借りるときは、衣装の破損や紛失など気を付けることがたくさんあります。
    ここでは衣装レンタルの注意点についてお話しします。

    着る前に衣装の状態を確認しておこう

    衣装を受け取ったら、着る前に衣装の状態を確認しましょう。
    衣装を着た後に汚れや破損があった場合、それが自分が破損してしまったものなのかどうかを確認するためです。
    もしももとから汚れや破損があった場合には、写真に撮っておくと安心です。
    また、もとから破損があった場合は、一度お教室の先生に伝えておくとさらに安心ですね。

    丁寧に取り扱おう

    当たり前ですが、借り物なので丁寧に扱わなければなりません。
    保護者が丁寧に扱うだけでなく、衣装を着る子ども本人にも大切な衣装であることを教えましょう
    小さい子は借り物だなどとはわからないため、衣装を着ているときにしてはいけないことなどを決めると良いでしょう。
    お教室ごとに衣装の約束事が決まっていることもありますが、ご家庭でも約束事を決めておくことも大切です。
    例えば、「衣装を着ているときはご飯やお菓子を食べない」「衣装を一人で着たり脱いだりしない」「衣装を着たまま床に座らない」など、衣装を汚したり破損しないための約束事を作っておくといいかもしれません。

    試着をしてサイズを合わせよう

    衣装を受け取ったらなるべく早くサイズ調節をしましょう。
    レンタルの場合、ぴったりのサイズで着られることはそう多くありません。
    発表会やコンクール前はなにかと忙しいので、余裕のある時にあらかじめサイズを合わせておくと安心です。
    また、万が一サイズが合わなかった場合、着用日までに交換できる場合もあるので、早めに準備しましょう。

    レンタル期間や返却方法を確認しておこう

    レンタルの場合、返却期限が定められていることがほとんどです。
    返却が遅れると先生に迷惑がかかったり、場合によっては延滞料がかかることもあります。
    また、どのように返却するかも確認しておきましょう。
    教室によっては、発表会後に衣装を返却する日を設けているところもあるようです。
    教室からのアナウンスを確認して、遅れずに返却できるようにしましょう。

    万が一の対応を確認しておこう

    万が一、衣装を汚してしまったり破損してしまったりした場合の対応を確認しておきましょう。
    本番前に衣装を破損してしまった場合、一度返却してお直しをしてくれる場合もあります。
    また、破損や汚れの場合、追加で修繕費やクリーニング代がかかることもあるので、事前にお教室の先生などに確認しておくと安心です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はレンタル衣装についてお話ししました。
    みなさんの不安や疑問が少しでも解消されていればうれしいです♪
    すてきな衣装を身にまとって、舞台上でとびきり輝けますように☆

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  15. バレエといえばシニヨン!!ネットからきれいなシニヨンの作り方まで解説!!

    バレエを習っていると髪型をシニヨン(お団子)にする機会が多いですよね。

    きれいなシニヨンはスッキリ見えて、踊りの見た目にも反映します。

    お子さんが小さい場合は保護者の方がシニヨンを作ってあげることが多くなりますね。

    今回はきれいなシニヨンの作り方や、シニヨン作りの必需品であるネットについてなどを紹介します!!

    バレエのヘアスタイルといえばシニヨン!シニヨンについて知ろう!!

    バレエの発表会本番のヘアスタイルはシニヨンなのでリハーサルでも「シニヨンで来てください」と言われることもあります。

    バレエを習っているとすることの多いシニヨンスタイルですが、慣れていないときれいに作るのに苦戦する方も多いです。

    シニヨンについて、シニヨン作りに必要なもの、作り方を解説していきます。

    これからお子さんにシニヨン作りをしてあげる方は参考にしてみてください!

    なぜシニヨンスタイルにするのか

    シニヨンはフランス語で「 Chignon」で束ねた髪をサイドや後頭部でまとめた髪型のことをさします。

    お団子と呼ばれることもありますが、お団子とシニヨンは同じ意味です。

    バレエをする際に「なぜシニヨンスタイルにするのか」をまずは解説していきます。

    その理由は下記の2つです。

    バレエに集中するため

    バレエの動きは回ったりジャンプしたりよく動くので、髪がまとまっていないと集中して踊ることができません。

    髪の毛に気を取られ集中できないと怪我をしてしまう可能性もあり、汗で髪が顔や首筋に絡みつくことも気持ち悪いですね。

    髪を下ろした状態やポニーテールだと無意識に髪を触ってしまう方もいます。

    レッスン中や舞台の上では集中力が必要なので、踊ることに専念できるようシニヨンスタイルに整えることが重要なんです。

    実はスタイルアップ効果も!

    シニヨンスタイルは頭を小さく見せ、首筋を長くきれいに見せる効果があるんです!!

    踊りが上手な方はシニヨンもきれいで、よく似合っていることが多いです。

    シニヨンに必要なもの

    きれいなシニヨンを作るためには、いくつかのアイテムが必要です。

    実際にシニヨンを作る際に必要なものを紹介します!

    必要なものリストは下記の通りです。

    ・霧吹き(水)orヘアミスト・ブラシ・20cmぐらいのヘアゴム

    ・シニヨンネット・Uピン・アメピン

    ・くし・ヘアジェル・ヘアスプレー・ヘアワックス

    シニヨンを作る時のおすすめアイテム

    上記で紹介したものはバレエショップで揃っていることも多いですが、全てバレエショップで購入すると割高になってしまうものもあります。

    何をどこで購入するのか、おすすめを紹介しますので参考にしてみてくださいね!

    シニヨンネット

    シニヨンを作る際の必須アイテムであるシニヨンネットはバレエショップで購入がおすすめです。

    バレエショップのものはバレエ用なのでシニヨンが美しく見えるよう作られています。

    バレエショップにいけない場合はオンラインショップでも購入することができます。

    どれを購入していいかわからない場合はシニヨン作りにおすすめのネットをいくつか紹介しますので参考にしてみてください。

    ※シニヨンの大きさ(髪の量)や髪色など自身に合ったものを選びましょう。

    ・シニヨンネット<ブラック>Mサイズ3枚組

    発表会などに適した目立ちにくい細い糸タイプのシニヨン型ネットです。

    サイズはMとLがあり、Mは肩〜セミロングの長さ、Lはセミロング〜ロングの長さがサイズ選びの目安となっています。

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    【チャコット 公式(chacott)】シニヨンネット<ブラック>Mサイズ3枚組
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    ・ストレッチヘアーネット(3枚組)【ブラック】

    ポニーテールの全体を包み込んで、簡単にお団子の出来上がります。

    ネットをかぶせる前の下地のネットです。

    髪の毛が細く、猫っ毛のお子様などはこちらのネットを一度使用してからシニヨンを作ると作りやすいです。

    発表会などに適した目立ちにくいタイプで、二重にすることで単体でも使用できます。

    ロングヘアーの方など、髪とネットを一緒にねじってシニヨンを作りたい方におすすめです。

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    【チャコット 公式(chacott)】ストレッチヘアーネット(3枚組)【ブラック】
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    ヘアジェル・スプレー・ワックス

    シニヨン作りに、こんなにヘアスタイリング剤が必要なの!?と驚きますよね。

    ヘアスタイリング剤はバレエショップのものでなくても大丈夫。

    それぞれ、シニヨン作りにおすすめのものを紹介します。

    ・ヘアジェル

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    ・ヘアスプレー

    ・ヘアワックス

    ヘアブラシ・くし

    シニヨン作りの際に、ヘアブラシとくしは両方必要です。

    どのようなものでも使用できますが、髪の艶出しやとかした際に痛くないなどのものを選ぶと良いでしょう。

    また、バレエを習っているとシニヨンにする頻度が高いので、丈夫な長く使用できるものがおすすめです。

    ・ヘアブラシ

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    ・くし

    Uピン・アメピン

    Uピンとアメピンはシニヨンを留める際に必ず必要となります。

    どちらも薬局や100円均一などで購入できるもので大丈夫です。

    シニヨン作りにたくさん使うので多めに持っておくと良いでしょう。

    きれいなシニヨンの作り方

    きれいなシニヨンは頭の形をきれいに見せてくれます。

    シニヨンを作る際にはコツが必要となりますので、下記にきれいなシニヨンの作り方を解説していきます!!

    1. ブラッシング
      ブラシで、毛先の絡みがなくなるようによくブラッシングします。
      また、生え際からよくブラッシングすることで髪にツヤが出ます。
    2. 髪の毛全体をまとめる
      髪の毛をまとめやすくするために、霧吹きやヘアミストをスプレーします。
      ※毛先にはつけず、頭の部分にたっぷりとつけていきます。
    3. 髪の毛を整える
      コームを使って一度髪の毛を整えておきます。
    4. ゴムで仮留めする
      次のステップのためにゴムで仮留めをします。
      3~4回ゴムを巻き付けて、最後は2回同じところを通して結びます。
    5. ジェルをつける
      ピンポン玉くらいの量のヘアージェルをつけます。
      ※表面だけではなく、内側の毛にも手ぐしでしっかりつけると、シニヨンが長持ちします。
    6. コーミング
      仮留めしたゴムを外し、コームで表面を整えます。
      コーミングしている反対側の毛が緩むので、少し手を引きながら整えましょう。
      ある程度まとまってきたらコームでに持ち替え、根元をぎゅっと絞ります。
    7. ゴムで結ぶ
      3~4回ヘアゴムを巻き付け、最後は2回同じところを通して結びます。
      ※あごと耳の上を通った延長線上にゴムの結び目がくるように結ぶとシニヨンがきれいに見えます。
    8. 後れ毛をまとめる
      もみあげや後れ毛、フェイスラインの細かい毛をワックスでなでつけます。
    9.  ヘアーネットをかぶせる
      ポニーテールをヘアネットで包み、結び目に巻きつけるように巻いてシニヨンの形を作ります。
      ※さらに、ヘアネットを使用するとまとめやすく、毛先がネットからはみ出しにくくなります。
    10. Uピンで固定する
      シニヨン部分をしっかりつぶしながら、上下左右をUピンですくい留めしていきます。
      ※Uピンを立ててシニヨンの端に当て、地の髪をすくうように倒しながら中心部に向けてうちます。
      中心のゴムの結び目に当たる感覚がある場所にうちましょう。
    11. Uピンで間を固定
      Uピンで留めた部分の間をですくい留めしていきます。
      巻いた毛の流れに逆らう向きにピン先が向くように留めます
    12. スプレーをかけて完成!!
      スプレーをかけ、最後にもう一度コームのテールでなでつけ、ツヤを出して完成です!

    長さやボリュームが難しい!シニヨンのお悩みを解決

    お子さまの髪の長さや量によってシニヨンが作りにくい場合も多いですよね。

    シニヨン作りの際にありがちなお悩みを解決していきます。

    上手くシニヨンが作れない場合は参考にしてみてくださいね!!

    シニヨンが作れる髪の長さ

    子どものヘアカットしたいけれど、バレエでシニヨンにするのでどのくらいカットしていいかわからないという方も多いでしょう。

    シニヨンを作るのに最低限必要な長さは、ボブより少し長めで肩につく程度のロングボブ、胸元にかかる程度のミディアム・セミロングの長さです。

    それより短いとシニヨンにするのが難しくなります。

    また、髪の毛が長すぎると、シニヨンが大きくなりますのでシニヨンを潰すのが大変かもしれません。

    ミディアム・セミロングがシニヨンを作りやすい長さといえるでしょう。

    前髪が短い時の対処方法

    バレエの舞台で前髪を下すことはほとんどありません。

    前髪は全てオールバックにしますが、短い場合はやりにくい、できない時がありますよね。

    そんな時は、下記のことを試してみましょう。

    コームにジェルをつける

    コームでオールバックになるよう流れをつけます。

    その後に、コームにジェルをたっぷりと付けて前髪を生え際から頭皮に密着するようにときましょう。

    生え際にもしっかりジェルが付くようにコームするのがポイントです。

    ピンで前髪を留める

    ジェルで固めた後に髪の毛が崩れるのが心配な場合は、前髪が落ちてこないようにヘアピンで固定しましょう。

    髪色と同じ色のヘアピンを使用すると目立ちにくいです。

    シニヨン用のネットがすぐに破れる

    バレエ用のシニヨンネットは、目立ちにくくするためネットの糸が細く繊細です。

    そのため、破れやすいのが難点です。

    普段のレッスンやリハーサルは強度の高い(本番用より少し目立つ)ネットを使用しても良いでしょう。

    バレエ用ではないものだと、薬局や100円均一でも購入することができます。

    本番用のシニヨンネットは、当日に破れてしまうこともあるので数個用意しておくと安心です。

    下記は練習用の強度の高いシニヨンネットです。

    ※お教室にもよりますので、先生に確認してみてくださいね。

    ・ヘアーネットM 【ブラック】

    伸縮のある素材のシニヨンネットです。

    強度がありレッスン用におすす。

    強度がある分、ネットが厚く色が濃いので目立つた本番には適しません。

    サイズはMとLがあり、Mは:肩〜セミロングの長さ、Lはセミロング〜ロングの長さが目安となっています。

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    【チャコット 公式(chacott)】ヘアーネットM 【ブラック】383
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    まとめ

    シニヨンは必要なものが多く、作り方の工程も多いですが、バレエを習っているとシニヨンを作る回数も増えるので、だんだんと早く上手くできるようになります。

    本番できれいなシニヨンにするためにも、普段のレッスン時から練習しておくのがおすすめ。

    練習を重ねると自分なりのやり方も見つかりますので、研究してみてくださいね!

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  16. バレエタイツは履く必要がある?ない?バレエレッスンの必需品バレエタイツを徹底解説!!

    バレエタイツはバレエの必須アイテムであるイメージがありますが、バレエを始めたばかりの方にとって抵抗がある場合もありますよね。

    なぜ膨張色のピンクなのか・・。

    いつ履くのがマストなのかもわからないといった方も多いでしょう。

    今回はバレエタイツについて、履く理由や色や種類など徹底解説していきます!!

    バレエタイツを履いてみたい方や代用品をお探しの方は参考にしてみてくださいね。

    バレエの舞台には必須アイテム!!バレエタイツについて知ろう!!

    バレエの舞台で必ずといっていいほど見かけるピンクのバレエタイツ。

    なぜ、バレエをする際にタイツを履くのか?本番以外のレッスンでも必須なのかについて解説していきます!

    バレエタイツを履く理由

    クラシックバレエの舞台では必ずバレエタイツを履きます。

    バレエダンサーがバレエタイツを履く理由は下記の通りです。

    ・足のラインや動きがはっきり見える

    ・美脚に見える

    ・照明で全身を照らされる舞台で足が綺麗に見える

    バレリーナがタイツを履く理由は主に、足を美しく見せる、足の動きをクリアに見せるためなんですね!!

    バレエレッスンでバレエタイツは必須なのか

    バレエの舞台では必須のバレエタイツですが、練習であるレッスン時には履くのが必須なのでしょうか?

    答えは「大人の場合は絶対に履かなければいけない訳ではないが、履いた方が良い」です。

    バレエのレッスンではバーレッスン(バーにつかまり行うレッスン)やセンターレッスン(バーから離れてフロアで行うレッスン)を行います。

    バレエでは足や手の向きや位置が細かく決まっていますので、レッスン中に確認することが多いです。

    その際にバレエタイツを履いていた方が先生も自分自身も足や手の向きや位置を確認しやすいのです。

    バレエのタイツはピンク色の膨張色なので足が太く見えるのでは?と気になってしまう方も多いでしょう。

    しかし、「足を細くしたい」や「足の形をよくしたい」と思っているならバレエタイツを履いてレッスンした方が、より正確に足の使い方がわかるので脚やせや形の改善、バレエの上達への早道でもあります。

    実は奥が深い!?バレエタイツの種類について

    バレエのタイツはピンクタイツと呼ばれるほどピンクであることが定着しています。

    しかし、一概にピンクといっても実は色んなカラーバリエーションがあるんです。

    また、形にも様々な種類があります。

    バレエタイツの色や形の種類について解説していきますので、バレエタイツを履いてみたい方は参考にしてみてくださいね。

    ※発表会など舞台に出られる際は先生から指定があったり、まとめて購入してくださる場合もあります。

    一般のタイツとの違い

    寒い冬などは普段でもタイツを履くことがありますね。

    一般のタイツとバレエタイツとの違いがあるのか気になる方も多いでしょう。

    レエタイツは一般のタイツに比べて伸縮性が高く、動きやすくもあります。

    また、足のラインが綺麗に見えるよう作られています。

    消耗品ではありますが、一般のものに比べて強度もあります。

    バレエタイツの色

    実はバレエタイツはカラーバリエーションが豊かです。

    バレエ用品の老舗であるチャコットでは下記のような色の展開があります。

    ・ホワイト・ブラック

    ・ハニーベージュ・キャメル

    ・ロイヤルピンク・ヨーロピアンピンク

    6色ものカラーバリエーショがあるのも驚きですが、舞台で着用する場合とバレエタイツとして定番なのはロイヤルピンクとヨーロピアンピンクです。

    2つとも名前にピンクが入っていますが、ロイヤルピンクはピンク色が濃く、ヨーロピアンピンクはイエローがかったピンクとなっています。

    自分の肌色に近い方を選ぶと肌馴染みが良いでしょう。

    バレエタイツの形

    バレエのタイツにはフーターと呼ばれるもの、穴あきと呼ばれるものの2種類があります。

    なぜ、わざわざ穴が空いているのか不思議に思う方も多いですよね。

    2つのバレエタイツの形について解説します。

    フータータイプ

    フータータイプはスタンダードなバレエタイツです。

    一般的なタイツと同じようにつま先まですっぽりと隠れるデザインとなっています。

    バレエを始めたばかりの方や、どのタイツを購入していいかわからないといった場合には、まずこのフータータイプがおすすめです。

    穴あきタイプ

    穴あきタイプは足裏の部分に穴があいているデザインのタイツです。

    通常のタイツと大きく異なるため、バレエを始めたばかりの方には馴染みがないかもしれませんね。

    足裏に穴があいている理由は、トゥシューズを履いての練習は足先にマメや傷ができることがあるので足先のケアをするためです。

    足裏に穴があいていることでタイツを全部脱がなくても良いというわけです。

    レッスンでバレエタイツを履かない場合は!?バレエタイツの代用品

    バレエタイツをレッスンで履いた方がいい理由を解説しましたが、それでもやはりピンク色のタイツを履くのには抵抗があることもありますよね。

    バレエのレッスンでタイツを履かない場合の代用品について紹介します。

    レギンスを履く

    バレエタイツの色はピンクなので、色に抵抗がある方も多いです。

    そういった場合は黒のレギンスがおすすめです。

    バレエ用のレギンスもありますし、市販のレギンスでも対応可能です。

    バレエ用のレギンスの方が足の形が綺麗に見えるよう作られたものが多いのでおすすめです。

    太ももやヒップまわりが気になるといった方はレギンスにプラスして巻きスカートやショートパンツを着用すると程よく体型をカバーできますよ。

    また、レギンスはバレエ以外のヨガやピラティスといったレッスンでも使えますね

    下記はおすすめのレギンスです。

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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    ストレッチパンツを履く

    レギンスはタイツの代用品になりますが足のラインがはっきり出ます。

    足のラインがはっきりでた方がレッスンには最適なのですが、バレエを始めた頃だと抵抗を感じることもありますよね。

    そういった場合には、タイツやレギンスよりはダボっと感はありますがストレッチパンツがおすすめです。

    バレエやヨガ、ピラティに使用できるストレッチパンツは伸縮性があって動きやすく、スウェットよりもラインが綺麗に作られているものが多いんです。

    下記はバレエのレッスンにおすすめのストレッチパンツです。

    バレエタイツが手に入るバレエショップリスト

    バレエタイツは一体どこで売っているのでしょうか?

    バレエ用なので一般的なタイツのようには売られておらず、バレエ専門ショップで売られています。

    最近ではバレエのオンラインショップも増え実店舗に行かなくても購入が可能です。

    下記に実店舗のあるバレエショップとバレエのオンラインショップを紹介します。

    バレエショップ実店舗

    バレエタイツをバレエショップの実店舗で購入する利点は実際に試着できたり、バレエを熟知したスタッフの方にその場で質問や相談をできること。

    特に初めての場合は何を買っていいかわからない場合も多いので、実店舗でのお買い物がおすすめです。

    また、バレエタイツ以外のものも揃っているので、トータルコーディネートもでき、バレエに必要なものが全て揃うのも魅力です。

    チャコット

    バレエ用品といえばチャコットという方も多いほど有名なバレエショップ。

    1961年に創業した国内随一の老舗バレエメーカーです。

    バレエ用品だけでなくジャズダンス・エクササイズ用品、ボールルームダンス用品、コスメ用品を取り扱っています。

    また、ダンススタジオを全国10か所に展開し、衣裳レンタルと製作などの事業もあります。初心者の方からプロのダンサーまで幅広くファンの多いブランドです。

    実店舗

    全国に31店舗(東京・大阪・福岡・名古屋・札幌など

    ※店舗によって取り扱い商品が異なります。

    オンラインショップURL:https://shop.chacott.co.jp/

    シルビア

    1967年に創業したバレエシューズブランドのシルビア。

    1978年より自社ブランドのトゥシューズやバレエシューズを製造し、国内のバレエショップの中でも老舗で愛用者も多いです。

    バレエシューズの他にはバレエウェアやバレエグッズの販売もあり、ホームページからはレオタードをオーダーメイドすることもできます

    実店舗

    名古屋、横浜、新宿、梅田、福岡、札幌、仙台の全国7店舗を展開

    オンラインショップURL:https://www.shop.sylvia.co.jp/

    ミルバ

    ミルバ最大の特徴は海外メーカーの取り扱いが豊富なことです。

    海外のトゥシューズの取り扱いも多いので「今までしっくりくるトゥシューズが見つからなった」という方も様々なメーカーをフィッティングできるので自分にあったものが見つかるかもしれません。スタッフの方にも気軽に相談できますよ。

    実店舗

    新宿、横浜、大阪、札幌

    オンラインショップURL:https://dance.milba.com/

    バレエショップオンライン

    バレエのオンラインショップでの購入は何といってもどこにいても買い物ができること。

    また、実店舗で紹介したお店よりも値段設定が安価なこともあります。

    最近ではオンラインでもスタッフの方とメールやチャットなどでやりとりができることもあるので、商品に対する質問や相談も可能です。

    ミニヨン

    2003年創業のバレエショップ。

    スタッフにはバレエ経験者や元バレエ団員の方が常駐しバレエの専門的な視点から商品の仕入れや開発を行なっています。

    また海外バイヤーも所属しているのでトレンド感のあるバレエ用品が多く入荷されています。

    オンラインショップURL:https://www.mignon-ballet.com

    イーバレリーナ

    メーカーや工場から直接仕入れを行なっている、イーバレリーナ。

    そのためバレエ用品をお手頃価格で購入できます。

    バレエ用品についての悩み事はメールで相談することができ、万が一サイズが合わなかった場合でも無料でサイズ交換をしてくれるなどのサポートも。

    試しやすい価格と充実のサポートでオンラインショップで購入が初めてという方にもオススメです!

    オンラインショップURL:https://www.mignon-ballet.com

    まとめ

    バレエの教室にもよりますが、大人のバレエレッスンではレッスン着は本人の自由であるところが比較的多いです。

    発表会といった舞台で衣装を着る際はバレエタイツは必須なので、舞台に立つことを目標にされている方は慣れておくのも良いでしょう。

    レッスン着は気分の上がるものを選ぶのがおすすめ!

    お気に入りのスタイルを見つけてバレエを楽しんでくださいね!!

    » 続きを読む

  17. 男性バレエダンサーの必須アイテム!?バレエの男性用タイツを徹底解説!!

    男性の方でバレエを習ってみたいけれどタイツを履くのに抵抗があるという方も多いかもしれません。

    なぜバレエでは男性がタイツを着用するのかや、男性用バレエタイツを取り扱うバレエショップについて解説します。

    これからバレエを始めたい男性の方や、本格的な格好でバレエのレッスンを受けたい方など、参考にしてみてくださいね!!

    着用は必須なの?男性用バレエタイツについて

    なぜバレエで男性がタイツを履くのか不思議に思っている方も多いでしょう。

    まずは男性バレエダンサーがタイツを履く理由を理解しましょう。

    また、本番舞台やレッスンでタイツの着用が必須なのかも解説します。

    男性バレエダンサーがタイツを履く理由

    足にぴったりとフィットし足の形がはっきり見える男性用バレエタイツ。

    男性バレエダンサーがタイツを履く理由は、足捌きの美しさ、 トレーニングされた下半身の動きを鮮明に見せるためです。

    タイツを履く際に必要なアイテム

    タイツの着用の仕方について「どのようになっているのか」を不思議に思う方も多いですよね。

    タイツは下半身にぴったりとフィットしているため、下着のラインが見えないように、タイツの下にはサポーターやTバックなどのアンダーウェアを着用しています。

    タイツ用のアンダーウェアはバレエショップで取り扱っていることが多いです。

    バレエタイツは着用必須!?舞台本番とレッスンでの着用について

    男性バレエダンサーといえばタイツ姿が印象的ですが、舞台本番とレッスン中も着用が必須なのでしょうか?

    舞台本番とレッスンでのタイツ着用についてチェックしていきましょう!!

    バレエの本番舞台

    バレエ舞台では男性用の衣装はほとんど短いトップスにタイツを着用します。

    また、演目によってはパンツスタイルの衣装もありますが、その場合も下にタイツを着用するのが基本です。

    舞台に立つことを目標にしている場合は普段のレッスンからタイツの着用に慣れていると違和感なく舞台に立てるでしょう。

    バレエのレッスン

    バレエレッスンでタイツの着用は必須ではありません。

    しかしながら、足を含めた身体のラインが見えやすいものがおすすめです。

    そのため、レッスンからタイツを着用するバレエダンサーも多いです。

    レッスンの場合は膝上や丈の短いスパッツを着用する方も。

    タイツやスパッツに合わせるトップスはピタッとしたスポーツ用のトップスやバレエ用のTシャツを組み合わせると良いでしょう。

    どこで手に入る?男性用バレエタイツを取り扱うバレエショップ

    男性用のバレエタイツはどこで手に入るのでしょうか。

    男性用のバレエタイツを取り扱う3つの代表的なバレエショップやサイズ・カラー展開などを紹介します!!

    チャコット

    バレエショップの老舗であるチャコットでは男性用のバレエ用品も豊富に揃っています。

    サイズはメンズのSサイズとMサイズがあり、カラーは定番の白と黒があります。

    値段は11,550円(税込)と練習用にするには少し高価に感じますが、チャコットの製品は質が良いので長持ちしそうです。

    下記はチャコットでおすすめの男性用タイツです。

    【チャコット 公式(chacott)】メンズタイツ(フーター・肩ゴム付)

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    【チャコット 公式(chacott)】メンズタイツ(フーター・肩ゴム付)
    価格:11,550円(税込、送料別) (2025/1/22時点)

    楽天で購入

     

    ミニヨン

    バレエ専門店のミニヨンはバレエ用品の専門公式通販サイトです。

    海外のバレエブランドも取り扱っており、「Sansha(サンシャ)」というブランドのタイツは90cmから10cm刻みで190cmまでサイズ展開があり、カラーは黒で光沢のあり・なしを選べます。

    値段も5,060円とバレエ用品にしてはリーズナブルで初めての1着にもおすすめです。

    バレエ用品 【サンシャ】 男の子&メンズ用バレエタイツ(発表会に!レッスンに!)

    まとめ

    初めてタイツを着用するときは抵抗があるという方も多いですが、まずはレッスンで身体にフィットするスパッツといったものから履き始め、タイツにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

    バレエの舞台ではタイツの衣装であることがほとんどです。

    バレエ舞台でバレエタイツを履きこなせるよう頑張ってみてくださいね!!

    » 続きを読む

  18. バレエ用品といえばチャコット!チャコットでレオタードを選ぼう!!

    バレエ用品店の老舗として有名なチャコット。

    お子さまの初めてのレオタードはチャコットで購入したという方も多いです。

    そんなチャコットについて、チャコットのレオタードのメリット・デメリット、レオタード以外に取り扱っているものなどを紹介します。

    チャコットでレオタードの購入をお考えの方は参考にしてみてくださいね!!

    バレエ用品の老舗!チャコットについて知ろう

    小さいお子さまからプロのダンサーまで愛用者が多いチャコット。

    そもそもチャコットとはどのようなブランドなのでしょうか?

    チャコットについて詳しく解説していきます!

    チャコットとは

    チャコット株式会社は1950年1月に創業者である土屋誠さんが青志社(個人企業)として創業した日本のバレエ・ダンス用品企業です。
    チャコットという企業名称は創業者の土屋誠さん(ツチヤマコト)の「マ」を抜いたもの。

    また、国内の各種バレエ公演で協賛企業としてスポンサー活動も行っており、2012年からは海外の有名なコンクール「ローザンヌ国際バレエコンクール」の協賛企業にもなっています。

    チャコットのコンセプト

    チャコットは「人生を、芯から美しく」をコンセプトにしています。

    バレエやダンス用品の総合メーカーとして、お子さまから一流のアーティストまで幅広い層にサービスや商品を提供することや、芸術分野の強みを活かし、日常生活への価値提供を行うことで、美しくありたいと願うすべての人々をサポートすることを目的としているそう。

    お子さまからプロのダンサー、また一般の方(コスメなど)にも愛用者が多い理由がわかりますね!

    チャコットのレオタードの何がいいの?メリットとデメリット

    「初めての1着」にチャコットのレオタードを選ぶ方は多いです。

    その理由が気になりますね。

    チャコットのレオタードのメリット・デメリットについて紹介します!!

    チャコットレオタードのメリット

    チャコットでレオタードを選ぶメリットは下記の通りです!

    バレエ用品の老舗という安心感

    ・質が高い(日本製で縫製がしっかりしている、生地が強く、毛玉になったり痛むということがほとんどない

    ・キッズ・ベビー向けの100cmからサイズがある

    ・シーズンごとに新作のデザインが出るなどデザインが豊富

    やはりバレエ用品の老舗ということで安心して選ぶことができる要素が多いですね。

    レオタード以外のバレエ用品もチャコットという方も多いようです。

    チャコットレオタードのデメリット

    チャコットでレオタードを選ぶデメリットは下記の通りです!

    ・値段が高価なものが多い

    チャコットのレオタードは質が高い分、お値段も高価なものが多いです。

    しかし、その分劣化もしにくく長くきれいに着ることができます。

    レオタードだけじゃない!チャコットで取り扱っているバレエ用品

    チャコットではレオタード以外にもバレエ用品全般が手に入ります。

    そのため、バレエ用品に関してあちこち買い回りをする必要がなく大変便利です。

    チャコットで手に入るバレエ用品についてチェックしていきましょう!!

    バレエシューズ

    チャコットではバレエのレッスンに必須アイテムであるバレエシューズも種類も豊富に取り扱っています。

    取り扱っているサイズは16m〜28cmまでの取り扱いがあり、素材も前皮(つま先部分が皮になっている)やキャンバス生地、本番用のサテン生地などがあります。

    また、足の幅や足裏のソールも好みのものを選ぶことができます。

    店舗では知識が豊富なスタッフが試着を手伝ってくれますので、どのバレエシューズがいいかわからない場合は相談してみましょう。

    タイツ・アンダーウェア

    レオタードと一緒に必要なアイテムといえばタイツとアンダーウェアです。

    チャコットのタイツは105cm(95〜115)からあり、カラーもバレエで定番のロイヤルピンクやヨーロピアンピンクが揃っておりレオタードと一緒に購入する方も多いです。

    また、バレエ用のアンダーウェアはレオタードを着た際にはみ出したり、目立ったりしないのが特徴。

    小さいお子さまの場合は普段のものを使用する方もいますが、バレエ用を揃えておくとバレエの衣装を着る際にも役立ちます。

    コスメ

    チャコットでは舞台用のコスメが豊富に揃っています。

    バレエの舞台の日には教室がコスメを用意してくれることもありますが、コロナウィルスの流行以降はコスメの共有を避けるために自分自身のコスメを用意するよう指定がある場合もあります。

    チャコットの舞台用コスメは発色がよく汗をかいても落ちにくいので、教室がチャコットのコスメを使用するよう指定していることも。

    舞台用のコスメが豊富に揃っているので、指定のコスメがあってもチャコットに行けば一通り揃うでしょう。

    ヘア小物

    バレエの定番ヘアスタイルといえばシニヨン(お団子)ですよね。

    チャコットではシニヨンにする際に必要なネットやピン類に加えて、ヘアブラシやクシ、ヘアスプレー、ワックスといったシニヨンをより綺麗に作るためのアイテムが揃っています。

    特にネットはサイズやカラーなども豊富で小さいお子さまも使用している方が多いです。

    まとめ

    バレエ用品といえばチャコットという方も多く、も昔も質の高いバレエ用品を提供しているチャコット。

    レオタードはもちろん、その他のバレエ用品も教室で指定があるなど安定のクオリティを保っています。

    知識が豊富なスタッフも常駐しているので、バレエ用品でわからないことがあれば気軽に相談してみましょう!

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  19. 何を着て踊るの?男性バレエダンサーの衣装を徹底解説!!

    初めてバレエの公演を観た方の中には、男性バレエダンサーは舞台でなぜタイツを履くのか?気になった方は多いでしょう。

    意外と奥が深い男性バレエダンサーの衣装について紹介していきます!

    バレエの公演を観て男性バレエダンサーの衣装が気になっていたという方はチェックしてみてくださいね!!

    男性バレエダンサーはどんな衣装を着るの?タイツ着用の理由も解明!

    男性のバレエダンサーといえばタイツを履いているイメージが強いですよね。

    男性用の舞台衣装はどのようになっているのか、タイツ着用の理由についてチェックしていきましょう!!

    男性バレエダンサーの衣装について

    女性バレエダンサーの衣装といえばチュチュですが、男性バレエダンサーの場合は短いトップスにタイツが定番の舞台衣装です。
    演目や役柄によって舞台衣装は異なり、意外とバリエーションが豊かです。

    タイツのカラーはトップスとコーディネートされ、トップスに合ったカラーが着用されています。

    タイツを着用する理由

    男性バレエダンサーといえばタイツですよね。

    男性バレエダンサーの衣装にタイツが定着した大きな理由は「動きやすい」ことと「足さばきを美しく魅せられる」ことです。

    バレエの生みの親であるルイ14世の時代には、高貴な身分の男性はタイツに短いズボンをはいていました。

    また、それ以前のルネッサンス期のイタリアではバレエの王子の衣装のような、短い上着にピタッとしたタイツのようなものをはいていたこともあり、バレエでは短い上着ぎにタイツという舞台衣装のスタイルが定着したとともいわれています。

    男性バレエダンサーは何を履いて踊る?

    女性バレエダンサーはトゥシューズを履いて踊ることは有名ですが、男性はどうでしょうか?

    バレエの舞台で男性バレエダンサーが履いているシューズについて紹介します。

    男性バレエダンサーは何を履いて踊るのか

    女性のバレエダンサーはトゥシューズを履いて踊りますが、男性バレエダンサーの場合はバレエシューズを履いて踊ります。

    基本的に衣装のタイツと同じ色の白や黒といったカラーのバレエシューズで舞台に立つことが多いです。

    タイツのカラーによっては舞台用に特別に用意することもあるので、バレエシューズも衣装の中の一つのような役割を果たしています。

    男性バレエダンサーがトゥシューズを履いて踊る演目

    基本的に男性バレエダンサーは舞台でバレエシューズを履いて踊りますが、中には例外的な演目もあります。

    男性バレエダンサーがトゥシューズを履いて踊る演目についてチェックしていきましょう!

    『シンデレラ』の義母役

    バレエ演目『シンデレラ』では意地悪なシンデレラの義母が登場しますが、男性バレエダンサーがトゥシューズを履いて演じることもあります。

    コミカルな演技をして踊るので会場で笑いが起きたり、シンデレラの義母役のシーンを楽しみにしている方も多いです。

    『シンデレラ』の見所の一つといっても過言ではないでしょう。

    『眠れる森の美女』のカラボス役

    『眠れる森の美女』のカラボスはプリンセス オーロラに呪いをかける悪役です。

    女性が演じることもありますが、バレエ団や演出によっては男性バレエダンサーが演じることもあります。

    カラボス役の方が美人だなと思っていたら男性だったということも、まれにあるようです(笑)

    演目・役柄別男性バレエダンサーの衣装の特徴

    男性バレエダンサーの衣装は役柄によって異なります。

    役柄によってどのような衣装を着用するのか詳しくみていきましょう!!

    王子役

    バレエの演目で男性バレエダンサーが演じる役で多いのが王子役です。

    王子が登場する演目や衣装の特徴について紹介します!

    王子が登場する演目

    世界三大バレエの『白鳥の湖』、『眠れる森の美女』、『くるみ割り人形』に王子が登場する他、『シンデレラ』にも登場します。

    王子役衣装の特徴

    王子は貴族であるため、ゴールドの刺繍が入ったものや首元にフリルやリボンがついた豪華なトップスの衣装を着ることが多いです。

    また、タイツのカラーも白が定番となっており

    ※バレエ団や演目によって異なる場合があります。

    村人役

    王子役の次に多いのが村人役です。

    村人が登場する演目や衣装の特徴について紹介します!

    村人が登場する演目

    村人といっても『ドン・キホーテ』のバジルや『ジゼル』のアルブレヒト(実は貴族)といった主役を演じる村人役もあります。

    村人役衣装の特徴

    村人役の衣装のトップスはブラウスにベスト、トップスに合ったカラーのタイツであることが多いです。

    貴族である王子よりは豪華ではないかもしれませんが、ベストにベロア生地が使用されているなどバレエの舞台らしい上品で華やかです。

    『ドン・キホーテ』のバジル役は舞台がスペインなので闘牛士のようなイメージの衣装となっています。

    タイツのカラーは茶色や緑といったものが村人役が着用するもので多いです。

    海賊役

    男性バレエダンサーが多く登場しメインで活躍する演目『海賊』。

    海賊が登場する演目や衣装の特徴について紹介します!

    海賊が登場する演目

    『海賊』はバレエ作品では珍しくオリエンタルな雰囲気をまとっています。

    そのため衣装も他の演目とは異なり、短いトップスにタイツ姿とは異なる場合が多いです。

    海賊役衣装の特徴

    海賊役衣装の最大の特徴はタイツではなく、パンツスタイルであることです。

    また、トップスはなしか、素肌にベストといったワイルドな雰囲気であることが多いです。

    頭飾りに羽がついているのも海賊役の衣装の特徴です。

    まとめ

    男性バレエダンサーの衣装といえばタイツというイメージでしたが、多くのバリエーションがあり役柄の特徴を表現していることがわかりますね。

    上演するバレエ団や演出によっても個性が出るバレエの舞台衣装。

    バレエの舞台を観る際は男性バレエダンサーの衣装にも注目してみてくださいね!!

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  20. バレエの舞台に必須!?男性バレエダンサーについて知ろう!!

    今やバレエスタジオはたくさんありますが、やはり男性より女性の方がバレエ人口が多いのが事実です。

    そのためバレエを習っていても男の子や男性バレエダンサーが、まわりにいないという方も多いでしょう。

    今回は数は少ないですが、バレエの舞台に必須の存在である男性バレエダンサーの気になるレッスンや舞台について紹介します。

    女性ダンサーとの違いはある?男性バレエダンサーのレッスンについて

    数自体が少ないので謎の多い男性バレエダンサーですが、レッスンにおいて女性との違いはあるのでしょうか?

    男性バレエダンサーのレッスン着やレッスン内容について紹介します。

    男性バレエダンサーのレッスン着

    バレエのレッスンで女性の場合はレオタードにタイツ、バレエシューズが基本ですよね。

    男性の場合はどうでしょうか?

    男性バレエダンサーのレッスン着について紹介します。

    バレエ用のTシャツ

    男性の場合は※レオタードは着用しないので、トップスとボトムスが別れているスタイルがほとんどです。

    そのため、トップスはバレエ用のTシャツを着ている方が多いようです。

    バレエ用のTシャツは普通のTシャツに比べて厚手で、色は白・黒・グレーなどが定番の色になっています。

    また、バレエ用ではなくても、身体のラインがわかりやすい野球で着るアンダーシャツをレッスン着にしている方もいます。

    ※男性がレオタードを着ることはありませんが、レオタードの太もも部分までつながったようなユニタードを着ることはあります。

    男性用バレエのタイツ

    前述のバレエ用のTシャツにバレエ用タイツを合わせる方が多いです。

    男性用のタイツは女性用のものに比べて厚手になっています。

    色はTシャツと同様に白・黒・グレーなどがあり、黒いタイツが定番のスタイルとなってます。(海外ではグレーのタイツが指定のバレエ学校などもあります)

    また、タイツ以外のボトムスで着用されているのはレギンスです。

    長さも、その方の好みにもよりますが膝上や3部丈ほどのものが着用されています。

    男性用バレエシューズ

    女性の場合はベージュのバレエシューズが定番となっていますが、男性はどうでしょうか?

    男性の場合はタイツの色に合わせ、黒いバレエシューズを履く方が多いです。

    しかし、女性と同様にベージュで履く方もいます。

    履き方もタイツを着用し履く場合と素足で履く場合も。

    自身が履き心地が良い、レッスンしやすいものがベターでしょう。

    男性バレエダンサーのレッスン内容

    舞台上で男性バレエダンサーを見る機会はありますが、なかなかレッスンを見れる機会は少ないですよね。

    男性のバレエレッスンは基本的には女性と同じことが多いです。

    バレエの基礎は同じなので、バーレッスンをしてセンターレッスンを行います。

    異なる点はセンターレッスンで基本的には女性と同じ動きをしますが、ジャンプやターンといった男性特有の動きを取り入れる場合もあります。

    普段のレッスンとは別に男性特有の動きに特化したボーイズクラスがあったり、舞台のレッスンではパ・ド・ドゥやヴァリエーションの練習を行うこともあります。

    気になる衣装や役柄は!?バレエの舞台でのバレエダンサーについて

    女性の場合、バレエの舞台衣装といえばチュチュですよね。

    男性の場合はどのような衣装を着るのでしょうか?

    また、男性はバレエの舞台においてどんな役柄があるのかについて紹介します。

    男性バレエダンサーの衣装

    男性のバレエ衣装といえばタイツですよね。

    男性がバレエの舞台でタイツを履くのは「動きやすく、足さばきを美しく見せることができる」からというのが大きな理由です。

    バレエの生みの親と言われているルイ14の時代には高貴な身分の男性はタイツに短いズボンを履いていました。

    また、それ以前のルネッサンス期のイタリアでは男性バレエの衣装のような短い上着にぴったりしたタイツを履いていたので、その名残が男性バレエダンサーが着用する衣装になったといわれています。 

    男性バレエダンサーの役柄

    女性が主役である演目が多く女性メインの役柄が多いバレエですが、バレエの舞台に男性バレエダンサーは欠かせません。

    男性バレエダンサーの役柄について紹介します。

    役柄①王子様

    バレエ演目の主役で多いのがお姫様ですよね。

    お姫様には王子様が必須なので、バレエの演目には王子様も多く登場します。

    王子様が登場するバレエ演目は下記の通りです。

    ・『白鳥の湖』ジークフリード王子

    ・『眠れる森の美女』デジレ王子

    ・『くるみ割り人形』コクリューシュ王子(金平糖の精と踊ります)

    ・『シンデレラ』王子

    王子様の名前はバレエ団や上演される国によって異なる場合もあります。

    そういった演出の違いもバレエ公演を楽しむ楽しみの1つですね。

    役柄②村人

    王子様の次に多いのは村人の役です。

    村人といってもお話の主役であることが多いです。

    男性ダンサーが演じる村人は下記の通りです。

    ・『ドン・キホーテ』バジル

    ・『ジゼル』ロイス(実は貴族のアルブレヒト)

    ・『コッペリア』フランツ

    ・『ラ・シルフィード』ジェームズ

    役柄③その他

    王子様や村人以外には海賊やおとぎの国のブルーバード、主役の友人役などがあります。

    王子様や村人以外のその他の役柄は下記の通りです。

    ・『海賊』コンラッド(海賊の領主)/ビルバント(コンラッドの友人)/アリ(コンラッドの忠臣)

    ・『眠れる森の美女』ブルーバード(フロリナ王女と共にパ・ド・ドゥを踊ります)

    ・『ドン・キホーテ』エスパーダ(闘牛士)

    ・『白鳥の湖』王子の友人

    ・『眠れる森の美女』4人の王子候補

    有名な男性バレエダンサーはやっぱりあの人!?日本と海外のバレエダンサーを紹介!!

    圧倒的に女性の方が多いバレエ人口ですが、有名な男性バレエダンサーも数多くいらっしゃいます!

    日本と海外の有名男性バレエダンサーを紹介します!

    日本の有名な男性バレエダンサー

    日本の有名な男性バレエダンサーをベテランから現在人気があり有名な方まで紹介します。

    現役で活躍されている方もいますので、バレエの舞台を観に行く際は注目して観てくださいね!!

    ※他にも活躍されている男性バレエダンサーは多くいらっしゃいます!

    今回は特に人気がある有名な方を紹介しています。

    熊川哲也さん

    バレエをしていない人でも名前を知っているほど有名なバレエ界のスターといえば熊川哲也さんですよね。

    熊川さんは10歳よりバレエを始め、1989年ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の1位に輝きました。

    そして、東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団を果たすという快挙も。

    同バレエ団で1993年からプリンシパルとして活躍し、1998年にバレエ団退団後にKバレエカンパニーを創立しました。

    2012年よりBunkamuraオーチャードホール芸術監督も務めています。

    山本 雅也さん

    バレエ団「K-BALLET TOKYO」でプリシンパルを務めるのが山本雅也さんです。

    山本さんは石川県生まれで、4歳よりバレエを始められました。

    2010年にオーストラリアン・バレエ・スクールに留学し、2013年にはローザンヌ国際バレエ・コンクール第3位、プロ研修賞を受賞しました。

    同年にはロイヤル・バレエの研修生となり、2014年11月にKバレエ カンパニーに入団。

    2016年11月にソリスト、2017年に9月ファースト・ソリスト、2018年9月にプリンシパル・ソリスト、2020年1月プリンシパルに昇格を果たしています。

    現在も「K-BALLET TOKYO」の数多くの演目で主役を演じ人気がある男性バレエダンサーです。

    福岡雄大さん

    福岡雄大さんは大阪府出身で「ケイ·バレエスタジオ」で矢上香織さん、久留美さん、恵子さんに師事していました。

    2000年NBA全国バレエコンクール·コンテンポラリー部門第1位、03年こうべ全国洋舞コンクール・バレエ男性シニアの部第1位、08年ヴァルナ国際バレエコンクールシニア男性部門第3位、09年ソウル国際舞踊コンクール· クラシック部門シニア男性の部優勝などの輝かしい受賞歴があります。

    2003年には文化庁在外研修員としてチューリッヒ·ジュニアバレエ団に入団し、ソリストとして活躍しました。

    2009年に新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。

    『ドン·キホーテ』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『火の鳥』、バランシン『アポロ』、ビントレー『パゴダの王子』、ウィールドン『不思議の国のアリス』ほか数々の作品で主役を踊り、2012年にプリンシパルに昇格されました。

    現在も数々の主役を演じる、日本を代表する男性バレエダンサーです。

    海外の有名な男性バレエダンサー

    海外の有名な男性バレエダンサーをベテランから現在人気があり有名な方まで紹介します。

    海外の方々ですが、来日されることもありますので、ぜひ、注目してみてくださいね!!

    ※他にも活躍されている男性バレエダンサーは多くいらっしゃいます!

    今回は特に人気がある有名な方を紹介しています。

    ウラジミール・マラーホフさん

    ウクライナ出身のマラーホフさんは4歳でバレエを始め、10歳のときモスクワのボリショイ・バレエ学校に入学しました。

    卒業後の1986年にモスクワ・クラシック・バレエ団に入団し、最も若いプリンシパルとなります。

    同年にはヴァルナ国際バレエコンクールで金賞、1989年モスクワ国際バレエコンクールで金メダルを受賞しています。

    1991年にはロシアを離れ、1992年にウィーン国立歌劇場バレエ団のプリンシパルとなりました。

    1994年にはカナダ国立バレエともプリンシパルとして契約し、1995年にはメトロポリタン歌劇場でのアメリカン・バレエ・シアター公演を機に、同バレエ団のプリンシパルに。

    2002年、ベルリン国立歌劇場バレエ団の芸術監督に就任。

    2004年にはベルリンの3つの歌劇場の統合により新設されたベルリン国立バレエ団の芸術監督に就任しました。

    2013-14年シーズンをもって退任し、2014年8月より東京バレエ団のアーティスティックアドバイザーに就任。

    振付家としても活躍し、現在も自ら出演することもあるベテランバレエダンサーです。

    日本でも踊ることがあるので、観るチャンスがあれば必見のバレエダンサーです!!

    ジュリアン・マッケイさん

    アメリカのモンタナ州出身で、当時外国人最年少の11歳でボリショイ・バレエ・アカデミーに入学を果たしました。

    米国人として初めてフル・ディプロマを取得し卒業。

    在学中にはローザンヌ国際バレエコンクールやユース・アメリカ・グランプリ等、5つの国際コンクールで立て続けに入賞しています。

    2015年ローザンヌでプロ研修賞を受賞ののち、英国ロイヤル・バレエ団に研修生として入団し、同年ミハイロフロスキー劇場バレエに入団しました。

    2020〜2022年にはサンフランシスコ・バレエ団にプリンシパルとして在籍し、2022年9月よりバイエルン国立バレエにてプリンシパルを務めています。

    来日することも多く、日本では「K-BALLET TOKYO」の人気作品にゲスト出演することも多いです。

    甘いマスクで人気が高く、ファンサービスも親切に対応してくれる親日ダンサーでもあります。

    セルゲイ・ポルーニンさん

    ポルーニンさんはウクライナ出身のバレエダンサー兼俳優、モデルです。

    1989年、ウクライナのヘルソンで生まれ、初めは体操に取り組んでいましたが、8歳でバレエに転向し、キエフ国立バレエ学校で学びました。

    2003年に13歳でロイヤル・バレエ学校に入学し、2006年のローザンヌ国際バレエコンクールやユース・アメリカ・グランプリで入賞するなど数々の賞を受賞しています。

    2007年にはイギリス人またはイギリスで学ぶ若いダンサーを対象とするヤング・ブリティッシュ・ダンサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、2010年に史上最年少の19歳でロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなりました。

    しかし、2年後にフリーランスとしてのキャリアに注力することを選び、人気絶頂の中でロイヤル・バレエ団を退団しました。

    その後は、フリーランスのプリンシパルとして古巣であるロイヤル・バレエ団だけでなく、サドラーズ・ウェルズ劇場、ボリショイ劇場、スタニスラフスキー・ネミロヴィチ=ダンチェンコ劇場、ミラノ・スカラ座、といった数々の有名なバレエ団で活躍しています。

    バレエ界の異端児といえばセルゲイ・ポルーニンさんです。

    バレエの天才でありながら俳優やモデルなどもこなします。

    その生い立ちは映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』でも描かれ注目を浴びました。

    男性バレエダンサーの幅広い活躍に勇気をもらえるという人も多そうです。

    バレエの公演以外でも映画で姿を観られるのは嬉しいですね。

    まとめ

    まだまだバレエ人口の中では少ない男性バレエダンサー

    その分、謎も多く「一体どうなっているのだろう」と感じることも多くありますよね。

    バレエは女の子の習い事というイメージがありましたが、ジェンダーレスが意識される世の中となったこともありバレエ男子も増えています。

    バレエの公演を観る際は男性ダンサーにも注目してみてくださいね!!

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  21. スタイルアップでモチベーションもアップ!?バレエでジュニアにぴったりのレオタードをみつけよう!

    バレエでジュニアという時期はトゥシューズを履きだしたり、ヴァリエーションを踊り始めるころですよね。

    また、今までのスカート付きのレオタードといった可愛いものから、少し大人っぽいレオタードを着始める子も増えます。

    そんなバレエにおけるジュニア時期のレオタードについて、対象年齢やサイズ、おすすめのバレエショップについて紹介します。

    ジュニア向けのレオタードをお探しの方は参考にしてみてくださいね!

    バレエでジュニアの対象年齢は?サイズはどのくらい?

    バレエにおけるジュニアとは何歳なのでしょうか?またジュニアのサイズとはどのくらいか気になる方も多いでしょう。

    まずは、バレエにおけるジュニアの対象年齢とサイズについてチェックしていきましょう!

    ジュニアとキッズの違い

    ジュニアとキッズは、主に年齢層を指す言葉です。
    キッズは一般的に幼児から小学生低学年までを指し、ジュニアは小学生高学年から高校生までを指します。
    しかし、ブランドや商品により対象年齢が異なる場合も多くあり、実際は正式に定まった年齢はなく大きな枠でくくられています。

    具体的な対象年齢やサイズについて下記に解説していきますね。

    バレエジュニアの対象年齢

    一般的にジュニアといえば対象年齢は小学生から高校生(18歳まで)となります。

    バレエのジュニアの対象年齢は教室やコンクールによって異なる場合があります。

    教室の場合は小学校高学年から中学生までをジュニアクラスにしたり、新国立劇場バレエ研修所では、13〜14歳を対象とした基礎科のジュニアクラスがあるなど様々です。

    また、コンクールの場合は10歳くらいから参加する人が多く、ジュニアの部も設けられています。

    国際バレエコンクール ジャパングランプリの場合は中学1〜2年生がジュニアBⅠ、中学3年生がジュニアBⅡ、高校生がジュニアAといったようにジュニアの中でも区分分けされています。

    バレエジュニアのサイズ

    バレエのジュニアサイズは一般的なサイズと同じことが多いです。

    一般的に子ども服は大きく2つに分類されます。 

    子どもの身長(cm)ごとにサイズがあり、50cm〜100cmまでがベビー服、110cm〜160cmがキッズ服とされています。

    さらに、キッズ服の中でも140cm〜160cmをジュニア服と呼びます。

    サイズと年齢の目安は下記の通りです。
    140サイズ:11~12歳、身長135~145cm
    150サイズ:13~14歳、身長145~155cm
    160サイズ:13~14歳、身長155~165cm
    ※子どもの発育には個人差があり、平均値がそのまま当てはまる訳ではありません。
    あくまでも目安として参考にしてくださいね。

    ジュニア向けレオタードはどんなものが人気?おすすめのレオタード

    ジュニア向けのレオタードはベビーやキッズに比べてグンと大人っぽいデザインのものが増えます。
    バレエでジュニアと呼ばれる世代はどのようなレオタードを着ているのでしょうか?
    レオタードの種類やカラーについてチェックしましょう。

    レオタードの種類について

    ベビーやキッズには多かったスカート付きのレオタードがない訳ではありませんがデザインは減ります。

    そのため、大人と同じようにスカートなしのレオタードが主流となります。

    また、半袖や長袖といった袖がある形のレオタードを選ぶ方も増える印象です。

    レオタードのカラーについて

    ベビーやキッズにはピンクやパープル、淡いブルーといったカラーが人気ですが、ジュニアのレオタードではブラックといったかっこいいカラーのレオタードを着る方もいます。

    身体のラインが見えやすいカラーはブラックやホワイトと言われているため、教室によってはレオタードのカラーに決まりがある場合も。

    気になる方は先生に確認してみてくださいね!

    レオタードの流行りはココでチェック

    現在ではジュニア世代の方もSNSを多く利用していますよね。

    また、バレエ用品のブランドもSNSを使用し新しいデザインのレオタードを含むレッスン着を紹介している場合も多いです。

    インスタグラムやTikTokなどのSNSで「バレエ レッスン着」といったワードを検索してみると、おしゃれなレッスン着や、参考になるバレエダンサーがみつかりますよ!

    体型が気になりはじめるお年頃!?ジュニア向けスタイルアップできるレオタード選びのポイント

    ジュニアの対象年齢は小学校高学年から高校生までと幅広いですが、思春期とも重なるため体型が気になり始める年頃ともいえます。

    そういった時期にはスタイルアップして見えるレオタードがおすすめ。

    体型のお悩み別にスタイルアップできるレオタードを紹介します。

    体型が全体が気になる

    体型全体が気になるという方はレオタードを着ることに抵抗を感じることも多いです・・。

    そういった場合にはレオタードのカラー選びがポイント。

    明るい色は「膨張色」なのでレオタードのカラーで選んでしまうと体が実際より少し大きく見える効果があります。

    一方で、黒やネイビー・ダークグリーンなどの濃いカラーは「収縮色」といって、体が引き締まって見える効果があります。

    また、濃いカラーの「収縮色」に合わせて袖が長いタイプのレオタードだと気になる腕周りをカバーでき、腕が長く見える効果も!

    色を味方につけてスタイルアップを目指してみましょう。

    肩幅が気になる

    レオタードを着る際に意外と多いのが肩幅の悩みです。

    具体的には、いかり肩(肩幅が広い)と「体がガッチリ見えてしまう」、逆になで肩(肩幅が狭い)場合は「レオタードの肩紐がずり落ちる」といった悩みが多いです。

    いかり肩(肩幅が広い)が気になる方はVネックやダイヤモンドネックの袖付きレオタードがおすすめです。

    首元を深くすっきりあいたVネックやダイヤモンドネックの袖付きレオタードは、首の長さ(縦のライン)が強調され、肩幅(横の広がり)に目が行きにくくする効果があります。

    なで肩(肩幅が狭い)が気になる方は衿元(えりもと)が広がりにくいレオタードがおすすめ。
    なで肩の方で多い悩みはストラップが落ちやすいことです。

    そういった場合は背面でボタンが留められるバックスナップ付きレオタードや、背面の高い位置がつながっているデザインのレオタードを選んでみましょう。

    胸元が気になる

    キッズのレオタード選びにはなかった悩みといえば胸元が気になるという問題です。

    「胸の成長は早くて8歳頃から始まり、20歳前後までに成長が完了する」と言われています。

    そのため、「バストのボリュームで太って見える」、「胸元が目立つのでレオタードを着たくない」という悩みも。

    胸元が気になる方へおすすめのレオタードはボートネックのものやハイネックのデザインのレオタードです。

    ボートネックは前かがみになっても胸元が見えないので安心できます。

    さらに背中開きが浅めのレオタードなら、下にブラトップを着用しても見えにくいので◎

    ハイネックのレオタードは胸元を完全にカバーしてくれるので、しっかりカバーしたい方におすすめです。

    まとめ

    バレエを習っているジュニアの場合はヴァリエーションを踊る機会が増えたり、少しレッスンが難しくなることも多いですよね。

    また、思春期に差し掛かり体が変化する時期でもあります。

    スタイルが気になってレッスンに集中できないということもありますので、自分自身が自信を持ってレッスンできるレオタードを選んでみましょう。

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  22. トゥシューズの魅力に迫る!あこがれのトゥシューズの歴史と文化

    トゥシューズは、バレエの象徴ともいえる存在。
    美しく繊細なその姿に、多くのバレエファンが魅了されます。
    しかし、その裏側には職人の技やダンサーの努力、そして舞台での輝きが詰まっています。
    本記事では、トゥシューズの基本から文化的背景、そして楽しみ方まで、バレエファンが知りたい情報をたっぷりお届けします。

    トゥシューズとは?その美しさの秘密

    トゥシューズとは、その名の通り「つま先で立つためにつくられた靴」です。
    バレリーナはトゥシューズを履き、つま先立ちで踊ります。
    光沢感のある生地で、つま先立ちをしたバレリーナの足元はとても美しいです。
    ここではそんなトゥシューズの美しさの秘密に迫ります。

    なぜトゥシューズはバレエの象徴とされるのか?

    トゥシューズは、バレエと聞いて最初に思い浮かぶアイテムのひとつ。
    その美しさはバレエそのものを象徴し、エレガンス軽やかさ、そして努力の結晶として多くの人を魅了します。
    トゥシューズの淡いピンクや繊細なリボン、ポワント部分のフォルムなどは、バレエそのものを象徴する気品と美しさを持っています。

    バレエダンサーにとってトゥシューズは特別!

    ダンサーにとってトゥシューズはただの道具ではありません。
    トゥシューズは、初心者がすぐに履けるものではなく、何年もの訓練を経て、足や体幹を強化し、ようやくトゥシューズを履いて踊ることができます。
    何度も練習を重ね、自分の足と一体化するまでの過程で特別な絆が生まれます。
    ダンサーにとってトゥシューズを履くことは努力の証で、特別な意味があるんですよ。

    トゥシューズの構造

    一見するとシンプルに見えるトゥシューズですが、その構造には細かな工夫が詰まっています。
    つま先部分を「ボックス」といい、ダンサーがつま先で立てるように硬い構造になっています。
    足裏のソールの部分には、アーチをサポートする「シャンク」という板状のものが入っています。
    外側は光沢感のあるサテンの生地が使われていて、美しさと高級感が感じられます。

    ダンサーがトゥシューズを履いて踊る理由

    バレリーナが履いているトゥシューズは、18世紀に生まれたといわれています。
    それまではなんとヒールでバレエを踊っていたそうです・・・!
    妖精のような軽やかで幻想的な踊りを追求して、女性ダンサーがつま先立ちで、床から足が浮き上がって見えるような動きを作るために開発されました。
    トゥシューズを履くことで、バレエの踊りの幅が広がり、さまざまな表現が可能になりました。
    バレエの芸術にはトゥシューズが必要不可欠なのです。

    トゥシューズの製作と歴史

    トゥシューズは現代のバレエに欠かせないものです。
    日頃トゥシューズを履いて踊っている人もトゥシューズがどのようにして作られているかは知らないのではないでしょうか?
    ここではトゥシューズの歴史とともにトゥシューズの製作過程を見ていきましょう。

    トゥシューズができるまで

    トゥシューズは、熟練の職人が一足ずつ手作業で仕上げます。
    硬いボックス、丈夫なシャンク、柔らかい布など、さまざまな素材を使用してトゥシューズは作られます。
    ボックスを形作り、シャンクを用いてソールを作り、そこに布地を貼り付けていきます。
    トゥシューズの製作過程を紹介した動画もあるので、興味のある方は見てみてください^^

    初めてトゥシューズを履いたバレリーナは?

    トゥシューズが登場するまでは、ヒールのある靴でバレエを踊っていました。
    18世紀にパリオペラ座のマリー・カマルゴが初めてヒールを取って踊り、これがトゥシューズのもとになりました。
    その後、19世紀に入り、アマリア・ブルニョリというダンサーが初めてつま先立ちで踊り、注目を浴びました。
    その刺激を受け、マリー・タリオーニというダンサーが最初から最後までつま先立ちで踊る技法を披露しました。

    時代ごとに進化したトゥシューズのデザイン

    アマリア・ブルニョリがつま先立ちで踊った頃、当時のシューズはまだつま先部分が柔らかかったそうです。
    つま先が硬くなったのは19世紀の終わりごろ。
    イタリアの靴メーカーがシューズの先を硬くして立ちやすくしました。
    トゥシューズが今のような形になったのは20世紀初頭ごろのことです。
    つま先をさらに硬くし、さらにソール部分に皮を入れ、現在使われているトゥシューズになりました。

    トゥシューズを楽しむ

    バレエダンサーにとって特別なものであるトゥシューズ。
    その可憐な見た目にはバレエをやっていない人も魅了されます。
    最近では「バレエコア」の流行により、バレエをやっていない人の間でもバレエらしい服装やグッズが注目を浴びているんです。

    トゥシューズをインテリアに?

    バレエを象徴するトゥシューズは履くだけではなくインテリアにもなっちゃうんです!
    新品のトゥシューズをそのまま置いてももちろん可愛いですし、トゥシューズのリボンを結んで壁にかけても可愛いです♪
    また、トゥシューズの中に造花を入れたり、レースなどでデコレーションして飾っても可愛いですよ。
    買ったけど足に合わず履かなかったトゥシューズを飾ったり観賞用にネットで安めのトゥシューズを買って可愛いインテリアにしてみてはいかがですか?

    トゥシューズをモチーフにしたグッズ

    キーホルダーやチャーム、ハンカチ、トートバッグなど、トゥシューズをモチーフにしたグッズはたくさんありますね!
    特に最近の「バレエコア」ブームのおかげでトゥシューズをモチーフにしたグッズはますます増えています。
    グッズを持っているとさりげなくバレエ愛を表現できますね。
    このようなグッズはバレエをやっている人へのプレゼントとしてもおすすめですよ!

    トゥシューズをテーマにしたアート作品

    バレエをテーマにした写真や絵画にもトゥシューズは描かれています。
    例えば、有名なバレエ画家エドガー・ドガの作品には、トゥシューズを履いたバレリーナたちが繊細に描いてあります。
    ドガが描くバレリーナはとても美しく、チュチュの舞い方や指先・足先の美しさから躍動感が感じられます。
    ドガは19世紀の画家ナノで、現代のトゥシューズや衣装との違いを楽しめるのも面白いですね。
    このようなアート作品でもトゥシューズを楽しむことができます。

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はトゥシューズについてお話ししました。
    トゥシューズには、美しさだけでなく、努力や情熱、そしてバレエ文化そのものが詰まっています。
    この小さな靴に込められた物語を知ることで、バレエがもっと特別なものに感じられるはずです。
    ぜひみなさんもトゥシューズの世界をのぞいてみてください!

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  23. バレエオープンクラスってどんな雰囲気!?オープンクラスについて知ろう!!

    バレエのレッスンクラスにはオープンクラスがあるのを知っていますか?

    大人の方が通っているイメージが多いかと思いますが、実は年齢やレベルは様々です。

    オープンクラスについて、特徴やメリット、デメリットについて紹介します!

    オープンクラスが気になっているという方はチェックしてみてくださいね!

    レベルや雰囲気は?オープンクラスってどんなクラス?

    オープンクラスという言葉を聞いたことがあるものの、どんなクラスなのか知らないという方は多いかもしれません。

    オープンクラスについて普通のクラスとの違いや特徴を紹介します!!

    オープンクラスと普通のクラスとの違い

    普通のクラスの場合は、バレエ教室やスタジオに登録が必要だったり、レッスンの曜日が固定されていたり、毎月お月謝を払って通うことが一般的となっています。

    しかし、オープンクラスの場合は「オープン」とあるように、多くの方向けに開かれてたクラスのことで、バレエ教室やスタジオに所属しなくても、気軽に1回限りの参加が可能です。

    オープンクラスの特徴

    オープンクラスは、バレエ教室やスタジオに所属していても誰でも単発で参加できることが多いです。

    大きなバレエスタジオのオープンクラスの場合は、レッスン数や講師の数もバラエティ豊か。

    メソッドも講師によって違ったり、レッスンに参加している生徒さんも様々な方がいらっしゃいます。

    そのため、プロのダンサーが参加していたりする場合も。

    また、バレエ団が開催しているバレエクラスでは現役や元バレエダンサーが講師を務めることもあり、運が良ければプロに教えてもらえます。

    毎回生徒さんの顔ぶれは異なるので、人間関係のしがらみはあまりありません。

    受講する人数が多いので、講師から全体へのアドバイスはあるものの個人へ向けた指導は少ない、もしくはないのが通常です。

    オープンクラスのレベル

    オープンクラスを受講するにあたって、クラスのレベルが気になるという方は多いでしょう。

    オープンクラスにも初級・中級・上級とレベル分けされているクラスもありますが、1つのクラスに初級から上級といった様々なレベルの方が一緒になってレッスンを受けるというところもあります。

    いいことたくさん!?オープンクラスに通うメリットを知ろう!

    普通のクラスに通うのか、オープンクラスに通うのがいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。

    バレエのオープンクラスに通うメリットは実はたくさんあります!!

    オープンクラスに通うメリットを紹介していきますので参考にしてみてくださいね!!

    スケジュールが自由に決められる

    バレエのオープンクラスの一番のメリットは、自分の都合に合わせてレッスンを受けられることです。

    例えば仕事や家庭の予定がはっきりしない方や(週によって違う等)、いつものレッスンに加えてレッスンを一時的に増やしたい方等、様々な事情があったとしても気軽に受講できるのがオープンクラスの魅力です。

    どこでも受講できる

    オープンクラスは多くの場合、会員登録なしにレッスンを受講することができます。

    どこの教室やスタジオに所属しなくてもレッスンを受けられる自由さがあります。

    また、旅行先や海外などオープンクラスが開かれていれば、どこでも好きな場所でレッスン受講が可能です。

    こんなことに気をつけて!オープンクラスに通うデメリットを知ろう!

    好きなタイミングでバレエのレッスンを受けられるなど自由度の高いといったメリットがある一方で、気をつけるべきデメリットもあります。

    オープンクラスのデメリットについても理解しておきましょう。

    レッスン内容が毎回違う場合がある

    オープンクラスは毎回レッスンに来る人が違うことも多いので、レッスンに来た人たちに合わせてレッスン内容が異なる場合もあります。

    オープンクラスを担当している講師が代行になったり、中には固定でない場合も。

    そういった点には、柔軟に対応する必要があるでしょう。

    期限付きのチケット制であることが多い

    オープンクラスは毎月決まった額を支払う月謝制ではなく、チケット制であることがほとんどです。

    チケットには期限がある場合が多いので、期限内にチケットを消費する必要があります。

    割高になってしまうこともありますが、期限内に通えなそうな場合は1回券で様子をみるのがいいかもしれません。

    個人へ向けた指導が少ないorない

    オープンクラスは人数が多く、レベルも様々な方が集まっているため個人へのアドバイスや指導が少ないか、ほとんどありません。

    そのため、ある程度バレエの知識を持って受講する必要があります。

    オープンクラスの中には、バレエ初心者の方へ向けた、入門や初級といったレベル分けされたクラスもあるので、自分にあったレベルのクラスを受講すると良いでしょう。

    オープンクラスはどこで受けられる!?おすすめのオープンクラス

    どういったところでオープンクラスが開催されているかわからない場合も多いでしょう。

    下記におすすめのオープンクラスを紹介していきますので、オープンクラスの受講を検討している方は参考にしてみてくださいね!

    Angel R

    バレエスタジオのAngel Rはオープンクラス制でクラスを自由に選んで受講することができます。

    レベルや目的が細かく分かれているため、自分にあったクラスが見つけやすいのも◎

    週に200を超えるクラスがあり、レベルや目的、ライフスタイルに合わせてお好きなクラスを受講することができますね。

    スタジオ所在地

    表参道校/渋谷校

    チャコット

    バレエグッズの専門店として有名なチャコットではバレエを含む様々なダンスのクラスを開講しています。

    その中にはバレエのオープンクラスもあります。

    オープンクラスの場合は予約も必要ないので、好きな時間に受講することが可能です。

    1回券での受講も可能ですが、入会し会員になると会員価格で受講でき回数券もお得に購入することができます

    一度、受講してみてクラスが気に入ったなら、入会してみても良いかもしれません。

    オープンクラスが開催されているチャコットのスタジオ一覧

    東京都

    ・代官山スタジオ・宮益坂スタジオ・池袋スタジオ・勝どきスタジオ

    神奈川県

    ・たまプラーザスタジオ・横浜スタジオ

    愛知県

    ・名古屋スタジオ

    大阪府

    西心斎橋スタジオ

    兵庫県

    神戸スタジオ

    有名なダンサーが講師を担当していることも多いのがチャコットのクラスです。

    運が良ければ有名ダンサーにバレエを教えてもらえるかも!?

    NOAバレエスクール

    NOAバレエスクールは様々なレベルのバレエが自由に受けられるオープンクラスのバレエ教室です。

    バーレッスンやストレッチに特化したクラスもあるので未経験からも気軽に始められます。

    料金はコース制ですが、月2回、月4回、月6回、月8回の全回数コースが、在籍の限り無期限で繰越しが可能です。

    コースの回数も変更可能なので、いつでもレッスンを受けたいときに受けたいだけ受講ができるんです。

    スタジオ所在地

    都立大校、/池袋校/新宿校/秋葉原校/恵比寿校

    まとめ

    バレエのオープンクラスは「全てのバレエのレッスンを受けたい方のために開かれているクラス」といっても過言ではありません。

    そのため、レッスンの受講人数やレベル、内容が異なる様々なオープンクラスがあります。

    中にはレベル分けがはっきりされているクラスや、有名講師が教えるクラスも。

    自分の都合やレベルに合った、オープンクラスを見つけるとバレエを続けやすい場合も多いです。

    バレエのオープンクラスが気になっている方は、自分に合ったオープンクラスをぜひみつけてみてくださいね!!

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  24. まだまだ遅くない!!中学生から始めるバレエの習い方を徹底解説!!

    現在、子どもから大人までバレエを習う方は増えています。

    そのため、中学生になってからバレエを習いたいという方も多くいらっしゃいます。

    今回は中学生からバレエを習いたいという方のために、バレエを習う際のメリット・デメリット、悩みの解決、おすすめの習い方などを紹介いたします。

    バレエを習うことを検討している方は参考にしてみてくださいね!!

    バレエは中学生からでも始められる!!メリット・デメリットを知ろう

    「バレエは早くから始める方が良い」というイメージがありますが、中学生からでも何歳からでも始めることができます!!

    「バレエは早くから始める方が良い」と言われている理由や中学生からバレエを習うメリット・デメリットについて紹介します。

    バレエを早く始めると良いと言われる理由

    一般的に4~5歳くらいでバレエを始める方が多いですが、プロを目指すのであれば小学校の低学年(6歳~8歳)くらいに習い始めるのが理想だとされています。

    その理由は、幼少期より柔軟性を高めたり、骨格を整える必要があるからです。

    しかしながら、世界的なバレエダンサーである熊川哲也さんがバレエを始めたのは10歳からなんです!!

    柔軟性や基礎力が実際にしっかり自分で意識して使っていけるようになるのは、10才から12才くらいだと言われています。

    また、中学生から高校生は一番身体能力の高い年齢とされているため、むしろ何かを始めるには適した時期でもあります。

    何歳から始めても自身の努力次第で、どこまでもバレエの上達を目指すことができます。

    バレエを始めるメリット

    子どもから大人まで人気の高い習い事であるバレエにはメリットがたくさんあります。

    特に中学生から大人がバレエを習うと良いことを紹介します!!

    美脚を目指せる

    中学生は体型が気になるお年頃ですよね。

    しかしながら、無理なダイエットは体を壊してしまうのでよくありません。

    では、「何をしたらいいの?」と悩む方も多いでしょう。

    そういった方に、体型が整い、美脚を目指せるバレエのレッスンがおすすめです。

    表面上の筋肉を闇雲に鍛えてしまうと筋肉が大きく見えて太って見えてしまう場合もありますが、バレエで使う筋肉はインナーマッスルを使うので体の奥深くにある筋肉を鍛えることができます。

    そのため、ほっそりとしていながらも必要な筋肉のついた美脚を目指せるんです!

    一般的にバレエに向いている足の形は真っ直ぐか、X脚だといわれており、生まれつきの部分も大きいですが、正しいレッスンを行うことでバレエ向きの足に近づくことができます。

    姿勢が美しくなる

    中学生の姿勢が悪くなる原因には、筋力低下や生活環境の変化、生活リズムの乱れ、悪い座り方がクセになっていること、 長時間のスマホやタブレットの使用が挙げられています。

    姿勢の悪さが気になるという方にもバレエのレッスンはおすすめです。

    バレエを踊っている間は優雅に見えるよう、姿勢を美しく保つ必要があります。

    そのため、普段のレッスンから姿勢が美しく見えるよう、背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せ、首や顎を引くこと等を意識しレッスンを行なっています。

    レッスンから意識しているので普段の生活にも影響し姿勢が良くなります。

    柔軟性を高め怪我の防止になる

    バレエでは全身の筋肉を伸ばしたり動かすので柔軟性を高めることができます。

    また、バレエには柔軟性が必要なのでストレッチは必須。

    体の柔軟性を高めることで筋肉や腱、関節への負担を軽減できるので怪我の防止に繋がります。

    怪我を防げるということは今後の人生においてもプラスになりますね。

    バレエを始めるデメリット

    バレエを習うことで発生するデメリットはそれほど多くありません。

    圧倒的にメリットの方が多いですが、参考にしてみてください。

    怪我のリスク

    柔軟性を高めることで怪我の防止になる一方で、正しいレッスンを行わないと怪我に繋がってしまう場合もあります。

    怪我をしてしまうと日常生活に支障が出てしまう他にも体育の授業に参加できなくなるといったことも起こり得ます。

    バレエのレッスンをたくさん受けたい気持ちが大きく体を酷使すると疲労骨折にも繋がってしまうので、適切なレッスン時間、回数を守ることが大切です。

    習得に時間と忍耐力が必要

    バレエを習得するにはかなりの時間がかかります。

    バレエの基礎を子どもが習得する場合は5年程度必要とされています。

    基礎から正しく習うことが上達の早道です。

    続けていれば必ず上達できますが、レッスンを続けるための忍耐力も必要です。

    しかしながら、中高生といった学生には、大人よりも使える時間がたくさんあるので学生のうちからバレエを始めるのはとても良いことです!!

    心配しなくても大丈夫!中学生からバレエを始める時のお悩み解決!

    中学生からバレエを始める際に、悩み事や心配に思っていることはありませんか?

    中学生ならではの悩みを抱えている方も多いようですので、バレエに心配なく通えるよう、中学生にありがちなお悩みを解決していきます!!

    レッスンのレベル

    初めてバレエを習う際には「レッスンについていけるか」ということを心配する方が多いかもしれません。

    自分のレベルがわからない場合は、どのクラスを受講すべきかをバレエの先生に相談してみましょう。

    大体のバレエクラスは入門や初級などレベルによってクラス分けされています。

    バレエを初めて習う時は、入門クラスや初級クラスで一から丁寧に基礎を学ぶことが上達への早道です。

    バレエ経験者の中学生向けのレッスンに混ざることもできますが、「レッスンが難しい」、「ついていけない」と感じた場合は躊躇せずにクラスのレベルを変更しましょう。

    勉強との両立は可能か

    中学生という学生の場合は勉強も大事ですね。

    そのため、学校のスケジュールと合わせて通えるバレエレッスンを探す必要があります。

    多くのバレエレッスンは平日の場合、夕方以降に開催され学校と被らない時間になっていることが多いです。

    また、大人のクラスには仕事や家庭の都合などから土日に開催されているクラスも。

    長く続けるためにも、自分の都合にあった時間帯に開催されているクラスを選びましょう。

    バレエはお金がかかる?

    バレエはお金がかかるイメージのある習い事ですよね。

    中学生の場合は、保護者の方にレッスン費を払ってもらう場合が多いので、「お金がかかる」ことを心配・悩みになっている方も多いです。

    バレエを習うのにお金がかかる原因は発表会やコンクール、留学費用などが挙げられます。

    そのため、これらに関わらない場合は他の習い事とさほど費用は変わりません。

    レッスン費用は週に何回通うかによっても変わりますので、保護者の方ともよく相談してみてくださいね。

    中学生からのバレエはここで習うのがおすすめ!中学生がバレエを習える場所

    どこでバレエを習うかわからないという方も多いでしょう。

    中学生からバレエを習うのにおすすめの場所を紹介します。

    バレエを習うのを検討している方は参考にしてみてくださいね!!

    おすすめのバレエ教室

    バレエを習うならやはり、本格的なバレエレッスンを行なっているバレエ教室がおすすめです。

    前述の通り、「レッスンについていけるかわからない」といった場合には大人の初級に通ってみましょう。

    Gravisバレエスタジオ

    日本最大級のダンススクールが運営するバレエスクールです。

    中学生からバレエを始める初心者向けのレッスンも開催されていますので、安心して通うことができますよ。

    NOAバレエスクール

    NOAバレエスクールでバレエレッスンの基礎であるバーレッスンを専門としたクラスもありバレエ初心者がバレエを始めやすい環境が揃っています。

    バレエのための体作りを基礎から丁寧に教えてくれるため初心者も通いやすいです。

    おすすめのダンススタジオ

    様々なジャンルのダンスレッスンを開催するダンススクールでは、バレエのレッスンも開催されていることが多いです。

    ダンススクールの場合は他のダンスの基礎を学ぶためにバレエのレッスンに参加しているという方もいます。

    そのため、他のダンスのスキルは高くてもバレエは初心者という場合も。

    バレエ初心者というスタートは同じなので、中学生からでも気軽に通うことができそうです

    セーラーズスタジオ

    自由が丘のバレエ・ダンス教室 セーラーズスタジオはバレエに力を入れているダンススタジオです。

    そのため、質の高いバレエレッスンを受けることができます。

    中高生の生徒さんの多くが大人クラスに通っているそうで、中学生からバレエを始める際も気負うことなく通えそうです。

    BROADWAY DANCE CENTER(ブロードウェイダンスセンター)

    初心者からプロまで幅広いレベルの方が通っているダンススタジオです。

    様々なジャンルのダンスレッスンが開催されており、バレエのクラスもあります。

    チケット制で予約不要、月会費なしのため気軽にバレエを始められます。

    まとめ

    バレエは何歳からでも始められます!

    中学生から高校生は一番身体能力の高い年齢ということもありバレエを始めるのに適しています。

    そのため、正しいレッスンを受ければ上達も早いはず!

    自分のレベルやスケジュールに合ったバレエレッスンをみつけて、ぜひバレエに挑戦してみてくださいね!!

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  25. バレエ舞踊歴70年以上!!伝説のプリマ森下洋子さんを知ろう!!

    現在、76歳にして現役のバレエダンサーである森下洋子さん!

    森下洋子さんがどのように「奇跡のプリマ」となったのか、現役を長く続けられる秘訣はあるのかなど気になる方も多いでしょう。

    今回は伝説のバレエダンサー森下洋子さんの生い立ちや、どのようにして伝説のプリマとまで呼ばれるようになったかなどを紹介していきます!!

    奇跡のプリマ!森下洋子さんの生い立ちを知ろう

    「奇跡のプリマ」と呼ばれる森下洋子さん。

    森下洋子さんはどのようにしてバレエと出会い、「奇跡のプリマ」となっていったのでしょうか?

    森下洋子さんの生い立ちについてみていきましょう!!

    ※以下、文中は「森下さん」と記します。

    幼少期

    森下さんは広島県出身の1948年12月7日 生まれ。

    実は森下さんが生まれたのは、広島市への原子爆弾投下から3年後でした。

    そのため、幼少期を過ごした江波という場所は爆心地から離れており、建物被害は少く、復興が進んでいたこともあり、森下さんの記憶には焼け跡の情景は残っていないそうです。

    バレエと出会ったのは3歳の頃でした。

    体が弱かった森下さんは医師に「体を丈夫にするために運動を」と勧められたことをきっかけに家の前の幼稚園で開かれていたバレエ教室に通いはじめました。

    この時すでに、バレエにどんどんのめり込んでいった森下さんは「バレエを一生続けたい」と思うようになったそうです。

    小学校1年生の時に広島市で行われた橘秋子バレエ学校の生徒の公演を観た際に、橘秋子バレエ学校に憧れ学びたいと思った森下さんは両親を説得して冬休みに上京します。

    数日間のレッスンのみの予定でしたが、結局は小学1年生の3学期の3ヶ月間東京に1人残りバレエ学校へ通いました。

    そして、小学校2年生の時には夏休みや冬休み期間は1人で上京しバレエ学校に通っていました。

    天性の資質と豊かな表現力はこの時から培われ、人一倍の努力によってメキメキと頭角をあらわしていきました。

    松山バレエ団に入団するまで

    学校の長い休みの際に度々、上京し橘バレエ学校でバレエを習っていた森下さん。

    小学校6年時には「バレエを一生の仕事にしたい」と親にお願いして本格的に上京することになりました。

    上京し住み込みでレッスンを受けていたこの頃、『りぼん』(集英社)『少女倶楽部』(講談社)『少女フレンド』(講談社)『マーガレット』(集英社)などの少女雑誌のグラビアページを毎号飾り“天才バレリーナ”として日本中の少女たちの憧れの的となりました。

    学校は東京の小学校へと転校し、中学、高校をバレエと両立しながら卒業しました。

    1969年にアメリカ留学しましたが、アメリカでのバレエダンサーとしての契約オファーを全て断り帰国。

    1970年に松山バレエ団の『白毛女』を観た際に感動し、バレエ団の創設者である松山樹子さんに師事を願い出るも断られてしまいます。

    その後、元々の恩師である橘秋子さんが死去した後、1971年もう一度松山さんに願い出ると認められ、松山バレエ団に所属することになりました。

    森下洋子さんが入団した松山バレエ団はどんなバレエ団?

    現在は松山バレエ団で団長を務めている森下洋子さん。

    森下さんが活躍した松山バレエ団とは?

    松山バレエ団についても詳しくみていきましょう!!

    松山バレエ団とは

    松山バレエ団は、1948年に日劇のバレエダンサーだった松山樹子さんと、当時の内務省役人であった清水正夫さんによって設立されたバレエ団です。

    現在は、日本のバレエ界を牽引する清水哲太郎と奇跡のプリマ森下洋子さんを中心に活動しています。
    また、松山バレエ団では、バレエ学校も運営。

    0歳から70代後半までの幅広い年代の生徒がバレエレッスンを受けることができます。

    松山バレエ団の主なレパートリー

    1948年より76年の歴史を持つ、松山バレエ団の主なレパートリーは下記の通りです。

    ・新・白鳥の湖(演出・振付:清水哲太郎)

    ・くるみ割り人形(演出・振付:清水哲太郎)

    ・眠れる森の美女(演出・振付:ルドルフ・ヌレエフ

    ・ドン・キホーテ(演出・振付:ルドルフ・ヌレエフ)

    ・コッペリア(演出・振付:清水哲太郎・外崎芳昭

    ・ジゼル(演出・振付:清水哲太郎・外崎芳昭

    ・シンデレラ(演出・振付:清水哲太郎)

    ・ロミオとジュリエット(演出・振付:清水哲太郎)

    ・アレテー(演出・振付:清水哲太郎)

    ・マンダラ(演出・振付:清水哲太郎)

    ・新「白毛女」(演出・振付:清水哲太郎)

    2024年12月には『くるみ割り人形』が上演され、森下さんはヒロインのクララを演じました。

    伝統のある松山バレエ団の公演は一度は観てみたいですね!!

    森下洋子さんのココがすごい!功績や活躍の理由を知ろう!

    森下洋子さんの生い立ちや松山バレエ団への入団までの道のりをみてきました。

    今度は森下洋子さんが伝説や奇跡と言われるようになった功績や活躍できる理由について紹介します!!

    森下洋子さんの功績

    幼少期よりバレエが大好きな気持ちと人一倍の努力により、日本のバレエ界に数え切れない功績を残した森下洋子さん。

    そんな森下洋子さんの残した功績をみていきましょう!

    ヴァルナ国際バレエコンクールに出場

    森下さんは松山さんの勧めにより1974年に第12回ヴァルナ国際バレエコンクールに出場。

    当時100名以上参加者がいたこのコンクールに松山清水哲太郎さんと挑みました。

    1次予選で踊った『ドン・キホーテ』で観客を大いに沸かせ、審査員がこの時点で「おめでとう!」といったほどの出来栄えだったそう。

    結果、森下さんは金賞を受賞し、一緒に出場した清水さんは銅賞を受賞しました。

    森下さんの金賞受賞は日本人初で「日本人にはバレエは無理」という世界的な偏見を払拭するきっかけとなりました。

    アメリカン・バレエ・シアターでプリマデビュー

    コンクールの後、森下さんは世界のプリマを目指すために、文化庁在外研究員として清水哲太郎さんとともにモナコ公国へ留学し、マリカ・ベゾブラゾヴァに1年間師事。

    留学を終えた森下さんと清水哲太郎さんは1976年に結婚しました。

    この年に森下さんはこの年、アメリカン・バレエ・シアターに招かれ、プリマとして世界デビューを果たします。

    プリマバレリーナとしての功績

    世界を舞台に活躍し始めた森下さんの功績はまだまだ続きます!

    下記はプリマバレリーナとして森下さんが残した功績です。

    ・1975年および1977年には文化庁芸術祭大賞を受賞。

    ・1977年エリザベス戴冠25周年記念公演でヌレエフと踊り、ロンドンでデビュー。

    ・1978年“バレエの女王様”と呼ばれるマーゴとともに世界ツアーを行う。

    ・1981年パリ国立オペラに日本人として初めて出演し、同年に毎日芸術賞を受賞しました。

    ・1985年第1回服部智恵子賞受賞、日本芸術院賞を洋舞として初受賞。

    同年にパリ・オペラ座の『くるみ割り人形』全幕に主演。

    また、ヌレエフと再度共演した『ジゼル』で世界的に最も栄誉ある賞の1つである英国ローレンス・オリヴィエ賞を日本人で初受賞しました。

    森下洋子さんが活躍できる理由

    数々の功績を残した森下洋子さんですが、現在も76歳にして現役のバレエダンサーです!

    そんな森下洋子さんが活躍し続けられる理由は一体、何なんでしょうか?

    森下洋子さんが活躍できる理由を逸話や名言から紐解いていきましょう

    森下洋子さんの名言

    世界のプリマバレリーナとなった森下さんが残したあまりにも有名な名言は「バレエは1日休めば自分に分かり、2日休めばパートナーに分かり、3日休めば観客に分かる」です。

    森下さんのバレエに対するストイックな気持ちがわかる名言ですね。

    森下洋子さんが長く活躍できる理由

    現役でバレエを続けるために心がけていることを聞かれた森下さんは「病気を絶対しないようにしています。例えば、せきが出ただけでも、すぐお医者さんに行って熱を出さないようにする。発熱すると1週間は休まないといけないので筋肉が落ちてしまいます」と語りました。

    そして続けて常日頃から「一瞬一瞬を大切にしていきたい。踊りは一瞬で消えてしまう。二度と同じことは起こりませんから」と語っています。

    常日頃から体調管理を行い、一瞬一瞬をバレエに捧げている姿に尊敬の念を抱かずにはいられませんね。

    まとめ

    幼少期の頃よりバレエが大好きで、その思いを胸にバレエを続けてきた森下洋子さん。

    数々の功績を残されていますが、功績の裏の努力には頭が下がります。

    現在もバレエダンサーとして活躍されていますので、機会があればぜひ森下洋子さんの踊りを観てみてくださいね!!

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  26. 海外から日本・伝説的なバレエダンサーまで!バレエダンサーを知ろう!!

    バレエを習っているとプロのバレリーナの踊りを観たいと思うことも多くありますよね。

    海外のバレエ学校やバレエ団を目指している方は海外のバレエダンサーがどのような踊りをするのか知りたいですよね。

    今回は、バレエダンサーについて海外で活躍している方や日本で活躍中の方、過去に伝説的な活躍をされた方々を紹介していきます!!

    国内外の有名なバレエダンサーについて知りたい方は参考にしてみてくださいね!

    一度は観てみたい!海外バレエ団の外国人バレエダンサーたち

    海外のバレエ学校やバレエ団に憧れている方の中には、本場の踊りを観てみたいという方も多いですよね。

    海外バレエ団で活躍中の外国人バレエダンサーを紹介します。

    日本に来日した経験のある方々なので、再度日本で踊りを観られる可能性も高そうです!

    外国人女性バレエダンサー

    日本で踊りを観られる機会は貴重!

    機会があればぜひ、観てほしい外国人女性バレエダンサーを紹介します。

    マリア・ホーレワ〜マリインスキーバレエ団

    ワガノワバレエアカデミー入学前は新体操、ピアノ、アートを学んでいたというマリア・ホーレワ。

    ワガノワバレエアカデミー在学中にはディアナ・ヴィシニョーワやオルガ・スミルノワなど、多くの才能を生み出したリュドミラ・コワリョーワに師事し、最終学年時にはすでに実力も認められ、くるみ割り人形のマーシャ役や国内外の多くの公演で主役を演じていました。

    卒業後はマリインスキーバレエ団に入団し、2018年夏にはジョージ・バランシンの「アポロ」でテルプシコーラ役としてデビュー。

    マイリンスキー劇場プリンシパルであるザンダー・パリッシュとタイトルロールを務め、2018年にファーストソリストに昇格しました。

    インスタグラムのフォロワーは61万人を超える人気ぶりで、モデル・女優としても活動しています。

    インスタグラム公式アカウント

    https://www.instagram.com/marachok/

    サラ・ラム〜英国ロイヤルバレエ団〜

    サラ・ラムはアメリカ合衆国出身で、現在はイギリスのロイヤル・バレエ団でプリンシパルを務めています。

    幼少期にタップダンスをはじめ、4歳から6歳の時期はモダンダンスに取り組んでいました。

    その後、ボストン・バレエスクールで学び、ボストン・バレエ第100回記念公演にあたって『くるみ割り人形』でクララ役に抜擢されました。

    13歳でボストン・バレエ・スクールのタチアナ・レガートに師事し、4年間指導を受けた後にボストン・バレエのセカンド・カンパニーに入団。

    ボストン・バレエ団のプリンシパルの地位にまでのぼりつめましたが、2004年にはレパートリーが素晴らしいこと、芸術監督のモニカ・メイスンを尊敬していたこと、ダンサーたちを尊敬していたことを理由にロイヤルバレエ団へ移籍。

    妖精のような透明感のある美しさと確かなテクニックで全世界を魅了するサラ・ラム。

    その踊りを一度は実際に観てみたいですね。

    ドロテ・ジルベール〜パリ・オペラ座〜

    ドロテ・ジルベール は、フランス・トゥールーズ出身で、2007年以来、パリ・オペラ座のエトワールをつとめています。

    7歳でバレエを始め、地元のコンセルヴァトワールで学んだ後、1995年にオペラ座付属バレエ学校に入学しました。

    入学2年目には発表会で重要な役を踊るようになり、翌年の発表会では『火の鳥』のタイトルロールを演じました。

    2000年には17歳でオペラ座のコール・ド・バレエとなり、2002年にはコリフェに昇進し、在任中『ドン・キホーテ』でソリストが配役されるブライズメイド(花嫁付添人)の役を演じました。

    2004年にはスジェ(ソリスト)に昇進し、早くもキトリの大役に抜擢。

    ​​2007年11月19日『くるみ割り人形』の公演終了後に24歳にしてエトワールに任命されました。

    以後はパリ・オペラ座の新時代を代表するエトワールとして世界で活躍。

    日本にも度々、来日しその素晴らしい踊りを披露しています。

    インスタグラム公式アカウント

    https://www.instagram.com/dorotheegilbert/

    外国人男性バレエダンサー

    日本では数が少ない男性ダンサーですが、海外では数々の男性ダンサーが活躍中です。

    どのような活動を経て、プロのバレエダンサーになったのかも気になりますね。

    海外のバレエ団の男性ダンサーを紹介します。

    リース・クラーク〜ロイヤル・バレエ団〜

    リース・クラークはスコットランド出身で3歳からバレエを始めました。

    彼は4人兄弟の末っ子で、11歳の時にロイヤル・バレエスクールに入学しましたが、他の兄弟3人も同じ学校へ通っていました。

    当時、ロイヤル・スクールでは同じ家族の男子生徒が4人も同時に通うことは初めてのことでした。

    高校2年生の頃にはロイヤル・バレエ団の作品に出演する機会も多く、2012年にはヤング・ブリティッシュ・ダンサー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、翌年にはリン・シーモア賞を受賞しました。

    高校を卒業する前の若いうちにロイヤル・バレエ団からオファーを受け入団。

    その後、2022年にプリンシパルに昇格しロイヤルの新世代を担う、正統派の男性バレエダンサーとして活躍しています。

    長身を生かしたダイナミックな動きと、しなやかで優美なライン 、エレガントな存在感をあわせ持ち、客席を魅了しています。

    同じロイヤル・バレエ団の日本人ダンサー金子扶生さんと日本でバレエクラスのワークショップを開催するなど、日本で見られる機会も多いです。

    ジェルマン・ルーヴェ〜パリ・オペラ座バレエ団

    フランス出身のジェルマン・ルーヴェは4歳の頃からダンス教室に通い始め、7歳の頃にクラシックバレエを習い始めました。

    2005年にパリ・オペラ座バレエ学校へ入学し、その後2011年にパリ・オペラ座バレエ団に入団しました。

    2016年12月には「白鳥の湖」でエトワールに任命され、以降は古典バレエの美しい王子がハマリ役となりました。

    パリ・オペラ座の日本人女性ダンサーオニール八菜さんと組むこともあり、彼女は「美しいダンサーで、太陽のような魅力がある。

    洗練された踊りで、動作の一つひとつに時を止めるかのような威厳があります」と語っています。

    オペラ座の貴公子と呼ばれることもあるジェルマン・ルーヴェはバレエのみならず、近年ではファンションの世界でも活躍しています。

    ワディム・ムンタギロフ〜ロイヤル・バレエ団〜

    ワディム・ムンタギロフはロシア出身で両親と姉もバレエダンサーです。

    9歳の時には両親と姉も通ったペルミ・バレエ学校に入学し、6年間バレエ教育を受けました。

    2006年にはローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップを授与され、ワディム・ムンタギロフは当時、英語が話せませんでしたがロイヤル・バレエ学校で学ぶことを選択。

    2009年にロイヤルバレエ学校を卒業後はファースト・アーティストとしてイングリッシュ・ナショナル・バレエ団に入団しました。

    入団したシーズンには『ジゼル』のアルブレヒト役や『シンデレラ』の王子役を演じています。

    2010年にはファースト・ソリストに昇進し、『白鳥の湖』のジークフリート役を踊りました。

    2011年にはプリンシパルに、2012年にはリード・プリンシパルに昇進を果たしました。

    その後は『海賊』のコンラッド役や『レ・シルフィード』の詩人役、『ミューズを率いるアポロ』ではタイトル・ロールを演じ、2013年には眠れる森の美女』の王子役でブノワ賞を受賞。

    2014年1月にロイヤル・バレエ団にプリンシパルとして入団することを発表。

    ロイヤル・バレエ団でのデビュー公演では、日本人バレエダンサーの高田茜さんをオーロラ姫として『眠れる森の美女』の王子役を演じました。

    現在は新国立劇場バレエ団の常任ゲスト・アーティストや、パリ・オペラ座バレエマリインスキー・バレエアメリカン・バレエ・シアターにも客演し世界中で活躍しています。

    しなやかな長身にブレのないテクニック、エレガントな存在感で王子そのものといった個性を持つスターダンサーなので来日の際は一度は見てみたいダンサーです。

    憧れる人多数!海外で活躍中の日本人バレエダンサーたち

    海外で活躍する日本人ダンサーも年々増えており、日本のバレエのレベルの高さが証明されています!

    日本人として誇らしい気持ちになりますね!

    海外のバレエ団を目指す方々にとっても励みになる存在でしょう。

    海外で活躍中の日本人バレエダンサーについて紹介します。

    日本人女性バレエダンサー

    日本のバレエも世界で通用するということを証明している日本人バレエダンサーの方々!

    日本で踊ることもあり、その貴重な機会にぜひ観てみたい日本人バレエダンサーの皆さんを紹介します。

    永久メイ〜マリインスキー・バレエ団〜

    永久 メイさんは兵庫県宝塚市出身で3歳の時にバレエを始めました。

    ユース・アメリカ・グランプリのジュニア部門で1位受賞し、2013年にモナコ王立プリンセス・グレース・アカデミーに入学。

    卒業と同時に研修生としてロシアのサンクトペテルブルクにあるマリインスキー・バレエに入団しました。

    2018年にはセカンド・ソリスト、2021年にファースト・ソリストに昇格しています。

    2023年に「眠れる森の美女」で主役デビューを果たし、ブノワ賞にノミネートされました。

    古典作品を踊るのにふさわしい優美なラインでマリインスキーでも注目を浴びています。

    まだ、24歳ということで、これからの活躍にも注目です。

    平田桃子〜バーミンガム・ロイヤル・バレエ団〜

    平田桃子さんは群馬県出身で5歳からバレエを始めました。

    2001年にはローザンヌ国際バレエコンクールでエスポワール賞を受賞し、スカラシップを獲得。

    その後、16歳でロイヤル・バレエ学校に入学し、2003年に首席で卒業!

    バレエ学校を卒業後はバーミンガム・ロイヤル・バレエ団に入団しました。

    2005年にはファーストアーティスト、2008年にソリスト、2010年にファーストソリストに昇格。

     2011年、スペインのコレーラバレエ団へ移籍しましたが、 2012年にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団に戻ります。

    移籍後はプリンシパルに昇格し、 バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の日本公演で2015年に『シンデレラ』、2018年に『白鳥の湖』の主役を務めました。

    最近では谷桃子バレエ団の「白鳥の湖」に主役としてゲスト出演しました。

    その舞台を密着した谷桃子バレエ団のYou Tubeではストイックな姿勢と高度なテクニックを披露し注目を浴びました。

    オニール八菜〜パリ・オペラ座バレエ団

    オニール八菜さんは東京都出身で3歳からバレエを始めました。

    お父さんはニュージーランドのラグビー選手で、お母さんは日本人です。

    8歳の時、お父さんの引退を機にニュージーランドへ移住し、バマウント・エデン・バレエ・アカデミーに入学しバレエを続けました。

    その後、オーストラリア・バレエ学校在学中の2009年にはローザンヌ国際バレエコンクールで1位となりスカラシップを獲得。

    オーストラリア・バレエ学校を首席で卒業後に幼い頃から憧れていたパリ・オペラ座のオーディションに参加しました。

    結果はパリ・オペラ座バレエ学校を卒業していないということもあり4位となりましたが、シーズン契約の連絡を受け入団となりました。

    その後、2013年には正式な団員となり、2015年には「白鳥の湖」で主役デビューを果たしました。

    パリ・オペラ座以外でマリインスキー劇場(ロシア)でも客演することもあり世界的に活躍。

    近年まではパリ・オペラ座バレエ学校卒業生以外のエトワールに任命されるのは困難でしたが、2023年にエトワールに任命されました。

    夢を叶えたオニール八菜さんのエトワールとしての活躍にも注目ですね!

    日本人男性バレエダンサー

    海外で活躍する日本人ダンサーの中には男性ダンサーも多数!!

    男女ともに日本のバレエのレベルは高いんですね。

    海外で活躍中の男性ダンサーを紹介します。

    平野亮一〜ロイヤル・バレエ団〜

    平野亮一さんは兵庫県出身でお母さんが主催するバレエ教室にて4歳からバレエを始めました。

    お母さんも元バレエダンサーで、お兄さんもカナダ国立バレエ団のファースト・ソリスト。

    そのため、お兄さんとは長年良きライバルであり、友人であり背中を追い続けてきた存在だと語っています。

    2001年にローザンヌ国際バレエコンクールで入賞したことを機に翌2002年に英国ロイヤル・バレエ団へ入団しました。

    2016年にはダンサーの最高位であるプリンシパルに昇格し、同バレエ団において、熊川哲也さんに続く史上2人目の日本人男性プリンシパルとなりました。

    プリンシパルへの任命は20代までに行われるのが一般的だったので、平野亮一さんが32歳プリンシパルへ任命されたのは前例がないことでした。

    また、同時に、同じく日本人ダンサーである高田茜さんもプリンシパルに任命され、ロイヤル・バレエ団で日本人がプリンシパルとなるのは、1990年代に熊川哲也吉田都が任命されて以来、約20年ぶりのことでした。

    木本全優〜ウィーン国立バレエ団〜

    木本全優(きもと まさゆう)さんは兵庫県出身で3歳からバレエを始めました。

    2003年にカンヌのロゼラ・ハイタワー・バレエスクールに留学後、2004年にはパリ・コンセルヴァトワールに編入しました。

    2005年にローザンヌ国際バレエコンクールの決勝進出し、2006年には(平成18年)パリ国立音楽院を卒業。

    卒業後はドイツ・ドレスデン歌劇場バレエ団へ入団しましたが、2008年にウィーン国立バレエ団へ移籍しました。

    2011年にデミ・ソリストに昇格し、2013年にはウィーン国立バレエ団のソリストに。

    プライベートではロゼラ・ハイタワー・バレエスクール時代に出会った日本人ダンサーの橋下清香さんと2012年に結婚されています。

    奥様の橋下清香さんもウィーン国立バレエ団のソリストで、日本人でソリストに任命されるのは初めてという快挙を遂げました。

    日本や世界中で、現在もご夫婦で活躍されています。

    日本で観れる!日本で活躍中のダンサーたち

    日本でも一年を通してレベルの高いバレエの公演が行われています。

    海外と同様に本格的なバレエの舞台を日本で見られるのは嬉しいですね。

    日本で今、注目のバレエダンサーを紹介します。

    日本人女性バレエダンサー

    海外にも素敵なダンサーはたくさんいますが、日本でも活躍している方がたくさんいらっしゃいます。

    今回は日本で活躍中の女性ダンサー、飯島望未さんと小野絢子さんについて紹介します。

    飯島望未〜K-BALLET TOKYO〜

    飯島望未さんは大阪府出身で6歳からバレエを始めました。

    2007年にヒューストン・バレエの研修生となり、2008年には当時最年少でアーティストとしてヒューストン・バレエへの入団を果たします。

    そして、2019年にはプリンシパルへと昇格しました。

    同年、7月に行われた熊川哲也総合監修 Bunkamura 30周年記念「オーチャードバレエガラ〜JAPANESE DANCERS〜」に出演し、2021年5月には熊川版『ドン・キホーテ』にゲストとして主演。

    2015年8月にはKバレエ カンパニーにプリンシパル・ソリストとして入団し、22年3月プリンシパルに昇格しています。

    Kバレエ カンパニーのプリンシパルとして『くるみ割り人形』でマリー姫や『ロミオとジュリエット』ジュリエット、『白鳥の湖』オデット/オディールなど数多くの主役を踊っています。

    ドキュメンタリー番組「セブンルール」に出演やシャネルのモデルを務めるなど多方面でも活躍しています。

    小野絢子〜新国立バレエ劇場バレエ団

    小野絢子さんは東京都出身で4歳の時にバレエを始めました。

    小学生の頃は、日本舞踊も同時に習っていましたが中学生になると両立が難しくバレエに専念することに。

    高校生3年生の時にはフランスのマルセイユに短期留学をし、2004年にはアデリン・ジェニー国際バレエコンクールで金賞を受賞しました。

    高校卒業後には出身の小林紀子バレエシアターの養成員となり、2005年から2年間は新国立劇場バレエ研究所で学びました。

    研修終了後は新国立劇場バレエ団のオーディションに合格し、2007年にソリストとして入団。

    2008年にワシントン公演「ライモンダ」でソロデビューし、同年の11月には新国立劇場バレエ団オリジナル作品の「アラジン」で主役デビューを果たしました。

    2011年にプリンシパルに昇格し、安定感のある踊りを披露しています。

    日本人男性バレエダンサー

    男性でバレエをしている方は少ないように思いますが、日本の男性ダンサーのレベルは非常に高く人気もあります。

    そんな、現在日本で活躍している日本人ダンサーを紹介します。

    山本 雅也〜K-BALLET TOKYO〜

    山本雅也さんは石川県出身で4歳からバレエを始めました。

    2010年にオーストラリアン・バレエ・スクールに留学し、2013年にはローザンヌ国際バレエ・コンクールで第3位となり、ロイヤル・バレエの研修生となりました。

    2014年にKバレエカンパニーに入団し、2016年にソリスト、2017年にはファースト・ソリスト、2018年にプリンシパル・ソリスト、2020年プリンシパルに昇格を果たしました。

    Kバレエカンパニーではプリンシパルとして『白鳥の湖』のジークフリード、『ドン・キホーテ』のバジル、『ロミオとジュリエット』のロミオなど数多くの主役を演じきっています。
    前述の飯島望未さんとパートナーを組むことも多く、Kバレエカンパニーの中でも人気のダンサーとなっています。

    井澤 駿〜新国立劇場バレエ団〜

    井澤 駿さんは群馬県出身で4歳からバレエを始めました。

    2009年にジャパングランプリ2009でジュニア男性の部第2位となり、リスボン(ポルトガル)にあるバレエ学校に短期留学をしました。

    日本国外からのオファーを受けていたものの東京の大学へ進学。

    大学在学中にはバレエスタジオDUOに所属しレッスンを続けました。

    そして、2014年に新国立劇場バレエ団のオーディションを受け、同年秋にはソリストとして入団を果たしました。

    新国立劇場バレエ団での初舞台は、2014年末の公演『シンデレラ』の王子役を演じ異例の主役デビューとなりました。

    その後は、「くるみ割り人形」や、「ドン・キホーテ」で主役を演じ、「アラジン」でスキンヘッドで全身青塗りの精霊ジーン役を踊るなど注目を集めました。

    2016年には同バレエ団のファースト・ソリスト、2017年にはプリンシパルに昇格を果たしています。

    伝説級の踊り!過去に活躍したダンサーたち

    現在はダンサーとして引退しているものの過去に輝かしい功績を残し、活躍した伝説のバレエダンサーたち。

    中には現在も現役のダンサーもいます!

    バレエをしていたら知るべき伝説のバレエダンサーを紹介します。

    日本人バレエダンサー

    かつて前人未到であった海外のバレエ団への挑戦を果たし、海外で活躍した日本人バレエダンサーがいました。

    現在活躍中のバレエダンサーたちが目指したであろう伝説の日本人ダンサーを紹介します!

    吉田都

    吉田都さんは東京都出身で1988年から2010年まで22年間にわたって英国の2つのバレエ団、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 とロイヤル・バレエ団でプリンシパルを務めました。

    9歳でバレエを習い始め、16歳の時に全国舞踊コンクール・ジュニア部門で第1位となり、その後は松山バレエ学校に移籍しました。

    松山バレエ学校に在籍中の2年間にはコール・ド・バレエとして松山バレエ団の公演にも出演しています。

    18歳の時にローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞し、英国ロイヤル・バレエ学校に入学。

    卒業後はバーミンガム・ロイヤル・バレエ団 に入団し、4年後の1988年には最高位プリンシパルに昇格を果たしました。

    その後、姉妹カンパニーであるロイヤル・バレエ団に正式に移籍。

    イギリスで『眠れる森の美女』、『白鳥の湖』、『くるみ割り人形』、『ジゼル』、『ドン・キホーテ』 といった代表的な古典の主役のほか、アシュトン振付 『シンデレラ』、ニネット・ド・ヴァロア振付『コッペリア』、マクミラン振付『ロミオとジュリエット』などの少女役・妖精役を得意とし活躍されました。

    2009年11月にロイヤル・バレエ団からの引退公演が発表され、その後は日本を拠点にフリーランスとして活動していましたが、2020年9月1日より新国立劇場の舞踊芸術監督に就任し、現在も新国立劇場バレエ団を率いています。

    熊川哲也

    バレエをしていない人でも知っているほど有名な男性バレエダンサーの熊川哲也さん。

    出身は北海道の旭川市の出身で、10歳でバレエを始めました。

    16歳の時には若手ダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエ・コンクールで『ドン・キホーテ』のバジルのヴァリエーションを踊り、日本人で初の金賞を受賞。

    その後、1989年に東洋人として初めて英国ロイヤルバレエ団に入団しました。

    バレエ団に入団した当時は他のダンサーたちの手前、一番下のアーティストとしての契約でしたが、初舞台を踏んだ後、わずか2週間後にはソロを踊りました。

    19歳で英国ロイヤル・バレエ団史上最年少でファースト・ソリストとなり、その2年後には最高位のプリンシパルに昇格。

    入団して4年2カ月の異例のスピードでの昇格で、日本人としても異例の快挙となりました。

    現在は自身が立ち上げたK-BALLET TOKYOの芸術監督をつとめ、数多くのオリジナル作品を手がけるなど話題となっています。

    森下洋子

    森下洋子さんは日本で初めて国際的に活躍したプリマと評されました。

    広島県出身で、3歳からバレエを始めました。

    小学校6年生の時にバレエを本格的に習う為に東京に上京。

    1969年にはアメリカ留学も経験し、海外のバレエ団からもオファーがありましたが帰国し、松山バレエ団に所属しています。

    1974年に第12回ヴァルナ国際バレエコンクールに出場し、日本人初の金賞を受賞しました。

    その後も、1977年のエリザベス戴冠25周年記念公演や、1981年にはパリ・オペラ座で日本人として初めて出演するなど様々な快挙を達成。

    また、舞台芸術に携わる者にとって世界的に最も栄誉ある賞の一つ・英国ローレンス・オリヴィエ賞も日本人で初めて受賞しています。

    2001年からは松山バレエ団の団長を勤めながら、現在もバレエ歴60年を超えるバレリーナとして活動し続けている、まさに伝説のバレエダンサーです。

    外国人バレエダンサー

    かつては海外の有名なバレエダンサーに憧れてバレエを始めたという方も多いようです。

    今となってはYou Tubeなどで踊りを見るしか方法はありませんが、その踊りはやはり伝説級です。

    そんな、世界で活躍した外国人バレエダンサーを紹介します。

    マイヤ・プリセツカヤ

    20世紀最高と称されるロシアのボリショイ・バレエのバレリーナです。

    バレエ学校を最優秀で卒業後は、ボリショイ劇場のソリストとなりました。

    その美貌と高度の技巧、芸術性を買われて瞬く間に人気を博し「主役を演じない舞台はない」と言われたほどです。

    しかし、舞踊芸術の可能性を追求し、ローラン・プティやモーリス・ベジャールらの振り付けで、「カルメン組曲」や「ボレロ」などの反ソ連的な新作に次々と挑戦を続けたため、旧ソ連当局から24時間身辺を監視され、プリマでありながらなかなか海外公演を許されなかったことも。

    彼女の特別な公演は何千回も踊ったという「瀕死の白鳥」で、踊る毎に即興で踊るなど観客を魅了し続けました。

    大の親日家でも有名で日本には37回も来日しています。

    日本で彼女に憧れてバレエを始めた女性も多いそう。

    1994年には国際コンクールを主宰し、舞台だけでなく指導者としても熱心な活動を行なっていました。

    シルヴィギエム

    100年に一人と称される世界最高のバレリーナです。

    12歳の時に体操競技でオリンピック国内予選に通過したものの、パリ・オペラ座バレエ学校で研修を受けたのをきっかけにバレエに転向し、1981年にパリ・オペラ座に入団しました。

    1984年、当時の芸術監督だったルドルフ・ヌレエフに見いだされ、19歳の若さで最高位のエトワールに昇進を果たしました。

    「白鳥の湖」や「ドン・キホーテ」、「ジゼル」はシルヴィギエムの代名詞となり、スポーツ選手としても世界レベルという身体能力の高さが、男性の支えなしに自分の美的感覚に基づく踊りを追求することを可能にしました。

      1989年には英国のロイヤル・バレエ団に移籍し、モーリス・ベジャールやウィリアム・フォーサイス、マッツ・エックといった著名な振付家と積極的に共演し、コンテンポラリー・ダンスにも取り組んでいます。

     シルヴィギエムもまた、30回以上も来日している親日家で、「洗練された、簡素な日本文化が好き」だそう。

    引退公演も日本で行われ話題となりました。

    ミハイル・バリシニコフ

    名門ワガノワバレエ学校の出身で、在学中にはヴァルナ国際バレエコンクールジュニア部門で第1位を獲得し、卒業後はキーロフ劇場バレエ団に入団しました。

    キーロフでは初年度から「眠れる森の美女」の青い鳥といったソロを踊り、身体能力、役柄の解釈、音楽性などあらゆる点で評価されていましたが、1974年カナダ巡演の最中に米国にへ政治亡命をしました。

    亡命後はアメリカン・バレエ・シアター(ABT)にプリンシパルとして入団し、モダン・ダンスにも挑戦。

    そして、振付と演出にも関わるようになり、バリシニコフ版 「くるみ割り人形」、「ドン・キホーテ」を作り、後に英国ロイヤル・バレエ団でも上演されました。

    2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が行われてからは、作家のボリス・アクーニン、オレグ・ラジンスキー、経済学者のセルゲイ・グリエフと共にウクライナ難民を支援するための募金を行っているほか、プーチン大統領からロシア文化を取り戻すため、志を同じくする芸術家・思想家のための活動も行っているようです。

    まとめ

    数々のバレエダンサーを紹介してきましたが、いかがでしたか?

    バレエの技術はもちろんのこと、バレエに対する情熱を感じられる方々ばかりですね。

    かつて伝説のダンサーに憧れバレエを始めた方が、現在は自身がプロのバレエダンサーになっていることも。

    皆さんも憧れのバレエダンサーを見つけて、プロを目指してみてはいかがでしょうか?

    日本では多くのバレエの公演を観ることができます。

    憧れのバレエダンサーをみつけてみてくださいね。

    » 続きを読む

  27. 何が正解!?大人のバレエレッスン着選び方を徹底解説!!

    現在、大人からバレエを始めたり、大人がバレエを踊る「大人リーナ」が増えています。

    一からバレエを始める場合、レッスンの時に何を着ていいか困ってしまうという方も多いでしょう。

    バレエのレッスンといえばレオタードですが、レオタードを着ることに抵抗がある場合もありますね。

    今回は大人のバレエのレッスン着について、レオタードを着ない場合や入手方法、おしゃれなレッスン着のみつけ方などを紹介します。

    何を着てレッスンを始めたらいいか迷っている方は参考にしてみてくださいね!!

    レオタード着用は必須!?レオタードを着ない場合のレッスン着は?

    バレエのレッスンといえばレオタードというイメージが強いですが、レオタードを着ることは必須なのでしょうか。

    結論からいえば大人の場合は必須ではないことが多いです。※お教室にもよります。

    では、レオタードを着ない場合は、どのような格好でレッスンをすれば良いのでしょうか。

    レオタードを着ない場合のレッスン着について紹介していきますので参考にしてみてくださいね!!

    レオタードについて

    バレエのレッスン着はタイツを履いてレオタードを着ることが基本です。

    大人のレッスンにレオタードは必須ではないもののなぜバレエのレッスンでレオタードを着るのかは知っておく必要があります。

    バレエのレッスンでレオタードを着る理由は下記の通りです。

    身体のラインを確認するため

    筋肉や骨が正しく動いているか確認するため

    ・身のこなし、姿勢を見ている人(先生)にわかりやすいくするため

    バレエの動きには手や足の向きや位置が細かく決まっています。
    そういった細かい動作を確認するためにもレオタードを着ていた方が、見ている人がわかりやすく指摘しやすいんですね。

    バレエのレッスンを始める際にレオタードを着ることに抵抗を感じる方は多いので必須ではありませんが、身体のラインが見えやすいレッスン着を選ぶようにしましょう。

    レオタードを着ない時のレッスン着

    前述の通り、レオタードを着てレッスンをした方が先生がアドバイスしやすく上達の早道になることは確かです。

    しかし、いきなりレオタードを着るのは勇気がいりますよね。

    そういった場合にはレオタードを着ない場合のレッスン着もあります。

    これからレオタードを着ない場合のレッスン着について紹介していきます。

    レオタード見えするトップス

    レオタードを着ない場合におすすめなのが「レオタード見えするトップス」です。

    レオタードほどぴったりではなく、Tシャツほどダボダボではないので身体のラインも程よく見えるものとなっています。

    例えば、バレエショップで有名なチャコットが販売しているものがありますので下記に紹介します。

    ・レースコンビトップ

    ・スムーストップ

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    身体のラインは程よく見せつつ、肌の露出は少ないトップスです。

    カップ付きなので下着の心配もありません。

    チュールやレースがレオタード風になっているのでバレエのレッスン着に最適です。

    また、レオタードはなくトップスなのでヨガやピラティスといった他のレッスンでも着ることができます。

    タイツを着用しなくてもいいボトムス

    バレエ用のタイツは肌色で足が膨張して見えることも・・。

    レオタードと同様にタイツを履くのに抵抗があるという方は、前述のトップスと合わせてレギンスを履くのがおすすめです。

    スカート付きのレギンスものもあるので、下記に紹介していきます。

    スカート付レギンス

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    レギンス チュールショートパンツ付レギンス

    レギンスの場合はカラーバリエーションも豊富で濃い色は足が引き締まって見える効果も。

    スカート付きのレギンスはバレエぽくありつつも気になる部分も隠してくれるアイテムです。

    気になる部分別!着痩せするレッスン着

    バレエのレッスンでは身体のラインを見せることが上達の早道ではあるものの気になる部分は隠したいというのが本音ですよね。

    気になる部分別におすすめのアイテムを紹介しますので参考にして見てくださいね!

    お尻・太もも

    お尻や太ももが気になるという方も多いですよね。

    そんな方には、スカートやショートパンツがおすすめです。

    気になる部分をカバーしつつ、身体のラインも確認できます。

    おすすめのアイテムは下記のようなものです。

    • スカート

    バレエレッスン着のスカートはバレエらしいドレープ感があったり色も鮮やかなものが多いです。

    最近ではグラデーションといった凝ったカラーもあります。

    チャコット スカート

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    • ショートパンツ

    タイツやレギンスの上からショートパンツを履くことでお尻や太ももをカバーできます。

    丸々、隠してしまうのではなく程よくカバーできますよ。

    チャコット ショートパンツ

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    二の腕

    バレエのレッスン着は露出が多いので、形によっては二の腕が気になる場合も。

    二の腕のムチっと感をカバーするアイテムを紹介します。

    ・Tシャツ

    オーバーサイズやゆるすぎるTシャツはバレエレッスンにはあまり向いていませんが、袖がひじ上までのものならアームス(腕)の動きを妨げないので二の腕をカバーでき安心感があります。

    チャコット Tシャツ

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    ・アームカバー

    キャミソールやタンクトップタイプのトップスで二の腕が気になる場合には重ねるタイプのアームカバーがおすすめです。

    Tシャツよりもタイトな印象で、鎖骨部分が見えていることで、首は長く見せつつ気になる二の腕をカバーすることが可能です。

    チャコット アームカバー

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    ・長袖トップス

    気になる部分は「隠す」より「あえて見せる」方が、レッスン中の意識が高まる場合も。

    肌見せには抵抗があっても今の自分と向き合いたいという場合には、ぴったりしたロングスリーブデザインがおすすめです。

    シアー2wayVネックニットトップ

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    みんなはどこで手に入れている!?大人バレエのレッスン着におすすめのバレエショップ

    初めてバレエを習う際にはレッスン着が必要ですが、「どこで購入できるか」がわからないこともありますよね。

    バレエのレッスン着はバレエショップで購入する場合が多いです。

    バレエショップでレッスン着を購入する利点はなんといっても試着できることと、バレエを熟知したスタッフにアドバイスをもらったり商品について詳しく聞くことができる点です。

    また、一通りのバレエグッズが揃っているためトータルコーディネートも可能です。

    ついでにバレエシューズなどバレエに必要なものを揃えられるのも良い点ですね。

    これから下記に、おすすめのバレエショップを紹介します。

    おすすめのバレエショップリスト

    バレエショップのレッスン着はやはりバレエのレッスンに特化したものが多いのでバレエを始める際にはバレエの専門店であるバレエショップでの購入がおすすめです。

    実際に店舗に行って試着した方が確実に自分に合ったものが手に入りますね。

    下記はおすすめのバレエショップリストです。

    チャコット

    バレエ用品といえばチャコットという方も多いほど有名なバレエショップ。

    1961年に創業した国内随一の老舗バレエメーカーです。

    バレエ用品だけでなくジャズダンス・エクササイズ用品、ボールルームダンス用品、コスメ用品を取り扱っています。

    また、ダンススタジオを全国10か所に展開し、衣裳レンタルと製作などの事業もあります。

    初心者の方からプロのダンサーまで幅広くファンの多いブランドです。

    • 実店舗

    全国に31店舗(東京・大阪・福岡・名古屋・札幌など

    ※店舗によって取り扱い商品が異なります。

    • オンラインショップURL

    https://shop.chacott.co.jp/

    シルビア

    1967年に創業したバレエシューズブランドのシルビア。

    1978年より自社ブランドのトゥシューズやバレエシューズを製造し、国内のバレエショップの中でも老舗で愛用者も多いです。

    バレエシューズの他にはバレエウェアやバレエグッズの販売もあり、ホームページからはレオタードをオーダーメイドすることもできます

    • 実店舗

    名古屋、横浜、新宿、梅田、福岡、札幌、仙台の全国7店舗を展開

    • オンラインショップURL

    https://www.shop.sylvia.co.jp/

    ミルバ

    ミルバ最大の特徴は海外メーカーの取り扱いが豊富なことです。

    海外のトゥシューズの取り扱いも多いので今までしっくりくるトゥシューズが見つからなったという方も様々なメーカーをフィッティングできるので自分にあったものが見つかるかもしれません。スタッフの方にも気軽に相談できますよ。

    • 実店舗

    新宿、横浜、大阪、札幌

    • オンラインショップURL

    https://dance.milba.com/

    バレエのレッスン着はここで買う!おすすめのバレエオンラインショップ

    オンラインショップ最大のメリットはどこかにわざわざお店に行かなくても、どこからでも購入が可能なことです。

    また、品数もネット上にはたくさんありますのでより多くの種類の中から選択できます。

    オンライン上の場合は買い回りもしやすいですね。

    口コミといった他の方が商品を使用した際に感じた感想も知ることができる場合もあるので欲しい情報がたくさんみつかりそうです。

    おすすめのオンラインバレエショップリスト

    オンライン上ではレッスン着の種類やサイズが豊富に揃っています。

    また、チャットなどで商品についてお店に質問できる場合も多いです。

    オンラインで購入が可能なショップリストは下記の通りです。

    ミニヨン

    2003年創業のバレエショップ。

    スタッフにはバレエ経験者や元バレエ団員の方が常駐しバレエの専門的な視点から商品の仕入れや開発を行なっています。

    また海外バイヤーも所属しているのでトレンド感のあるバレエ用品が多く入荷されています。

    • オンラインショップURL

    https://www.mignon-ballet.com

    イーバレリーナ

    メーカーや工場から直接仕入れを行なっている、イーバレリーナ。

    そのためバレエ用品をお手頃価格で購入できます。

    バレエ用品についての悩み事はメールで相談することができ、万が一サイズが合わなかった場合でも無料でサイズ交換をしてくれるなどのサポートも。

    試しやすい価格と充実のサポートでオンラインショップで購入が初めてという方にもオススメです!

    • オンラインショップURL

    https://www.mignon-ballet.com

    Joli Jolie(ジュリ ジュリ)

    Joli Jolieはリーズナブルな価格ながら他にはない個性的なレオタードが見つかります。

    また、消耗品であるタイツやバレエシューズも他のバレエショップより安価に手に入りますので試しやすいです。

    • オンラインショップURL

    https://jolijolie.jp/

    可愛い・綺麗なレッスン着が着たい!プロのバレリーナをお手本にしてみよう

    可愛い・綺麗なレッスン着を着ることは大人の方がバレエを始める1つの理由かもしれません。

    今はレオタードを着る勇気がなくても、いつか着てみたいという方も多いでしょう。

    また、レオタードにプラスして巻きスカートもバレエレッスンの定番アイテムです。

    可愛い・綺麗なレッスン着の着こなしをされているプロのバレリーナの方達を紹介します。

    お手本、参考にしてみてくださいね。

    飯島望未さん

    K-BALLET TOKYOのプリンシパルを務め、様々な舞台で主役を演じている飯島望未さん。

    バレエの世界だけでなく、モデルとしても活躍されています。

    そんな、彼女のレッスン着はこだわりが詰まっているものが多く参考になります。

    個性的な身のこなしが素敵なレッスン着が見つかりそうです。

    • 公式インスタグラム

    https://www.instagram.com/nozo0806/?hl=ja

    大塚アリスさん

    現在、バレエ団のリハーサルから公演本番までを密着するなどYou Tube動画が話題となっている谷桃子バレエ団でファーストアーティストとして活躍されているのが大塚アリスさんです。

    ワガノワ記念ロシアバレエアカデミー出身の彼女は長い手足とフェミニンな雰囲気で人気のバレリーナ。

    レッスン着も彼女のフェミニンな雰囲気に合ったものを着ていて、可愛い雰囲気が好きな方には参考になりそうなものが多いです。

    公式インスタグラム

    https://www.instagram.com/alice.otsuka/?hl=ja

    まとめ

    気になる部分は隠したいけれど、素敵なレッスン着が着たいですよね!

    素敵なレッスン着は気分も上げてくれるものです。

    バレエレッスンの定番レオタードも初めは抵抗があるかもしれませんが、素敵なレオタードを着るのを目標にレッスンを頑張ってみてもいいかもしれません。

    レオタードに巻きスカートなどレッスン着の定番アイテムも素敵なものが多いのでぜひトライしてみてくださいね。

    お気に入りのレッスン着でバレエを楽しみましょう!!

    » 続きを読む

  28. バレエ男子はカッコイイ!男の子もバレエをはじめてみよう!!

    男の子にバレエを習わせたくても、まわりに習っている子がいないと「不明な点」や「不安」が多かったりしますよね。

    現在も女の子に比べて男の子がバレエを習っているのは少ないものの、ひと昔前より増えてきているのが事実です。

    今回は男の子がバレエをはじめる適正年齢や、バレエを習っていて身につくこと、男性バレエダンサーが活躍するバレエの演目などを紹介します。

    バレエを習うか迷っている方は参考にしてみてくださいね!!

    男の子もはじめてみよう!バレエをはじめるのに適した年齢とバレエで身につくこと

    バレエ人口の中でも少数派のバレエ男子・・。

    そのため「謎が多い」と感じる方も多いでしょう。

    まずは、バレエは何歳からはじめるのがベストなのかや、バレエをやっていると身につくいいことを紹介します。

    男の子がバレエをはじめるのに適した年齢

    多くのバレエスタジオには女の子と同様に男の子も3〜4歳で受けられるクラスがあります。

    そのため、3〜4歳でバレエをはじめることができます。

    バレエスタジオによっては1〜2歳もOKだったり、ベビークラスがある場合もありますが、バレエのレッスンには集中力や忍耐力も必要なため3〜4歳からはじめる方が身につきやすいのが事実です。

    もし、お子さん自身がバレエを習いたいといった場合には、何歳であっても「習いたい」といった時期にはじめるのがベストです。

    しかし、保護者の方がお子さんに習わせたいという場合は、少し習わせる時期に注意が必要かもしれません。

    なぜならバレエは女の子の割合が多いので、個人差はありますが物心がつく頃になると女の子ばかりの中に入ってバレエをすることに抵抗を感じる子もいます。

    もし、まわりが女の子だらけでもバレエを踊る楽しさを知っていたら、抵抗がないもしくは少ないかもしれません。

    そのため、幼児期にバレエの世界に入りバレエの楽しさを早くから知るということが理想です。

    バレエで身につくたくさんのいいこと

    男の子がバレエを習うとどのようないいことがあるのでしょうか?

    バレエで身につくいいことを紹介します!!

    高い身体能力

    バレエの男性の動きにはターンやジャンプといったダイナミックなものが多いです。

    そのため、それらをこなすために瞬発力や持久力が身につきます。

    また、バレエの動きには柔軟性が必須!

    柔軟性を高めることは怪我の防止にもつながりますので、常に高めるよう意識します。

    良い姿勢

    バレエの基本の姿勢を保つためには体幹が必要です。

    レッスンを通して、体幹が鍛えられ良い姿勢を保つことができます。

    バレエをはじめる前は姿勢が悪かったという人でも、体幹を身に付けることで姿勢を改善することができるんです。

    精神面の向上

    バレエのレッスンを通して、集中力や忍耐力、自信などがつくことが期待できます。

    音楽に合わせて身体を動かすことで脳が活性化される効果も!

    レッスンが楽しいと思えたなら、こういったことがさらに身につきやすいでしょう。

    芸術的な感性を持つ

    勝ち負けにこだわるスポーツと違い、芸術性が高いのがバレエです。

    踊りをただ踊るだけでなく音楽や役柄を表現します。

    そのため、想像力や表現力、音楽性を育むことができるんです。

    男の子がバレエをする上で知っておいてほしい大切なこと

    バレエの習い事といえば女の子のイメージが強いですよね。

    昔に比べて、男の子がバレエを習う子も増えましたが、女の子より少ないのは確かです。

    また、男性バレエダンサーの衣装はタイツなので、そのことについて偏見を持っている人がいるのも事実です。

    そういった、「バレエは女の子がするもの、男の子がするのは男らしくない」や「タイツ姿が変」といった偏見を持った見られ方をされてしまう場合もあります。

    まずなぜ、男性バレエダンサーの衣装はタイツなのかですが、「脚を美しく見せる効果がある」、「見ている人にしなやかな動きを見せることができる」という理由があります。

    そして、バレエを創設したと言われるルイ14世の時代は貴族がタイツを履き、その上から短いズボンを履くというスタイルでした。

    その名残から、古典作品において白いタイツを履くのは王子や貴族といった役柄が多いのです。

    「タイツが気持ち悪い」と思う人の中には、そういった男性バレエダンサーがなぜタイツを履くのかを知らない人も多いでしょう。

    男の子がバレエを習っている上でお友達や周りの大人からそういった偏見をもたれる可能性はゼロではありません。

    お子さまが傷つくことは、もちろん保護者の皆様にとっても悲しいことですが、まずは保護者の方がなぜ男性バレエダンサーはタイツを履くのかについて知っておくと偏見を持った人にも説明してあげられるかもしれません。

    また後ほど紹介しますが、男性バレエダンサーの役柄は白いタイツの王子様ばかりではありません。

    こういった知識をまずはご本人と保護者の方が持つことが大切です。

    特別なことはある?男の子がバレエのレッスンで必要なもの

    男の子のバレエのレッスンについてや、レッスンを受ける際に必要なものを紹介します。

    バレエスタジオによっては決まりがある場合もありますが、特にない場合は下記を参考にしてみてくださいね。

    男の子バレエのレッスンについて

    バレエスタジオによっても異なる場合もありますが、多くの場合、バレエの基礎は女の子と同じなので一緒に同じことをします。

    バレエのレッスンはバーレッスン(バーにつかまり基礎の動きを練習します)とセンターレッスン(バーから離れて基礎的な動きを練習します)の2つを集中的に行います。

    この2つにプラスしてストレッチや軽い筋トレをすることもあります。

    基礎がしっかりできるようになり、年齢が上がってくると男性特有のターンやジャンプといった動きがレッスンに加わります。

    また、女性と男性が踊るパ・ド・ドゥの練習をするクラスなども中学生や高校生になると受ける場合が多いです。

    男の子がバレエレッスンに必要なもの

    バレエのレッスンといえば女の子ならレオタードにタイツ、バレエシューズですが男の子は何を着てレッスンをすればいいかわからない場合も多いですよね。

    女の子のバレエ用品は小さいサイズから揃っていることが多いですが、男の子のバレエ用品の小さいサイズは、はなかなか見つからない場合も・・。

    そういった場合には、基本的に身体のラインがわかりやすいものをチョイスしてください。

    例えば、トップスは白や黒のTシャツ(なるべく身体にぴったりするもの)、ボトムスはぴったりしたレギンスなどが良いでしょう。

    バレエ用のものではなくても身体に合ったもの、身体のラインがわかりやすいものであればOKな場合が多いです。

    また、バレエシューズは男性の場合、一般的に黒か白を履きます。

    シューズの色に合わせたソックスを履いてレッスンを行いましょう。

    ※タイツは女性用と男性用で異なります。男の子はサイズが100cmくらいからバレエ用のタイツがあります。

    観るとやる気アップ!?男性バレエダンサーがカッコイイ演目を知ろう

    実はバレエの演目に登場する男性バレエダンサーは王子様や貴族ばかりではないんです!!

    男性ダンサーがメインで登場するものや、カッコイイ踊りもたくさんあります。

    王子様にはピンと来ない男子も「カッコイイ」という言葉には弱いかも!?

    男性バレエダンサーが「カッコイイ」演目を紹介します。

    『海賊』

    男性バレエダンサーが多く登場する『海賊』

    タイトルの通りカッコイイ海賊たちが多く登場します。

    そのため、男の子も楽しめそうな内容となっています!

    下記に詳しいあらすじを紹介しますね。

    • あらすじ

    海賊船が荒海で難破し、生き残った三人の海賊、首領コンラッドと、その友人アリとビルバントが島の岸辺に打ち上げられます。

    ギリシャの娘たち 、メドーラとギュリナーラらが彼らを見つけ介抱します。

     急襲したトルコ兵から海賊をかくまった娘たちでしたが、彼女たち自身が奴隷商人ランケデムに捕えられ、奴隷市場へと連れて行かれてしまいます。

    そこから彼女たちを助けるために海賊たちは立ち向かいます。

    『ドン・キホーテ』

    『ドン・キホーテ』はスペインを舞台に陽気なドタバタ劇が繰り広げられます。

    ヒロインのキトリとその恋人のバジルの恋模様も描かれます。

    このバジルという青年は王子様とは違った男らしさがありカッコいいんです!

    バジルのヴァリエーションはコンクールでも人気なので、カッコイイのが好きな男の子にはぴったりの演目でしょう。

    下記に、『ドン・キホーテ』のあらすじを紹介しますね。

    • あらすじ

    『ドン・キホーテ』の舞台はスペインの港町バルセロナ。

     キトリとバジルの若いカップルが主人公です。

     タイトルロールのドン・キホーテや、街のお金持ちのガマーシュ、闘牛士のエスパーダなど個性豊かな登場人物を巻き込みながら、キトリとバジルが結婚するまでのストーリーが明るく楽しく描かれています。

    『アラジン』

    新国立劇場バレエ団のオリジナル作品であるバレエ版の『アラジン』

    ディズニー映画の『アラジン』がよく知られていますが、音楽や振り付けも完全オリジナルのバレエ版も人気が高くなっています。

    プリンセスも登場しますが、主役はなんといってもアラジン。

    男性バレエダンサーが重要な役割を果たす、バレエ作品の1つとなっています。

    • あらすじ

    貧しいアラジンは市場で悪ふざけをして、守衛に捕まりそうになったところをアラジンを利用しようとしている魔術師のマグリブ人が魔法を使って助けてくれます。

    そして、マグリブ人はアラジンに洞窟に行ってランプを持ってくるように指示し、砂漠に連れていきました。

    洞窟に入ると金銀宝石の山に囲まれ、そこにランプがありました。

    アラジンがマグリブ人にランプを渡すことをためらうと、洞窟に閉じ込められてしまいます。

    しかし、願いをかなえるランプの精ジーンに助けられなんとか脱出。

    ある日、王宮の姫の行進で出会ったプリンセスに一目ぼれしたアラジンは王宮に潜り込みます。

    2人は恋に落ちますがアラジンは宮殿の守衛に捕まり死刑宣告をされてしまいます。

    再びランプの精ジーンに助けられ身なりを変え裕福になったアラジンはプリンセスと結婚しようとします。

    しかし、アラジンが持ってる魔法のランプを狙ってるマグリブ人はアラジンが留守の間にプリンセスを誘拐してしまいますが、アラジンとプリンセスの愛する2人同士が力を合わせてマグリブ人を打ち負かします。

    人生で最も大切なものが何か知ったアラジンはジーンを開放し本当の愛を知るのでした。

    まとめ

    男の子がバレエを習うということは少なからず勇気がいることかも知れません。

    まだまだ、男性バレエダンサーに偏見を持った人がいるのも事実です。

    しかし、必ずしも「バレエは女の子だけがやるもの」ではありません。

    男の子もバレエを踊っていいし、楽しんでいいんです!

    プリンセスばかりでなく、男の子が踊るカッコイイ役もあるので、ぜひ偏見に負けずにバレエを楽しんでくださいね!!

    » 続きを読む

  29. 一度は観たい!国内バレエ団の日本人男性バレエダンサー!!

    バレエの舞台で輝いているのは女性バレエダンサーだけではありません!

    近年、男性バレエダンサーのレベルは上がっていて注目度も高いんです。

    バレエの舞台で男性バレエダンサーのファンになったという方も多いはず!

    今回は、今特に注目が集まる国内バレエ団の人気男性ダンサーについて紹介します!

    これからバレエの舞台を観に行こうと思っている方はチェックしてみてくださいね!

    今観るべき!K BALLT TOKYOの人気日本人バレエダンサー

    年々、人気が高くなっているK BALLET TOKYOは芸術監督である熊川さんの演出が光る個性的な演目が魅力となっています。

    そんなK BALLET TOKYOの人気男性バレエダンサーをチェックしていきましょう!!

    K BALLET TOKYOとは

    K-BALLET TOKYO(Kバレエ トウキョウ)は、ロイヤルバレエ団で活躍したバレエダンサーの熊川哲也さんが主宰・芸術監督を務めています。

    本拠地を東京都文京区に本拠地を置くバレエ団で1999年創立。
    名誉総裁はアンソニー・ダウエルとなっています。

    熊川さん自身の新演出による古典バレエ、オリジナルの振付作品などを中心に公演を行い所属するダンサーは約80名で年間の総公演数は約50回です。

    山本 雅也さん

    山本雅也(やまもと まさや)さんはK-BALLET TOKYOのプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    2013年に、第41回ローザンヌ国際バレエコンクールで第3位に入賞し、同時にプロ研修賞を受賞したことで注目を集めた山本雅也さん。
    その年に審査員を務めた熊川哲也さんが「将来大いに期待できる」と高く評価しました。

    その後は英国ロイヤル・バレエ団での研修を経て、2014年にローザンヌで山本さんの才能を見出した、熊川哲也さんが率いるK-BALLET TOKYOに入団しました。
    入団後は次々に大役を任され、2020年、26歳の時にプリンシパルに昇格となりました。
    基礎力の高さと正確なテクニックを持ち合わせており、生き生きと舞台を駆け抜ける姿に、注目が集まります。

    主なレパートリー

    山本雅也さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『白鳥の湖』ジークフリード/パ・ド・トロワ /『ドン・キホーテ』バジル /『ロミオとジュリエット』ロミオ

    『コッペリア』フランツ/『ジゼル』アルブレヒト/『ラ・バヤデール』ソロル /『くるみ割り人形』くるみ割り人形/王子/花のワルツのソリスト/スペイン人形

    『海賊』アリ/『シンデレラ』王子/王子の友人/雄鹿

    眠れる森の美女』(新制作)デジレ王子/『眠れる森の美女』宝石

    栗山 廉さん

    栗山 廉(くりやま れん)さんはK-BALLET TOKYOのプリンシパル・ソリストです。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    10歳よりバレエを始め、 2008年にベルギー王立アントワープバレエ学校に留学。
    2010年にはルードラ・ベジャール・ローザンヌに入学し在学中にベジャール・ バレエ・ローザンヌのヨーロッパツアーに参加しました。

    2012年、同校を卒業し、 2014年1月、K-BALLET TOKYOに入団し、2016年にはファースト・アーティストとなりました。

    K-BALLET TOKYOのダンサー5 人で結成したパフォーマンス・グループBallet Gents(バレエジェンツ)にも所属しており、2017年にはミュージカル「ビリー・エリオット」に出演しています。

    栗山さんが登場すると客席からため息がもれるほど、あふれる気品と華やかさをもった栗山さん。
    185cmの長身を操る、しなやかな動きが魅力で年々ファンを増やしています!

    主なレパートリー

    栗山 廉さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『白鳥の湖』ジークフリード/ロットバルト/パ・ド・トロワ/スペイン/チャルダッシュ

    『シンデレラ』王子/大きい騎士/王子の友人/雄鹿

    『くるみ割り人形』くるみ割り人形/王子/ドロッセルマイヤー/ねずみの王様/花のワルツのソリスト/アラビア人形/スペイン人形
    『ロミオとジュリエット』ベンヴォーリオ/パリス /『ドン・キホーテ』エスパーダ /『海賊』ランケデム/鉄砲の踊り

    『眠れる森の美女』4人の王子/『ラ・バヤデール』ソロルの友人/ジゼル』ウィルフリード/デューク

    『コッペリア』領主/『眠れる森の美女』(新制作)デジレ王子/婚約者

    今観るべき!新国立劇場バレエ団の人気日本人バレエダンサー

    クラシックバレエからオリジナル創作作品まで質の高い舞台を上演し高評価を得ている新国立劇場バレエ団。

    そんな新国立劇場バレエ団の人気ダンサーについてチェックしていきましょう!!

    新国立劇場バレエとは

    新国立劇場バレエ団は、新国立劇場を専属劇場とする日本のバレエ団で1997年に新国立劇場の開場と同時に発足されました。

    新国立劇場バレエ団は、古典バレエや20世紀の名作、現代振付家の作品など、幅広いレパートリーを有し日本最高峰のバレエ団として知られており、海外でも高い評価を得ています。

    井澤 駿さん

    井澤駿(いざわ しゅん)さんは新国立劇場バレエ団のプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    4歳からバレエを始め、2012年全国バレエコンクールで第1位を獲得。
    その後も、世界的な若手ダンサーの登竜門であるユースアメリカグランプリ・NYファイナルにて銅メダルを獲得するなど、バレエダンサーとして輝かしい功績を持っています。

    2014年に新国立劇場バレエ団にソリストとして入団し、入団わずか3カ月後に行われた『シンデレラ』の公演では、王子役として華々しく全幕デビューを果たしました。
    新国立劇場バレエ団では入団後すぐに主役を飾ることは、異例ですが『シンデレラ』は高い評価を受け、井澤さんは新進スターとして注目を集めました。
    長身なスタイルで容姿に恵まれており、あらゆる役を演じられるスター性を持ち合わせる実力派ダンサーです。

    主なレパートリー

    井澤駿さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『眠れる森の美女』デジレ王子/青い鳥/『くるみ割り人形』王子/ねずみの王様/『ラ·バヤデール』ソロル

    『ライモンダ』ジャン·ド·ブリエンヌ /『ジゼル』アルブレヒト/『白鳥の湖』ジークフリード王子/『シンデレラ』王子

    渡邊峻郁さん

    渡邊峻郁(わたなべ たかふみ)さんは新国立劇場バレエ団のプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    渡邊さんは、優れたダンサーを輩出していることで有名な「モナコ・プリンセス・グレースアカデミー」への留学経験があり、首席で卒業しているんです!
    その後はフランスのトゥールーズにある「Ballet du Capitile」へ入団し、入団からわずか2年でソリストへ昇格。
    海外で活動後は2016年から「新国立劇場バレエ団」へ入団しました。
    2019年には、異例のスピードで、最高位のプリンシパルに昇格。

    日本人離れしたすらりとしたスタイルと端正な風貌を持ち合わせ、高いレベルのテクニックで、観る人の心を魅了してくれます。

    主なレパートリー

    渡邊峻郁さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『眠れる森の美女』デジレ王子、青い鳥、ゴールド/『くるみ割り人形』王子、ねずみの王様/『ドン·キホーテ』バジル

    ​​『白鳥の湖』ジークフリード王子/『シンデレラ』王子/『人魚姫』王子

    今観るべき!東京バレエ団の人気日本人バレエダンサー

    海外でも高い評価を受けている東京バレエ団は2024年に創設60周年を迎えました。

    男性バレエダンサーの注目度も高いのでチェックしていきましょう!

    東京バレエ団とは

    東京バレエ団は、1964年に創立され2024年に60周年を迎えた日本のバレエ団体です。

    正式名称は「チャイコフスキー記念東京バレエ団」となっています。

    クラシックバレエ以外のモーリス・ベジャール、イリ・キリアン、ジョン・ノイマイヤーなどの現代バレエ界を代表する振付家の作品も多く上演しています

    国内芸術団体最多の799回の海外公演を実施するなど世界中で日本を代表するバレエ団として知られ、国内外で高く評価されています。

    柄本 弾さん

    柄本 弾(つかもと だん)さんは東京バレエ団のプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    柄本さんは5歳よりバレエを始め、2008年に東京バレエ団へ入団し、2013年よりプリンシパルとして、数々の主役を演じています。
    184cmの長身によるダイナミックかつ華のあるパフォーマンスと、ずば抜けた表現力で、見る者を魅了してやまない東京バレエ団の看板ダンサーとなっています。

    「20世紀最大の世界的巨匠」と称される振付家、故モーリス・ベジャールの代表作「ボレロ」を踊ることが許された唯一の日本人男性ダンサーです。

    2019~2020年まで、NHK「旅するフランス語」にレギュラー出演するなど、バレエの舞台以外でも活躍の場を広げています。

    主なレパートリー

    柄本 弾さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『白鳥の湖』ジークフリート王子/『眠れる森の美女』デジレ王子/『くるみ割り人形』くるみ割り王子/『ドン・キホーテ』バジル

    『ジゼル』アルブレヒト/『ラ・バヤデール』ソロル/『ラ・シルフィード』ジェイムズ/『ボレロ』

    池本 祥真さん

    池本 祥真(いけもと しょうま)さんは東京バレエ団のプリンシパルとして活躍しています。

    詳しいプロフィールや主なレパートリーについてチェックしましょう!

    プロフィール

    池本さんは5歳よりバレエをはじめ、2005年から2008年までボリショイ・バレエ学校に在学していました。

    2007年全国バレエコンクールin Nagoya 男子ジュニア部門第1位に。

    2008年には国立バレエ・モスクワにソリストとして入団し、2010年ペルミ国際バレエコンクールで金賞を受賞しました。

    2010年より国内のカンパニーで活躍。

    当時のレパートリーは『くるみ割り人形』の王子、『シンデレラ』の王子といった主役を多く演じています。

    『海賊』のアリ、『ラ・バヤデール』のソロル、ブロンズ像、『ロミオとジュリエット』のロミオ、マシューシ 2018年4月、東京バレエ団にソリストとして入団し、直後にアシュトン『真夏の夜の夢』パック役でデビューしました。

    今後の期待が高まっているバレエダンサーの一人となっています。

    主なレパートリー

    池本 祥真さんの主なレパートリーは下記の通りです。

    『くるみ割り人形』王子/『シンデレラ』王子/『白鳥の湖』王子、道化、パ・ド・トロワ

    『眠れる森の美女』ブルーバード/『海賊』アリ/『ロミオとジュリエット』ロミオ

    ※東京バレエ団に入団前のものも含まれます。

    やっぱりあの人!?有名な日本人男性バレエダンサー

    過去にも日本人バレエダンサーとして活躍された方は多くいらっしゃいます。

    日本人の男性バレエダンサーを語る上で欠かせない、現在はもはやレジェンドとなっている有名な日本人ダンサーについてチェックしていきましょう!

    熊川哲也さん

    熊川哲也(くまかわ てつや)さんはバレエをしていない人でも知っているほど有名な男性バレエダンサーですよね。

    熊川さんは10歳でバレエを始め、世界的に有名なスイス人のバレエ教師であるハンス・マイスターさんに才能を認められ1987年に英国ロイヤル・バレエ学校に入学しました。

    1989年にはローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞。

    同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団し、1991年には同団史上最年少でソリストに、93年にプリンシパルに昇格を果たします。

    1998年には英国ロイヤル・バレエ団を退団し、翌年の19999年にK-BALLET COMPANYを設立しました。

    K-BALLET COMPANYの設立以降、芸術監督兼プリンシパルダンサーとして団を率い演出・振付家としても才能を発揮し、全幕古典作品の演出・再振付や、台本から手がけた完全オリジナル全幕作品『クレオパトラ』や『蝶々夫人』『カルミナ・ブラーナ』などの新作を数多く上演しています。

    K-BALLET TOKYOの人気は年々高まり話題となっています。

    首藤康之さん

    8歳からバレエを始め、中学生の時に単独でニューヨークやロンドンにてレッスンを受けていたという首藤さん。

    帰国後には東京バレエ団のモーリス・ベジャール振付『ザ・カブキ』を観たことを機に感銘を受け、15歳の時に同バレエ団のオーディションを受け入団を果たしました。

    その後、19歳で『眠れる森の美女』王子役で主役デビューを果たし、その後も『ラ・シルフィード』、『ジゼル』、『白鳥の湖』等の古典作品をはじめ、モーリス・ベジャール振付『M』、『ボレロ』といった作品にも数多く主演を努めます。

    2004 年に『ボレロ』を最後に東京バレエ団を退団し、以降は特別団員となりました。

    退団後は浅野忠信監督の映画『トーリ』への出演や、ジョー・カラルコ演出『SHAKESPEARE’S R&J』でストレートプレイに出演するなど幅広く活躍の場を広げています。

    早熟にして天才的な経歴を持っている、美しい男性バレエダンサーです。

    現在も続々と新しいことに挑戦し続け、毎年舞台への出演やバレエのワークショップも開催され、その姿を観られる機会も多くなっています。

    まとめ

    女性バレエダンサーがメインというイメージのあるバレエですが、男性バレエダンサーの活躍からも目が離せません!!

    バレエを始める男の子も年々、増えておりこれからのバレエ界が楽しみですね。

    バレエの舞台を見る際には、男性バレエダンサーにも注目してみてくださいね!!

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  30. K BALLET TOKYOの芸術監督ってどんな人?熊川哲也さんを知ろう!!

    有名な男性バレエダンサーといえば熊川哲也さんの名前が浮かぶ人も多いでしょう。

    バレエをしていない人でも知っている人が多いほど有名ですよね。

    今回は熊川哲也さんがバレエを始めたきっかけや、現役時代の活躍や引退後のご活躍について紹介します!

    K BALLET TOKYOや熊川哲也さんについて興味がある方はチェックしてみてくださいね!

    熊川哲也さんについて

    熊川さんは1972年3月5日生まれ、北海道の旭川市の出身です。

    10歳でバレエを始め世界的なバレエダンサーとして活躍しました。

    熊川哲也さんがバレエを始めたきっかけや、通っていたバレエ学校、コンクールの受賞歴について紹介していきます。

    バレエダンサーを本格的に目指すようになったきっかけ

    熊川さんは10歳の時に、北海道にある久富淑子バレエ研究所にてバレエを始めました。

    本格的にバレエの世界を志すきっかけとなったのは、14歳の時(1986年)に札幌でバレエの講習会に参加した時です。

    その際に、世界的に有名なスイス人のバレエ教師であるハンス・マイスターさんに才能を認められ英国ロイヤル・バレエ学校への入学を勧められました。

    その翌年の1987年には英国ロイヤルバレエ学校アッパークラスに留学を果たします。

    10歳という少しバレエを始めるには遅いような年齢であったにも関わらず4年でバレエの才能を見出されるまでになるなんて、この時ですでに天才としか言いようがありませんね。

    幼少期に通っていたバレエ学校やコンクールの受賞歴について

    バレエを始めてから4年で才能を見出され、英国ロイヤルバレエ学校へと留学を果たした熊川さん。

    熊川さんの幼少期やバレエ学校、受賞歴について詳しくみていきましょう!

    英国ロイヤルバレエ学校時代

    熊川哲也さんは前述の通り、才能を見出されバレエ学校の名門である英国ロイヤルバレエ学校に留学しています。

    英国ロイヤルバレエ学校への入学方法はビデオテープによる審査でした。

    熊川さんが踊る姿をビデオテープで見たバレエ学校から入学を許可されました。

    入学当初は15歳であったにも関わらず、技術が高いと評価され17歳から19歳が通うアッパークラスからスタートしました。

    英国ロイヤルバレエ学校の授業は毎日午前9時から17時半まであり、科目はクラシックバレエの基礎、パ・ド・ドゥ、民族舞踊、パントマイム、演技、歌などです。

    当時の熊川さんは歌の授業をサボったり、派手な格好で通学するなど、先生から「ノーティ(悪ガキ)」と呼ばれ、バレエ以外のことで怒られることが多かったようです。

    プロのバレエダンサーとして活躍し完璧なイメージのある熊川さんですが、15歳の頃は少しやんちゃだったようですね。

    コンクールの受賞歴

    熊川さんは16歳の時に若手ダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエ・コンクール「ドン・キホーテ」のバジルのヴァリエーションを踊り、日本人で初の金賞を受賞しました。

    コンクールの準決勝では拍手と歓声が禁じられていたのですが、熊川さんの演技の後には拍手と歓声が上がったそうです。

    また、ニューヨークタイムズ紙が「コンクールのスターは熊川哲也だった」と報じるなど熊川さんの演技がどれ程素晴らしかったかがわかりますね。

    現役時代に所属していたバレエ団について

    熊川さんは1989年に東洋人として初めて英国ロイヤルバレエ団に入団しました。

    実は前述のコンクールの前にロイヤル・バレエ団の芸術監督から「ロイヤルの団員として契約しないか」と、入団の申し出があったそう。

    海外のコンクールに出場し、そこで受賞後にバレエ団からオファーがくるのが通常の流れなので熊川さんのすごさがわかるエピソードです。

    バレエ団に入団した当時は他のダンサーたちの手前、一番下のアーティストとしての契約でしたが、初舞台を踏んだ後、わずか2週間後にはソロを踊りました。

    そして、契約更新の際に芸術監督から「来シーズンはファースト・アーティストに昇格」と伝えられた熊川さんは「ソロを踊っているのだから、ソリストにしてください」と訴えました。

    すると芸術監督は「分かった。ソリストにしよう」と納得してくれたそうです。

    芸術監督に意見を言えるのもすごいですが、それだけのレベルの高さを証明していたのでしょう。

    19歳で英国ロイヤル・バレエ団史上最年少でファースト・ソリストとなり、その2年後には最高位のプリンシパルに昇格。

    入団して4年2カ月の異例のスピードでの昇格、日本人としても異例の快挙となりました。

    ※バレエダンサーの序列・・・最高位のプリンシパル(主役のみを踊る)、ファースト・ソリスト(ソロと主役級の役を踊る)、ソリスト(ソロを踊る)、ファースト・アーティスト、アーティストの順です。

    バレエダンサーを引退してからの活躍について

    英国ロイヤル・バレエ団を退団する時期について熊川さんは、入団から10年という節目を迎えたときか、歴史が刻まれたロイヤル・オペラハウスが取り壊されるときか、あるいは入団以来、一緒に仕事をしてきた芸術監督が引退するときかと考えていました。

    実際には1997年にオペラハウスが改装工事に入り、10年の節目を迎えた年に退団となりました。

    当時、日本でゲスト出演をした際に振り付けや衣装の出来が良くないと感じた熊川さんでしたが、時間や予算の関係から聞き入れてもらえませんでした。

    そのことをきっかけに、自身でベストだと思える舞台を思い通りに創ってみたいと感じ、バレエ団を退団した翌年に「K バレエカンパニー」(現在のK BALLET TOKYO)を立ち上げました。 

    K BALLET TOKYOについて

    熊川さんはK BALLET TOKYOの芸術監督、プリンシパルダンサーとしてバレエ団を率いるほか、演出・振付家としても才能を発揮しています。

    そんな、K BALLET TOKYOについて詳しく紹介します。

    K BALLET TOKYOの歴史

    K BALLET TOKYOは1996年に熊川が当時所属していた英国ロイヤル・バレエ団の夏期休暇中に『Made in London』 と称するバレエ公演を日本でおこなったのが始まりです。

    シーズン休暇中に当時の同僚10名と共に新作と古典の小品を交えた舞台を上演しました。

    この演目は1998年まで毎夏続けられました。

    そして、1998年の9月に熊川がロイヤル・バレエ団からの退団を発表した後に、同じく熊川さんの同僚であった前述の5名の男性舞踊手も一緒に退団しました。

    翌年の1999年1月、熊川が旗振り役となり、6人を基幹とする新たなバレエ団「Kバレエ カンパニー」の結成が発表されたのです。

    K BALLET TOKYOのダンサー

    K BALLET TOKYOは英国ロイヤルバレエ団と同様にプリンシパル、ファースト・ソリスト、ソリスト、ファースト・アーティスト、アーティストとダンサーに階級があります。

    2024年時点でプリンシパルは浅川紫織さん、飯島望未さん、日高世菜さん、石橋奨也さん、堀内 將平さん、山本雅也さんの6人です。他にも個性豊かでレベルの高いメンバーが揃っています。

    K BALLET TOKYOの上演演目

    K BALLET TOKYOでは熊川さんが全幕古典作品の演出・再振付や、台本から手がけた完全オリジナル全幕作品『クレオパトラ』や『蝶々夫人』『カルミナ・ブラーナ』などの新作を数多く上演し話題となっています。

    2024年に上演された演目は下記の通りです。

    2024年シーズン
    『ジゼル』
    日程:2024年3月16日(土)・17日(日)・20日(水・祝)・23日(土)・24日(日)
    場所:Bunkamuraオーチャードホール

    『シンデレラの家』

    日程:2024年4月27日(土)~4月29日(月)
    場所:東京芸術劇場

    『カルミナ・ブラーナ』
    日程:2024年5月24日(金)~5月26日(日)
    場所:unkamuraオーチャードホール

    『ラ・バヤデール』
    東京
    日程:2024年6月1日(土)・6月2日(日)・6月8日(土)・6月9日(日)
    場所:Bunkamuraオーチャードホール
    大阪
    日程:2024年6月12日(水)
    場所:フェニーチェ堺 大ホール

    公式HP:K-BALLET

    まとめ

    経歴を見ているだけでも後にも先にも熊川さんのようなバレエダンサーは現れないかもしれないと感じてしまうほどすごいですよね。

    現在は自身が踊ることは少なくなっているようですが、熊川さんがプロデュースした舞台を観ることができます。

    気になる方はK BALLET TOKYOの舞台を観に行ってみてくださいね。

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  31. 日本で唯一!国立の劇場を所属!新国立劇場バレエ団について知ろう

    日本で唯一、公演のための専用劇場を持つバレエ団である新国立劇場バレエ団。

    日本を代表するバレエ団の一つとなっています。

    今回は、新国立劇場についてやバレエ団について詳しく紹介します。

    日本の有名なバレエ団について知りたい方はチェックしてみてくださいね!

    新国立劇場について

    新国立劇場は1997年に開場した、東京都渋谷区本町一丁目にある劇場です。

    主にオペラ、バレエ、現代舞踊、演劇の公演が行われています。

    オペラ劇場、中劇場、小劇場と3つの劇場からなり、一番大きいオペラ劇場では、にオペラとバレエの公演が行われており最大120人の奏者が入ることができるオーケストラピットが常設されています。

    特別録音のテープを使用しての公演も稀にありますが、ほとんどはオーケストラによる生演奏です。

    まさに日本を代表する劇場といえるでしょう。

    公式HP 新国立劇場

    新国立劇場バレエ団について

    新国立劇場を専属劇場とするバレエ団です。

    日本の文化政策の一環として活動している日本を代表するバレエ団で、日本全国から優秀なダンサーが揃っています。

    2020年からは長年、英国でプリンシパルダンサーとして活躍した吉田都さんを芸術監督に迎え、さらなる飛躍が期待されています。

    古典バレエのみならず「アラジン」や「不思議の国のアリス」といった他のバレエ団では見ることができない演目を上演するなど、人気の高いバレエ団の1つです。

    公式HP 新国立劇場バレエ団

    新国立劇場バレエ団のダンサー

    現在、新国立劇場バレエ団の※プリンシパルは女性が4名、男性が5名の9人となっています。

    特に主人公や重要な役を踊ることが多いプリンシパルの女性ダンサー2名と男性ダンサー2名について紹介します。

    ※プリンシパルはバレエ団の中で主役を踊るダンサーを意味します。

    新国立劇場バレエ団プリンシパル《女性ダンサー》

    新国立劇場バレエ団でプリンシパルを務める女性ダンサー、小野絢子さんと米沢 唯さんについて詳しく紹介します。

    • 小野絢子さん

    2007年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。

    入団直後に、ビントレー『アラジン』の主役に抜擢され成功を収めました。

    その後は『眠れる森の美女』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『ラ·バヤデール』『ジゼル』、アシュトン『シンデレラ』、ビントレー『カルミナ·ブラーナ』『パゴダの王子』『シルヴィア』、プティ『こうもり』『コッペリア』、フォーキン『火の鳥』、ウィールドン『不思議の国のアリス』など数多くの作品で主役を踊りました。その後、2011年にプリンシパルに昇格しました。

    • 米沢 唯さん

    2010年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団しました。

    ビントレー『パゴダの王子』で初主役を務め、『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『ドン·キホーテ』『ジゼル』『火の鳥』『不思議の国のアリス』ほか数々の作品で主役を踊っています。

    2013年にプリンシパルに昇格。

    過去には04年全国舞踊コンクールジュニアの部第1位、04年ヴァルナ国際バレエコンクールジュニア部門第1位、05年世界バレエ&モダンダンスコンクール第3位、06年ジャクソン国際バレエコンクールシニア部門銅賞など国内外のコンクールでの受賞歴も多いです。

    また、14年中川鋭之助賞、17年芸術選奨文部科学大臣新人賞、18年舞踊批評家協会新人賞、19年愛知県芸術文化選奨文化賞、20年芸術選奨文部科学大臣賞、橘秋子賞優秀賞、22年服部智恵子賞、23年中日文化賞受賞と多くの名誉ある賞も多く受賞しています。

    新国立劇場バレエ団プリンシパル《男性ダンサー》

    新国立劇場バレエ団でプリンシパルを務める男性ダンサー、福岡雄大さんと渡邊峻郁さんについて詳しく紹介します。

    • 福岡雄大さん

    2009年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団しました。

    『ドン·キホーテ』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『火の鳥』、バランシン『アポロ』、ビントレー『パゴダの王子』、ウィールドン『不思議の国のアリス』ほか数々の作品で主役を踊っています。

    2012年にプリンシパルに昇格。

    2011年中川鋭之助賞、13年舞踊批評家協会新人賞、18年芸術選奨文部科学大臣新人賞、23年芸術選奨文部科学大臣賞受賞など数多くの受賞歴があります。

    • 渡邊峻郁さん

    2016年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団しました。

    『シンデレラ』で全幕主役デビューを果たします。

    その後『ジゼル』『くるみ割り人形』『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『不思議の国のアリス』『ロメオとジュリエット』などで主役を踊り、2017年にファースト·ソリスト、19年にプリンシパルに昇格を果たしました。

    新国立劇場バレエ団の主な上演演目

    新国立劇場バレエ団では毎年3大バレエの他にも様々な演目が上演されています。

    2022年から2024年までの上演演目を紹介します。

    2022/2023シーズン

    • ジゼル(2022年10月21日[金]~10月30日[日])
    • くるみ割り人形(2022年12月23日[金]~2023年1月3日[火])
    • ニューイヤー・バレエ(2023年1月13日[金]~1月15日[日])
    • コッペリア(2023年2月23日[木・祝]~2月26日[日])
    • シェイクスピア・ダブルビル(2023年4月29日[土・祝]~5月6日[土])
    • 白鳥の湖(2023年6月10日[土]~6月18日[日])
    • こどものためのバレエ劇場 2023 エデュケーショナル・プログラム「白鳥の湖」(2023年6月10日[土]~6月18日[日])

    2023/2024シーズン

    • ドン・キホーテ(2023年10月20日[金]~10月29日[日])
    • くるみ割り人形(2024年12月21日[土]~2025年1月5日[日])
    • ホフマン物語(2024年2月23日[金・祝]~2月25日[日])
    • ラ・バヤデール(2024年4月27日[土]~5月5日[日・祝])
    • アラジン(2024年6月14日[金]~6月23日[日])

    2024/2025シーズン

    • 眠れる森の美女(2024年10月25日[金]~11月4日[月・休]
    • DANCE to the Future 2024(2024年11月29日[金]~12月1日[日])
    • くるみ割り人形(2024年12月21日[土]~2025年1月5日[日]
    • バレエ・コフレ(2025年3月14日[金]~3月16日[日])
    • Co.山田うん オバケッタ(2025年3月29[土]~3月30日[日])
    • ジゼル 2025年4月
    • 不思議の国のアリス(2025年6月12日[木]~6月24日[火]
    • Young NBJ GALA 2025(2025年7月12日[土]~7月13日[日])

    毎年、クリスマスシーズンには3大バレエの一つである『くるみ割り人形』が上演され、子ども向けの作品も積極的に披露しています。

    また、『アラジン』や『不思議の国のアリス』(2022年)といった新国立劇場オリジナルの作品もあり一年を通して、見どころの多いバレエ団です。

    まとめ

    日本中から優秀なバレエダンサーが集まっているだけあって常にレベルの高い舞台を上演している新国立劇場バレエ団。

    劇場も本格的なので一度は観ておいて損のないバレエ団と言えるでしょう。

    一年を通して質の高い公演を行っていますので、機会があれば足を運んでみてくださいね!

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  32. 2025年に関西・中部・中国・九州地方で開催されるバレエコンクールをチェックしよう!!

    近年、バレエコンクールは首都圏以外でも多く開催されています。

    2025年には関西地方や中部・中国・九州地方でも多くのバレエコンクールの開催があります。

    2025年にコンクール出場をお考えの方は関東版の「2025年関東圏で開催予定のバレエコンクールをチェックしよう!!」の記事と併せて、2025年に関西方面で開催されるバレエコンクールチェックし計画を立ててみてくださいね!

    ※既に終了しているものも含まれます。

    2025年に関西で開催される有名バレエコンクール

    2025年も有名なバレエコンクールが開催されます。

    2025年に関西で開催される有名バレエコンクールの情報をチェックしていきましょう!

    こうべ全国舞踊コンクール(兵庫)

    関西では最も歴史が長いコンクールとして知られているこうべ全国舞踊コンクール。

    第38回となる2025年のこうべ全国舞踊コンクールの開催日時や参加概要などをチェックしていきましょう!

    2025開催日・場所

    2025年に第38回となる、こうべ全国舞踊コンクールは下記の開催日時と場所で開催されました。

    開催日 2025年5月3日(土)~5日(月)

    場所 こうべ文化ホール

    参加要項

    こうべ全国舞踊コンクールの部門や審査内容、参加要項についてみていきましょう!

    • 部門

    こうべ全国舞踊コンクールの部門は、大きく2の部門に分かれておりさらに年齢によって細かく部門分けされています。
    詳しい部門の詳細は下記の通りです。

    クラシックバレエ部門

    ① 女性ジュニア3部  10歳~11歳
    ② 女性ジュニア2部 12歳~14歳
    ③ 女性ジュニア1部  15歳~17歳
    ④ 女性シニア  18歳~30歳
    ⑤ 男性ジュニア2部  10歳~13歳
    ⑥ 男性ジュニア1部 14歳~18歳
    ⑦ 男性シニア  19歳~30歳

    モダンダンス部門
    ⑧ ジュニア3部  8歳~11歳
    ⑨ ジュニア2部  12歳~14歳
    ⑩ ジュニア1部  15歳~17歳
    ⑪ シニア  18歳以上
    ⑫ グループ  年齢制限なし(2名~10名)

    審査

    ・クラシックバレエ・モダンダンス部門は個人参加とします(但し、グループは上記の通り)

    ・全部門国籍を問いませんが、外国籍の方は日本在留資格をお持ちの方に限ります

    ・クラシックバレエ部門女性の部はトウシューズでの参加となります(バレエシューズは不可)

    ・クラシックバレエ部門女性ジュニア3部は課題曲制を採用しています
    ・制限時間はクラシックバレエ部門=3分以内、モダンダンス部門=ジュニア3分以内、シニア・グループ4分以内、創作部門=5分以内です。
    ※入退場は演技と別で20秒以内。超過の場合は失格。

    その他の情報は下記の公式URLにてご確認ください。

    2025年第38回こうべ全国洋舞コンクールの開催について

    NBA バレエコンクール

    「世界に羽ばたくダンサーを育成すること」を目的としているNBA バレエコンクールは海外のバレエ学校へのスカラシップ奨学金制度も充実ています。

    全国各地での開催があり、関西では大阪で開催されます。

    有名なバレエコンクールの中では珍しくバレエシューズ部門があるので年齢制限も低めとなっています。

    2025年開催・場所

    開催日 2025年1月4日(土)~ 7日(月)

    場所     吹田メイシアター 大ホール

    参加要項

    NBA バレエコンクールの部門や審査内容といった参加要項についてみていきましょう!

    • 部門

    NBA バレエコンクールのクラシックバレエ部門は、大きく2つの部門に分かれておりさらに年齢によって細かく部門分けされています。

    詳しい部門の詳細は下記の通りです。

    ①クラシックバレエ小学生バレエシューズ部門

    小学1-3年部門

    小学4-6年部門

    ②クラッシックバレエ部門

    小学生 小学3・4年部門/小学5・6年部門

    中学生 女子中1部門/女子中2部門/女子中3部門/男子中学生部門

    高校生 高校女子部門/高校男子部門

    シニア シニア女子部門/シニア男子部門

    *小学生:男女混合、中学生以上:男女別

    • 審査

    クラシックバレエ小学生バレエシューズ部門

    男女混合

    ・課題曲・自由曲

    ・予選・本選あり

    バレエシューズのみ

    ・クラシックバレエ部門と両部門エントリー可能
    クラシックバレエ部門
    ・課題曲・自由曲
    ・予選・本選あり
    ・女性はトウシューズのみ
    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。
    NBA全国バレエコンクール 募集要項

    2025年に関西地方で開催されるのコンクール

    関西地方では毎年多くのバレエコンクールが開催されています。

    2025年に関西地方で開催されるのコンクールについて紹介します!!

    関西でコンクールに出場を検討している方はチェックしてみてくださいね!

    2025年に大阪で開催されるバレエコンクール一覧

    2025年1月から9月までの大阪で開催が決まっているバレエコンクールを紹介します。

    大阪でコンクール出場を考えている方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    2025年1月から3月に大阪で開催されたバレエコンクールは下記の通りです。

    ※1月に大阪で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    2月

    ・Osaka Prix 全国クラシックバレエ・コンペティション2025(2/22~2/23)

    公式HP https://www.esankei.com/event/ballet/

    3月

    ・NAMUE 大阪(3/25~3/26)

    公式HP http://www.namue.jp/

    2025年4月〜6月

    2025年4月から6月に大阪で開催されたバレエコンクールは下記の通りです。

    ※6月に大阪で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    4月

    ・Grande fête competition de ballet(4/2)

    公式HP https://grandefete.net/

    ・GRAND BALLET COMPETITION(4/5)

    公式HP http://grand-ballet-competition.com/index.html

    5月

    ・Japan Ballet Competition 大阪(5/25)

    公式HP https://jbcex.jp/

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に大阪で開催予定のバレエコンクールは下記の通りです。

    ※7月と9月に大阪で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    8月

    ・ヴィクトワールバレエコンペティション大阪2025(8/1~8/2)

    公式HP https://www.v-com.info/

    ・エレーナ・ミハイロブナ・ポタポワ記念 第14回全国クラシックバレエコンクール in HIRAKATA(8/13~8/14)

    公式HP https://danceavenueds.com/

    ・NBA大阪バレエコンクール(8/24)

    公式HP https://nbaballet.org/competition/

    ・NAMUEバレエコンクールグランドファイナル(8/27~8/28)

    公式HP http://www.namue.jp/

    ・Brilliant Stars Ballet Competition2025inWEST(8/28)

    公式HP https://bsballet2019.com/

    2025年に兵庫で開催されるバレエコンクール一覧

    2025年1月から9月までの兵庫で開催が決まっているバレエコンクールを紹介します。

    兵庫でコンクール出場を考えている方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    2025年1月から3月に兵庫で開催されたバレエコンクールは下記の通りです。

    ※2月に兵庫で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    1月

    ・ヴィクトワールバレエコンペティション神戸(1/18~1/19)

    公式HP https://www.v-com.info/

    3月

    ・Brilliant Stars Ballet Competition 2025 in 神戸(3/1)

    公式HP https://bsballet2019.com/

    ・PIBC 兵庫(3/27)

    公式HP https://pibcballet.com/index.html

    2025年4月〜6月

    2025年4月から6月に兵庫で開催されたバレエコンクールは下記の通りです。

    4月

    ・MERCIcompetition(4/5)

    公式HP https://mercicompetition.com/

    5月

    ・こうべ全国洋舞コンクール(4/3~4/5)

    公式HP https://www.hyogo-youbu.com/kobe_dance_competition/

    6月

    ・GRAND BALLET COMPETITION(6/28)

    公式HP http://grand-ballet-competition.com/index.html

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に兵庫で開催予定のバレエコンクールは下記の通りです。

    ※7月と8月に兵庫で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    9月

    ・YBCバレエコンクール兵庫(9/23)

    公式HPhttps://ybcballet.com/

    2025年に大阪・兵庫以外の関西で開催されるバレエコンクール一覧

    2025年1月から9月までの大阪と兵庫以外の関西で開催が決まっているバレエコンクールを紹介します。

    大阪と兵庫以外の関西でコンクール出場を考えている方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    2025年1月から3月に大阪と兵庫以外の関西で開催されたバレエコンクールは下記の通りです。

    ※2月に大阪と兵庫以外の関西で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    1月

    ・(滋賀)Japan Ballet Competition 滋賀(2/11)

    公式HP https://jbcex.jp/

    3月 

    ・(奈良)Japan Ballet Competition 奈良(3/16)

    公式HP  https://jbcex.jp/

    2025年4月〜6月

    2025年7月から9月に大阪と兵庫以外の関西で開催されたバレエコンクールはありません。(2025年7月現在)

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に大阪と兵庫以外の関西で開催されるバレエコンクールは下記の通りです。

    ※9月に大阪と兵庫以外の関西で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    7月

    ・(京都)Japan Ballet Competition京都2025(7/5)

    公式HP https://jbcex.jp/

    8月

    ・(和歌山)フルール第14回わかやま全国バレエコンクール(8/21)

    公式HP https://fleurllet.jp/index.html

    2025年に中部地方で開催されるコンクール

    中部・九州地方では毎年多くのバレエコンクールが開催されています。

    2025年に中部・九州地方で開催予定のコンクールについて紹介します!!

    中部・九州地方でコンクールに出場を検討している方はチェックしてみてくださいね!

    2025年に中部地方で開催されるバレエコンクール一覧

    2025年1月から9月までの中部地方で開催されるバレエコンクールを紹介します。

    中部地方でコンクール出場を考えている方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    2025年1月から3月に中部地方で開催されたバレエコンクールは下記の通りです。

    ※1月に中部地方で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    2月

    ・(石川)NAMUE 金沢(2/1)

    公式HP http://www.namue.jp/

    ・(愛知)NAMUE名古屋(8/8・8/9)

    公式HP http://www.namue.jp/

    3月

    ・(石川)Brilliant Stars Ballet Competition 2025 in 石川(3/20)

    公式HP https://bsballet2019.com/

    ・(長野)NAGANO全国バレエコンクール(3/26・3/27)

    公式HP http://www.nagano-concours.jp/

    ・(愛知)WBAC GRAND PRIX(3/28・3/29)

    公式HP https://wbac-grandprix.com/japan/

    ・(愛知)YBCバレエコンクール名古屋(3/29)

    公式HP https://ybcballet.com/

    2025年4月〜6月

    2025年4月から6月に中部地方で開催されたバレエコンクールは下記の通りです。

    ※5月に中部地方で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    4月

    ・(愛知)PIBC 愛知(4/6)

    公式HP https://pibcballet.com/index.html

    ・(愛知)スリーピング・ビューティー全日本バレエコンクール in 名古屋(4/20)

    公式HP https://www.spcontest.com/

    6月

    ・(愛知)Brilliant Stars Ballet Competition 2025 in 愛知 for youth(6/29)

    公式HP https://bsballet2019.com/

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に中部地方で開催されるバレエコンクールは下記の通りです。

    ※9月に中部地方で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    7月

    ・(長野)Brilliant Stars Ballet Competition 2025 in 長野(7/21)

    公式HP https://bsballet2019.com/

    8月

    ・(新潟)YBCバレエコンクール新潟(8/4)

    公式HP https://ybcballet.com/

    ・(愛知)YBCバレエコンクール名古屋(8/7)

    公式HP https://ybcballet.com/

    ・(愛知)全国バレエコンクール in Nagoya(8/14〜8/17)

    公式HP https://ybcballet.com/

    2025年に中国・九州地方で開催されるバレエコンクール一覧

    2025年1月から9月までの中国・九州地方で開催されるバレエコンクールを紹介します。

    中国・九州地方でコンクール出場を考えている方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    2025年1月から3月に中国・九州地方で開催されたバレエコンクールは下記の通りです。

    ※1月に九州地方で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    2月

    ・(福岡)PIBC 福岡(2/2)

    公式HP https://pibcballet.com/index.html

    ・(山口)GRAND PLUME Ballet Competition in下関(2/23)

    公式HP https://grand-plume.com/

    ・(岡山)Program for Competition in 岡山(2/24)

    公式HP https://programforcompetition.jpn.org/

    3月

    ・(福岡)YBCバレエコンクール福岡(3/29)

    公式HP https://ybcballet.com/

    2025年4月〜6月

    2025年4月から6月に中国・九州地方で開催されたバレエコンクールは下記の通りです。

    4月

    ・(鹿児島)NBA鹿児島バレエコンクール(4/3)

    公式HP https://nbaballet.org/competition/

    5月

    ・(福岡)ヴィクトワールバレエコンペティション福岡2025(5/31)

    公式HP https://www.v-com.info/

    6月

    ・(広島)Japan Ballet Competition 広島(6/1)

    公式HP https://jbcex.jp/

    ・(岡山)Brilliant Stars Ballet Competition 2025 in 岡山(6/15)

    公式HP https://bsballet2019.com/

    ・(熊本)GRAND PLUME Ballet Competition in 熊本(6/22)

    公式HP https://grand-plume.com/

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に中国・九州地方で開催されるバレエコンクールは下記の通りです。

    ※9月に中国・九州地方で開催予定のコンクールはありません。(2025年7月現在)

    7月

    ・(広島)YBCバレエコンクール広島(7/21)

    公式HP https://ybcballet.com/

    ・(福岡)NBA福岡バレエコンクール(7/22・7/23)

    公式HP https://nbaballet.org/competition/

    ・(広島)NBA広島バレエコンクール(7/25)

    公式HPhttps://nbaballet.org/competition/

    8月

    ・(福岡)YBCバレエコンクール福岡(8/5)

    公式HP https://ybcballet.com/

    ・Japan Ballet Competition 福岡2025(8/12)

    公式HP https://jbcex.jp/

    2025年に関西・中部・九州地方で開催されるプレコンクールをチェックしよう!!

    関西・中部・中国・九州地方では2025年も多くのプレコンクールが開催されます!

    2025年に関西・中部・九州地方で開催されるのプレコンクールをチェックしましょう!

    マーティプレバレエコンクール

    マーティプレバレエコンクールは全国各地で開催されているコンクールです。

    毎月、東京や大阪、福岡などの都市でコンクールが開催されています。

    中学生、高校生の部門以外は、バレエシューズでの参加ができます。

    関西方面で開催されるのマーティプレバレエコンクールについてチェックしましょう!!

    2025年開催日・場所

    2025年に広島で開催されたマーティプレバレエコンクールの開催日時と場所は下記の通りです。

    開催日 2月24日(月)

    場所  東広島芸術文化ホール 大ホール(広島)

    参加要項

    2025年に開催されるマーティプレバレエコンクールの部門や審査といった参加要項について紹介します。

    • 部門

    マーティプレバレエコンクールには8つの部門があります。

    各部門の詳細は下記の通りです。

    ①小学1~3年生の部 バレエシューズ

    ②小学4~6年生バレエシューズ部門  

    ③小学4~6年生トゥシューズ部門  

    ④中学生の部 女性はトゥシューズ

    ⑤高校生の部 女性はトゥシューズ

    ⑥シニアⅠの部 18歳~35歳

    ⑦シニアⅡの部 36歳~45歳

    ⑧シニアⅢの部 46歳以上

    • 審査

    本選1回のみとなります。

    3分以内のクラシックのヴァリエーション (ルべランスはなし)

    ・シニア部門は、バレエシューズ・トウシューズどちらでも参加可

    ・衣装・メイク付きで審査

    ・出演順は、主催者側のコンピュータによる抽選で決定いたします。

    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。

    https://www.ballet-pre-competition.com/

    NBAプレコンクール

    NBAプレコンクールは、NBAバレエ団が主催するバレエコンクールで、大人やジュニアダンサーを対象としており、初心者でも参加可能です。

    また、順位がつかない、審査員からのアドバイスがもらえるといった特徴があります。

    2025年開催日・場所

    2025年の福岡で開催されるNBAプレコンクールは下記の日程と場所で開催が予定されています。

    場所 福岡市民ホール(福岡)

    開催日 7月22日(火)

    参加要項

    2025年に福岡で開催されるNBAプレコンクールの部門や審査といった参加要項について紹介します。

    • 部門

    ・小学生の部:小学バレエシューズ1・2年の部、3・4年生の部、5・6年生の部 、トウシューズ3~6年の部

    ・中学生・高校生の部 ※バレエシューズ可

    ・大人バレエの部:18歳以上~年齢制限なし 

    ※バレエシューズ可

    ※すべての部門男女合同

    • 審査

    小学生1・2年の部、3・4年生の部、5、6年生の部 ・トウシューズ3~6年の部・中学生・高校生の部

    ・NBAバレエコンクール課題曲の中から希望する曲を選んで使用。

    ※音源は当日持参不要
    ・ 課題曲の振りの指定はありません。キッカケ・出の方向は自由に指定可能です。

    大人バレエの部

    ・自由曲

    ※舞台の出からはけまでで3分以内

    ・ 出場番号が決まり次第、曲のデータをホームページよりアップロードしてください。(MP3形式)

    ・NBAバレエコンクール課題曲の使用も可能です。
    ※その場合音源は持参不要

    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。

    https://nbaballet.org/competition/pre/

    その他のプレコンクール一覧

    全国各地で頻繁に開催されているプレコンクール。

    2025年の関西・中部・中国・九州地方で開催されるプレコンクールをチェックしていきましょう!!

    2025年1月〜3月

    関西・中部・中国・九州地方で2025年1月から3月に開催されたプレコンクールは下記の通りです。

    ・マーティプレバレエコンクール vol.28(大阪)

    ・マーティプレバレエコンクール vol.30(広島)

    ・マーティプレバレエコンクールvol.31(兵庫)

    2025年4月〜6月

    関西・中部・中国・九州地方で2025年4月から6月に開催されたプレコンクールは下記の通りです。

    ・NBAプレコンクール(福岡)

    ・マーティプレバレエコンクール(大阪)

    2025年7月〜9月

    関西・中部・中国・九州地方で2025年7月から9月に開催予定のプレコンクールは下記の通りです。

    ・マーティプレバレエコンクール(福岡)

    まとめ

    2025年にも多くのバレエコンクールが全国各地で開催予定となっていますね。

    関西圏をはじめ中部・中国地方・九州でも大小様々なコンクールがありますね。

    毎年大体同じ時期に開催され、内容も同じことが多いですが、年によって日時や場所、内容が変更になることも。

    しっかりと日時や内容を確認しコンクール出場の計画を立ててみましょう!

    » 続きを読む

  33. 2025年関東圏で開催のバレエコンクールをチェックしよう!!

    年々、バレエのコンクールの種類も増えレベルも高くなってきていますね。

    2025年にはどのようなコンクールが開催されるのでしょうか。

    2025年に開催の有名コンクールと関東圏で開催のコンクール、プレコンクールについてチェックしていきましょう!

    2025年開催のコンクールについて知りたい方はを参考にしてみてくださいね。

    ※既に終了しているものも含まれます。

    2025年の開催はいつ!?関東で開催される有名バレエコンクールの2025年情報

    2025年も多くのバレエコンクールは開催されます!

    有名バレエコンクールの2025年開催情報をチェックしていきましょう!

    ※既に終了しているものも含まれます。

    東京新聞全国舞踊コンクール(東京)

    日本における若手舞踊家の登竜門として1939年から続く全国舞踊コンクール。

    2025年には82回目となります。

    2025年東京新聞全国舞踊コンクールの開催日時や参加概要などをチェックしていきましょう!

    2025年開催日・場所

    2025年に第82回となる全国舞踊コンクールは下記の開催日時と場所で開催されました。

    • 開催日

    2025年3月24日(月)〜 4月5日(土)
    バレエ部門の詳しい日程は下記の通りです。

    3月25日(火)バレエ第一部予選 国内バレエ団研修制度二次審査

    3月26日(水)バレエ第二部予選

    3月27日(木)バレエジュニア部予選

    3月28日(金)バレエ部門決選 表彰式

    • 場所

    めぐろパーシモンホール大ホール

    参加要項

    2025年全国舞踊コンクールの部門や審査といった参加要項について紹介します。

    • 部門
      バレエ部門第一部 18歳以上ジュニア部 14歳以上17歳以下第二部 10歳以上13歳以下
    • 審査について

    ・持ち時間は3分以内で、舞台がクリアな状態でアナウンス終了後から、舞台に出場者がいなくなるまで。

    ※持ち時間を超過した場合は、失格となります。

    ・ ソロで、ヴァリエーションのみ。

    ・ 女性の審査の後に男性の審査となります。

    ・ オペラカーテンを使用し、予選は照明を使用せず、背景は大黒、照明は地明かりとなります。

    ※決勝はホリゾント幕で照明を使用。

    賞について

    全国舞踊コンクールでは、プロのバレエダンサーを目指す出場者を対象に、「国内バレエ団研修制度」を実施しています。
    バレエ第一部で優秀な成績を修め、審査員が認めた出場者が制度対象となります。

    主要なバレエ団から、更なる研鑽を積む機会が提供されます。

    ※その他の詳しい参加要項については下記、公式URLを参照ください。

    全国舞踊コンクール:東京新聞 TOKYO Web

    NBA バレエコンクール

    「世界に羽ばたくダンサーを育成すること」を目的としているNBA バレエコンクールは海外のバレエ学校へのスカラシップ奨学金制度も充実しています。

    毎年1月初めに東京で開催されることが多いです。

    有名なバレエコンクールの中では珍しくバレエシューズ部門があるので年齢制限も低めとなっています。

    2025年開催・場所

    開催日 2025年8月24日(日)

    場所     文京シビック

    参加要項

    NBA バレエコンクールの部門や審査内容、参加要項についてみていきましょう!

    • 部門

    NBA バレエコンクールのクラシックバレエ部門は、大きく2つの部門に分かれておりさらに年齢によって細かく部門分けされています。

    詳しい部門の詳細は下記の通りです。

    ①クラシックバレエ小学生バレエシューズ部門

    小学1-3年部門

    小学4-6年部門

    ②クラッシックバレエ部門

    小学生 小学3・4年部門/小学5・6年部門

    中学生 女子中1部門/女子中2部門/女子中3部門/男子中学生部門

    高校生 高校女子部門/高校男子部門

    シニア シニア女子部門/シニア男子部門

    *小学生:男女混合、中学生以上:男女別

    • 審査

    クラシックバレエ小学生バレエシューズ部門

    男女混合

    ・課題曲・自由曲

    ・予選・本選あり

    バレエシューズのみ

    ・クラシックバレエ部門と両部門エントリー可能

    クラシックバレエ部門
    ・課題曲・自由曲・予選・本選あり
    女性はトウシューズのみ
    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。
    NBA全国バレエコンクール 募集要項

    2025年に首都圏で開催されるコンクール

    関東圏では毎年多くのバレエコンクールが開催されています。

    2025年に首都圏で開催されるのコンクールについて紹介します!!

    首都圏でコンクールに出場を検討している方はチェックしてみてくださいね!

    2025年東京開催バレエコンクール一覧

    2025年1月から9月までの東京で開催されるバレエコンクールを紹介します。

    東京でコンクール出場を考えている方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    2025年1月から3月に東京で開催されるバレエコンクールは下記の通りです。

    • 1月

    ・NBA全国バレエコンクール(1/4~1/5)

    公式HP https://nbaballet.org/competition/

    ・エヴァ・エフドキモワ記念エデュケーショナル バレエコンペティション(1/9~1/11)

    公式HP https://www.eduballet.info/

    • 2月

    ・Ballet Connection In Tokyo 2025(2/7~2/9)

    公式HP https://www.balletconnection.com/

    ・FLAP全国バレエコンクール2025(2/23)

    公式HP https://www.flap-ballet.com/

    • 3月

    ・バレエジャパンカップ2025(3/6~3/9)

    公式HP https://balletjapancup.com/

    ・東京新聞全国舞踊コンクール(3/24~4/5)

    公式HPhttps://static.tokyo-np.co.jp/tokyo-np/pages/event/buyocon/

    ・Avant NEW GENERATION バレエコンクール(3/25)

    公式HP https://newgeneration.jp/

    ・NEW GENERATIONバレエコンクール(3/26~3/27)

    公式HP https://newgeneration.jp/

    ・全国バレエコンクール in 八王子(3/27~3/28)

    公式HP https://www.chambreouest.com/concours-overview

    ・New Ballet Competition(3/31)

    公式HP https://www.newballetcompetition.com/

    ・YBCバレエコンクール東京(3/31)

    公式HP https://ybcballet.com/

    ・FLAP全国バレエコンクール2025(3/31~4/1)

    公式HP https://www.flap-ballet.com/

    2025年4月〜6月

    2025年4月から6月に東京で開催されるバレエコンクールは下記の通りです。

    • 4月

    ・NBA東京バレエコンクール(4/1)

    公式HP https://nbaballet.org/competition/

    ・ヴィクトワールバレエコンペティション東京(4/2~4/3)

    公式HP https://www.v-com.info/

    ・Japan Ballet Competition 東京(4/3)

    公式HP https://jbcex.jp/

    ・まちだ全国バレエコンクール(4/19~4/20)

    公式HP https://www.machida-ballet.com/

    ・YBCバレエコンクール Grand Prix 2025(4/20)

    公式HP https://ybcballet.com/

    • 5月

    ・FLAP全国バレエコンクール2025(5/6)

    公式HP https://www.flap-ballet.com/

    ・スリーピング・ビューティー全日本バレエコンクール(5/17~5/18)

    公式HP https://www.spcontest.com/

    • 6月

    ・NBA東京バレエコンクール(6/15)

    公式HP https://nbaballet.org/competition/

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に東京で開催されるバレエコンクールは下記の通りです。

    ※8月に東京で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 7月

    ・ラマジーバレエコンペティション2025(7/22)

    公式HP https://lamazi-ballet.com/

    ・PIBC Summer(7/22~24)

    公式HP https://pibcballet.com/index.html

    ・YBCバレエコンクール東京(7/25)

    公式HP https://ybcballet.com/

    ・New Ballet Competition(7/30~31)

    公式HP https://www.ballet-pre-competition.com/

    ・FLAP全国バレエコンクール2025(7/30~31)

    公式HP https://www.flap-ballet.com/

    • 9月

    ・YBCバレエコンクール東京(9/20)

    公式HP https://ybcballet.com/

    2025年に神奈川で開催されるバレエコンクール一覧

    2025年1月から9月までの神奈川で開催されるバレエコンクールを紹介します。

    神奈川でコンクール出場を考えている方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    2025年1月から3月に神奈川で開催予定のバレエコンクールは下記の通りです。

    ※2月に神奈川で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 1月

    ・PETIPA GRAND PRIX 国際バレエコンペティション2025(1/5)

    公式HP https://petipabc.com/

    • 3月

    ・YBC横浜バレエコンクール(3/8)

    公式HP https://ybcballet.com/

    ・フルール第2回よこはま全国バレエコンクール(3/25)

    公式HP https://fleurllet.jp/index.html

    2025年4月〜6月

    2025年4月から6月に神奈川で開催されるバレエコンクールは下記の通りです。

    ※5月と6月に神奈川で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 4月

    ・Heart of Dance Ballet Competition(4/1)

    公式HP https://www.heartofdance.biz/competition/

    ・グローバルバレエコンペティション2025 in 鎌倉(4/2~4/3)

    公式HP https://www.global-ballet-competition.com/

    ・NBA神奈川バレエコンクール(4/6)

    公式HP https://nbaballet.org/competition/

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に神奈川で開催されるバレエコンクールは下記の通りです。

    ※8月に神奈川で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 7月

    ・YBCバレエコンクール鎌倉(7/23)

    公式HP https://ybcballet.com/

    ・座間全国舞踊コンクール(7/25~27)

    公式HP https://www.zama-concours.info/

    • 9月

    ・YBCバレエコンクール鎌倉(9/27)

    公式HP https://ybcballet.com/

    2025年に千葉で開催されるバレエコンクール一覧

    2025年1月から9月までの千葉で開催されるバレエコンクールを紹介します。

    千葉でコンクール出場を考えている方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    1月から3月に千葉でバレエコンクールの開催はありません。(2025年1月現在)

    2025年4月〜6月

    2025年4月から6月に千葉で開催予定のバレエコンクールは下記の通りです。

    ※4月と6月に千葉で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 5月

    ・全国舞踊コンクール in CHIBA 2025(5/5)

    公式HP https://www.chibukyo.jp/concour/concour.html

    ・松戸全国洋舞コンクール(5/10)

    公式HP https://matsudo.ballet-arts.org/

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に千葉で開催予定のバレエコンクールは下記の通りです。

    ※7月と9月に千葉で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 8月

    ・YBCバレエコンクール千葉(8/19)

    公式HP https://ybcballet.com/

    2025年に埼玉で開催されるバレエコンクール一覧

    2025年1月から9月までの埼玉で開催されるバレエコンクールを紹介します。

    埼玉でコンクール出場を考えている方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    2025年1月から3月に埼玉で開催予定のバレエコンクールは下記の通りです。

    ※1月と3月に埼玉で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 2月

    ・YBCバレエコンクール埼玉(2/11)

    公式HP https://ybcballet.com/

    ・オールジャパンバレエユニオンコンクール(2/22-2/24)

    公式HP https://balletunion.wixsite.com/balletunion

    2025年4月〜6月

    2025年4月から6月に埼玉で開催予定のバレエコンクールはありません。(2025年1月現在)

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に埼玉で開催予定のバレエコンクールは下記の通りです。

    ※9月に埼玉で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 7月

    埼玉全国舞踊コンクール2025(7/25-7/30)

    ・公式HP https://www.saitamaken-buyoukyokai.jp/contest.html

    • 8月

    ・国際バレエコンクール ジャパングランプリ2025(8/4-8/8)

    公式HP https://www.saitamaken-buyoukyokai.jp/contest.html

    ・NBA所沢バレエコンクール(8/14)

    ・公式HP https://nbaballet.org/competition/

    2025年に関東(首都圏以外)で開催されるコンクール

    2025年には首都圏以外にも関東で多くのコンクール開催されます。

    2025年に首都圏以外の関東で開催されるコンクールについて紹介します!!

    関東でコンクールに出場を検討している方はチェックしてみてくださいね!

    2025年1月〜3月

    2025年1月から3月に関東で開催されるバレエコンクールは下記の通りです。

    ※1月と2月に関東(首都圏以外)で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 3月

    ・伊達クラシックバレエコンペティションMIYAGI(3/24-3/26)

    公式HP https://www.date-competition.net/

    ・NBA仙台バレエコンクール(3/27)

    公式HP https://nbaballet.org/competition/

    2025年4月〜6月

    2025年4月から6月に関東(首都圏以外)で開催予定のバレエコンクールはありません。(2025年1月現在)

    2025年7月〜9月

    2025年7月から9月に関東で開催予定のバレエコンクールは下記の通りです。

    ※8月と9月に関東(首都圏以外)で開催予定のコンクールはありません。(2025年1月現在)

    • 7月

    ・NBA仙台バレエコンクール(7/19)

    公式HP https://nbaballet.org/competition/

    ・GRAND PLUME Ballet Competition in 仙台

    公式HP https://grand-plume.com/

    2025年に関東で開催されるプレコンクールをチェックしよう!!

    関東では2025年も多くのプレコンクールの開催されます。

    2025年関東圏で開催されるのプレコンクールをチェックしましょう!

    マーティプレバレエコンクール

    マーティプレバレエコンクールは全国各地で開催されているコンクールです。

    毎月、東京や大阪、福岡などの都市でコンクールが開催されています。

    中学生、高校生の部門以外は、バレエシューズでの参加ができます。

    2025年に関東で開催されるマーティプレバレエコンクールについてチェックしましょう!!

    2025年開催日・場所

    2025年に東京で開催される第35回となるマーティプレバレエコンクールは下記の開催日時と場所で開催されます。

    開催日 7月19日(土)

    場所 かめありリリオホール(東京)

    参加要項

    2025年に東京で開催される第35回となるマーティプレバレエコンクールの部門や審査、参加要項について紹介します。

    • 部門

    マーティプレバレエコンクールには8つの部門があります。

    各部門の詳細は下記の通りです。

    ①小学1~3年生の部 バレエシューズ

    ②小学4~6年生バレエシューズ部門  

    ③小学4~6年生トゥシューズ部門  

    ④中学生の部 女性はトゥシューズ

    ⑤高校生の部 女性はトゥシューズ

    ⑥シニアⅠの部 18歳~35歳

    ⑦シニアⅡの部 36歳~45歳

    ⑧シニアⅢの部 46歳以上

    • 審査

    本選1回のみとなります。

    3分以内のクラシックのヴァリエーション (ルべランスはなし)

    ・シニア部門は、バレエシューズ・トウシューズどちらでも参加可。

    ・衣装・メイク付きで審査

    ・出演順は、主催者側のコンピュータによる抽選で決定いたします。

    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。

    https://www.ballet-pre-competition.com/

    ラ・クラシック全国プレバレエコンクール

    ラ・クラシック全国プレバレエコンクールも全国各地で開催されているコンクールです。

    点数や順位の発表される「プレコンクール」と、点数や順位が発表されない「プレコンクール エッセンシア」の2つに分かれているのが特徴で、年長から大学生までの年齢層が参加できるプレバレエコンクールとなっています。

    2025年開催日・場所

    2025年に東京で開催されるラ・クラシック全国プレバレエコンクールは下記の開催日時と場所で開催が予定されています。

    開催日 2月16日(日)

    場所 タワーホール船堀(東京)

    参加要項

    2025年に東京で開催される第35回となるラ・クラシック全国プレバレエコンクールの部門や審査といった参加要項について紹介します。

    • 部門

    ラ・クラシック全国プレバレエコンクールは2つの部門に分かれています。

    部門の詳細をみていきましょう!

    ①課題曲の部 

    プルミエパ A(年長・小学1年生) 

    プルミエパ B(小学2~4年生) 

    エレモンテール A(小学3・4年生) 

    エレモンテールB(小学5年生~中学1年生) 

    モワイヤンA(小学5年生~中学1年生) 

    モワイヤンB(中学2・3年生) 

    ②ヴァリエーションの部 

    児童Ⅰ(小学3・4年生) 

    児童Ⅱ(小学5・6年生)

    ジュニアⅠ(中学生)

    ジュニアⅡ(高校生)

    シニア(大学生)エッセンシアのみ

    • 審査

    ・課題曲部門はレオタード(スカートなし)・メーク付きで審査致します。  

    ・ヴァリエーション部門は衣装・メーク付きで審査致します。 

    ・〈 女性・課題曲の部 〉 プルミエ パ、エレモンテールはバレエシューズのみ。

    ・モワイヤンはポワントのみ。

    ・ 〈 ヴァリエーションの部 〉 児童Ⅰはバレエシューズのみ。

    ・児童Ⅱ、ジュニアⅠ、ジュニアⅡはバレエシューズ可。

    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。

    http://la-classique.jp/preconcours/

    NBAプレコンクール

    NBAプレコンクールは、NBAバレエ団が主催するバレエコンクールで、大人やジュニアダンサーを対象としており、初心者でも参加できます。

    また、順位がつかない、審査員からのアドバイスがもらえるといった特徴があります。

    2025年開催日・場所

    2025年のNBAプレコンクールは下記の日程と場所で開催されました。

    場所 大田区民ホール アプリコ(東京)

    開催日 6月14日(土)

    参加要項

    2025年に東京で開催されるNBAプレコンクールの部門や審査といった参加要項について紹介します。

    • 部門

    ・小学生の部:小学バレエシューズ1・2年の部、3・4年生の部、5・6年生の部 、トウシューズ3~6年の部

    ・中学生・高校生の部 ※バレエシューズ可

    ・大人バレエの部:18歳以上~年齢制限なし 

    ※バレエシューズ可

    ※すべての部門男女合同

    • 審査

    小学生1・2年の部、3・4年生の部、5、6年生の部 ・トウシューズ3~6年の部・中学生・高校生の部

    ・NBAバレエコンクール課題曲の中から希望する曲を選んで使用。

    ※音源は当日持参不要
    ・ 課題曲の振りの指定はありません。キッカケ・出の方向は自由に指定可能です。

    大人バレエの部

    ・自由曲

    ※舞台の出からはけまでで3分以内

    ・ 出場番号が決まり次第、曲のデータをホームページよりアップロードしてください。(MP3形式)

    ・NBAバレエコンクール課題曲の使用も可能です。
    ※その場合音源は持参不要

    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。

    https://nbaballet.org/competition/pre/

    その他のプレコンクール一覧

    全国各地で頻繁に開催れているプレコンクール。

    2025年に関東で開催されるプレコンクールをチェックしていきましょう!!

    2025年1月〜3月

    関東圏で2025年1月から3月に開催されるプレコンクールは下記の通りです。

    ・ラ・クラシック全国プレバレエコンクール(東京)

    ・マーティプレバレエコンクール vol.29(東京)

    2025年4月〜6月

    関東圏で2025年4月から6月に開催されるのプレコンクールは下記の通りです。

    ・マーティバレエプレコンクール vol.31(神奈川)

    ・NBA全国プレバレエコンクール(東京)

    2025年7月〜9月

    関東圏で2025年7月から9月に開催されるプレコンクールは下記の通りです。

    ・マーティプレバレエコンクール(東京)

    まとめ

    2025年も多くのバレエコンクールが開催されるようですね!!

    首都圏をはじめ関東全体でも大小様々なコンクールがありますね。

    毎年大体同じ時期に開催され、内容も同じことが多いですが、年によって日時や場所、内容が変更になることも。

    しっかりと日時や内容を確認しコンクール出場の計画を立ててみましょう!

    » 続きを読む

  34. バレエレッスンの必須アイテム!キッズはどんなレオタードを着るの?

    幼稚園から小学校へ上がったりキッズは1年1年での成長が大きく、1歳大きくなるごとに好きな色やデザインが変わることも多いですよね。

    レオタードはバレエレッスンの必須アイテム。

    お気に入りのレオタードを着るとキッズも気分がアップし、お稽古に励んでくれそうです。

    キッズのレオタードについて何歳が対象でサイズはどのくらいか、キッズにおすすめのレオタードなどを紹介していきます。

    キッズ向けのレオタードをお探しの方は参考にしてみてくださいね!!

    普通と違う?バレエキッズの対象年齢とサイズについて

    キッズとは何歳から何歳でサイズはどのくらいなのでしょうか?

    レオタードを探す前に知っておきたいキッズの対象年齢やサイズについてチェックしていきましょう!!

    バレエのキッズ対象年齢

    キッズとは一般的に6歳から8歳をさします。

    バレエの場合でもキッズクラスといった名称のクラスがあり、ベビーや幼児(1歳から小学校入学前)とクラス分けされていることもあります。

    そのため、小学校へ上がるタイミングでキッズクラスに上がるお子さまが多いようです。

    バレエのキッズサイズ

    キッズのサイズは子ども服の場合身長が100~160cm程度が一般的です。

    キッズの対象年齢である6歳から8歳の平均身長は下記の通りです。

    6歳平均身長・・・117cm  サイズ目安110・120

    7歳平均身長・・・122.9cm サイズ目安120・130

    8歳平均身長・・・128.5cm サイズ目安130

    上記はあくまでも平均身長の参考です。

    レオタードを選ぶ際にはサイズの目安を参考に試着してから購入がおすすめです。

    どんなものがある!?スタイル別にキッズレオタードを紹介!!

    キッズのレオタードには様々な種類があります。

    小さい頃はスカート付きのレオタードを着ているお子さまも多いですが、キッズサイズには少し大人っぽいデザインのスカートなしのレオタードもあります。

    キッズのレオタードをスタイル別に紹介していきます。

    ※お教室によってレオタードについての指定があることもありますので、その際は先生に確認してみましょう。

    スカート付きレオタード

    スカート付きのレオタードはキッズにも人気の主流のレオタードです。

    カラーバリエーションやデザインもシンプルなものから華やかなものまでデザインは様々。

    チュチュの裾を持って踊る振り付けなどがある場合はスカートありのレオタードが役立ちます。

    スカートがある方がテンションが上がる!というお子さまも多いようです。

    スカートなしレオタード

    幼稚園を卒業し、小学校へ上がるタイミングなどで少しお姉さんなイメージのあるスカートなしのレオタードへチェンジする方も多いです。

    スカートがないことで、しっかり脚が見えるのでバレエの上達への早道にもなります。

    雰囲気も大人っぽくなりますね。

    レオタード+ボトムス

    スカートなしのレオタードはスカートやニットパンツといったボトムスを組み合わせることでコーディネートを楽しむことができます。

    ニットパンツやスパッツは寒い時期の冷え対策にもおすすめです。

    バレエキッズがレオタードを着る際のポイント

    教室にもよりますが、キッズの年齢になると保護者の方が教室内に一緒に入れないということもあります。

    そういった場合には、お家からレッスン着を着ていく、もしくは教室で自分自身で着替えるということが必要になります。

    キッズがレッスン着(レオタード等)に着替える際のポイントを紹介します!

    お家からレオタード着てくる場合

    教室内で着替えを手伝えない時はお家からレッスン着を着ていきましょう。

    レオタード姿のままでは冷えや見た目の問題から外に出られないので、その際には上から脱ぎ着しやすい私服を着ていきましょう。

    レオタードの上から着るものはジップ式のものや、襟ぐりの開いたものがヘアスタイルを崩さずに着脱できるのでおすすめです。

    バレエの舞台の日にはレオタードにシニヨン(お団子)姿で集合ということもあるので、お家からレオタードを着ていけるよう練習してみましょう。

    教室でレオタード着る場合

    教室でレオタードに着替える際は、お子さんが自分自身で着替えなければいけないことが多いです。

    そういった場合はお家で1人でレオタードに着替えられるよう練習してみましょう。

    まず、レオタードを着る前にタイツを履きますが時間がかかってしまうことが多いです。

    タイツは「ウエストとつま先部分を持って、思いっきり伸ばす!」と早く綺麗に履くことができます。

    また、可能であればタイツのみ家から履いていくというのも教室で着替えやすいポイントとなります。

    教室で着る際には忘れ物がないように注意してくださいね。

    まとめ

    キッズの対象年齢は6歳から8歳ということで、1年1年のサイズや好みが変わる時期ですよね。

    お気に入りのレオタードで気分が上がると、レッスンのやる気にもつながります。

    キッズのレオタードもデザイン豊富に揃っていますので、お気に入りを見つけてみてくださいね。

    また、キッズになると自分自身でレオタードに着替える機会も増えますので、ひとりでレオタードを着る練習もしてみましょう。

    » 続きを読む

  35. どのバレエ団が何の演目を上演した?2024年バレエ公演を徹底解説!!

    2024年には日本国内で多くのバレエ作品が上演されました。

    各バレエ団によって個性あふれる作品が多く、年々注目度が高くなっているバレエ団や作品も多いです。

    今回は現在、特に注目を集め人気となっているK-BALLET TOKYO、新国立劇場バレエ団、谷桃子バレエ団の2024年に上演された公演を紹介していきたいと思います。

    これからバレエ鑑賞をしようと思っている方は参考になさってくださいね!

    オリジナリティ溢れる作品が多数!K-BALLET TOKYOの2024公演作品

    バレエダンサーとして有名な熊川哲也さんが手がけるK-BALLET TOKYOの舞台は芸術性が高くオリジナリティに溢れているのが特徴です。

    2024年も多くの公演が上演され、観客数も年々増え続けています。

    そんな、K-BALLET TOKYOの2024年公演についてみていきましょう!!

    K-BALLET TOKYOとは

    英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして世界の頂点を極めたバレエダンサー熊川哲也さんが、1999年に自ら芸術監督を務めるKバレエ カンパニーを設立。

    株式会社TBSテレビが興行を担当し、創立時から「芸術面で妥協をしないバレエを実現すること」を理念としています。

    また、シアター・オーケストラ・トーキョーを保有し、日本で唯一オーケストラを持つバレエ団です。

    熊川さん自身の新演出による古典バレエやオリジナルの振付作品などを中心に公演を行っており、年間公演数は約50回。

    観客動員数およそ10万人で、新作全幕バレエ作品をほぼ毎年上演するなどの活動実績と共に日本で人気の高いバレエ団となっています。

    K-BALLET TOKYOの2024年公演

    年間公演数は約50回、観客動員数およそ10万人ということでチケットが売り切れることも多数あるK-BALLET TOKYO!

    K-BALLET TOKYOは2024年にどのような公演が上演されたのでしょうか?

    2024年の公演とその概要を紹介します!

    2024年3月『ジゼル』

    公演期間

    2024年3月16日~24日

    公演概要

    古典改訂からオリジナル作品まで多数の名作を世に送り出している熊川哲也さんが2001年に手掛けた初の全幕プロダクション『ジゼル』。

    熊川さんはダンサーとしてロマンティック・バレエ最高傑作である『ジゼル』をこよなく愛し「完成されたバレエ」として格別な敬意を抱いてきました。

    あくまでも伝統に忠実に寄り添いながら、卓越した演出技法によってドラマティックな世界を舞台に現出させています。

    2024年4月『シンデレラの家』

    公演期間

    2024年4月27日~29日

    公演概要

    多くの人々が知る物語『シンデレラ』を、K-BALLETが日本の現実を生きるヤングケアラーを主人公に新たな物語として再生。

    振付・演出はヨーロッパで最注目のジュゼッペ・スポッタです。

    そして、演奏には古い電化製品を「電磁楽器」に蘇らせ演奏する異才の音楽家 和田 永さん、衣裳にはジェンダーレスブランド・MIKAGE SHINをリードするデザイナーの進 美影さんが担当しました。

    ダンサーには酒井はなさん、白石あゆ美さんが参加し最前線で活躍するクリエイターたちの技が織りなす『シンデレラ』の誕生となりました。

    2024年5月『カルミナ・ブラーナ』

    公演期間

    2024年5月24日~26日

    公演概要

    ダンサー、管弦楽、合唱など総出演者250名超えの再演不可能といわれた幻の衝撃作『カルミナ・ブラーナ』

    熊川さんが「美しく優美なバレエの概念を超えた戦慄の物語を授けた」と語り、過去にはわずか2夜限りの上演でありながら大きな話題となりました。

    2021年のコロナ禍に上演された際には、人類と悪の対比をより鮮明に浮かび上がらせ、ステージ界では類を見ない撮影規模で映像作品として発表。

    そして、2024年についに生の舞台での再演され上演が実現しました。

    2024年6月『ラ・バヤデール』

    公演期間

    2024年6月1日~12日

    公演概要

    K-BALLETでは8年ぶりの上演となった『ラ・バヤデール』

    熊川哲也さんにとって『ラ・バヤデール』はスターダムへと駆け上がった出発点のような作品です。

    K-BALLET創立の15周年に熊川さんによって手がけられ、古代インドへタイムスリップしたかのような舞台美術と禁忌の恋、裏切り、嫉妬、陰謀といった愛憎渦巻くスペクタクルなストーリーが目の離せない展開となりました。

    2024年9月・10月『マーメイド』

    公演期間

    2024年9月8日~10月6日

    公演概要

    2024年秋に世界初初演となったバレエ版の『マーメイド』

    誰もが知るアンデルセンの名作『人魚姫』が熊川さんの手によって新たに命を吹き込まれました。

    神秘溢れる海底の世界、人間界に憧れる人魚姫の様子などが見事に描かれています。

    また、原作にはないシャーク役の登場など、オリジナル設定も話題に。

    大人から子どもまで楽しめるファンタジー作品となりました。

    2024.11月・12月『くるみ割り人形』

    公演期間

    2024年11月23日~12月8日

    公演概要

    毎年11月から12月に恒例となっているK-BALLETの『くるみ割り人形』公演。

    巨大化するツリーに人形とネズミの戦い、神秘的な雪の国、人形王国の色鮮やかな踊りの数々等、『くるみ割り人形』の名シーンに加え

    熊川さんが手がけるオリジナリティあふれる演出が不動の人気となっています。

    古典からオリジナル作品まで見応えあり!新国立劇場バレエ団2024公演作品

    常に質の高い公演を上演し続けている新国立劇場バレエ団。

    定評のある古典作品からお子さまが楽しめる童話を元にしたオリジナル作品まで幅広く公演を行なっています。

    そんな、新国立劇場バレエ団の2024年公演を紹介します!!

    新国立劇場バレエ団とは

    新国立劇場バレエ団は、新しい舞台芸術の拠点として開場した劇場とともに、島田廣初代芸術監督のもと、1997年に発足しました。

    日本で唯一、国立の劇場に所属するバレエ団で、新国立劇場は、オペラ劇場、中劇場、小劇場と3つの劇場を有しています。

    レパートリーは古典をはじめ、20世紀の名作から、現代振付家の作品まで多岐に渡ります。

    また、最近では新国立劇場オリジナル作品のレパートリー化を図るなど、バレエ団としての独自色もみられます。

    2020年には、元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルの吉田都が芸術監督に就任し、今後の活動に注目が集まるバレエ団となっています。

    新国立バレエ団の2024年公演

    新国立劇場バレエ団では古典作品から完全オリジナル作品まで2024年も多くの質の高い公演が上演されました。

    新国立劇場バレエ団の魅力が詰まった2024年の公演作品を紹介します。

    2024年2月『ホフマン物語』

    公演期間

    2024年2月23日~2月25日

    公演概要

    英国の振付家であるピーター・ダレルの傑作『ホフマン物語』は舞台装置や衣装が一新され2015年に制作されました。

    主人公であるホフマンの恋愛遍歴を通じて人間ドラマが描かれています。

    オッフェンバック作曲の美しい音楽に乗せてロマンティックで幻想的な物語が特徴です。

    2024年4月・5月『ラ・バヤデール』

    公演期間

    2024年4月27日~5月5日

    公演概要

    2000年に牧阿佐美舞踊芸術監督の改訂振付第1作として新制作された『ラ・バヤデール』

    古典バレエを堪能できる演出やリエンタルな色彩の舞台美術、ペクタクルなストーリー展開が特徴です。

    牧阿佐美版ならではの解釈と美しさは一見の価値があるでしょう。

    2024年6月『アラジン』

    公演期間

    2024年6月14日~6月23日

    公演概要

    ディズニー映画やミュージカルにもなっている有名作品『アラジン』のバレエ版です。

    新国立劇場で初演され、英国バーミンガム・ロイヤルバレエ団やヒューストン・バレエ団でも上演されました。

    音楽はカール・デイヴィスで親しみやすく、空飛ぶ絨毯やランプの精の登場シーンなど『アラジン』らしい見所が詰まっています。

    大人から子どもまで楽しむことのできる作品です。

    2024年7月『人魚姫』

    公演期間

    2024年7月27日~7月30日

    公演概要

    人間の世界に憧れた人魚姫が海の外で出会ったのは恋の喜びや悲しみでした。

    新国立劇場バレエ団から誕生するオリジナルバレエとして『人魚姫』の切ないラブストーリーが誕生しました。

    新国立劇場では子どもたちのために、優れたバレエ芸術に触れられる機会を提供するために新国立劇場 こどものためのバレエ劇場』を実施。

    そのため、新国立劇場バレエ団の『人魚姫』は子どもから大人まで楽しめる作品となっています。

    2024年10月・11月『眠れる森の美女』

    公演期間

    2024年10月25日~11月4日

    公演概要

    新国立劇場バレエ団の『眠れる森の美女』は2014年11月にシーズン開幕を飾り、新制作されました。

    古典のスタイルを守りながら、現代的な感覚を活かした振付、洗練された色彩豊かな衣裳、豪華絢爛な美術が絶賛されました。

    また、新国立劇場バレエ団のダンサー層の厚さを実感できる古典最高傑作となっています。

    2024年1月(2025年1月まで)『くるみ割り人形』

    公演期間

    2024年12月21日 ~2025年 1月5日

    公演概要

    この『くるみ割り人形』は2017年に初演され、ウエイン・イーグリングの振付による華麗な振付、上品で華やかな美術や衣裳などが高く評価されました。

    「少女クララの夢」をテーマに、クララの成長が描かれています。

    高度なテクニックが求められる主役のみならず、雪の場面や花のワルツのコールドといった見所も多くなってます。

    冬の風物詩である『くるみ割り人形』を存分に楽しめる内容となっています。

    You Tubeでも話題!谷桃子バレエ団の2024公演作品

    年間の公演数は多くないものの伝統のある古典作品から創作作品まで高評価を得ています。

    またYou Tubeの公開で一気に知名度が上がったダンサーも多数!!

    年々、人気が高くなっておりチケットが売り切れることもあるようです。

    谷桃子バレエ団の2024年公演についてみていきましょう!!

    谷桃子バレエ団とは

    谷桃子バレエ団は1949年、戦後初のスター・バレリーナとなった、谷桃子さんにより設立されたバレエ団です。

     創立の6年後である1955年には『白鳥の湖』を全幕初演し、この公演が絶賛を浴び、谷桃子バレエ団では『白鳥の湖』が新春公演として恒例となりました。

    1957年には『ジゼル』の全幕をバレエ団で初演。

    この公演の成功により『白鳥の湖』と『ジゼル』が二大レパートリーとして上演され続けられています。

    谷桃子さんの後任は高部尚子さんが芸術監督に就任しました。

    伝統のある古典バレエと創作作品を上演し、公演までの様子をYou Tubeで公開するなど注目度が高いバレエ団となっています。

    谷桃子バレエ団の2024年公演

    伝統を守りながら上演される古典作品に加え、創作作品も高評価を得ている谷桃子バレエ団の公演は回を増すごとに話題となっています。

    そんな、谷桃子バレエ団の2024年に上演された公演を紹介します!!

    2024年1月『白鳥の湖』

    公演期間

    2024年1月13日・1月14日

    公演概要

    谷桃子バレエ団創立75周年という節目の年の幕開けにあたり、新春公演として『白鳥の湖』全4幕の公演が上演されました。

    チャイコフスキー音楽、マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ振付による古典の傑作である『白鳥の湖』は、世界各地でさまざまな趣向の改訂版が上演されてきました。

    一方で谷桃子バレエ団による『白鳥の湖』は、ロシアの流れを汲んだ、スタンダードでありながら、丁寧な演出で古典バレエの魅力を伝え、多くの人々に愛されてきた伝統の作品となっています。

    2024年6月『TMB HISTORY GALA PERFORMANCES

    公演期間

    2024年6月15日・6月16日

    公演概要

    谷桃子バレエ団創立75周年を記念して公演されたGALA公演『TMB HISTORY GALA PERFORMANCES』

    75年の歴史を振り返る特別なこの公演は、バレエ団の全11作品あるレパートリーの中から、それぞれの名場面を順に展開されました。

    ・演目一覧

    『ドン・キホーテ』よりグラン・パ・ド・ドゥ/『ジゼル』第2幕よりパ・ド・ドゥ

    『白鳥の湖』より黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ /『シンデレラ』よりパ・ド・ドゥ

    『ライモンダ』よりパ・ド・ドゥ/『眠れる森の美女』よりパ・ド・ドゥ

    『リゼット』とコーラのグラン・パ・ド・ドゥ/『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』の別称

    『くるみ割り人形』よりグラン・パ・ド・ドゥ/『海賊』より花園 その他

    2024年8月『レ・ミゼラブル Les Miserables』

    公演期間

    2024年8月28日〜8月30日

    公演概要

    世界3大ミュージカルの1つである『レ・ミゼラブル Les Miserables』をバレエで表現した谷桃子バレエ団のオリジナル作品です。

    ミュージカル版ではセリフがありますが、バレエ版にはセリフはありません。

    セリフがないにも関わらず、『レ・ミゼラブル Les Miserables』の世界観を見事に表現していると高評価を得ている作品です。

    まとめ

    今回はK-BALLET TOKYO、新国立劇場バレエ団、谷桃子バレエ団と三つのバレエ団の2024年公演を紹介しました。

    様々な個性豊かな公演が上演され日本のバレエのレベルの高さをうかがえます。

    2024年に引き続き、今年も魅力的な公演が上演予定となっておりますので、ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね!!

    » 続きを読む

  36. バレエの公演を観に行こう!日本三大バレエ団2025年のバレエ公演スケジュールをチェック!!

    バレエ舞台ファンにとって公演スケジュールは気になりますよね。

    2025年にはどのような公演が行われるのでしょうか?

    日本の三大バレエ団の演目やスケジュールを紹介します!

    2025年も多くのバレエ公演が上演予定となっていますので、バレエ舞台ファンの方はチェックしてみてくださいね!

    ※既に終了しているものも含まれます。

    日本三大バレエ団のひとつ!K BALLET TOKYOの2025年公演スケジュール!!

    日本三大バレエ団のひとつである、K BALLET TOKYO。

    年間の総公演数は約50回と数多くの公演を行いますが、年々人気が高まり満席になることも。

    そんな気になる、K BALLET TOKYOの2025年に公演される演目についてみていきましょう!!

    K-BALLET TOKYOについて

    K-BALLET TOKYO(Kバレエ トウキョウ)は、ロイヤルバレエ団で活躍したバレエダンサーの熊川哲也が主宰・芸術監督を務めています。

    本拠地を東京都文京区に本拠地を置くバレエ団で1999年創立。
    名誉総裁はアンソニー・ダウエルとなっています。

    熊川さん自身の新演出による古典バレエ、オリジナルの振付作品などを中心に公演を行い所属するダンサーは約80名で年間の総公演数は約50回です。

    2025年1月公演Winter2025シンデレラ』

    K BALLET TOKYOでは2025年1月にWinter 2025『シンデレラ』が上演されました。

    熊川版『シンデレラ』はストーリーやキャラクター設定が新鮮でロマンティックな舞台となっています。

    会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    Winter 2025『シンデレラ』について

    Kバレエでは2012年の初演以来、熊川版『シンデレラ』は、上演のたびにときめきと感動で劇場を満たしてきました。

    よく知るはずのストーリーである『シンデレラ』ですが、豊かなキャラクター設定で新鮮なストーリー展開となっています。

    また、美しいプリンセスに変身したヒロインが馬車で天空を駆けめぐりお城に向かうまでの光景や、0時を迎えて魔法が解けるまでのスリリングで独創的な演出には、誰もが胸躍らずにはいられないロマンティックな舞台となっています。

    会場・日程・上演時間

    Winter2025『シンデレラ』が開催された会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場 東京文化会館 大ホール
    日程 2025年1月9日(木)~1月11日(土)

    上演時間 約2時間30分(予定)※休憩時間含む

    主なキャスト

    Winter 2025『シンデレラ』の主なキャストは下記の通りです。

    シンデレラ・・・飯島望未/岩井優花

    王子・・・ジュリアン・マッケイ/山本雅也

    ※キャストは日程によって異なります。

    ※主要キャスト以外の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    シンデレラ | K-BALLET

    2025年3月公演予定Spring 2025『海賊』

    K BALLET TOKYOでは2025年3月にSpring 2025『海賊』が上演されました。

    熊川版『海賊』はKバレエが、世界に誇る看板レパートリーの1つです。

    会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    Spring 2025『海賊』について
    『海賊』は古典の人気作の一つに数えられており、これまで全幕上演の機会は限られていましたが、2007年に熊川版『海賊』が上演され高評価を得ました。
    七つの海を渡る海賊たちの略奪の日々と、海賊船の難破を活写したプロローグから、個性豊かな登場人物たちが躍動し、スリルと感動のドラマが繰り広げられていく物語となっています。

    会場・日程・上演時間

    Spring 2025『海賊』で予定されている会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場 Bunkamuraオーチャードホール(東京)
    日程 2025年3月14日(金)~3月16日(日)・3月20日(木・祝)・3月22日(土)・3月23日(日)

    上演時間 約2時間20分(予定)※休憩時間含む

    主なキャスト

    Spring 2025『海賊』の主なキャストは下記の通りです。

    メドーラ・・・日髙世菜/飯島望未/成田紗弥

    コンラッド ・・石橋奨也/山本雅也/堀内將平

    アリ  ・ ・・吉田周平/藤島恵太/金 瑛揮

    グルナーラ・・岩井優花/長尾美音/小林美奈

    ランケデム・・堀内將平/山田博貴/武井隼人

    ビルバント・・栗山 廉/田中大智/武井隼人

    ※主要キャスト以外の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    海賊 | K-BALLET

    2025年5月公演予定Spring Tour『白鳥』

    K BALLET TOKYOでは2025年5月にSpring 2025『白鳥』が上演されました。

    芸術監督である熊川さんの美意識が貫かれた舞台空間は圧巻です!

    会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    Winter 2025『白鳥』について

    世界三大バレエ作品の一つである『白鳥の湖』は不朽の名作です。

    熊川版は2003年の誕生以来、カンパニーの躍進と発展を象徴する代表レパートリーとして高い評価を得て、今なお進化し続けています。

    伝統をさらに高みへと発展させていく、Kバレエの真髄がここに!

    Kバレエの魅力が詰まった『白鳥』は必見ですね。

    会場・日程・上演時間

    Winter 2025『シンデレラ』で予定されている会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    東京

    会場 東京文化会館 大ホール

    日程 2025年5月10日(土)・5月11日(日)

         2025年5月23日(金)~5月25日(日)・5月31日(土)・6月1日(日)

    会場 Bunkamuraオーチャードホール
    日程 2025年5月23日(金)~5月25日(日)・5月31日(土)・6月1日(日)

    上演時間 約2時間40分(予定)※休憩時間含む

    主なキャスト

    Spring Tour 2025『白鳥』の主なキャストは下記の通りです。

    オデット/オディール・・・日髙世菜/飯島望未/長尾美音/岩井優花

    ジークフリード  ・・・石橋奨也/山本雅也/堀内將平/栗山 廉

    ※キャストは会場や日程によって異なります。

    ※主要キャスト以外の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    白鳥の湖 | K-BALLET

    地方公演

    2025年『白鳥の湖』の公演は東京の他に富山、名古屋、大阪、での公演も行われました。

    『白鳥の湖』の地方公演の日程や開催場所は下記の通りです。

    富山
    場所 オーバードホール
    日程 2025年5月14日(水)

    名古屋

    場所 愛知県芸術劇場 大ホール

    日程 2025年5月17日(土)・5月18日(日)

    大阪

    場所 フェスティバルホール

    日程 2025年6月4日(水)・6月5日(木)

    地方公演の詳細は下記の公式URLをご覧ください。

    白鳥の湖 | K-BALLET

    日本三大バレエ団のひとつ!新国立劇場バレエ団の2025年公演スケジュール!!

    日本三大バレエ団の二つ目に紹介するのは新国立劇場バレエ団です。

    近年では古典作品はもちろんオリジナル作品も人気が高まり高評価を得ています。

    そんな気になる、新国立劇場の2025年に上演される演目についてみていきましょう!!

    新国立劇場バレエ団について

    新国立劇場バレエ団は、新国立劇場を専属劇場とする日本のバレエ団で1997年に新国立劇場の開場と同時に発足されました。

    新国立劇場バレエ団は、古典バレエや20世紀の名作、現代振付家の作品など、幅広いレパートリーを有し日本最高峰のバレエ団として知られており、海外でも高い評価を得ています。

    2025年1月公演作品『くるみ割り人形』

    新国立劇場バレエ団では2024年12月から2025年1月にかけて『くるみ割り人形』が上演されました。

    冬の風物詩ともなっている『くるみ割り人形』の会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    『くるみ割り人形』について

    2017年に初演された新国立劇場バレエ団の『くるみ割り人形』は、ウエイン・イーグリングによる華麗でスピーディーな振付で、華やかな美術や衣裳などが特徴となっています。

    主人公である少女クララの夢をテーマに、クララの成長も描かれています。

    高度なパートナリングやテクニックが求められる主役に加えて、雪の場面や花のワルツの群舞といった場面も見所の一つ。

    充実したダンサー陣を誇る新国立劇場バレエ団ならではの『くるみ割り人形』は冬の風物詩としてクリスマス、年越し、お正月の特別なイベントとして楽しめる舞台となっています。

    会場・日程・上演時間

    新国立劇場バレエ団の2024年12月から2025年1月にかけて上演された『くるみ割り人形』の会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場 新国立劇場 オペラパレス

    日程 2024年12月21日[土]~2025年1月5日[日]

    上演時間 2時間15分(第1幕55分 休憩30分 第2幕50分)

    主なキャスト

    『くるみ割り人形』の主なキャストは下記の通りです。

    クララ/こんぺい糖の精・・・小野絢子/木村優里/廣川みくり/柴山紗帆/池田理沙子
    くるみ割り人形/王子・・福岡雄大/渡邊峻郁/速水渉悟/奥村康祐/井澤 駿

    ※キャストは日程によって異なります。

    ※キャストについての詳しい内容は下記の公式URLをご覧ください。

    くるみ割り人形 | 新国立劇場 バレエ

    地方公演

    2025年『くるみ割り人形』の公演は長野での公演も行われました。

    『くるみ割り人形』の地方公演の日程や開催場所は下記の通りです。

    長野公演

    場所 サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール

    日程 2025年1月12日

    2025年3月公演予定作品『バレエ・コフレ』

    新国立劇場バレエ団では2025年3月に『バレエ・コフレ』が上演されました。

    珠玉のバレエ作品3つを上演する豪華な舞台『バレエ・コフレ』について会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    『バレエ・コフレ』について

    「コフレ」とは「宝石箱」を意味するフランス語です。

    新国立劇場バレエ団の『バレエ・コフレ』は20世紀の珠玉の作品を三本立てで楽しめる舞台となってます

    華麗なテクニックとバランシンを思わせる『エチュード』、シャープな動きが特徴の人気作品『精確さによる目眩くスリル』、そして2013年以来の上演となるバレエ・リュスの代表作『火の鳥』が上演されました。

    3つの作品を同時に見られる機会は貴重なのでぜひ、劇場へ足を運んでみてくださいね!

    会場・日程・上演時間

    2025年3月に上演予定の『バレエ・コフレ』の会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場 新国立劇場 オペラパレス

    日程 2025年3月14日[金]~3月16日[日]

    上演時間 約2時間30分(休憩含む)

    主なキャスト

    『バレエ・コフレ』の主なキャストは下記の通りです。

    火の鳥・・・小野絢子/池田理沙子

    イワン王子 ・・・奥村康祐/渡邊拓朗

    エチュード

    女性ダンサー・・・木村優里/柴山紗帆

    男性ダンサー・・・井澤 駿・福岡雄大/李 明賢・山田悠貴

    ※キャストは日程によって異なります。

    ※主要キャスト以外の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    バレエ・コフレ

    2025年4月公演予定作品『ジゼル』

    新国立劇場バレエ団では2025年4月に『ジゼル』が上演されました。

    吉田都芸術監督が手がける圧巻の舞台『ジゼル』について会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    『ジゼル』について

    2022年に吉田都芸術監督が初めて演出を手掛け高評価を得た『ジゼル』の再演となります。

    イギリスの振付家アラスター・マリオットとともに、19世紀ロマンティック・バレエ不朽の名作を新しく生まれ変わったロマンティック・バレエの『ジゼル』

    幽玄さと演劇的なドラマが再構築されています。

    キリスト教と土着の文化の狭間にある世界観を表現したディック・バードの美術も大きな見どころとなっています。

    会場・日程・上演時間

    2025年4月に上演予定の『ジゼル』の会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場 新国立劇場 オペラパレス

    日程 2025年4月10日[木]~4月20日[日]

    上演時間 約2時間15分(休憩含む)

    主なキャスト

    『ジゼル』の主なキャストは下記の通りです。

    ジゼル・・・小野絢子/木村優里/柴山紗帆/米沢 唯/池田理沙子/

    アルブレヒト・・・福岡雄大/渡邊峻郁/速水渉悟/井澤 駿/奥村康祐

    ※キャストは日程によって異なります。

    ※主要キャスト以外の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    ジゼル | 新国立劇場 バレエ

    2025年6月公演予定作品『不思議の国のアリス』

    新国立劇場バレエ団では2025年6月に『不思議の国のアリス』が上演されました。

    『不思議の国のアリス』の上演はアジアでは新国立劇場バレエ団のみに上演が許可されています。

    そんな『不思議の国のアリス』について会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    『不思議の国のアリス』について

    英国ロイヤルバレエで2011年に初演されたこの作品は、英国を代表する作家ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』が題材となっています。

    振付は英国の振付家クリストファー・ウィールドン、音楽は映画やテレビ番組での音楽を手がけるジョビー・タルボット、美術にはトニー賞受賞経験のあるボブ・クロウリーというそうそうたるアーティストたちが集結しています。

    新公立劇場バレエ団では世界有数のバレエカンパニーで大人気となった話題作をレパートリー化。

    アジアで唯一、上演が許可されているのは新国立劇場バレエ団だけの特別な舞台です。

    会場・日程・上演時間

    2025年6月に上演された『不思議の国のアリス』の会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場   新国立劇場 オペラパレス
    日程 2025年6月12日[木]~6月24日[火]

    上演時間 約2時間50分(休憩含む)

    主なキャスト

    『不思議の国のアリス』の主なキャストは下記の通りです。

    アリス・・・米沢 唯/池田理沙子/高田 茜/小野絢子/

    庭師ジャック/ハートのジャック・・・渡邊峻郁/速水渉悟/井澤 駿/福岡雄大/

    ※キャストは日程によって異なります。

    ※主要キャスト以外の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    不思議の国のアリス | 新国立劇場 バレエ

    2025年7月公演予定作品『​​Young NBJ GALA 2025』

    新国立劇場バレエ団では2025年7月に『​​Young NBJ GALA 2025』の上演が予定されています。

    『​​Young NBJ GALA 2025』は若手ダンサーにスポットを当てたガラ公演となっています。

    『​​Young NBJ GALA 2025』について会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    『​​Young NBJ GALA 2025』について

    新国立劇場バレエ団の明日を担う若手ダンサーたちが、古典バレエ作品のパ・ド・ドゥを踊ります。

    その他には中村恩恵振付のソロ作品『O Solitude』や、新国立劇場バレエ団ダンサーで振付家としても期待される福田圭吾さんによる新作『The Theory of Reality』が上演予定となっています。

    瑞々しいダンサーの才能が詰まった舞台に期待が高まりますね!

    会場・日程・上演時間

    2025年7月に上演予定の『​​Young NBJ GALA 2025』の会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場 新国立劇場 中劇場

    日程 2025年7月12日[土]~7月13日[日]

    上演時間 未定

    主なキャスト

    『​​Young NBJ GALA 2025』の主なキャストは未定となっています(2025年1月現在)

    キャストを含めた公演の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    Young NBJ GALA 2025 | 新国立劇場 ダンス

    日本三大バレエ団のひとつ!東京バレエ団の2025年公演スケジュール!!

    日本三大バレエ団の三つ目に紹介するのは東京バレエ団です。

    2025年も東京バレエ団らしい個性的な公演が目白押しとなっています!

    そんな気になる、東京バレエ団の2025年に上演される演目についてみていきましょう!!

    東京バレエ団について

    東京バレエ団は、1964年に創立され2024年に60周年を迎えた日本のバレエ団体です。

    正式名称は「チャイコフスキー記念東京バレエ団」となっています。

    クラシックバレエ以外のモーリス・ベジャール、イリ・キリアン、ジョン・ノイマイヤーなどの現代バレエ界を代表する振付家の作品も多く上演しています

    国内芸術団体最多の799回の海外公演を実施するなど世界中で日本を代表するバレエ団として知られ、国内外で高く評価されています。

    2025年公演予定作品『ベジャールの「くるみ割り人形」全2幕 』

    東京バレエ団では2025年2月に『ベジャールの「くるみ割り人形」全2幕』が上演されました。

    古典バレエの『くるみ割り人形』とは異なる、振付家ベジャールの『くるみ割り人形』が見られるのは東京バレエ団だけ!

    『ベジャールの「くるみ割り人形」全2幕』について会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    『ベジャールの「くるみ割り人形」全2幕 ​​』について

    物語の始まりはクリスマスの夜、ツリーの下で悲しみにくれる少年ビムの姿・・。

    そこに突然現れたのは、プレゼントを抱えたママでした。

    「死んだはずのママが還ってきた!」という衝撃的なストーリーの始まりから目がはなせません。

     東京バレエ団が創立60周年シリーズ第12弾として上演する20世紀最高の巨匠と謳われたモーリス・ベジャールによるもう一つの「くるみ割り人形」です。

    会場・日程・上演時間

    2025年7月に上演予定の『ベジャールの「くるみ割り人形」全2幕』の会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場 東京文化会館

    日程 2025年2月7日[金]~2月9日[日]

    上演時間 約2時間10分(休憩1回含む)

    主なキャスト

    『ベジャールの「くるみ割り人形」全2幕』の主なキャストは下記の通りです。

    ビム・・・池本 祥真/山下 湧吾

    母・・・榊 優美枝/政本 絵美

    M ・・・柄本 弾/大塚 卓

    ※キャストは日程によって異なります。

    ※主要キャスト以外の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    概要/ベジャールの「くるみ割り人形」/2025/NBS公演一覧

    2025年4月公演予定作品『眠れる森の美女』

    東京バレエ団では2025年4月に『眠れる森の美女』が上演されました。

    ゲストや新キャストが加わった公演はバレエファン必見。

    『眠れる森の美女』について会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    『眠れる森の美女』について

    2023年に創立60周年記念シリーズ第2弾として初演され高評価を得た東京バレエ団の『眠れる森の美女』
    斎藤友佳理さん(東京バレエ団 団長)は、「古典主義の端正さ」を歪めることなく、ファンタジーの精神を深めながら、圧倒的な絢爛豪華さを実現。

    主役やリラの精をはじめとする妖精たち、キャラクテールから群舞に至る隅々まで高い水準を備えた演技が古典バレエである『眠れる森の美女』を一層輝かせます!

    会場・日程・上演時間

    2025年4月に上演予定の『眠れる森の美女』の会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場 東京文化会館

    日程 2025年4月24日[木]~4月29日[火]

    上演時間 約3時間(休憩2回含む)

    主なキャスト

    『眠れる森の美女』の主なキャストは下記の通りです。

    オーロラ姫:永久メイ(ゲスト)/秋山 瑛/沖 香菜子/金子 仁美

    デジレ王子:宮川 新大/大塚 卓/秋元 康臣(ゲスト)

    ※キャストは日程によって異なります。

    ※主要キャスト以外の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    概要/眠れる森の美女/2025/NBS公演一覧

    2025年5月公演予定作品『ジゼル』

    東京バレエ団では2025年5月に『ジゼル』が上演されました。

    『ジゼル』について会場や日程、キャストの一覧など詳しくチェックしていきましょう!

    『ジゼル』について

    ロマンティックバレエ『ジゼル』で描かれる妖精たちウィリの群舞は、東京バレエ団の十八番。

    国内では文化庁芸術祭において受賞経験があり、2023年のオーストラリア公演では、現地メディアから「精度と洗練はプレミアム級であった」と海外でも高い評価を得ました。

    充実したソリストの演技と群舞がロマンティックバレエを存分に堪能できる公演となっています。

    会場・日程・上演時間

    2025年5月に上演予定の『ジゼル』の会場や日程、上演時間は下記の通りです。

    会場 東京文化会館

    日程 2025年5月16日[金]~5月18日[日]

    上演時間 約2時間10分(休憩1回含む)

    主なキャスト

    『ジゼル』の主なキャストは下記の通りです。

    ジゼル・・・沖 香菜子/秋山 瑛/足立 真里亜

    アルブレヒト・・・柄本 弾/宮川 新大/生方 隆之介

    ※キャストは日程によって異なります。

    ※主要キャスト以外の情報は下記の公式HPをご覧ください。

    概要/ジゼル/2025/NBS公演一覧

    地方公演

    2025年には大分、岡山、大津での地方公演も行われました。

    『眠れる森の美女』の地方公演の日程や開催場所は下記の通りです。

    大分

    場所 iichiko総合文化センター・iichikoグランシアタ

    日程 06月07日(土)

    岡山

    場所 岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場

    日程 06月11日(水)

    大津

    場所 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホール

    日程 06月14日(土)

    地方公演の詳細は下記の公式URLをご覧ください。

    スケジュール | 東京バレエ団

    まとめ

    2025年も数多くの魅力的で個性豊かなバレエ公演が開催予定となっていますね!

    同じ演目でもバレエ団によってキャラクターや演出が異なるため、色んなバレエ団を見比べるのもバレエ公演の楽しみ方の一つです。

    2025年はぜひ、バレエ公演に足を運んでみてくださいね!!

    » 続きを読む

  37. 今後の参考に!2024年開催の国内有名バレエコンクールとプレコンクールをチェック!!

    バレエを習っている方の中にはコンクールへの出場や入賞といったことを目標にしていることも多いでしょう!

    2024年にはどのようなバレエコンクールが開催されたのでしょうか?

    今回は国内で2024年に開催された、有名なバレエコンクールと初心者におすすめのプレコンクールについて紹介していきます!!

    バレエコンクールへの出場を考えている方は参考にしてみてくださいね!!

    毎年レベルアップ!?国内で開催される有名なバレエコンクールについて

    国内では毎年多くのバレエコンクールが開催されています。

    まずは、国内で開催されている有名なコンクールとはどのようなものなのかチェックしていきましょう!!

    国内の有名バレエコンクールとは

    日本国内で開催されるバレエコンクールも年々、レベルが上がっており歴史があり有名なものも多いです。

    審査員の方々がプロといったことも多く審査の基準も高くなっています。

    ほとんどが、トゥシューズでの参加であることからレベルの高さがうかがえます。

    有名なコンクールは東京での開催が多いですが、中には関西や東京以外で開催される有名なコンクールも。

    有名なコンクールの入賞者には海外のバレエ学校へのスカラシップが与えられるなど、海外でバレエを学びたい人が入賞を目指している場所でもあります。

    国内の有名バレエコンクール一覧

    国内のレベルが高いことで有名なバレエコンクールの一覧は下記の通りです。

    ・東京新聞全国舞踊コンクール(東京)

    ・NBA全国バレエコンクール(東京)

    ・こうべ全国舞踊コンクール(兵庫)

    ・全日本バレエコンクール(東京)

    ・埼玉全国舞踊コンクール(埼玉)

    ・ジャパングランプリ(東京)

    上記の他にも福岡や名古屋といった地方でもコンクールの開催はあります。
    コンクールのレベルや開催地、参加費といったことを考慮し参加を決めてみましょう。

    2024年に開催された有名バレエコンクールについてチェックしよう!

    前述の通り日本国内では数々のレベルが高い有名なコンクールが開催されています。

    中でもレベルが高いことで有名なバレエコンクールの2024年の参加要項や結果について紹介します!

    全国舞踊コンクール(東京新聞)

    日本でもっとも歴史のあるバレエコンクールである全国洋舞コンクールは毎年3月下旬から4月上旬にかけて東京で開催されています。

    2024年開催日程・場所

    第81回となった2024年の開催日程と場所は下記の通りです。

    日程  2024年3月25日〜 4月6日

    場所 めぐろパーシモンホール

    参加要項

    全国洋舞コンクールの部門や審査内容、加要項についてみていきましょう!

    • 部門について

    全国洋舞コンクールは年齢によって、下記の3つの部門に分かれています。

    ①バレエ第一部 (18歳以上)

    ②バレエジュニア部(14歳以上17歳以下)

    ③バレエ第二部(10歳以上13歳以下)

    • 審査について

    ・出場者個々の技術力や表現力を総合的に評価します。
    ・持ち時間は3分以内で、舞台がクリアな状態でアナウンス終了後から、舞台に出場者がいなくなるまでです。

    女性はトウシューズ、男性はバレエシューズ使用で審査を行います。 

    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。

    第82 回 全国舞踊コンクール

    2024年入賞者・賞について

    2024年全国洋舞コンクールの入賞者と賞の内容については下記の通りです。

    • 入賞者
      バレエ第二部(10歳以上13歳以下)
      第1位 髙橋 杏さん「ライモンダより夢の場のヴァリエーション」
      第2位 浅田 良舞さん「コッペリアよりフランツのヴァリエーション」
      第3位 大野 愛さん「タリスマンのヴァリエーション」
    • 賞について

    全国洋舞コンクールではプロのバレエダンサーを目指す出場者を対象に、「国内バレエ団研修制度」を実施しています。
    バレエ第一部で優秀な成績を修め、審査員が認めた出場者が制度対象となります。

    主要なバレエ団から、更なる研鑽を積む機会が提供されます。

    こうべ全国洋舞コンクール

    東京以外で開催されるコンクールの中では一番レベルが高いとされているこうべ全国洋舞コンクール。

    「日本の洋舞芸術の発展と若手舞踊家の育成をめざし、国民文化の向上」を目的として毎年ゴールデンウィークの時期に開催されています。

    2024年開催日程・場所

    第37回となった2024年の開催日程と場所は下記の通りです。

    日程  2024年5月3日〜5月6日

    場所 神戸文化ホールの大ホール、中ホール

    参加要項

    こうべ全国洋舞コンクールの部門や審査内容、参加要項についてみていきましょう!

    • 部門について

    こうべ全国洋舞コンクールのクラシックバレエ部門は、年齢によって下記の7つの部門に分かれています。

     ① 女性ジュニア3部 10歳~11歳

     ② 女性ジュニア2部 12歳~14歳

     ③ 女性ジュニア1部 15歳~17歳

     ④ 女性シニア    18歳~30歳

     ⑤ 男性ジュニア2部 10歳~13歳

     ⑥ 男性ジュニア1部 14歳~18歳

     ⑦ 男性シニア       19歳~30歳

    • 審査について

    ・クラシックバレエ部門女性の部はトウシューズでの参加となります(バレエシューズは不可) 

    ・クラシックバレエ部門女性ジュニア3部は課題曲制です

    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。

    第37回こうべ全国洋舞コンクール

    2024年入賞者・賞について

    2024年こうべ全国洋舞コンクールの入賞者と賞の内容については下記の通りです。

    入賞者
    (女性ジュニア3部(10歳~11歳))
    第1位 青木優奈さん「眠れる森の美女よりフロリナのヴァリエーション」
    第2位 嶋畑妃華さん「ドン・キホーテよりキューピッドのヴァリエーション」
    第3位 窪田れいらさん「眠れる森の美女よりフロリナのヴァリエーション」

    • 賞について

    こうべ全国洋舞コンクールでは1位~6位の入賞者には賞状、メダル、副賞が与えられます。

    また、入賞以外にも兵庫県知事賞、神戸市長賞 、兵庫県洋舞家協会賞、神戸新聞社賞、奨励賞、敢闘賞が該当者に授与されます。

     クラシックバレエ部門ジュニア1部の女性、男性の各1位は「蔵本誠子記念ローズ賞」として賞 状、盾、奨学金10万円も。

    NBA バレエコンクール

    「世界に羽ばたくダンサーを育成すること」を目的としているNBA バレエコンクールは海外のバレエ学校へのスカラシップ奨学金制度も充実しています。

    毎年1月初めに東京で開催されることが多いです。

    有名なバレエコンクールの中では珍しくバレエシューズ部門があるので年齢制限も低めとなっています。

    2024年開日程・場所

    第27回となった2024年NBA東京バレエコンクールの開催日程と場所は下記の通りです。

    日程 2024年1月4日(木)〜1月7日(日)と4月1日(月)、4月2日(火)

    場所 東京

    ※NBAバレエコンクールは全国各地で開催されます。

    上記は東京で開催された日程です。

    参加要項

    NBA バレエコンクールの部門や審査内容、参加要項についてみていきましょう!

    • 部門について

    NBA バレエコンクールのクラシックバレエ部門は、大きく2つの部門に分かれておりさらに年齢によって細かく部門分けされています。

    詳しい部門の詳細は下記の通りです。

    ①クラシックバレエ小学生バレエシューズ部門

    小学1-3年部門

    小学4-6年部門

    ②クラッシックバレエ部門

    小学生 小学3・4年部門/小学5・6年部門

    中学生 女子中1部門/女子中2部門/女子中3部門/男子中学生部門

    高校生 高校女子部門/高校男子部門

    シニア シニア女子部門/シニア男子部門

    *小学生:男女混合、中学生以上:男女別

    • 審査について

    クラシックバレエ小学生バレエシューズ部門

    ・男女混合

    ・課題曲・自由曲

    ・予選・本選あり

    バレエシューズのみ

    ・クラシックバレエ部門と両部門エントリー可能
    クラシックバレエ部門

    ・課題曲・自由曲
    ・予選・本選あり
    女性はトウシューズのみ
    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。
    NBA全国バレエコンクール 募集要項

    2024年入賞者・賞について

    2024年NBA バレエコンクールの入賞者と賞の内容については下記の通りです。

    • 入賞者
      小学生3.4年の部
      第1位 奥山 蓮斗さん「ドン・キホーテ(第3幕)よりバジルのヴァリエーション」
      第2位 橘川 直央さん「コッペリアよりフランツのヴァリエーション」
      第3位 丸山 隆希さん「コッペリアよりフランツのヴァリエーション」
    • 賞について

    NBA バレエコンクールではスカラシップ制度が充実しており入賞者にはスカラシップが与えられます。

    2024年には下記バレエスクールへのスカラシップ賞が与えられました。

    ボストンバレエスクール/カナダナショナルバレエスクール /ロイヤルバレエスクールアントワープ

    上記以外のスカラシップ賞についてはこちらをご覧ください。

    2024スカラシップ賞受賞者

    コンクール初心者におすすめ!プレコンクールをチェックしよう

    前述の有名なバレエコンクールはトゥシューズを着用しての参加が必須な場合も多くレベルも高いです。

    しかし、国内ではバレエシューズで参加できるといった初心者向けのプレコンクールというものがあるんです!

    プレコンクールについて詳しくみていきましょう!

    プレコンクールとは

    バレエのプレコンクールとはバレエの初心者や経験の浅いダンサーが参加できるコンクールのことで「プレコン」とも呼ばれています。

    一般のコンクールとの大きな違いはバレエシューズ部門があること。

    舞台経験を積むための練習の場という目的があり、まだトゥシューズを履いていない、履きこなせていない場合も舞台上でヴァリエーションを踊ることができます。

    人気の高いプレコンクール一覧

    人気が高いプレコンクールの一覧は下記の通りです。

    ・NBA全国プレコンクール

    ・全国プレバレエコンクールinさがみはら

    ・ラ・クラシック全国プレバレエコンクール

    ・マーティプレバレエコンクール

    ・クリエ全国プレバレエコンペティション

    他にも多くのプレコンクールの開催が各地であります!

    2024年に開催されたプレコンクールについてチェックしよう!

    2024年にはどのようなプレコンクールが開催されたのでしょうか?

    2024年に開催されたプレコンクールの参加要項や結果についてみていきましょう!

    NBA全国プレコンクール

    NBA全国プレコンクールは、NBAバレエ団が主催するコンクールで、例年8月頃に開催されています。
    6歳以上の男女が参加でき、全年齢バレエシューズでの参加が可能です。

    小学生の部門から大人バレエ部門まで、幅広い年齢層が参加できるコンクールでNBA バレエコンクールと同様に「世界に羽ばたくダンサーを育成すること」を目的としています。

    2024年開催日程・場所

    2024年の開催日程と場所は下記の通りです。

    日程  2024年8月13日(火)

    場所 ZERO大ホール

    参加要項

    NBA全国プレコンクールの部門や審査内容、参加要項についてみていきましょう!

    • 部門について

    NBA全国プレコンクールには大きく分けて3つの部門があり、そこからさらに細かく年齢分けされています。

    各部門の詳細は下記の通りです。

    ①小学生の部
    小学バレエシューズ1・2年の部
    3・4年生の部
    5・6年生の部 
    トウシューズ3~6年の部
    ②中学生・高校生の部 ※バレエシューズ可
    ③大人バレエの部
    18歳以上~年齢制限なし ※バレエシューズ可
    ※すべての部門男女合同

    • 審査について
      小学生1・2年の部/3・4年生の部/5、6年生の部/トウシューズ3~6年の部/中学生・高校生の部
      NBAバレエコンクール課題曲の中から希望する曲を選んで使用。(音源は当日持参不要)
      ・ オーロラ第1幕のヴァリエーションはNo.159/160を選択。
      (No.105/106(全国コンクール決選曲)、No.27/28、31/32は使用不可。)
      課題曲の振りの指定はありません。キッカケ・出の方向は自由に指定可能です。

    大人バレエの部

    ・自由曲。(舞台の出からはけまでで3分以内)

    ・ 出場番号が決まり次第、曲のデータをホームページよりアップロードしてください。(MP3形式)

    ・NBAバレエコンクール課題曲の使用も可能です。(その場合音源は持参不要)

    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。
    NBAプレコンクール 募集要項

    2024年入賞者ついて

    2024年NBA全国プレコンクールの入賞者は下記の通りです。

    第1位 髙橋 杏さん「フェアリードール 妖精人形のヴァリエーション」

    第2位 高木 康成さん「海賊より(パキータ)のヴァリエーション」

    第2位 滝本 慧さん「フローラの目覚め」

    第3位 中山 愛梨さん「コッペリアより スワニルダのワルツ」

    マーティプレバレエコンクール

    マーティプレバレエコンクールは全国各地で開催されているコンクールです。

    毎月、東京や大阪、福岡などの都市でコンクールが開催されています。

    中学生、高校生の部門以外は、バレエシューズでの参加ができます。

    2024年開催日程・場所

    2024年東京で開催された、日程は下記の通りです。

    日程 2024年3月23日(土)、5月4日(土)、12月24日(火)

    参加要項

    マーティプレバレエコンクールの部門や審査内容、参加要項についてみていきましょう!

    • 部門について

    マーティプレバレエコンクールには8つの部門があります。

    各部門の詳細は下記の通りです。

    ①小学1~3年生の部 バレエシューズ

    ②小学4~6年生バレエシューズ部門  

    ③小学4~6年生トゥシューズ部門  

    ④中学生の部 女性はトゥシューズ

    ⑤高校生の部 女性はトゥシューズ

    ⑥シニアⅠの部 18歳~35歳

    ⑦シニアⅡの部 36歳~45歳

    ⑧シニアⅢの部 46歳以上

    • 審査について

    本選1回のみとなります。

    3分以内のクラシックのヴァリエーション (ルべランスはなし)

    ・シニア部門は、バレエシューズ・トウシューズどちらでも参加可。

    ・衣装・メイク付きで審査

    ・出演順は、主催者側のコンピュータによる抽選で決定いたします。

    ※その他の詳しい参加要項については下記のURLをご参照ください。

    Vol.32 川崎 2025年4月 – マーティ・プレバレエコンクール / バレエプレコンクール MARTY BALLET PRE-COMPETITION

    2024年入賞者・賞について

    2024年大阪で開催されたマーティプレバレエコンクールの入賞者や賞については下記の通りです。

    • 入賞者

    小学4~6年生の部(バレエシューズ部門)

    第1位 竹山愛紗さん「ドン・キホーテよりドルシネアのヴァリエーション」

    第2位 山田悠喜さん「タリスマンよりニリチのヴァリエーション」

    第3位 白山奈乃羽さん「眠れる森の美女 第3幕よりフロリナ王女のヴァリエーション」

    ※全国での開催があるため今回は大阪を抜粋しています。

    • 賞について

    マーティプレバレエコンクールの入賞者にはフルスカラシップ(年間)やサマースクール参加権といったスカラシップが与えられます。

    ラ・クラシック全国プレバレエコンクール

    ラ・クラシック全国プレバレエコンクールも全国各地で開催されているコンクールです。

    点数や順位の発表される「プレコンクール」と、点数や順位が発表されない「プレコンクール エッセンシア」の2つに分かれているのが特徴で、年長から大学生までの年齢層が参加できるプレバレエコンクールとなっています。

    2024年開催日程・場所

    2024年兵庫と香川で開催された日程は下記の通りです。

    兵庫県 2024年5月25日(火)

    香川 2024年12月27日(金)

    参加要項

    ラ・クラシック全国プレバレエコンクールの部門や審査内容、参加要項についてみていきましょう!

    • 部門について

    ラ・クラシック全国プレバレエコンクールは2つの部門に分かれています。

    部門の詳細をみていきましょう!

    ①課題曲の部 

    プルミエパ A(年長・小学1年生) /プルミエパ B(小学2~4年生) 

    エレモンテール A(小学3・4年生) /エレモンテールB(小学5年生~中学1年生) 

    モワイヤンA(小学5年生~中学1年生) /モワイヤンB(中学2・3年生) 

    ②ヴァリエーションの部 

    児童Ⅰ(小学3・4年生) /児童Ⅱ(小学5・6年生)

    ジュニアⅠ(中学生)/ジュニアⅡ(高校生)

    シニア(大学生)エッセンシアのみ

    • 審査について

    ・課題曲部門はレオタード(スカートなし)

    ・メーク付きで審査致します。  

    ・ヴァリエーション部門は衣装・メーク付きで審査致します。 

    ・〈 女性・課題曲の部 〉 プルミエ パ、エレモンテールはバレエシューズのみ。

    ・モワイヤンはポワントのみ。

    ・ 〈 ヴァリエーションの部 〉 児童Ⅰはバレエシューズのみ。

    児童Ⅱ、ジュニアⅠ、ジュニアⅡはバレエシューズ可。

    2024年入賞者・賞について

    2024年東京で開催されたラ・クラシック全国プレバレエコンクールの入賞者と賞については下記の通りです。

    • 入賞者 

    ヴァリエーション部門児童Ⅰ(小学3・4年生)

    第1位 安本蒼桜さん
    第2位 菅原凜奈さん
    第3位 瀬戸優花さん

    ※全国での開催があるため今回は東京を抜粋しています。

    • 賞について

    入賞者にはAi Ballet Academy主催講習会の受講料全額免除や半額免除といった特典が与えられます。

    まとめ

    2024年も多くのバレエコンクールが開催されました。

    コンクールの種類も年々、増えており開催地やレベルなどで出場するコンクールの選択肢が広がっています。

    初心者向けのプレコンクールがあるのも嬉しいですね!

    どのコンクールにも出場することに意味があります。

    ぜひ、コンクールを目指してバレエを頑張ってみてくださいね!

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  38. バレエクラスが受けやすくなる!?バレエクラスで頻出するバレエ用語まとめ

    バレエには数多くのバレエ用語が存在します。

    テクニックの名前から手の位置や足の向きといった細かいことも決まっています。

    バレエを始めたばかりの頃は日本語ではないバレエ用語に戸惑ってしまうこともあるでしょう。

    しかし、バレエ用語を理解し覚えればバレエのレッスンがますます楽しくなりますよ!

    今回は基礎的なバレエ用語からテクニック、身体の向きといったレッスンで使用する頻度の高いバレエ用語を紹介していきます!

    レッスンで頻出するバレエ用語もありますので、少しずつ覚えてみましょう。

    バレエ用語は何語!?バレエ用語について知ろう!!

    日本語ではないバレエ用語は初めて聞くとわかりにくい場合も多いですよね。

    そもそも、バレエ用語は何語なのか、知る必要があるものなのでしょうか?

    これから、バレエ用語そのものについて紹介していきます!

    バレエ用語は何語なのか

    なんとなく海外発祥であることは分かるバレエですが、バレエ用語は何語なのでしょうか?

    バレエはイタリアで発祥し、フランスで発展したといわれています。

    そのため、バレエ用語は「フランス語」なんです。

    フランス国王ルイ14世は生涯踊りを愛する人でした。

    世界初のバレエ学校(パリ・オペラ座)を開校し、1700年には世界初のバレエステップにまつわるマニュアル本を出版しました。

    そのマニュアル本がフランス語で書かれていたため、現在もバレエで使用されている用語はフランス語なんですね。

    バレエ用語を知る必要はあるのか

    バレエ用語がフランス語と聞いて、馴染みがないだけに覚える必要があるのか?と思う方も多いでしょう。

    バレエのレッスンでは1つ1つ、バレエ用語を説明しない場合も実は多いのです。

    そのため、バレエ用語を知らないと、まわりを見ながら動くことになり正しく動けない場合も・・・。

    あらかじめバレエ用語を理解したり知っておくことで瞬時に反応でき、動作のポイントも理解できるので身体の動かし方も変わってきます!

    また、動きが複雑になってくるとバレエ用語に反射的に動けることが重要になります。
    全てを日本語で説明することも困難ですし、全ての動きのお手本を示すことも難しいため、ある程度のバレエ用語を知っていた方がレッスンをスムーズに受けられるでしょう。

    レッスンでよく使う基本用語

    特にレッスンで使用頻度の高い基本用語を紹介します。

    まずはこの基本用語を覚えてみてくださいね!! 

    「パ」とは

    「パ」はバレエのステップや動きの総称です。

    フランス語の「Pas」に由来し、例えば回転の動きを指す場合に「回転のパ」といい、※ピルエットやシェネに該当します。

    ※ピケやピルエット、シェネについて後ほどテクニック系のバレエ用語で説明しますね。

    「ポジション」とは

    手や足の位置のことで、足のポジションは1から5番まであります。

    バレエの「パ」は全ての足のポジション1から5番のいずれかから始まります。

    「バー」とは

    レッスン場で壁や鏡の面に設置されている横棒で、移動できるタイプもあります。

    バレエレッスンの基本である、バーレッスンで使用します。

    「センター」とは

    バーから離れ、レッスン場全体を使ったレッスンのことです。

    センターレッスンと呼ばれ、先生によってはフロアとも呼ばれています。

    「レヴェランス」とは

    「レヴェランス」はお辞儀を意味します。

    バレエのお辞儀には「崇敬の想い」という意味が込められているそう。

    「レヴェランス」は踊りの最後やレッスンの最後に行います。

    バレエレッスンの基本!バーレッスンとセンターレッスンで使用するバレエ用語

    バレエレッスンでは初めにバーレッスンを行い、次にセンターレッスンへと続きます。

    バレエレッスンを通してバレエ用語がわかるよう、バーレッスンに使用されるバレエ用語を紹介します。

    バーレッスンでよく使うバレエ用語

    バーレッスンの順番は、教室にもよりますが大体の順番が決まっています。

    バーレッスンで使用されるバレエ用語を順番に紹介します。

    「プリエ」 (仏: plié)

     両脚、または片脚の膝を曲げていく動作。

     バレエにおいてすべての動きに関係し、ジャンプや回転などさまざまな動作の※プレパラシオンとして重要なのがプリエです。 

    日常のレッスンは、バーでのプリエの練習から入るのが原則とされています。

    ※ある動きを始めるために、最初のポーズをとること。

    「タンジュ」(仏:tendu) 

    フランス語の「tendu」には、「張る」「伸ばしきる」といった意味があります。

    バレエのタンデュは正式には「バットマン・タンデュ」と言い、片足を床にこすりながら出し、膝とつま先に力を入れてぴんと伸ばす動きのことを指します。

    「デガジェ」(仏:dégagé) 

    デガジェはフランス語で「自由な」「解放された」という意味があります。

    バレエのレッスンでは、膝を伸ばして脚を指定された方向に出し、つま先を床に置きます。

    「ジュッテ」(仏:jeté) <h4>

    ジュッテはフランス語で「投げる」を意味します。

    デガジェと似ていますが、ジュッテは膝を伸ばして、脚を指定された空中の位置に出す動きです。

    「ロンデ・ジャンブ・ア・テール」(仏:Rond de Jambe a Terre) 

    フランス語ではロンは「丸い」、ジャンプは「脚」、ア・テールは「地面に」を意味します。

    バレエの動きでは、爪先が床の上を滑り、半円を描く動きを指します。

    「フォンデュ」(仏:tendu) 

    フランス語でフォンデュは「溶けた」、「とろける」を意味します。

    両脚の膝を曲げ、軸脚は真っ直ぐ上に、動脚は前、横、後ろのいずれかの方向に伸ばす動きです。

    「フラッペ」(仏:Frappe) 

    フランス語でフラッペは「たたく」、「打つ」という意味です。

    足の裏で床を叩いてつま先を伸ばす動きです。

    「アダージオまたはアダージョ」(仏:Adagio

    アダージオはフランス語で「ゆっくり踊ること」を意味します。

    センターレッスンでも使用されますが、バーレッスンではゆっくりな音楽に合わせて、※パッセから足を上に上げる(前・横・後ろ)動きであることが多いです。

    ※パッセ・・・片方の足のつま先を軸足の膝に持ってくるポーズ

    「グランバットマン」(仏:Grand Battement

    グランバットマンはフランス語でグランは「大きい」、バットマンは「打つこと」を意味します。

    片方の足をまっすぐに伸ばしたまま、前、横、後ろのいずれかの方向に高く蹴り上げる動きです。

    センターレッスンで頻出!?テクニック系のバレエ用語を覚えよう!!

    バーレッスンが終わったらバーを離れて、センターレッスンが行われます。

    センターレッスンではバレエの踊りの基礎となる「パ」の練習をします。

    センターレッスンの初めの方ではバーを持たずにタンジュやアダージオから入り、ジャンプやターンにつながっていくという流れが多いです。

    そのため、ジャンプやターンといったテクニック系のバレエ用語が頻出します。

    下記にセンターレッスンで多く使用されるテクニック系のバレエ用語を紹介していきます。

    ターン系のバレエ用語

    ターン系の「パ」はセンターレッスンの中盤に登場することが多いです。

    ターン系のバレエ用語を難易度順に紹介していきますので参考にしてみてくださいね。

    初級:「シェネ」(仏:Chaines

    シェネはフランス語で「鎖・チェーン」を意味します。

    両足を交互に前に繰り出し、くるくる回りながら移動していく回転技です。

    中級:「ピルエット」(仏:pirouette

    ピルエットはフランス語で「回旋」を意味します。

    基本的なピルエットは足のポジション四番からパッセで回ります。

    中級:「アンデダン」仏:en dedans) 

    アンデダンはバレエでは「内向きに回転」することを意味します。

    ターンにおいてアンデダンは、パッセと逆の方向に回るピルエットです。

    パッセの形を保った状態で回転します。

    上級:「フェッテ」(仏:Fouette

    フェッテはフランス語で「鞭を打つ」、「かき回す」という意味があります。

    回転しながら鞭を打つように足を曲げ伸ばしする動きのことです。 

    ジャンプ系のバレエ用語

    ジャンプ系の「パ」はセンターレッスンの中盤から終盤にかけて登場することが多いです。

    ジャンプ系のバレエ用語を難易度別に紹介していきます。

    初級:「シャンジュマン」(仏:Changement

    シャンジュマンはフランス語で「交換」を意味します。

    5番ポジションから両足で踏み切って跳び、空中で足を入れ替えて着地する動きです。

    初級:「スーブルソー」(仏:Soubresaut

    スーブルソーはフランス語で「馬や羊の跳躍」を意味します。

    5番ポジションから両足で踏み切って跳び、空中で足を入れ替えず着地する動きです。

    中級:「アサンブレ」(仏:Assemble

    アサンブレはフランス語で「集める」を意味します。

    片足で踏み切って跳び、両足で同時に5番に下りる動きです。

    中級:「ジュッテ」(仏:Jete

    バーレッスンで紹介したジュッテと同様にフランス語で「投げる」を意味します。

    センターレッスンで登場するキャンプ系のジュッテは、片足で踏み切って跳び、他の片足に下りる動きとなります。

    上級:「グランジュッテ」(仏:Grand jeté

    グランジュッテは「大きな跳躍」を意味します。

    直訳すると大きくジュテの動作をすることで 、片足を投げ出して(膝を伸ばした状態)、その方向に軸足で高く跳躍し、投げ出した足で着地をします。

    上級:「グラン・パ・デゥ・シャ」(仏:Grand Pas De Chat

    グラン・パ・デゥ・シャは直訳すると「大きな猫のジャンプ」となります。(Chat=猫)

    グラン・パ・ドゥ・シャはグラン・ジュテと似ていますが、グラン・パ・ドゥ・シャは曲げてから(デヴェロッペです)、グラン・ジュッテは伸ばして跳びます。

    まとめ

    たくさんのバレエ用語が出てきましたが、これらをいっぺんに覚えるのは困難です。

    少しずつ、動きと名前を一致させていきましょう。

    また、フランス語の意味を覚えるのは必須ではありませんが知っていると、動きがイメージしやすい場合も多いです。

    バレエ用語は世界共通なので海外の先生に教わったり、海外でレッスンを受ける機会があったりする場合にも役立ちます。

    何よりバレエ用語を理解していることで瞬時に反応できるのでバレエの上達にもつながります。

    レッスン中に分からないバレエ用語が出てきた場合は、レッスン後に先生に確認してみましょう。

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  39. バレエのレッスンといえばレオタード!ぴったりのキッズレオタードをみつけよう!!

    バレエのレッスンの必須アイテムといえばレオタードですよね。

    バレエをしている方にとってレオタードは、レッスンのモチベーションがアップするアイテムの1つです。

    今回はバレエのレッスンでレオタードを着る必要性やどんなレオタードが適しているのか、どこで手に入るのかなど、小さい子向けのレオタード選びに役立つ情報を紹介します。

    「どんなレオタードを着ればいいかわからない」といったレオタードをお探しの方は参考にしてみてくださいね!

    バレエのキッズレオタードについて

    バレエのレッスンではほとんどの場合、レオタードを着用します。

    バレエの先生は身体のラインやバレエの動きがきちんとできているかを見ています。

    そのため、Tシャツなどではなく、身体の動きやラインがはっきりとわかるレオタードを着た方が先生もわかりやすいですし、よく見てもらえます。

    バレエのレッスンを初めて受けるまでに用意するのが好ましいでしょう。

    ※お教室によっては先生が選んでださったり、指定のレオタードがある場合がありますので確認しましょう。

    キッズレオタードの選び方

    小さい子の場合は成長が早いので、普段のお洋服だと少し大きめを購入する方も多いかもしれません。

    しかし、サイズが大きすぎると肩紐がずれたり、身体に合っていないものはダボついて身体のラインが見えにくかったりします。

    逆に小さすぎるものは食い込んでしまったりするので、いずれにせよレッスンに集中できなくなる可能性があります。

    そのため、レオタードの場合は今のサイズにぴったりのものを選ぶ必要があります。

    大体のブランドが一番小さいサイズで100cmのレオタードを作っています。

    (例)

    4歳、身長98cmの場合

    →100cmのレオタード

    ※チャコットの100cmのレオタードは身長95cmから105cmが対象です。

    サイズが合っているか不安な方はお店で試着してから購入してみてくださいね。

    キッズレオタードの種類

    レオタードの種類は小さい子のものでもたくさんあります。

    まず、スカートが付いているものと付いていないもの。

    袖はキャミソールになっていることが多いですが、中には半袖のものや肩周りがレースになっているものもあります。

    未就学児のうちはスカート付きのレオタードの着用率が高いです。

    お教室の決まりがないようであれば、好みのレオタードを選んでも大丈夫です。

    柄や色などもお子様が気に入るものを選んであげてください。

    キッズレオタードはどこで手に入れるの?

    普段はあまり見かけることがないレオタード。

    どこで手に入るかわからないという方も多いでしょう。

    レオタードは主にバレエショップで売っています。

    最近ではオンラインショップも多くレオタードが気軽に購入できるようになってきました。

    下記にバレエショップやオンラインショップを紹介しますのでレオタード購入の際に参考にしてみてください。

    バレエショップ

    バレエ用品を取り揃えたバレエショップ。

    バレエに詳しいスタッフが常駐していることも多く、質問や相談にも乗ってくれます。

    レオタードをバレエショップで購入する際のメリットは試着ができることです。

    また、サイズが合っているか等の質問も直接、店員さんに聞くことができます。

    デメリットはお店があるのは都市部が多いということ。

    初めてレオタードを選ぶ際は、なるべく試着した方が失敗が少ないですね。 

    下記にバレエショップを紹介しますので参考にしてみてくださいね!

    チャコット

    バレエショップといえばチャコットというほど定番のお店です。

    一番小さいサイズが100cmから用意がありデザインの種類も豊富です。

    シーズンごとに新作のデザインが出ることも。

    質が良く物持ちも良いですが、その分お値段が他のバレエショップに比べて高めです。

    ※チャコットのキャミソールタイプのレオタードは、肩紐にアジャスターがついており調整が可能です。きつく感じたりゆるい場合は調整してみましょう。

    お値段の相場 

    70,00円から22,000円程度

    公式HPチャコット

    シルビア

    シルビアはチャコットと同様に日本のバレエショップです。

    シルビアのレオタードはシンプルなデザインのものが多く飽きがこないのが特徴

    デザインの種類は多くはありませんが、お値段はリーズナブルな設定です。

    お値段の相場 

    6,000円から10,000円程度

    公式HPシルビア

    ミルバ

    チャコットやシルビアに比べショップの規模は小さめ。

    しかしながら、海外のブランドのものを多く取り扱っており花柄やはっきりしたカラーなど個性的なデザインも揃っています。

    海外ブランドということもありサイズはやや大きめの作りの場合もあります。

    お値段の相場

    3,300円から9,000円程度

    公式HPバレエ・ダンス用品のミルバ

    オンラインショップ

    最近ではバレエ専門のオンラインショップも増えてきました!

    オンラインショップでレオタードを購入するメリットは近くにバレエショップがない場合でも手軽に購入できることです。

    逆にデメリットは試着ができないことと、すぐに届くか分からないことです。

    質問や相談をチャット等で受け付けていることがあるので、聞きたいことがある時は問い合わせてみましょう。

    下記にバレエのオンライショップを紹介しますので、参考にしてみてくださいね!

    ミニヨン

    シンプルなものから華やかなデザインが揃っています。

    お値段もリーズナブルなので選択の幅が広がります。

    ※海外ブランドの取り扱いもあり。

    お値段の相場 

    2,860円から5,500円程度

    公式HPバレエ専門店ミニヨン本店

    イーバレリーナ

    海外ブランドをはじめとするレオタードを多く扱っています。

    比較的シンプルなものが多いですがレッスンをするのには十分です。

    お値段の相場 

    2,980円から7,980円程度

    公式HP:イーバレリーナ

    キッズレオタードと一緒に着るものは?

    バレエのレッスンではレオタード一枚でレッスンを行うことはありません。

    バレエのレッスンの際にレオタードと一緒に着る物は下記のようなものがあります。

    レオタードと合わせて準備しましょう。

    レオタードを着るのに必要なもの

    ・レオタード

    ・タイツ

    ・ショーツ(普通のパンツだとレオタードを着た際にはみ出てしまうことがありますのでバレエ用のショーツがオススメです。)

    この3つの着る順番と着方

    1. ショーツ・・・お尻しっかり包み込みます。
    2. タイツ・・・いきなり足を入れずに、一度、手繰り寄せてから履きます。
    3. レオタード・・・肩紐や袖部分が伸びないよう、タイツと同様に一度手繰り寄せてから着ます。

    1人で着替えるのが難しい場合は保護者の方が手伝ってあげるか、自分で着られるよう練習してみましょう。

    まとめ

    現在では、小さいサイズのレオタードもバレエショップやオンラインショップで購入できます。

    デザインも可愛いものが揃っており、お気に入りの1枚でバレエレッスンをするとやる気もアップしそうですね。

    年齢が小さい時しかスカート付きのレオタードが着られないという場合も多いのです。

    是非、お子さまのお気に入りのレオタードを選んであげてくださいね。

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  40. バレエの有名なポーズといえば アラベスク!アラベスクを極めよう!

    アラベスクはヴァリーションを踊る際に必ずといっていいほど登場するポーズですよね。

    アラベスクを習い始めた頃は、後ろに足を上げるため自分では意識しにくい場合も多いかも知れません。

    今回はアラベスクをきれいに上げるために必要な柔軟性や筋肉のストレッチやトレーニングなどを紹介します。

    アラベスクについて詳しく知りたい方は参考にしてみてくださいね!

    アラベスクとは

    クラシックバレエの定番のポーズであるアラベスクは片足で立ち、上げた足をまっすぐ後ろに伸ばすかたちです。

    アラベスクは「アラビア風の」、「唐草模様の」という意味ですが、その由来はまだはっきりとわかっていません。

    しかしながら、ヴァリエーションやコールドバレエの振り付けには必ずといっていいほど登場する有名なポーズです。

    まずは、アラベスクの種類や正しいアラベスクのかたちについて紹介します。

    アラベスクの種類

    ラベスクは片足で立ち、上げた足をまっすぐ後ろに伸ばすという基本は同じですが、そこから第1から第4までの4つの種類に分かれています。

    • 第1アラベスク

    バレエで最も多く登場する定番のアラベスクです。

    かたちは舞台に対して右を向いて客席側に近い方の足を後ろに上げます。

    手は軸足側の腕を前にし、もう一方の腕は横に伸ばします。

    手先を自分の目の高さくらいまで上げて、目線は前に伸ばした手の先を見ます。

    • 第2アラベスク

    舞台に対して右を向いて客先側に近い方の足を後ろに上げ、軸足側の腕を横にし、もう一方の腕は前に伸ばします。

    顔の向きは正面につけることが多いです

    • 第3アラベスク

    舞台に対し右斜め※クロワゼ方向に向いて、客席側の足を軸に、もう一方の足を後ろに上げます。

    軸足側の腕を横に、もう一方の腕は前に伸ばします。

    顔の向きは前に伸びた手先の方を見ます。

    バレエの優雅な雰囲気が特徴的なアラベスクです。

    • 第4アラベスク

    舞台に対して右斜めクロワゼ方向に向き、客席側の足を軸足にして、もう一方の足を後ろに伸ばします。

    軸足側の腕を前にして、もう一方を横に伸ばし、顔は手先を見ます。

    ※クロワゼ・・・第5ポジションでたった際に右足前の場合は左ななめ前、左足前の場合は右斜め前を向いたポジションです。

    正しいアラベスクのポイント

    美しいアラベスクをするためには正しいポイントがあります!

    正しいアラベスクのポイント2つを下記に紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

    正しいアラベスクのポイント①上げた足と上体をきれいに保つこと

    上げた足は後ろに上げた足の膝と足先、軸足がしっかり伸びていることが重要です。

    膝が曲がってしまう多くの原因は背中とお尻の筋肉の柔軟性が不足している場合が多いです。

    また、足を意識しすぎて背筋が曲がったり、肩や腕に余計な力が入りがちなので上体をきれいに保てる無理のない姿勢から始めてみましょう。

    正しいアラベスクのポイント②骨盤の位置と肩の位置は平行にする

    腰やお腹まわりの筋肉で体重を支えやすくするには骨盤の位置を正しい向きでキープする必要があります。

    骨盤の形状から前と横は上がりやすくなっていますが、後ろに上げるには骨盤が屋根のように覆いかぶさる造りになっているので骨盤を傾けないと後ろに足は上げにくくなっています。

    重心は基本的に土踏まずの中心に置いて、足を上げていくと骨盤が土踏まずの真上では腰が引けてしまうので、骨盤を土踏まずより前、つま先の真上に置くようにします。

    両肩は常に水平に保って、腕のかたちは肘と手のひらを下に向けることも正しいアラベスクをする上で重要です。

    お悩み解決!?アラベスクをきれいに上げるコツ

    正しいアラベスクについて解説しましたが、頭ではわかっていても実際にやってみると、「足が上がらない」、「体が前に倒れてしまう」という方も多いかもしれません。

    アラベスクの悩みを解決するための具体的な解決方法とコツを紹介します。

    アラベスクのありがちな悩み

    悩み①「足が高く上がらない」

    解決方法・・・アラベスクの足を高く上げるためには背筋と柔軟性が必要です。

    背筋を鍛えることで足を高く上げてもバランスを保てるようになります。

    ※ただ単に足を高く上げるだけにこだわってしまうと正しくないかたちの癖がついてしまったり、怪我に繋がってしまうこともあるので注意しましょう。

    悩み②「上体を起こすことができない」

    解決方法・・・アラベスクの際、後ろに足を上げると上体が倒れてしまうという方も多いでしょう。

    アラベスクをしている時は、お腹側は伸びた状態(伸展)で背中側は縮んだ状態(屈曲)となっています。

    のためお腹側のストレッチと背中側を縮めた常態を維持するための筋肉が必要です。

    アラベスクのコツ

    コツ①「お腹を引き上げる」

    お腹引き上げ、骨盤を起こすイメージをして背骨を伸ばすように足を上げてみましょう。

    お腹にただ力を入れるだけでは背中は伸びにくいので、長く伸ばすようなイメージで引き上げます。

    コツ②「おへそから足を伸ばすイメージ」

    上げている方の足は胸から下が足であるように意識して遠くに出すことです。

    その際、上げる足を股関節あたりから少し骨盤を斜めに傾けて足を後ろに出します。

    ※バレエで骨盤を傾けるのは基本的に後ろに足を出す時だけです。

    コツ③「上体は固定しない」

    足を高く上げようとして上体や肩などに力が入ってしまうことが多くあります。

    上体は固定せずに耳と肩を離して首を長く保ちましょう。

    アラベスクをきれいに上げるためにできること

    アラベスクは足が上がっていればきれいというわけではありません。

    足を伸ばして上体もきれいに保つにはどうしたら良いのでしょうか。

    アラベスクをする際に必要な柔軟性と筋力に関するトレーニングやストレッチの方法を紹介します。

    アラベスクに必要な柔軟性と筋力

    • 柔軟性

    アラベスクのかたちを保つには、腰回りだけでなく足を上げるための前ももの柔軟性も必要です。

    また、胸筋の柔軟性がないと状態や背中をうまく使えません。

    • 筋力

    上げた足や軸足を保つためにお尻の大殿筋と背中の脊柱起立筋やハムストリングの筋力も必要です。

    アラベスクのためのストレッチとトレーニング

    お腹側のストレッチ方法

    1. 床に腹ばいになります。
    2. 両手で床を押して上体を少しずつ起こしていきます。(足幅は2番ポジションくらいに開いておきます)
      ※お腹を引き上げて行います。

    背筋を鍛えるトレーニング

    1. 両手でバーにつかまります。
    2. アラベスクをしたら10秒ほどキープしましょう。
      足の重さに負けない背筋と足をキープする力をつけていきます。
      ※バーに足を乗せて背中を起こす練習も良いです。

    まとめ

    アラベスクはヴァリエーションの最後のポーズになったり踊りの印象を決める大事なポーズです。

    正しいポイントやコツを意識することで、理想的なアラベスクに近づけるでしょう。

    踊りの中で美しいアラベスクができるよう、ストレッチやトレーニングも無理のない範囲で行なってみてくださいね。

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  41. バレエショップを徹底比較!自分に合ったバレエ用品をみつけよう!

    バレエレッスンに欠かせないレオタードやバレエシューズなどのバレエ用品、バレエのグッズやDVD、書籍なども揃うバレエショップ。

    バレエを習っていると、バレエ用品が必要になった際にバレエショップは欠かせない存在です。

    自分のお気に入りのバレエグッズを見つけるにはどのバレエショップが良いでしょうか?

    今回は日本にあるバレエショップの実店舗やオンラインショップ9選を徹底比較します!

    バレエショップの実店舗とオンラインショップ

    現在はバレエ教室も増え、バレエ人口も多くなっていることからバレエ用品をオンラインで販売するオンラインショップも増えました。

    実店舗とオンラインショップで購入するのではどちらが良いかメリットとデメリットを紹介します。

    バレエショップ〜実店舗の場合〜

    • メリット

    実店舗でバレエ用品を購入する最大のメリットは実際に手にとって試せることです。

    バレエ用品の中にはレオタードやバレエシューズといった試着した方が自分のサイズにぴったりのものを手にすることができるアイテムが多いです。

    また、バレエ経験が豊富なスタッフが常駐している場合も多いのでバレエシューズやトゥシューズのフィッティングや商品について詳しく教えてもらったり相談に乗ってもらえるのも実店舗ならではです。

    • デメリット

    実店舗があるのは都市部が多かったりします・・。

    そのため遠方に住んでいると気軽に行くことが難しいですね。

    「やっぱりあれが欲しい」、「返品・交換したい」となった際には気軽に行けないぶん少し不便さを感じてしまうかもしれません。

    バレエショップ〜オンラインショップの場合〜

    • メリット

    オンラインショップ最大のメリットはどこかにわざわざ行かなくても、どこからでも購入が可能なことです。

    また、品数もネット上にはたくさんありますのでより多くの種類の中から選択できます。

    また、オンライン上の場合は買い回りもしやすいですね。

    口コミといった他の方が商品を使用した際に感じた感想も知ることができる場合もあるので欲しい情報がたくさんみつかりそうです。

    • デメリット

    オンラインのデメリットは商品が到着してからでないと試着ができないこと。

    サイズが合わなかった場合は返品・交換をしなければならず使用したい時期に間に合わないこともあるかもしれません。

    また、オンライン上にはたくさんの情報が溢れているため正しい情報を知ることが難しい場合も・・。

    以前使っていたもののサイズアップや身近な人が使用していて自分も欲しいといった場合には、商品の良さを既に知っているとオンラインショップは大変便利です。

    バレエショップ〜実店舗とオンラインショップあり〜

    実店舗には直接行けない場合でも実店舗と同じものをオンラインで販売しているバレエショップもあります。

    下記に実店舗とオンラインショップが両方あるバレエショップを7店舗紹介します。

    『Chacott/チャコット』

    バレエ用品といえばチャコットという方も多いほど有名なバレエショップ。

    1961年に創業した国内随一の老舗バレエメーカーです。

    バレエ用品だけでなくジャズダンス・エクササイズ用品、ボールルームダンス用品、コスメ用品を取り扱っています。

    また、ダンススタジオを全国10か所に展開し、衣裳レンタルと製作などの事業もあります。

    初心者の方からプロのダンサーまで幅広くファンの多いブランドです。

    • 取り扱いブランド

    Chacott(チャコット)/BLOCH(ブロック)

    FREED OF LONDON(フリード・オブ・ロンドン)等

    • 価格帯 

    レオタード1着あたりの目安 5,000円~20,000円

    • 実店舗

    全国に31店舗(東京・大阪・福岡・名古屋・札幌など

    ※店舗によって取り扱い商品が異なります。

    『シルビア』

    1967年に創業したバレエシューズブランドのシルビア。

    1978年より自社ブランドのトゥシューズやバレエシューズを製造し、国内のバレエショップの中でも老舗で愛用者も多いです。

    バレエシューズの他にはバレエウェアやバレエグッズの販売もあり、ホームページからはレオタードをオーダーメイドすることもできます。

    • 取り扱いブランド

    シルビア/ainslie wear(エインズリーウエア)/Grishko(グリシコ)

    repetto(レペット)/Capegio(カぺジオ)/WEAR MOI(ウェアモア)

    Rクラス/Gamba(ギャンバ)等

    • 価格帯 

    レオタード1着あたりの目安 2,400円~12,000円

    • 実店舗

    名古屋、横浜、新宿、梅田、福岡、札幌、仙台の全国7店舗を展開

    『MILBA(ミルバ)』

    ミルバ最大の特徴は海外メーカーの取り扱いが豊富なことです。

    海外のトゥシューズの取り扱いも多いので、「今までしっくりくるトゥシューズが見つからなった」という方も様々なメーカーをフィッティングできるので自分にあったものが見つかるかもしれません。

    スタッフの方にも気軽に相談できますよ。

    • 取り扱いブランド

    ​​ MILBA(ミルバ)/ BLOCH(ブロック)/GRISHKO(グリシコ)

     CAPEZIO(カペジオ)/SANSHA(サンシャ)/ R-CLASS(アールクラス)

    (その他、海外ブランド多数)

    • 価格帯 

    レオタード1着あたりの目安 3,400円~30,000円

    • 実店舗

    新宿、横浜、大阪、札幌

    『Dessus Dessous / ドゥッシュ・ドゥッスゥ』

    ドゥッシュ・ドゥッスゥは2001年11月に青山での実店舗出店とインターネット販売を開始しました。

    バレエ用品はレオタードからユニタード、大人レオタード、子供レオタード、バレエシューズ、トゥシューズ、貸衣裳など取り扱い商品を幅広く展開しています。

    • 取り扱いブランド

    ドゥッシュ・ドゥッスゥ/DANSKIN

    repetto(レペット)/Capegio(カぺジオ)等

    • 価格帯 

    レオタード1着あたりの目安 5,000円~9,000円

    • 実店舗

    外苑前ショップ(東京)

    『Ballet Shop ETOILE / バレエショップエトワール』

    国内外の一流ブランドのレオタードやバレエシューズを取り揃えているバレエショップエトワール。

    質の高いバレエ用品が揃っており安心してお買い物ができます。

    また、バレエ用品の他にもCDやDVD、書籍やコスメ用品など幅広いアイテムも揃っています。

    • 取り扱いブランド

    YUMIKO /WEAR MOI(ウェアモア)/Ballet Rosa(バレエローザ)

    ainsliewear(エインズリーウェア)/BLOCH(ブロック)/repetto(レペット)

    Grishko(グリシコ)/Capegio(カぺジオ)/DANSKIN(ダンスキン)

    • 価格帯 

    レオタード1着あたりの目安 3,000円~17,000円

    • 実店舗

    練馬店、両国店(東京)

    『FAIRY/フェアリー』

    バレエ用品はもちろんバレエをモチーフとしたグッズが多く展開されておりプレゼント探しにもぴったりなお店です。

    バレエに関する書籍やDVD、CDやレッスングッズなども多く取り揃っています。

    • 取り扱いブランド

    FAIRY /repetto(レペット)/WEAR MOI(ウェアモア)

    danza(ダンツァ)/coup-de-pied(クードゥピエ)/Ballet Rosa(バレエローザ)

    • 価格帯 

    レオタード1着あたりの目安 4,000円~23,000円

    • 実店舗

    神宮前(東京)

    バレエショップ〜オンラインショップのみ〜

    わざわざ店舗に出向かなくてもバレエ用品が手軽に手に入るオンラインショップ。

    スタッフの方がメールで相談に乗ってくれたり、無料でサイズ交換をしてくれる場合もあります。

    下記にオススメのバレエ用品オンラインショップを紹介しますので参考にしてみてくださいね。

    『ミニヨン』

    2003年創業のバレエショップ。

    スタッフにはバレエ経験者や元バレエ団員の方が常駐しバレエの専門的な視点から商品の仕入れや開発を行なっています。

    また海外バイヤーも所属しているのでトレンド感のあるバレエ用品が多く入荷されています。

    • 取り扱いブランド

    ミニヨン /Grishko(グリシコ)/BLOCH(ブロック)

    Capegio(カぺジオ)/Sansha(サンシャ)/Bunheads(バンヘッド)

    CIDance/OLIVINE WEAR (オリビンウエア)

    • 価格帯 

    レオタード1着あたりの目安 2,800円~15,000円

    『イーバレリーナ』

    メーカーや工場から直接仕入れを行なっている、イーバレリーナ。

    そのためバレエ用品をお手頃価格で購入できます。

    バレエ用品についての悩み事はメールで相談することができ、万が一サイズが合わなかった場合でも無料でサイズ交換をしてくれるなどのサポートも。

    試しやすい価格と充実のサポートでオンラインショップで購入が初めてという方にもオススメです!

    • 取り扱いブランド

    Sansha(サンシャ) /K.H.Martin(カール・ヘインズ・マーティン)/Capegio(カぺジオ)

    Grishko(グリシコ)/TrienaWear(トゥリーナウェア)等

    • 価格帯 

    レオタード1着あたりの目安 3,300円~8,000円

    『Joli Jolie(ジュリ ジュリ)』

    Joli Jolieはリーズナブルな価格ながら他にはない個性的なレオタードが見つかります。

    また、消耗品であるタイツやバレエシューズも他のバレエショップより安価に手に入りますので試しやすいです。

    • 取り扱いブランド

    Joli Jolieオリジナルブランド

    • 価格帯 

    レオタード1着あたりの目安 2,500円~6,300円

    まとめ

    それぞれのバレエショップには個性がありレッスン着やバレエグッズを選ぶのが楽しくなりそうですね。

    実店舗やオンラインショップとそれぞれ良さがありますので、自身の都合に合うよう使い分けると便利です。

    バレエシューズやトゥシューズといった専門性の高いものは、知識が豊富なスタッフが案内してくれることが多いので困った時は相談してみてくださいね!

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  42. バレエといえばチュチュ!バレエの衣装について知ろう!

    バレエの舞台に立つ際の必需品である衣装。

    バレエの衣装を着るために練習を頑張っているという方も多いでしょう。

    今回はバレエの衣装の種類や着方、持ち運び方などを紹介します。

    初めて舞台に立つ方は参考にしてみてくださいね!

    バレエの衣装について

    バレエの衣装が「チュチュ」と呼ばれていることは知っている方も多いですよね。

    実は「チュチュ」には6種類あり、チュチュ以外にもバレエの衣装があるんです。

    バレエで着る衣装は演目や役柄によって異なります。

    チュチュについてや、バレエ衣装の種類について紹介します。

    バレエの衣装の種類

    バレエの衣裳には下記のようなものがあります。

    それぞれの衣装を具体的に紹介していきますので、衣装選びの参考にしてくださいね!

    ロマンティック・チュチュ

    ベル型のバレエチュチュです。

    生地はチュールで作られており、くるぶしのあたりまである長い裾丈が特徴です。

    ふわふわと柔らかい衣装なので妖精といった軽さを強調したい役に着用されます。

    主な着用演目

    『ラ・シルフィード』『ジゼル』

    クラシック・チュチュ

    ハリのある硬めのチュール生地で作られています。

    スカート部分が水平に広がり、丈が短いのが特徴です。

    足の動きが見えやすく、『白鳥の湖』では白鳥と黒鳥が着用しテクニックを披露します。

    主な着用演目

    『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『パキータ』

    パンケーキ・チュチュ

    平らなパンケーキ型で、横へまっすぐに広がっていて丈の短いチュチュです。

    ワイヤー・フープといくつものタッキングを用いて硬さを保つように作られているという特徴があります。

    主な着用演目

    『白鳥の湖』

    ベル・チュチュ

    クラシック・チュチュの一種でベル型のチュチュです。

    丈はロマンティック・チュチュよりも短くパンケーキ・チュチュよりも長いです。

    印象派の画家であるドガはこのベル・チュチュを着たバレリーナの絵をよく描いています。

    主な着用演目

    『ジゼル』『ラ・シルフィード』

    オペラ・チュチュ

    ロマンティック・チュチュとクラシック・チュチュの中間くらいの丈の長さが特徴的です。

    『くるみ割り人形』のキャンディボンボンの踊りで着用されることが多いです。

    主な着用演目

    『くるみ割り人形』『シンデレラ』

    ブラッター・チュチュ

    パンケーキ・チュチュと似ていますが、トップ部分にストレッチ性があり体にフィットしフラットになっているのが特徴です。

    主な着用演目

    『エスメラルダ』『ライモンダ』

    ジョーゼット

    ジョーゼット素材で作られ、薄手で軽いという特徴があります。

    裾丈が長いチュニックやワンピース型の衣装です。

    透け感があって体のラインがわかるようなデザインです。

    大人が着るイメージがありますが、『ドン・キホーテ』のキューピットの衣装もジョーゼットです。

    主な着用演目

    『ロミオとジュリエット』『くるみ割り人形(クララ)』『ドン・キホーテ(キューピット)』『海賊』

    バレエの衣装チュチュについて

    チュチュ(フランス語: tutu)は、主に古典バレエにおいて着用されるスカート状の舞台衣装です。 

    バレエチュチュは3つのパーツから作られています。

    ・ボディス:胴体部分のパーツ

    ・バスク:ボディスとスカート部分を繋いでいるパーツ

    ・スカート:バスクから大きく広がりチュチュ全体の形を作り出します

    ボディスを省略したバスクとスカートのパーツだけのものをチュチュボンやボンと呼びます。

    これらは練習用のチュチュでレオタードの上から着用します。

    踊り込みが必要な場合はチュチュボンを購入し練習することもありますが、小さいお子さんの場合は本番用の衣装(チュチュ)をリハーサルと本番のみ着用することがほとんどです。

    バレエの衣装の用意の仕方

    バレエの衣装は教室の先生が用意してくださることが多いです。

    小さい子の場合はサイズが毎年変わるため購入することは少なく、レンタルしたり教室が持っている衣装を着ることも。

    中・高生といった大きい子の場合はコンクールに出場する機会があるなど衣装の着用頻度が高い際は購入することもあります。

    バレエの衣装をレンタルする場合

    バレエの衣装をレンタルする場合は、バレエ衣装専門店に依頼します。

    衣装のレンタルは購入よりも費用を抑えることができます。

    下記のような衣装レンタルショップがあります。参考にしてみてくださいね。

    バレエの衣装を購入する場合

    バレエの衣装を購入する場合はレンタルよりも費用がかかりますが、オーダーメイドとなるため自身にぴったりのサイズを作ることができます。

    また、オーダーメイドには1から自身でデザイン画から作るフルオーダーと既存の衣装に飾りなどをカスタマイズしていくセミオーダーがあります。

    オーダーメイドがいいけれど費用を抑えたい場合は、セミオーダーをオススメします。

    バレエの衣装の着方

    バレエの衣装を着る際に必要なものは下記の通りです。

    ※着る順番に書いています。

    1,アンダーショーツ

    普段のレッスンでは普通のパンツを履いているというお子さまも多いですが、衣装を着る際はショーツがはみ出しにくく透けにくいアンダーショーツがオススメです。

    2,ボディファンデーション

    小さいお子さまの場合、素肌にそのまま衣装を着ることも多いです。

    しかし、衣装は洗濯できないことからボディファンデーションを着ることをオススメします。

    また、衣装の裏地が直にあたるのが嫌な方も着用するとチクチクが軽減されるのでオススメです。

    3,タイツ

    普段履いているものと同じでも大丈夫ですが、本番用に新品を用意することをオススメします。

    バレエタイツは消耗品なので、練習用と本番用の2枚あると安心ですね。

    4,ステージショーツ

    衣装にショーツ部分が付いていない場合にタイツの上から履きます。

    これらのアイテムは先生がまとめて購入してくださる場合もありますが、個人で購入する場合もあります。

    個人で購入する場合は、上記のことを参考にバレエショップで購入してみてくださいね。

    バレエの衣装の持ち運び方

    バレエの衣装は繊細なつくりとなっています。

    そして、かさばるので持ち運びの際はきちんとたたんで持ち歩く必要があります。

    ここでは衣装のたたみ方と持ち運び方について紹介します。

    バレエの衣装のたたみ方

    クラシック・チュチュの場合

    1. ボディ部分のホックをはずし、内側から裏返しになるようにショーツ部分を持ちあげます。
    2. 飾りなどが引っかからないようていねいに、ボディ部分を裏返しにしスカート部分にかぶせます。
    3. スカート部分がボディ部分の中に収まったらホックを留めていきます。

    この方法はコンパクトにたたむことができますが、そのまま長時間放っておくとシワになったりスカートが下がってきてしまいます。

    家や会場に着いたらすぐに広げましょう。

    ロマンティック・チュチュの場合も同じたたみ方で二つ折りにたためます。

    クラシック・チュチュと同様に家や会場に着いたらすぐに広げましょう

    バレエの衣装の運び方

    前述の通り衣装をたたんだらバレエ専用の衣装袋に入れて持ち運ぶのがオススメです。

    衣装袋にはマチ付きや巾着タイプがあり、2,000円から3,000円くらいで購入できます。

    中には大きめのバックや袋を利用したり、自身で衣装袋を作る方もいらっしゃいます。

    ※上部が閉まるものがオススメです。 

    まとめ

    バレエの衣装を着ることもバレエを踊る楽しみの1つですね。

    様々な役柄を踊ることで様々な衣装を着ることができます。

    みなさんが憧れの衣装を着られるよう願っております。

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  43. バレエを観に行こう!バレエの公演を観る前に知っておきたい予備知識

    「敷居が高い」といったイメージを持った方も多いバレエ鑑賞。

    しかし、最近ではより多くの人にバレエを知ってもらえるようバレエ団が工夫をしている場合も多いようです。

    そのため、以前より観やすい公演が増えているのが現状です。

    今回はチケットの価格や鑑賞マナーといったバレエ公演の基本から、演目や日本のバレエ団の種類などを紹介します。

    バレエ鑑賞に興味がある方は参考にしてみてくださいね!!

    バレエ公演について

    日本ではバレエの公演に行くことはまだあまり馴染みがないかもしれません。

    そのため、敷居が高いと感じてしまうことも多いようです。

    しかし、実際は案外気軽に行けるものです。

    バレエ公演の基本について紹介しますので、「バレエ公演に行ってみようかな」という方は参考にしてみてください。

    バレエ公演のチケット

    バレエの公演に行くには、まずチケットが必要です。

    チケットの価格はオーケストラ付きの生演奏と、そうでない場合か日本のバレエ団か海外のバレエ団か、全幕公演か※ガラ公演かによって価格は変わります。

    ※ガラ公演とは

    各作品から抜粋されたパ・ド・ドゥや小作品を集めた公演のことです。

    チケットの価格

    チケットの価格は大体が3.000円から20,000円くらいの場合が多いです。

    チケット(座席)の種類

    座席は指定になっておりS席、A席、B席、C席のように分かれています。

    会場にもよりますが、S席、A席は1階、B席、C席は2階や3階ということが多いです。

    1階席は舞台が近く、ダンサーや衣装、舞台の背景など間近で舞台の細かいところまで観ることができます。

    2階や3階席も舞台が遠くなってしまいますが、上から見えるので舞台の全体を観ることができるので意外とオススメです。

    バレエ公演を観に行く時の服装

    実は日本国内のバレエ公演ではドレスコードは決まっていません。

    そのため、スーツやドレスなど普段よりドレスアップする必要はありません。

    バレエ鑑賞は非日常を味わえる機会なので、せっかくなら少しおしゃれをして行くことをオススメします。

    オススメの服装

    バレエ鑑賞の際の服装に迷っていますという方は多いですよね。

    下記にバレエ鑑賞におすすめの服装を紹介しますので、参考にしてみてくださいね!

    男性の場合

    ジャケット、シャツ

    女性の場合

    ワンピース、スカート(パンツスタイルでもOK)

    持っていると便利なもの

    下記に必須ではありませんが、あると便利なバレエ鑑賞の際に持っていると便利なものリストを紹介します!

    リストを参考にバレエ鑑賞へ行く準備をしてみてくださいね。

    ・オペラグラス

    ダンサーの表情や衣装等といった細かい部分も見ることができます。

    ・ブランケット

    会場内は空調がよく効いている場合が多く、夏には冷房が強く感じることもあります。

    ブランケットがあると肌寒く感じる時にも安心です。

    ・A4サイズが入るバッグ

    プログラムを購入したり、他の舞台のチラシをいただいたりするので、それらを入れられるA4サイズのバッグがオススメです。

    バレエ公演の鑑賞中マナー

    バレエ鑑賞はマナーに厳しいイメージもあるかもしれません。

    しかし、基本的に意識したいのは「他の観客の邪魔をしないこと」です。

    具体的には下記のことに気をつけます。

    上演中に客席を出入りしない

    ・上演中にしゃべらない

    ・物音を立てないようにする

    ・スマートフォンなどの電子機器の操作(上演中は電源をオフにするのが安心です)

    ・客席での飲食

    ・身を乗り出して見ること(後ろの人が見えにくくなってしまうため)

    バレエの公演は一度始まってしまうと休憩まで中に入れないこともあります。

    遅刻してしまった時は休憩までロビーで待たなければならない場合もあるので、時間に余裕を持って会場に着くようにしましょう。

    最近では子どもが観やすいよう配慮された公演も多いので、そういった場合は出入りが可能な場合もあります。

    バレエの演目について

    バレエの演目については意外と多く、季節の定番があるなど知っておくとバレエ鑑賞がもっと楽しくなるポイントもあります。

    下記のカテゴリーに分けて紹介していきますので演目選びの参考にしてみてください。

    バレエを観るのが初めての人にオススメの演目

    バレエ鑑賞してみたいと思っても「どの演目を観ていいかわからない」場合も多いですよね。

    そんな人は世界の3大バレエといわれている、チャイコフスキーの3作品をまずみてみましょう。

    『くるみ割り人形』

    毎年、クリスマスシーズンに上演されることが多く、冬の風物詩となっています。

    主人公のクララをはじめとする、お菓子の国の個性的なキャラクターたちが夢の世界へ連れていってくれます。

    『眠れる森の美女』

    悪の精であるカラボスにかけられた呪いによって、100年の眠りにつくことになったオーロラ姫。

    王子のキスによって100年の眠りから覚めるという、王道のおとぎ話です。

    オーロラ姫と王子の結婚式には宝石やおとぎの国から豪華なゲストたちがお祝いにやってきます。

    『白鳥の湖』

    悪のロットバルトによって白鳥に変えられてしまったオデット姫とジークフリート王子の悲恋が描かれた物語です。

    可憐で儚いオデット姫(白鳥)と妖艶な魅力のオディール(黒鳥:ロットバルトの娘)は1人2役であることがほとんです。

    対照的な2役の演じ分けにも注目!

    バレエを観るのに慣れてきたらオススメの演目

    バレエの演目には3大バレエ以外にも魅力的な作品がたくさんあります。

    「バレエの公演を観るのに慣れてきた!」、「もっとバレエを観てみたい!」という方にオススメの作品を紹介します。

    『ドン・キホーテ』

    スペインの小説が元となっているクラシックバレエ作品です。

    主人公のキトリとバジルが結婚するまでのドタバタ劇が描かれています。

    ダイナミックでユニークなキャラクターたちが多く登場します。

    見終わったあとは、明るくハッピーな気持ちになれること間違いなしです!

    『ジゼル』

    生まれつき身体が丈夫ではないけれど、明るく前向きな主人公のジゼルは恋人であるアルブレヒトとの結婚を夢見ています。

    しかし、アルブレヒトの裏切りによってジゼルはショックのあまり死んでしまいます。

    そして、結婚を前に死んでしまった女性たちの精ウィリになるというお話です。

    主人公が死んでしまうという少々、ショッキングな展開ですがウィリたちの幻想的な世界は観るものを引き込みます。

    『シンデレラ』

    誰もが知っている童話であるシンデレラのバレエ版です。

    義母や義姉たちから召使いのように扱われていたシンデレラが美しいプリンセスになる姿は必見!

    バレエ団や振付師によってストーリーが変わることも。

    義姉たちを男性ダンサーが演じるところもあり、コミカルなシーンがあるのも魅力です。

    その他の作品

    今まで紹介した作品の他には『コッペリア』や『ラ・バヤデール』、『ロミオとジュリエット』など多くの魅力的な作品があります。

    また最近ではバレエ団のオリジナル作品も増えています。

    ぜひ、たくさんのバレエ公演を観にいってみてくださいね!

    まとめ

    バレエの演目を全幕観るにはお金や時間がかかります。

    しかし、物語の内容や情景を知ることで今後の自身の踊りの成長にもつながります。

    また、やはりプロのダンサーの踊りには惹きつけられることばかりで、よりバレエが好きになるでしょう。

    新たな憧れや目標ができるきっかけともなりますのでぜひ、バレエの公演へ足を運んでみてくださいね!

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  44. 何を踊る!?難易度人気ヴァリエーションランキングをチェックしよう!!

    バレエの作品には多くのヴァリエーションがありますよね。

    踊ってみたい、憧れのヴァリエーションはありますか?

    ヴァリエーションは一人で踊るので、ヴァリエーションを踊ることを目標にレッスンを頑張っている方も多いでしょう。

    ヴァリエーション選びは最初の重要なポイントとなります。

    今回は難易度別の人気ヴァリエーションランキングとヴァリエーションを選ぶ際のポイントを紹介します。

    何を踊るかヴァリエーション選びの参考にしてみてくださいね!!

    【初級】ヴァリエーション人気ランキング

    バレエシューズでヴァリエーションを初めて踊る場合や、トゥシューズを履いて初めてヴァリエーションを踊る際は初級レベルのヴァリエーションがおすすめです。

    ヴァリエーション初心者が踊りやすい、初級レベルの人気バリエーションランキングを紹介します!

    第1位『眠れる森の美女』よりフロリナ王女のヴァリエーション

    フロリナ王女のヴァリエーションは『眠れる森の美女第3幕のオーロラ姫の結婚式をお祝いするキャラクターの一つとして登場します。

    男性ダンサーのブルーバード(青い鳥)と共に登場することからフロリナ王女の振り付けには鳥を思わせるような振り付けが入っているのが特徴です。

    衣装は青いチュチュを着ることが多く、初めてヴァリエーションを踊る方や、初めてコンクールに出場する方によく踊られているヴァリエーションとなっています。

    第2位『ドン・キホーテ』よりキューピッドのヴァリエーション

    キューピットのヴァリエーションは『ドン・キホーテ』第2幕2場のドン・キホーテの夢の場面で登場します。

    愛の象徴であるキューピッドの踊りは無邪気で純粋なキャラクター。

    軽快なジャンプや素早い足さばきが入った振り付けとなっています。

    衣装は丈が短いジョーゼットが一般的でカラーはホワイト系やピンク系が多く、中にはカツラを被って踊る方も多いです。

    難易度は初級となっていますが、いかに曲に乗れているかということが肝になるヴァリエーションでもあります。

    第3位『白鳥の湖』よりパ・ド・トロワ第1バリエーション

    パ・ド・トロワ第1バリエーションは『白鳥の湖』の第1幕でジークフリート王子の成人を祝うシーンに登場します。

    王子の成人を祝うために招かれた3人が踊るパ・ド・トロワの中のヴァリエーションの1人なっています。

    落ち着いたテンポで上品な踊りで、発表会やコンクールでも人気が高いです。

    衣装はロマンティック・チュチュを着て踊るのが定番となっています。

    【中級】ヴァリエーション人気ランキング

    中級レベルのヴァリエーションは初級のヴァリエーションを1、2曲踊ったことがある方や中学生くらいの年齢層にも人気のものが多いです。

    そんな中級レベルのヴァリエーション人気ランキングを紹介します!!

    第1位『眠れる森の美女』第1幕よりオーロラ姫のバリエーション

    『眠れる森の美女』第1幕オーロラ姫のヴァリエーションは第1幕2場でオーロラ姫の誕生日を祝うシーンで登場する踊りです。

    このヴァリエーションはオーロラ姫に求婚するためにやって来た王子たちに向けた踊りです。

    そのため、まわりに王子たちがいることを想像して踊ることで作品の雰囲気やキャラクターを表現できます。

    衣装はピンク系やホワイト系のクラシックチュチュを着て踊ることが多いです。

    第2位『アレルキナーダ』よりコロンビーヌのヴァリエーション

    『アレルキナーダ』のヴァリエーションは手の使い方が特徴的で可愛い踊りですよね。

    振付にはピルエットといったターン系のテクニックが多く登場します。

    最近では小学校低学年の女の子はバレエシューズで踊るヴァリエーションとしても人気が高いです。

    衣装はダイヤ柄が入ったパープルやレッド系のクラシック・チュチュに小さな三角の帽子をつけて踊ることが多いです。

    第3位『パキータ』よりソリストのヴァリエーション

    『パキータ』はヴァリエーションが多く登場する演目として知られていますが、中でもソリストのヴァリエーションは発表会やコンクールで人気があります。

    特に『アルミードの館』という音楽が使われたソリストのヴァリエーションを目にする機会が多いです。

    振り付けは大きな跳躍系のテクニックはなく、ターン系のコンビネーションもあまりありませんが、その分ポワントワークの正確さが重要なヴァリエーションとなっています。

    衣装については特に決まりや定番がなく、クラシック・チュチュを着て踊られています。

    【上級】ヴァリエーション人気ランキング

    上級レベルのヴァリエーションはテクニックのみならず、役になりきる表現力も必要となり難易度が高いものが多いです。

    そのため、コンクールでは高校生やシニア部門の方によく踊られています。

    雰囲気も少し大人っぽいものが多い上級レベルの人気ヴァリエーションをランキングで紹介します。

    第1位『エスメラルダ』よりエスメラルダのヴァリエーション

    『エスメラルダ』はタンバリンを持って踊るということが、特徴的なヴァリエーションです。

    ピルエットといった回転系のテクニックが多く組み込まれている他、ジプシーの奔放な雰囲気と情熱を表現する表現力の高さも求められます。

    衣装は暖色系のクラシック・チュチュ、ロマンティック・チュチュを着て踊るのが定番となっています。

    第2位『ドン・キホーテ』よりキトリのヴァリエーション

    『ドン・キホーテ』第3幕で主人公キトリとバジルの結婚式のシーンで登場するのがキトリのヴァリエーションです。

    振付はグラン・パ・ドゥ・シャといったジャンプ系、アティチュード・トゥールと呼ばれるターン系のテクニックが盛りだくさん。

    明るく情熱的なスペインの娘であるキトリの性格も表現する必要があり、ダイナミックで活発な踊りが求められます。

    扇子を持ちながら踊るので扇子さばきも重要です。

    衣装はレッド系のクラシック・チュチュをきて踊ることが多いです。

    第3位『グラン・パ・クラシック』より女性ヴァリエーション

    『グラン・パ・クラシック』は「マルコ・スパダ」という作品の音楽をパ・ド・ドゥとして新たに振付をした踊りの女性ヴァリエーションです。

    ※マネージュが踊りの最後に入っている振付が多く難易度の高さに加えて、体力必須の踊りとなっています。

    衣装はブルー系やホワイト系のクラシック・チュチュを着ることが多いです。

    ※マネージュ・・・舞台上で跳躍や回転技を連続して行いながら、円の軌跡を描くこと。

    何を重視!?ヴァリエーションを選ぶ際の4つのポイント

    ヴァリエーションの人気ランキングを難易度別に紹介しましたが、難易度や人気以外に何を基準にヴァリエーションを選べばいいのかわからないといった方も多いでしょう。

    ヴァリエーションを選ぶ際は、自分が気に入っている作品を選ぶといったポイントを重視するとその後も踊りやすくなります。

    ヴァリエーションを選ぶ際のポイントについて紹介していきますので、ヴァリエーション選びに迷っている方は参考にしてみてくださいね!!

    得意なテクニックを活かす

    苦手なテクニックを克服するためにあえて苦手なテクニックが入っているヴァリエーションを選ぶのも手ですが、やはり得意なテクニックが振付に入っているヴァリエーションの方が自信を持って踊ことができるでしょう。

    何が得意で不得意か自分自身を分析してみましょう。

    難易度が実力や年齢に合っているか

    ヴァリエーションを踊るにはテクニックと役になりきるための表現力が必要です。

    テクニックに関しては簡単バージョンの振付にするといった対処方法もありますが、あまり変えすぎてしまうと別の踊りになってしまいます。

    そのため振付に入っているテクニックがある程度できること、役の雰囲気が年齢にあっているかということが重要となります。

    役と自分のキャラクターが合っているか

    前述の通り役になりきるということもヴァリエーションを踊る上で重要となります。

    役と自分自身のキャラクターが似ている、近い方が表現しやすいでしょう。

    例えば明るく活発な方は『ドン・キホーテ』のキトリや、上品でおしとやかな方は『眠れる森の美女』のオーロラ姫といったように自身のキャラクターをよく分析してみましょう。

    家族や友達といったまわりの人に、自分がどのような雰囲気を持っているか聞いてみるのもいいかもしれませんね。

    自分が気に入った作品か

    ヴァリエーションを踊りこなすには、何度も繰り返し踊る「踊り込み」が必要です。

    何回も同じ踊りを繰り返し練習するので、自分が気に入っている作品や音楽の方が楽しんで練習できたり、やる気もアップするでしょう。

    難易度や役の雰囲気といったことも重要ですが、自分自身がそのヴァリエーションが好きかどうかもかなり重要となるでしょう。

    まとめ

    テクニックや表現力の難易度が上がるに連れて、踊る方の年齢も上がる傾向にあります。

    年齢やレベルを考慮して、最終的に先生が踊るヴァリエーションを決める場合もあります。

    自分の興味のある、踊ってみたいヴァリエーションを2〜3つ程度の候補を上げておくと良いかもしれませんね。

    自分に合ったヴァリエーションをみつけて、素敵に踊りこなしてみてくださいね!

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  45. バレエの発表会はなぜ高い!?バレエ発表会の費用を徹底解説!!

    「バレエを習う」というと費用が高いというイメージがありますよね。

    バレエを習う際に費用がかかるのは、主に舞台に立つ時が多いです。

    小さいお子さまの場合は、バレエの発表会が舞台のメインになるでしょう。

    バレエの発表会では何をするのか、なぜ費用が高くなってしまうのかなどを解説していきます!

    バレエを習うことを検討していて、発表会について知りたい方はチェックしてみてくださいね!!

    なぜ高い?バレエ発表会の相場と基本費用

    バレエ発表会の費用はなぜ高くなってしまうのでしょうか?

    バレエ発表会の費用について、相場や内訳などを詳しくみていきましょう。

    ※バレエ発表会の費用は教室や団体によって異なりますので、あくまでも目安として参考にしてみてください。

    バレエ発表会費用の相場

    バレエ発表会に参加するのにかかる費用は10万円くらいが相場です。

    発表会にかかる費用を記載していたバレエ教室(29件)の平均は88,165円となっています。

    何にいくらかかるのかという内訳が気になるという方も多いでしょう。

    費用の内訳について次の項目でチェックしていきましょう。

    バレエ発表会代表的な費用

    バレエの発表会にかかる費用の代表的なものには下記のような項目があります。

    詳しくみていきましょう!!

    出演費・指導料

    バレエの発表会に参加する際には、出演費がかかります。

    出演費は踊る曲数といった出番によって変動します。

    小さなお子さまはの場合は1〜2曲を踊る程度の出番となることが多いでしょう。

    また、日頃のレッスン料に加えて発表会の演目を先生に指導いただく指導料がかかることがあります。

    衣装代・本番用消耗品

    バレエの舞台に立つ際の必須アイテムといえば衣装ですよね。

    教室が所有している衣装を着るか、レンタルか、何曲踊るかによってもお値段は変わりますがバレエ衣装は1着1〜3万円くらいが相場となっています。

    また、衣装以外にもタイツやアンダーウェアといった本番用の消耗品も必要です。

    ほとんどの場合、新品を用意したり、タイツは汚れたり破れる可能性があるので2枚以上用意することもあります。

    衣装以外にも本番用の消耗品を用意する必要があることを覚えておいてくださいね。

    ※衣装や本番用消耗品については先生から指定があることが多いです。

    バレエ発表会は本格的な舞台!出演費に含まれる舞台費用

    バレエの発表会は発表会と言えども本格的な舞台です。

    そのため、バレエの発表会に参加する際の出演費の中には、舞台を作り上げるのに必要な費用も含まれます。

    出演費に含まれる舞台費用について解説します!

    会場使用料・舞台制作費

    バレエの発表会を開催するためには、まず開催場所が必要となります。

    会場使用料には楽屋の使用料、音響、照明などの舞台設備使用料が含まれ、発表会の規模や内容、開催場所などによって異なります。

    また、バレエの発表会は本格的な舞台のため、舞台制作費が必要です。

    舞台制作費には音響や照明スタッフの人件費や舞台装置レンタル料などが含まれます。

    1つの舞台を作り上げるには多くの方々が関わっているため、そういった方々の人件費なども必要なんですね。

    印刷物

    バレエの発表会を開催する際は、お客さんに配る用のパンフレットやチケットをデザインし印刷します。

    そういった印刷物関係にはデザイン費や印刷費が必要となります。

    印刷費に関する費用も出演費に含まれていることが多いです。

    知っておこう!出演費用以外にかかる可能性のある費用!?

    バレエ発表会の費用の大部分は出演費であることがわかりました。

    実は出演費用以外にもかかる場合があります。

    出演費以外にかかる可能性のある費用について解説します。

    撮影関係

    バレエの発表会の様子は動画や写真の撮影を行います。

    そういった際のカメラマン人件費がかかり出演費に含まれます。

    また、撮影していただいた動画をDVD化したものや写真を購入する際には別途費用が必要です。

    ※DVDや写真の購入は自由なことが多いですが、会場内では自由に撮影できないため購入される方が多いです。出演費には含まれないので注意が必要です。

    ゲスト費用

    出演費の他に別途必要になる可能性がある費用は「ゲスト費用」です。

    パ・ド・ドゥといった男性と踊る場合は、男性ダンサーをゲストとしてお招きすることがあります。

    そういった場合は一緒に踊る人がゲストダンサーの出演費や宿泊交通費も負担します。

    費用を抑えたバレエ発表会を開催する教室はココ!!

    バレエの舞台は本格的なことが多いので費用が高くなってしまうんですね・・。

    発表会の費用を懸念し、バレエを習うことをあきらめる方も多いようです。

    しかし、費用を抑えた発表会を行なっているバレエ教室もあります!

    そういったバレエ教室もチェックしてみましょう!! 

    Gravisバレエスクール

    Gravisバレエスクールではバレエを習う際の敷居が高いと感じる原因である発表会について「費用の高さ」や「出番の少なさ」、「保護者同士の人間関係」といったことをなくし脇役がいない新しいバレエでチームワークを学ぶことを目指しています。

    少ない負担で発表会に参加できるのは嬉しいですね!!

    公式 HP

    https://gravis-dance.co.jp/ballet/lp001/

    いつも晴れバレエアカデミー

    いつも晴れバレエアカデミーでは高額な発表会の費用でバレエ教室を退会してしまう方が多いため、多くの方が発表会への参加ができるよう、発表会の相場の半額以下にすることを目指しているようです。

    また、バレエを始める際も無料で体験レッスンを行なったり、入会金50%オフのキャッシュバック制度なども実施しバレエを始める際にかかる初期費用も抑えられます。

    公式 HP

    https://www.itsumo-ballet.com/

    まとめ

    バレエの発表会は発表会といえども立派な舞台です。

    会場の規模にもよりますが、大小ともに多くの方が関わり本番当日を迎えます。

    そのため、今回紹介したような費用がたくさんかかってしまうのですね・・。

    しかし、発表会の費用を抑えることに着目したバレエ教室もあります。

    発表会へ参加するメリットはお子さんにとってたくさんあるので、バレエを習うことを検討してみてくださいね!!

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  46. 踊ってみようヴァリエーション!難易度別ヴァリエーション一覧

    バレエを習っている人の中にはソロで踊るヴァリエーションに憧れていることも多いでしょう。

    中にはすでに踊ってみたいヴァリエーションがある人もいるかもしれませんね。

    今回はヴァリエーションを難易度別に紹介していきます。

    どんなヴァリエーションを踊るか迷っている人は参考にしてみてくださいね。

    ヴァリエーションとは

    バレエのヴァリエーションで多いのはプリンセスや妖精・村娘といった役です。

    ただテクニックが上手く、音に踊りが合っているだけでは機械のようになってしまいますので、バレエの場合は表現力が求められます。

    テクニックの練習も重要ですが役になりきる、情景を理解することも大切です。

    まずは、バレエのヴァリエーションについて詳しく知っていきましょう。

    ヴァリエーションの意味

    バレエにおいてヴァリエーションは演目の中の見せ場です。

    演目の中でも重要な役が踊ることが多く、舞台の上でソロで踊ります。

    群舞に慣れている方にとって、ソロで踊ることは緊張するかもしれませんが、練習を重ね踊れるようになるに連れて自信につながるでしょう。

    有名なヴァリエーション

    バレエの公演を観に行った際に楽しみにしているヴァリエーションはありますか?

    観ていてどの場面が盛り上がっていたでしょう。

    演目の見せ場である有名なヴァリエーションを紹介します。

    ドン・キホーテよりキトリのヴァリエーション

    ・白鳥の湖よりオデットのヴァリエーション

    ・眠れる森の美女よりオーロラ姫のヴァリエーション

    バレエにはまだまだ有名なシーンのヴァリエーションがたくさんあります!

    発表会やコンクールで踊る機会も多いでしょう。

    コンクールでは指定された中からヴァリエーションを選んで踊ることもあるので、できるだけたくさんのヴァリエーションを踊ったことがある方が有利といえるでしょう。

    難易度初級のヴァリエーション

    トゥシューズを履きだして間もない頃は、初歩的な動きで構成されたヴァリエーションがおすすめです。

    バレエの初歩的な動きが多く使われている曲は、踊り込むことでバレエがもっと上達しそうです!

    『眠れる森の美女』第3幕よりフロリナ王女のヴァリエーション

    『眠れる森の美女』の第3幕でオーロラ姫とデジレ王子の結婚式を祝うために童話の国から招かれたうちの1組がブルーバードとフロリナ王女です。

    ブルーの美しい衣装で踊られることが多いバリエーションです。

    ヴァリエーションの内容

    エシャッペやパッセ、シュッスといった基本的な動きで構成されていることから、ヴァリエーションデビューの一曲として踊る人も多いです。

    初歩的な動きが多いですが、ただ踊るだけでは単調になってしまいますので、表情などの表現力も重要なヴァリエーションです。

    こんな人におすすめ

    ・初めてヴァリエーションを踊る

    ・トゥシューズを履いたばかり

    ・プリンセスを演じてみたい

    参考動画

    『ドン・キホーテ』第2幕よりキューピッドのヴァリエーション

    『ドン・キホーテの夢の場』に登場するキューピット。

    キューピットという個性的な役柄とテンポの良い曲が特徴的です。

    ヴァリエーションの内容

    振り自体の難易度は低めで子どもにも人気のヴァリエーションです。

    踊り慣れていないと曲が早く感じてしまうかもしれません。

    曲のテンポに合わせるというよりも、曲に乗る意識が大切です。

    また、振りの難易度は低めながら、足さばきに目がいくのでしっかりつま先や膝を伸ばす意識が必要です。

    こんな人におすすめ

    可愛いヴァリエーションを踊ってみたい

    ・テンポの早い曲の方が踊りやすい

    参考動画

    『ジゼル』第1幕よりペザントのヴァリエーション

    『ジゼル』の第1幕で踊られるペザントのヴァリエーション。

    ペザントとは「村人」を意味し、ジゼルの友人が踊る準主役級の位置付けです。

    ヴァリエーションの内容

    可愛らしい軽やかな印象のヴァリエーションです。

    初めの動きを何回か繰り返すなど、難しいテクニックはほとんど入っていないので小・中学生が挑戦することが多いです。

    ※ピケやシェネはあり。

    こんな人におすすめ

    ・可愛らしい踊りが踊りたい

    ・ゆったりしたテンポで踊りたい

    ・難易度が低めのヴァリエーションから挑戦したい

    参考動画

    難易度中級のヴァリエーション

    初級レベルのヴァリエーションに慣れてきたら、中級のヴァリエーションにも挑戦してみましょう!

    普段から踊り込んでいると発表会やコンクールでも実力が発揮できるかも!?

    『コッペリア』第3幕よりスワニルダのヴァリエーション

    『コッペリア』のヒロインであるスワニルダは元気いっぱいの好奇心が旺盛な女の子。

    白やピンクといった可愛らしい衣装で踊られることが多く、若々しく可愛いヴァリエーションの1つです。

    ヴァリエーションの内容

    前半はテクニックというより可愛らしい仕草といった表現力が求められます。

    後半にはイタリアンフェッテとピケで一周をまわるためテクニックと体力も必要となります。

    ※ジャンプが得意な場合はイタリアンフェッテ部分がジャンプの振りになる場合もあります。

    こんな人におすすめ

    ・可愛い衣装が着たい

    ・トゥシューズに慣れてきて、テクニックだけでなく表現もできるようになってきた

    ・明るく無邪気なキャラクターを演じてみたい

    参考動画

    『ラ・バヤデール』第2幕よりガムザッティのヴァリエーション

    ガムザッティ自身の婚約を祝うシーンのヴァリエーションです。

    ジャンプやターンといったダイナミックな振りが続きます。

    また、自信あふれる強い女性の役どころなので、振り付けのダイナミックさに加え、「強さ」や「メリハリ」といった表現力も求められます。

    ヴァリエーションの内容

    グランパドシャの連続といったジャンプが続きます。

    中盤にイタリアンフェッテが入ることもありますし、ターンも多くラストの振りはジャンプで締めるという場合が多いです。

    1曲踊りきるには体力勝負な部分も。

    こんな人におすすめ

    ・ジャンプ・ターンが得意

    ・明るく活発な性格

    ・ダイナミックな踊りを踊ってみたい

    参考動画

    『ドン・キホーテ』第2幕よりドルシネア姫のヴァリエーション

    『ドン・キホーテ』の第2幕、夢の場に登場するドルシネア姫。

    幻想的なシーンのゆったりした音楽でアティチュードやアラベスクといったポーズをキープする場面も多く見ているよりも、実際にやってみると難しいヴァリエーションです。

    ヴァリエーションの内容

    ポーズを美しくキープするためのバランス力、引き上げる力が必要です。

    また、ポワントで立ったまま移動する難易度の高い振りも。

    全体的にテクニックが必要なので中級者向けです。

    ※イタリアンフェッテ、ピケ一周が入るパターンもあります。

    こんな人におすすめ

    ・アティチュードやアラベスクのキープ力に自信がある

    ・ゆったりした優雅なキャラクターを演じたい

    ・テクニックに挑戦してみたい

    参考動画

    難易度上級のヴァリエーション

    いくつかのヴァリエーションを踊り慣れてきたら、難易度の高いものにも挑戦してみましょう!

    上級者向けのヴァリエーションは、主役や重要な役どころが多いので、踊りこなせると発表会やコンクールでも活躍できそうです。

    下記の上級者向けヴァリエーションを参考にしてみてください。 

    『白鳥の湖』第3幕よりオディール(黒鳥)のヴァリエーション

    優雅で美しい曲調に反して、振り付けはほぼターンで構成されています。

    非常に高いテクニックも必要ですが、黒鳥でもあるので優雅さも必須です。

    ヴァリエーションの内容

    振り付けの構成はほぼターンです。

    高度なテクニックをこなしながら優雅に踊る必要があります。

    オディールは悪魔のロットバルトに仕向けられ、王子を誘惑するという役どころですが王子がオデットと見間違うほど繊細な部分も表現します。(実際は繊細なフリをしているんですが・・。)

    テクニックに加えて、表現力の高さも求められる難しい踊りです。

    こんな人におすすめ

    ・とにかくターンが得意

    ・クールなキャラクターを演じたい

    ・強さと繊細さを持ち合わせている、もしくはどちらも表現できる

    参考動画

    『パキータ』第3幕よりエトワールのヴァリエーション

    ハープの音色が美しい曲調のヴァリエーションです。

    大人っぽい雰囲気があり、あまり小さい子が踊っていることはありませんが憧れている人は多そうです。

    ヴァリエーションの内容

    足を高くあげる振りが多く、キープ力と柔軟性が必要です。

    アティテュードターンといったテクニックも振りに入る場合もあるのでバランス力も必要。

    ゆったりとした優雅な動きと、ラストに向けてテンポアップするのでメリハリのある動きの両方が求められます。

    こんな人におすすめ

    ・柔軟性に自信がある(足を高く上げられる)

    ・優雅で大人っぽい雰囲気のヴァリエーションを踊ってみたい

    参考動画

    『グラン・パ・クラシック』よりヴァリエーション

    グラン・パ・クラシックという演目はパ・ド・ドゥのみで構成されています。

    そのパドドゥの中の女性パートがこのヴァリエーションです。

    ヴァリエーションの内容

    アテールからポワントに立つ振りが繰り返し入っており、足の力、引き上げる力、強い腹筋などが必要です。

    曲調自体はゆったりしているためハードな振りを優雅に踊る必要があり、かなり上級者といえます。

    こんな人におすすめ

    ・足の力や体幹に自信がある

    ・体力に自信がある

    参考動画

    定番人気な王道ヴァリエーション

    バレエを習っていたら一度は踊ってみたい主役のヴァリエーション。

    難易度が高いものもありますが、振り付けを少し簡単にして踊ることもできます。

    ぜひ、挑戦してみてくださいね。

    『眠れる森の美女』 第3幕よりオーロラ姫のヴァリエーション

    三大バレエの中の1つである『眠れる森の美女』。

    オーロラ姫のヴァリエーションは見たことのあるという人も多いはず。

    優雅で美しい雰囲気が見ている人を惹きつけます。

    ヴァリエーションの内容

    ゆったりとした曲調でテクニックはそこまで難しくはありませんが、ラストはピケが続きます。

    テクニックが難しくないだけに足さばきに目がいく場合も・・。

    曲調に合った優雅な表現力が求められます。

    ヴァリエーション、コンクール初挑戦で踊る人も多く幅広い年齢の人が踊っている踊りです。

    こんな人におすすめ

    ・ヴァリエーション・コンクールに初挑戦する

    ・プリンセスや主役のヴァリエーションを踊ってみたい

    参考動画

    『くるみ割り人形』第2幕より金平糖のヴァリエーション

    くるみ割り人形を観にいった際に金平糖のヴァリエーションを楽しみにしているという人も多いのではないでしょうか。

    バレエ団などによって設定は異なりますが、お菓子の国の女王という役どころのものが多いです。

    ヴァリエーションの内容

    曲調が静かで、どこかミステリアスな雰囲気です。

    テンポ自体は早くないですが、そのぶん単調にならないよう気をつけなければいけないので表現が難しい部分も。

    テクニックの難易度は高くはありませんが、美しく可憐なイメージを表現するのが難しいかもしれません。

    こんな人におすすめ

    ・美しく可憐なキャラクターを演じたい

    ・曲を表現して踊りたい

    ・ピンクのチュチュが着たい

    参考動画

    『ドン・キホーテ』第3幕よりキトリのヴァリエーション

    陽気で楽しい雰囲気の『ドン・キホーテ』。

    第3幕ではキトリとバジルの結婚式のシーンで踊られる賑やかなヴァリエーションです。

    ヴァリエーションの内容

    扇子を持って踊るのが特徴的なヴァリエーションです。

    比較的、短い曲ですが、その中でも飛んだり足を上げたりターンもあって内容は盛りだくさんです。

    キトリの明るく活発なキャラクターの表現も重要です。

    こんな人におすすめ

    ・明るく活発な性格

    ・ジャンプが得意

    ・小物(扇子)を持って踊ってみたい

    参考動画

    男の子も踊ってみよう!男性のヴァリエーション

    最近では小学校1年生から出場できるコンクールがあるなど、男の子も小さいうちからヴァリエーションに挑戦する子が増えています。

    男の子の場合は、王子や村人といった役どころが多く、ジャンプやターンなどのテクニックに加えて表現力も重要となります。

    下記に男の子が挑戦しやすいヴァリエーションを紹介します。

    『コッペリア』第3幕よりフランツのヴァリエーション

    『コッペリア』はスワニルダとフランツが恋を成就させるお話です。

    スワニルダのヴァリエーションは女の子の方でも紹介しましたが、フランツも男の子たちに踊られることが多いヴァリエーションです。

    ヴァリエーションの内容

    軽快な曲調が踊りやすく、ピルエット・タブルトゥールといった基本的な動きも入っているのでヴァリエーションに初めて挑戦する際も踊りやすそうです。

    コンクール上位の人も踊ることがあり、小さいうちから踊り込んでおくとコンクールでも有利かもしれません。

    こんな人におすすめ

    ・ジャンプやターンなど基本的な動きができる

    ・初めてヴァリエーションに挑戦する人

    参考動画

    『白鳥の湖』第3幕よりジークフリートのヴァリエーション

    ゆったりとした王子らしい優雅な曲調です。

    テクニックは基本的なものの組み合わせとなっていますがキャラクターや曲を表現する必要があります。

    ヴァリエーションの内容

    ジャンプ、ターンがバランスよく入っているため比較的、踊りやすいですが王子の儚さといった感情を表現するのは難易度が高め。

    終盤にタブルトゥールが続きますので、ラストまで体力を持続させる必要もあります。

    しかし、基本的な動きをしっかりできる自信があれば、コンクールで上位を狙えるヴァリエーションです。

    こんな人におすすめ

    ・優雅で繊細な曲を表現するのが得意

    ・体力に自信がある

    参考動画

    『ドン・キホーテ』第3幕よりバジルのヴァリエーション

    男の子のヴァリエーションといえば『ドン・キホーテ』のバジル。

    男らしくカッコいいので「一度は踊ってみたい」という人も多そうです。

    コンクールでも定番で人気の1曲です。

    ヴァリエーションの内容

    ダイナミックな曲調でジャンプにターンと華やかさがあり、難易度の高いものを連続で披露する人もいて会場が湧くといったことも多いです。

    難易度は振りを変えれば、小さい子も踊ることができます。

    踊る人によって雰囲気が変わる曲なので、観ている人も「どんなバジルが登場するか」ワクワクするヴァリエーションです。

    こんな人におすすめ

    ・ジャンプ・ターンが得意

    ・ダイナミックな曲で踊りたい

    参考動画

    まとめ

    ヴァリエーション選びに迷ったら、自分のキャラクターに合ったもの、自分の得意なテクニックが振り付けに入っているものがオススメです。

    また、「いつか踊ってみたかった」というヴァリエーションもモチベーションがアップしてよいですね。

    先生が何を踊るか決めてくださる場合もあります。

    普段からレッスンを見ている先生ならば、あなたにぴったりのヴァリエーションを選んでれるでしょう。

    テクニックに加え表現力もアップする機会ですので、ぜひ色んなヴァリエーションに挑戦してみてくださいね!!

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  47. 日頃の成果を発表!バレエの発表会について知ろう!

    バレエの発表会は日頃の練習の成果を発表する場です。

    バレエを始めたばかりという方は発表会を楽しみしている方も多いでしょう。

    発表会にはいつもの練習と違った持ち物を用意したり、練習内容も異なります。

    今回はバレエの発表会について紹介します。

    初めての発表会を迎える方や、これから発表会への出演される方は参考にしてみてくださいね!!

    バレエの発表会とは

    バレエを習っている方の中には発表会を目標に頑張っている方も多いのではないでしょうか。

    基本的に教室に所属する生徒がほぼ出演します。

    そのため、小さな子どもから大人クラスの方々まで、幅広い年齢層が出演することも。

    教室の方針やカラーによって内容が異なりますが、ここでは発表会の具体的な内容や開催頻度、費用などについて紹介します。

    発表会の内容

    発表会の内容は教室の規模によっても異なります。

    人数が多い教室では全幕公演を行ったりもしますが、三大バレエや古典バレエの有名な場面を抜粋する構成の場合も多いです。

    また、大体が第1部〜第3部くらいの構成で、クラシックバレエからオリジナル作品など様々な演目を披露し、観に来てくださる方々が飽きないよう工夫されています。

    【定番の演目/三大バレエ】

    • くるみ割り人形(全2幕)

    あらすじ

    クリスマスの夜にくるみ割り人形をプレゼントされた主人公のクララ。

    その夜、クララはくるみ割り人形と共にお菓子の国を旅します。

    発表会の場合

    発表会では2幕のお菓子の国のシーンがよく使われます。

    ロシアの踊り、アラビアの踊り、中国の踊り、フランスの踊り、花のワルツなど華やかな各国の踊りが魅力です。

    国はお菓子で表現されることもあります。

    • 白鳥の湖(全4幕)

    あらすじ

    ジークフリート王子はお城で開かれる舞踏会で花嫁を選ぶよう女王(母)から言いつけられます。

    憂鬱な気持ちで出かけた湖畔で、悪魔の呪いによって白鳥にされたオデット姫に出会い恋に落ちます。

    「真実の愛を誓う男性だけが、この呪いを解くことができる」と語るオデット姫でしたが・・。

    発表会の場合

    発表会では2幕のジークフリート王子とオデット姫が湖畔で出会うシーンが多く使われます。

    一糸乱れぬコールド(群舞)の白鳥たちにも注目です。

    • 眠れる森の美女(全3幕)

    あらすじ

    美しいオーロラ姫は16歳の誕生日に悪の妖精カラボスの呪いがかかった紡錘(つむ)の針を触ってしまい100年の眠りにつきます。

    リラの精によって導かれたデジレ王子がカラボスに打ち勝ち、真実の愛によって目覚めることができたオーロラ姫。

    そして、2人の結婚式は盛大に行われます。

    発表会の場合

    発表会ではよく3幕のオーロラ姫とデジレ王子の結婚式に招かれた宝石の精や童話の主人公たちが祝福しにやって来る様子が演じられます。

    ※設定や結末はバレエ団によって異なります。

    【その他の古典バレエ】

    ・ドンキホーテ

    ・シンデレラ

    ・コッペリア

    三大バレエからは外れますがプロのバレエ団でもよく公演がある有名な演目です。

    有名なヴァリエーションも多く含まれる演目ですので、憧れている方も多いかもしれないですね。

    発表会の開催頻度

    所属する教室にもよりますが、1〜2年に1回ほどのペースで開催されることが多いです。

    発表会への参加は「所属していれば絶対に参加」というようなところから、「都合によって選べる」・「できる限り出ましょう」など教室により様々。

    通常のレッスンが発表会へ向けた特別レッスンに変わる場合もあるので、お子さんと保護者の方がよく話し合って参加を決めるのが好ましいでしょう。

    発表会の費用

    何かとお金がかかるイメージのあるバレエですが、発表会ともなるとどのくらいの費用が必要なのでしょうか。

    気になる方は、下記の発表会にかかる費用のリストを参考にしてみてください。

    発表会費用リスト

    ・参加費

    ・レッスン代(通常レッスンよりレッスン時間が増える場合も)

    ・衣装代

    ・用品代(新品のタイツやボディファンデーション、指定のシューズ等)

    発表会費用のトータルは教室により異なりますが、数万円から数十万円ほどと金額の幅が大きいです。

    参加費やレッスン代は何曲踊るかによっても変わることがあり、小さいうちは1〜2曲程度の出番という場合がほとんどです。

    発表会の練習について

    通常のレッスンに加えて発表会の練習をしたり、本番が近づくにつれ発表会の練習の比率が増えていったりします。

    また、舞台に立つためのリハーサルもあります。

    体力や気力が必要となるので、あらかじめ発表会の練習の内容について知っておきましょう。

    どのくらい必要!?発表会の練習量

    ほとんどの場合、半年から1年ほど前に発表会開催のお知らせがあります。

    お知らせがあった後には踊りの振り付けが始まります。

    振り付けは通常レッスン中の時間に行われることもあれば、別日に設けられることも。

    また、「成果を人に観てもらう」ことが目的なので「人に観せられる」くらいのレベルまで踊り込みの練習をします。

    もちろん、本番に一番良い状態で練習の成果を発揮できるのが一番なので、追い込みすぎもよくありません。

    半年から1年と長い時間を使って舞台を作り上げるので、怪我や病気のないようコンディションをよく保つことも発表会を成功させる鍵となります。

    舞台に立つために必要なリハーサル

    発表会の練習では、バレエの舞台に立つ為に必要なリハーサルが行われます。

    例えば、衣装や照明といった通常の練習では経験のないこともあります。

    下記に舞台に立つ為に必要なリハーサルを1つ1つ解説していきます。

    衣装合わせ

    本番で着る衣装を試着し、実際に踊ってみて問題がないか確かめます。

    バレエの衣装に憧れている方にとって衣装合わせは待ちに待った瞬間かもしれませんね。

    実際に衣装を着てみると、さらにやる気もアップしそうです。

    照明合わせ

    バレエの舞台では衣装の色や演目のシーンによって照明がつきます。

    どのシーンでどの照明にするか決める日が照明合わせです。

    照明合わせには、舞台監督さんや音響の方がお稽古場や本番で使うホールの方が来てくださり、照明の色や背景、音出しや幕の上げ下ろしのタイミングなどを決め確認してくれます。

    行われる時期は大体が本番の3ヶ月から1ヶ月前で、発表会の参加者全員が出席しなければならない場合が多いので、いつ行われるかは要確認です。

    ※欠席した場合は代役を立ててリハーサルをしたりします。

    ※照明合わせは全演目を通します。さらに、打ち合わせや確認事項をチェックしながら行われるので結構長い時間がかかる場合も。

    ゲネプロ

    ゲネプロとはドイツ語で通し稽古を意味する「Generalprobe(ゲネラールプローベ)」を日本語で略した表現です。

    さらに略した「ゲネ」と呼ばれることも。

    バレエに限らず、クラシックコンサートやミュージカルといった舞台でも使用されている言葉です。

    衣装・照明・音響など本番と同じ状態でノンストップで踊ります。

    ゲネプロは本番直前に行われ、発表会当日も行われることもあります。

    ※基本的には1〜2回ですが、確認事項が多い場合や未熟な部分が多いと実施回数が増えることも。

    憧れのチュチュ!発表会の衣装について

    バレエを習っていたら、一度は着てみたいのがチュチュではないでしょうか?

    衣装は、衣装合わせまでに先生が用意してくれる場合がほとんどです。

    下記にバレエの衣装について詳しく解説していきます。

    衣装をレンタルor購入or手作り

    衣装は前述の通り先生が用意してくださることがほとんどです。

    用意の仕方は様々でレンタル・購入・手作りの3つのパターンがあります。

    レンタルの場合

    衣装の用意の仕方で一番多いのはレンタルです。

    バレエ衣装を取り扱っている業者にレンタルしたり、教室が所持している衣装を借りたりします。

    購入の場合

    小さい子はあまりないかもしれませんが、サイズがあまり変わらない大人やコンクールなどで同じ演目を踊る回数が多いといった理由から購入するパターンもあります。

    シンプルなチュチュを購入し、スパンコールやラインストーンで飾り付け、オリジナルの衣装を作製することもあります。

    手作り

    小さい子どもの演目はクラシックバレエだけではなく、オリジナル作品で踊ることもあるのでチュールやサテンといった生地を使用し手作りする場合もあります。

    また、男子の場合はレンタルに衣装が少ない・ない場合があるのでその際は手作りすることも。

    どうやって着る?衣装の着方

    バレエの衣装がどうなっているのか知らないという方も多いでしょう。

    先生が必要なものを指定してくださったり用意してくださることがほとんどですが、自分で用意する際は下記のものが必要です。

    参考にしてみてください。

    衣装を着る際の順番は

    1. アンダーショーツをはくorボディファンデーションを着る(アンダーウェア)
    2. タイツ
    3. ステージショーツ(衣装にショーツ部分がない場合)
    4. 衣装を着る

    小さな子はボディファンデーションを着ないこともありますが、汗をかいたり汚しても衣装は洗濯できないので衣装への汚れを防ぐためにも着ることをオススメします。

    また、上記のように衣装を着る前に着るアンダーウェアなどが多いので着る順番をよく把握し衣装を着る練習をしてみるのも良いでしょう。

    バレエの発表会保護者のお手伝いリスト

    バレエの発表会は出演する子どもの練習やリハーサルが増えて、普段よりもやることも多くなるのですが、実は保護者もお手伝いをすることがいくつかあります。

    下記に保護者のお手伝いリストと、その詳細を紹介します。

    • 衣装のムシ(ループ)つけ
    • サテンシューズのリボンの結び方
    • 本番当日のお手伝い

    中高生のお子さんは自分で用意できることもありますが、小さいお子さんは裁縫が難しい場合も。

    針やライターなどを使用することがあるので、保護者の方がお手伝いしてあげてくださいね。

    衣装のムシ(ループ)つけ

    バレエの衣装を扱うのが初めての場合、「衣装にムシをつけて」と言われてもわからないですよね。

    ムシは衣装のフォックをかける部分を糸で作ることをいいます。

    衣装合わせで衣装の上半身部分が大きすぎたり、小さすぎたりした場合に背中部分のフォックをかける位置を自分で作って調整します。

    作り方は下記の動画を参考にしてみてください。

    参照:バレエ衣装のムシの作り方

    ※ムシつけは慣れない場合、時間がかかってしまうことも。

    時間に余裕を持って行いましょう。

    サテンシューズの結び方

    普段バレエシューズを履いて練習している小さな子の場合、本番ではサテンシューズを履くことが多いです。

    サテンシューズはトゥシューズのリボン部分と同様に足首に巻きつけて履きます。

    その際、小さな子はリボンが余ってしまうことがあるので足首に巻き、リボンを結び終わったら余分な部分をカットします。

    リボンのカットした先はほつれやすいので仕上げにライターで軽く炙ります。

    参照:[シューズについて]発表会の衣裳&アイテム – バレエ

    本番当日のお手伝い

    バレエの発表会当日は保護者の協力が必須です。

    当日は保護者が発表会の運営をお手伝いする教室がほとんど。

    運営は各係に分担されており、受付係、お花や祝電係、贈り物管理係、楽屋係などがあります。

    発表会を滞りなく開催するために、保護者のお手伝いは重要な役割を果たします。

    各係の仕事内容は教室に確認してみてくださいね。

    まとめ

    初めての発表会で右も左もわからないという方も多いでしょう。

    紹介した通り通常のレッスンとは違うことがたくさんあります。

    練習量も増え、長時間のリハーサルもあるので、親子共々、体力と気力は必要かもしれません。

    しかし、発表会に出たことで得られる達成感は何ものにも代え難い経験となります。

    しっかりと準備をして、素晴らしい本番を迎えられるよう願っています。

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  48. コンクールに出たい!?まずはコンクールについて知ろう!!

    トゥシューズを履き始めてしばらくすると、「コンクールに出てみたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

    また、最近ではバレエシューズで出場できるコンクールもあるので、小さいお子さまもコンクールを意識している方が多いです。

    「コンクールにはどうしたら出られるのか?」という出場条件が気になりますよね。

    今回はコンクール出場を考え始めた方に向けて、バレエのコンクールについて解説します。

    バレエのコンクールについて気になる方は参考にしてみてくださいね!

    バレエのコンクールとは

    バレエのコンクールは国内外で多く開催されています。

    種類も様々で、コンクールに入賞した際に海外のバレエ学校への入学許可がもらえたり、スカラシップをもらえる場合も。

    プロのバレリーナへの登竜門となっているコンクールもあり、本格的にバレエを習っている方はコンクール入賞を目標にお稽古に励んでいます。

    下記にコンクールに出場するための条件や目的、何歳から出場できるかなどを解説していきます。

    コンクールに出場する目的

    コンクールに出場するためには1曲のヴァリエーションを踊り込む必要があります。

    そのため、本番に向けてかなりの練習をしなければなりません。

    しかし、本番に向けて頑張った時間はバレエの上達、成長につながります。

    「バレエをもっと上手に踊りたい」、「舞台経験を積みたい」といった目標を持ってコンクールに出場するのが望ましいでしょう。

    コンクールに出場するための条件

    コンクールに出場するために必要な条件はコンクールが主催する側はあまり明確に定めていないのが事実です。

    例えば、日本で有名なコンクールであるNBA全国バレエコンクールの応募資格は「国および地域、性別不問、過去の受賞歴は問わない(但し公開の審査にたえるもの)」となっています。

    具体的には、コンクールで踊る際は基本的にトゥシューズが多いので、トゥシューズを履くことを先生から許され、トゥシューズで踊ることに慣れた頃に出場するのが好ましいです。

    出場には必ず先生の許可が必要となりますので「コンクールに出てみたい」という人はまず先生に相談してみましょう。

    何歳から出場できる?

    具体的に何歳から出場できるのか知りたい方も多いでしょう。

    年齢の制限が10歳からというコンクールが多いのが現実です。

    しかし、トゥシューズを履く時期は個人によって異なりますし、バレエを始めた年齢も個人差があります。

    10歳の時点でトゥシューズを履いていないからといって自信をなくす必要は全くありません。

    最近のコンクールは低年齢化が進んでいるので、早い時期にトゥシューズで踊り込んでしまう場合も・・。

    骨が出来上がっていない成長過程にトゥシューズを履くことは、将来的に怪我の原因になることが危惧されています。

    もし10歳未満でコンクールに出場したいという場合は、低年齢向けのバレエシューズ部門がありますので挑戦してみてはいかがでしょうか。

    コンクールの種類

    バレエのコンクールは国内外で開催されています。

    それぞれのコンクールには特徴があり、出場する方も目的を定めて出られている方が多いです。

    下記に海外と国内の有名なコンクールを紹介します。

    出場を考えている方は参考にしてみてくださいね。

    ※コンクールについては通っている教室の先生とよく相談して決めてください。 

    海外の有名なコンクール

    海外のコンクールには若手ダンサーのプロへの登竜門となっているものもあり、基本的にレベルは高めとなっています。

    最近は日本人ダンサーが受賞したというニュースも多く目にします。

    初めてのコンクールには向いていませんが、海外でプロを目指す方は知っておくとよいでしょう。

    世界三大コンクールと呼ばれものを下記に紹介します!

    ローザンヌ国際コンクール

    スイスのローザンヌで毎年開催されるコンクールです。

    審査員が評価するのは舞台上における芸術性・音楽への感受性・個性や堂々とした姿などです。

    最終選考には20人選出され、入賞者には世界各地の名門バレエ学校やバレエ団で研修する資格と生活費が授与されます。

    有名なバレエダンサーの熊川哲也さんも過去に受賞されています。

    2024年には日本人の方、3名が最終選考に進むという快挙を成し遂げました。

    詳しくはこちら

    ジャクソン国際コンクール

    アメリカのミシシッピ州ジャクソンで4年に1度行われるコンクールです。

    審査員以外にも観客にバレエ団のディレクターがスカウトにやって来るなど、このコンクールを機に各国のバレエ団と契約をするダンサーも多くいます。

    男女で金銀銅が授与されるので、オリンピックのような特徴もあります

    詳しくはこちら

    モスクワ国際コンクール

    モスクワで4年に1度開催されるコンクールです。
    ロシア文化省の主催で14歳〜18歳のジュニア部門、19歳〜27歳のシニア部門、18歳〜39歳までの振り付け部門と幅広い年齢での出場可能です。
    また、部門を問わずプロとして活動中のダンサーでも参加することができます。

    近年はロシアのウクライナ侵攻の影響で出場者が減少している傾向です・・。

    しかしながら、2022年に開催された際には、ロシアで活躍する日本人ダンサーも参加し活躍しました。

    詳しくはこちら

    国内の有名なコンクール

    日本国内でもレベルの高いコンクールが開催されています。

    中でも下記の3つは日本のコンクールの中でも有名なものとなっています。

    プロバレエダンサーへの足がけとなるものも多いので参考にしてみてくださいね!

    NBA全国バレエコンクール

    毎年1月初めに東京で開催されるコンクールです。

    このコンクールでは先駆者として世界に羽ばたくダンサーを育成することを目的としています。

    海外のバレエ学校へのスカラシップ奨学金制度があったり、コンテンポラリー部門もあるのでローザンヌ国際コンクールを意識して出場する方も多いです。
    詳しくはこちら

    こうべ全国洋舞コンクール

    1988年からゴールデンウィークの時期に、神戸で開催されているコンクールです。

    東京以外で行われるコンクールの中では一番レベルの高いコンクール。

    過去には世界の名門バレエ団で活躍する一流ダンサーを多く輩出しています。
    詳しくはこちら

    全国洋舞コンクール(東京新聞)

    毎年3月下旬から4月上旬にかけて東京で開催されています。
    日本で最も歴史のあるコンクールで全国トップレベルのダンサーが集まります。
    過去には現在もバレエダンサーとして活躍されている上野水香さんも入賞し若手ダンサーの登竜門となっています。
    詳しくはこちら

     

    国内のコンクールであっても入賞の際には海外のバレエ学校へのスカラシップ制度が設けられているなど、世界への足がかりとなるものも多数あります。

    どのコンクールもレベルが高いので出場する際には、かなり踊りこまないといけないでしょう。

    国内のコンクールで経験を積み、海外へ挑戦される方も多いです。

    初心者におすすめのコンクール

    国内外の有名なコンクールを紹介しましたが、初めてのコンクール出場の場合は「コンクールを知る」、「場数を踏む」ためにも小さめのコンクールでも大丈夫です。

    バレエシューズでの参加や、低年齢向けのものもあるので参考にしてみてくださいね!

    FLAP全国バレエプレコンクール

    他のコンクールと同様にバレエシューズかトゥシューズでヴァリエーションを舞台で1曲踊ります。

    そして、審査委員が審査をしてくださり、最後に弱点や長所を記載したアドバイスシートをくださいます。

    アドバイスシートは今後の練習にも役立ちますし、本格的なコンクール出場に向けての予行練習にもなります。

    詳しくはこちら

    NAMUEコンクール

    東京・埼玉・名古屋といった都市で開催されるNAMUEコンクールも同様にアドバイスシートがもらえる初心者向けのコンクールです。

    「まず自分の実力を知る」ためにも、こういったコンクールに参加してみるのもオススメです。

    詳しくはこちら

    コンクール出場に必要なもの

    バレエのコンクールに出場するにはどのようなものが必要なのでしょうか。

    発表会とは違ったものを用意する必要がある場合も多いので、あらかじめ準備をしておくと安心です。

    また、出場するための費用についても紹介します。

    コンクール当日持ち物リスト

    コンクール当日に必要なものには下記のようなものがあります。

    忘れ物をしないようチェックしてみましょう!

    コンクールに当日持ち物リスト

    ・衣装&タイツ

    ・バレエシューズ(バーレッスン用)&トゥシューズ(本番用に何足か履き慣れたものを用意)

    ・メイク&ヘアセット道具

    ・エントリーに必要なもの(参加証・出場費・音源)

    その他 レッスン着、イヤホン、軽食 etc

    バーやセンターレッスンを審査する場合もありますが、多くの場合、コンクールでは1人1人リハーサルができません。

    大勢で舞台に上がり同時に個人個人がゲネプロ(衣装をつけた通し稽古)を行います。

    その際には、人にぶつからないよう位置を確認したり、床の感覚などを確かめておきます。

    音楽も1人ずつはかけてもらえないので、自分の曲を入れたプレイヤーとイヤホンを用意しておくとよいでしょう。

    コンクールにかかる費用はどのくらい?

    コンクールに出場するには、普段の月謝に加え、先生への指導料や遠方で開催される場合は交通費・宿泊費といったものもかかります。

    また、多くのコンクールの場合、予選と本選があり本選に進出した際には参加費が追加になるのであらかじめ準備をしておく必要があります。

    下記はコンクールに必要な費用リストですので、参考にしてみてください。

    コンクールに必要な費用リスト

    ・コンクール参加費 約1万〜3万円程度

    ・衣装代 レンタル 約1万〜2万円程度 購入約10万円程度 ※本番後はクリーニング代がかかる場合もあります

    ・トゥシューズ 練習、本番、予備と3足ほど最終的に必要

    ・メイク道具 最初から揃える場合は約1万円程度

    ・交通費・宿泊費 遠方の場合は必要です。先生の分を負担する場合もあります。

    ・指導料(教室によって呼び名も金額も異なる場合があります)

    出場するコンクールや教室によって設定されているレッスンの値段により、費用のトータルは大きく変わります。

    あらかじめ先生や教室の先輩などに確認してみましょう。

    まとめ

    バレエを習っているとコンクールを目標にしている方も多いでしょう。

    コンクールの出場は「自分の実力を知る」、「舞台の経験を積む」ことに役立ちます。

    明確な出場条件はないものの、「1人で舞台に立ち、人に見せられる踊り」まで完成させなければいけない場合がほとんど。

    しかし、「舞台でたった1人で踊りきる」という経験は何物にも変え難いでしょう。

    例え、失敗してしまってもコンクール後にはきっと成長がみられるはずですよ。

    興味がある方は先生に相談し、ぜひ挑戦してみてくださいね!

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  49. いいことたくさん!?大人からでも大丈夫!はじめてみよう大人バレエ!

    バレエは大人の方にも人気の高い習い事です。

    大人になってからバレエを始めたという方も多くいらっしゃいます。

    しかし、大人になってバレエをはじめてみたいけど、何からはじめていいかわからないという人も多いですよね。

    今回はバレエのレッスンに通うイメージがつきやすいよう、大人向けレッスンや、教室の選びのポイント、大人のレッスン着などについて紹介します。

    バレエを習ってみたいという方は、参考にしてみてくださいね!

    いいことだらけ!?大人バレエの効果

    バレエを始めたい理由は人それぞれですが、「身体を動かしたい」・「痩せたい」といった目的を持っている人も多いでしょう。

    実はバレエを習うと身体にいいことがたくさんあります!

    どんないいことがあるか紹介していきますね!

    実年齢より若く見られる!?

    大人からバレエを始めた方の中には「実際の年齢よりも若く見られる」という方も多くいらっしゃいます。

    バレエのレッスンでは背筋を伸ばし、首を長く保ちます。

    姿勢が美しいだけでも若々しく見えますし、鏡を見ながらレッスンを行うので自然と美意識も高まります。

    その結果、バレエを続けていくうちに若返って実年齢より若くみえるのかもしれません。

    肩こり・腰痛が改善される

    バレエのレッスンでは左右対称の動きを行います。

    左右両方の筋肉を使うことで、身体の歪みが矯正され肩こりや腰痛が改善される場合も。

    バレエのレッスンを正しく行うことで、姿勢を美しく保ったり、肩こりや腰痛が改善されるなどの効果が得られ結果、身体の調子が良くなったという方も多くいらっしゃいます。

    運動不足も解消でき、優雅な動きや音楽でリラックス効果も。

    自分のペースで長く続けることがバレエの上達に繋がります。

    まずは、バレエを始めてみましょう!

    大人向けバレエクラスはある?

    バレエのレッスンは小中高生が本気で通っているイメージが強いですが、教室によっては大人のためのクラスを開講しているところも多くあります。

    そのため、大人からバレエを始める人も多くいらっしゃいますし、全くの初心者でも問題ありません。

    大人向けのレッスンについて紹介していきますので参考にしてみてくださいね!

    大人バレエのクラスにはどんな人が通ってる?

    実際に大人からバレエを始めたという方は多くいらっしゃいます。

    教室によっては大人も発表会に出られますし、最近では大人向けのコンクールも開催されています。

    そのため、バレエを始めたての初心者の方、数年通っている方などレベルも様々。

    また、バックグラウンドも様々です。

    会社員や主婦、バレエ経験者から未経験者まで年齢も幅広い方々がいらっしゃいます。

    どのような方々がいらっしゃるかは教室によっても異なりますので、気になる教室がある場合は一度、レッスン見学や体験レッスンを受けてみるといいでしょう。

    バレエ初心者におすすめカルチャースクール

    いきなり本格的なバレエ教室に通うのは気がひけるという方は、カルチャスクール内やスポーツジム内で開催されているバレエのクラスから始めるのがおすすめです。

    そういった場所のクラスは初心者向けや初級といった、レベル分けもしっかりされているためバレエ経験がなくてもバレエを始めやすいです。

    また、まわりにもバレエ初心者の方も多いので安心です。

    誰でも受けられるオープンクラス

    小中高生といった子どもたちが通うバレエのレッスンの多くは月謝制です。

    発表会も定期的に開催され、出演が義務化されている場合も・・。

    また、他の教室のレッスンを受けるような掛け持ちを禁止している教室もあります。

    そんな中、誰でも受けられるのがオープンクラスです。

    規模の大きい教室ではオープンクラスを開催している数も多く、いつでもレッスンを受けることができます。

    担当する先生によってメソッドは様々ですが、自分に相性のいいクラスを受けやすいのがオープンクラスです。

    内容もストレッチがメインのクラスから未経験者を対象とした初級クラスなど、バレエが初めてでも受けやすいクラスが開催されているケースも。

    通われている生徒さんも様々なので周りを気にせずレッスンを受けることができますよ。

    バレエ教室の選び方〜大人編〜

    バレエを始めるにあたって大人も子どもと同様に教室選びが重要です。

    まず自分に合ったレベルのクラスが開催されているか、先生が大人向けにどのような指導を行なっているかも気になるポイントです。

    バレエ教室やバレエのクラスはたくさんあるので、自分に合った教室がわからないという方も多いでしょう。

    これから大人向けにバレエ教室の選び方のポイントについて紹介します。

    通いやすさを重視する

    クラスの内容が良くても教室が遠いと、なかなかクラスに参加できなくなってしまうなどのデメリットが発生します。

    できれば自宅の近くや、仕事をしている場合は勤務先の近くだと通いやすいのでクラスに参加できる頻度も安定するでしょう。

    ライフスタイルに合った開催時間

    仕事や子育てをしていると、なかなか自分の時間を作ることは難しいですよね。

    そんな中でバレエのクラスを受けるには、自分のライフスタイルに合った時間に開催されているクラスを選ぶこと。

    例えば、主婦向けには午前中や午後など家族がいない時間帯、仕事をしている方には夕方以降から開催されているクラスなどです。

    土日といった休日に開催されている場合も多いのでチェックしてみましょう。

    大人クラスのレッスン料

    レッスン料は教室やカルチャースクールによって異なりますが、月謝制の場合は週に1回のレッスンで1ヶ月7,000円〜12,000円くらいのところが多いです。

    週に2〜3回とレッスンが増えると金額も上がりますが、1回の金額が割安になる場合も。

    また、チケット制の場合は1回2,500円〜3,000円くらいで、チケット制の場合も回数が増えるにつれ1回の金額が割安になることが多く、大体が3ヶ月から6ヶ月くらいの使用期限が設けられています。

    もし、定期的に通うのが難しそうであればチケット制の方がレッスン料が無駄にならずに済むでしょう。

    レオタードは着るべき!?大人バレエのレッスン着

    バレエのレッスンといえばレオタードを着ているイメージですよね。

    レオタードに憧れる反面、着こなせるか不安という方も多いのではないでしょうか。

    教室にもよりますが大人のクラスの服装は決まっていないことがほとんど。

    そのため、必ずしもレオタードを着なければいけない訳ではありません。

    とはいえ、レオタードを着てみたい方も多いでしょう。

    下記にレオタードを着る派のレッスン着と着ない派のレッスン着を紹介します。

    レオタードを着る派

    バレエのレッスンといえばレオタード!憧れのレオタードを着てレッスンしたいという方も多いでしょう。

    通常、レオタードの下にはタイツを履きますが、大人でレオタードとタイツのみの方はあまりいないかもしれません。

    身体の気になる部分は人それぞれですが、例えばお尻まわりが気になる方はスカートやショートパンツ(ニットパンツなど)を履いたり、上半身が気になる方はTシャツを着たり、二の腕を隠せるカーディガンを羽織ったりすることも多いです。

    レオタードとタイツにプラスしてボトムスやトップスをコーディネートするのもバレエクラスの楽しみですね。

    自分の気分が上がるレッスン着をみつけてみてくださいね。

    レオタードを着ない派

    大人のバレエクラスにはレオタードを着ない方もいらっしゃいます。

    バレエは全身を動かすので動きやすい格好は大前提です。

    また、身体のラインが隠れすぎるオーバーサイズのTシャツやスウェットパンツなどは先生も動きがわかりにくく間違いを指摘できなくなってしまうため、おすすめできません。

    もし、ヨガウェアやフィットネス用のウェアなどを持っている場合は活用してみましょう。

    上達への早道なのは・・

    実はバレエを早く上達させたい、痩せたいといった場合に近道なのはレオタードにタイツ姿なんです・・。

    なぜかというと、身体のラインがはっきり見えるからです。

    特に二の腕、肩、ウェスト(骨盤の位置)、お尻、足は正しい位置や向きが決まっているので、先生が見やすい方が指摘もしやすいからです。

    また、自分でも鏡を見た際に「ここをもっとこうしたい!」と自覚できます。

    とはいえ、レオタード姿に抵抗がある方は、なるべく薄着(手足が見えるような)でクラスを受けてみてください。

    まとめ

    大人になってから何かを始めるのには勇気がいりますよね。

    しかし、新しいことに挑戦するのは素晴らしいことです。

    もし、バレエを始めるか迷っているなら、気になる教室の見学や体験レッスンに行ってみてくださいね。

    一方、バレエの魅力にハマってしまう方も多いですが、バレエは見た目の軽やかさに反してハードな動きがたくさんあります。

    バレエを長く続けるためにも無理は禁物です。

    自分の身体をいたわりながらレッスンを続けてみてくださいね。

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  50. 自宅?駅?どこから近いとバレエ教室は通いやすいのかを検証しよう!

    バレエ教室を探す際にバレエ教室の場所は重要な項目の一つですよね。

    長く通うことを想定しているなら尚更です。

    自宅近くの教室が良いか、最寄りの駅に近い方が良いのか悩む方も多いでしょう。

    今回はバレエ教室の場所について、自宅近くが良いか駅近が良いかのメリットとデメリットを比較し検証していきます。

    バレエ教室の場所についてお悩みの方は参考にしてみてくださいね!!

    いつでもすぐ行ける!?自宅から近いバレエ教室のメリット・デメリット

    習い事をする際に、習い事の送り迎えというのは保護者にとって重要なポイントですよね。

    自宅から近い所に教室がある方が通いやすいのでは?と考える方も多いです。

    自宅から近いバレエ教室に通う際のメリットとデメリットを紹介します!

    双方を比較し検討材料にしてみてくださいね!

    自宅から近いバレエ教室メリット

    通いやすさピカイチ!?バレエ教室が自宅から近いとどのような良いことがあるのでしょうか?
    自宅から近いバレエ教室のメリットを紹介します。

    送り迎えが負担にならない

    お子さんが小さいうちは習い事への送り迎えは必須ですよね。

    自宅から離れた場所に教室があると、送り迎えに時間を取られてしまう場合も・・。

    そのことが負担になってしまってはお子さん本人にも保護者の方にもよくありません。

    近所に教室があるとお子さんが少し大きくなった時に、お子さん自身で通うことができるようになるのも大きな利点です。

    レッスン着を着て行ける

    小さいお子さまにとってバレエのお着替えは時間がかかったり少し大変な場合もあります。

    特にタイツを履くのに時間がかかるという方も多いです。

    教室によっては、教室内に保護者が入れないこともあるので、お子さん自身でのお着替えが必要なこともあります。

    教室が自宅から近い場合は、時間がかかり履くのが難しいタイツを自宅から履いて行くことも可能です。

    レオタードまで着てしまうとトイレに行きにくい等ありますが、その場合も自宅から近いとレオタードを着ていてもすぐにトイレに行けるので、トイレの心配も軽減されそうです。

    ※教室によってはレッスン着を着て出歩くことを禁止しているところもあるので、その際は教室に従ってください。

    近所にバレエ仲間ができる

    自宅から近いバレエ教室には、その周辺に住む子達も多く通っています。

    そのため地元にお友達ができるというメリットも。

    学区以外の学校や公立以外の学校に通っているといった学校が近所にない場合も、近所にお友達ができて一緒にバレエができると楽しく通えそうですね。

    自宅方近いデメリット

    自宅近くの教室にはメリットが多いように思えますが、デメリットはあるのでしょうか?

    自宅から近い教室に通うデメリットについてみていきましょう!!

    引越しすると通えなくなる

    教室が自宅に近いことで起きるデメリットで一番心配なのは引越し等でその場所から離れてしまうこと。

    自宅の住所がバレエ教室から離れてしまってはメリットがなくなってしまいますね。

    引越しの可能性があるなら、自宅から近いバレエ教室はやめた方がいいかもしれません。

    トラブルになった際に困る

    どの習い事にも言えることですが、他のお子さんや保護者の方とトラブルが起きてしまう場合もあります。

    そういった際に、バレエ教室が自宅から近いと、よく顔を合わせてしまって気まずいなど住みづらさを感じてしまうことも・・。

    気持ちを切り替えるという面でも自宅から距離があった方が安心かもしれませんね。

    待ち時間も楽々!?駅近バレエ教室のメリット・デメリット

    自宅からは距離があるけれど駅から近いというバレエ教室にはたくさんのメリットがあります!

    駅近バレエ教室のメリットとデメリットをみていきましょう!!

    駅近バレエ教室のメリット

    駅近のバレエ教室にはメリットがたくさんあります!

    保護者の方にとっても便利な場合も多くあります。

    駅近バレエ教室のメリットについて紹介します!!

    学校の帰り・出かける際にすぐ行ける

    電車で学校に通っている場合は帰宅途中に、そのままバレエ教室に行くことができます。

    また、レッスンの前後にお出かけする場合も駅近だとすぐに電車に乗れるので移動がスムーズです。

    レッスン待ち時間を潰せる

    バレエのレッスンは45分や1時間といった場合がほとんど。

    保護者の方が教室に入れなかったり、レッスンを待つ場所がないといったこともあります。

    そういった場合に駅近のバレエ教室は駅周辺に商業施設や飲食店が多いので、保護者の方が時間を潰しやすいでしょう。

    レッスンの合間にお買い物をしたり、お茶をして待つこともできます。

    また、レッスン後に食事をして帰るのにも便利ですね。

    駅近バレエ教室のデメリット

    駅近のバレエ教室にはメリットが多いように感じますね。

    しかし、デメリットと比較して検討したいという方も多いでしょう。

    駅近バレエ教室のデメリットをみていきましょう!

    自宅から駅が遠い時

    駅から教室が近くても、自宅から駅が遠い場合は駅まで行くのに時間がかかりますね・・。

    自宅から距離があり徒歩が難しい時は、自転車や車で通う方も多いようです。

    誘惑が多く無駄使いをしてしまう

    駅近のバレエ教室のメリットにも上がっていた待ち時間を潰すのに困らないということですが、駅近は商業施設や飲食店が多い分、誘惑が多いというのも事実・・。

    ついつい余計な買い物や外食をしてしまうこともありそうです。

    駅近バレエ教室のおすすめ

    駅近のバレエ教室に通うならココという教室を紹介します!!

    駅近が良いと思う方は参考にしてみてくださいね!

    Gravisバレエスタジオ

    日本最大級のキッズダンススクールが運営するGravisバレエスタジオは通いやすさを重視しており、駅近にもスタジオがあり駅直結のスタジオも!

    Gravisバレエスタジオの所在地一覧は下記の通りです。

    ・桜木町教室(桜木町駅 徒歩6分)
    ・品川高輪教室(高輪台駅 徒歩2分 )

    気になる方は公式HPをチェックしてみてくださいね!!

    https://gravis-dance.co.jp/ballet/lp001/

    EYS-Kidsバレエアカデミー

    EYS-Kidsバレエアカデミーは「挫折するお子さんをなくしたい」という想いから、年齢と経験を掛け合わせて丁寧に9段階のクラス分けを行っているバレエスタジオです。

    都内20か所以上にダンススタジオを展開していて、いずれのスタジオも最寄り駅から近く、通いやすさも抜群です。

    EYS-Kidsバレエアカデミーの所在地一覧は下記の通りです。

    ・新宿スタジオ(新宿駅徒歩8分)

    ・銀座スタジオ(銀座駅徒歩10分)

    ・渋谷スタジオ(渋谷駅徒歩10分)

    ・池袋スタジオ(池袋駅徒歩10分)

    EYS-Kidsバレエアカデミーには、その他も都内に多くの駅近のスタジオがあります。

    気になる方は下記の公式URLをチェックしてみてくださいね!

    https://eys-kids.com/art-college/ballet/pc/

    場所以外も重要!!バレエ教室選びのポイント4つ

    バレエ教室を決める際には教室の場所以外にも、重視するべき重要なポイントがあります。

    バレエ教室の選び方のポイント4つを紹介します。

    バレエ教室選びの参考にしてみてくださいね!!

    バレエを習う目的

    バレエを習う目的は「将来バレエダンサーを目指している」、「楽しく趣味程度に」といった具合に人によって様々です。

    バレエ教室の種類も本格的なレッスンを行うバレエ団付属もの、スポーツジムのダンスレッスンの一つとして開催されているもの等、同じバレエレッスンでも内容が異なります。

    そのため、バレエを習う目的を把握しバレエ教室を探す必要があります。

    まずは、楽しく趣味程度に始めてお子様が、「バレエが好き!」、「もっとレッスンに通いたい!」となった場合は本格的なバレエ教室に移るというのもおすすめです。

    講師の質や教室の方針

    講師の質や教室の方針も教室によって様々です。

    講師の質については、講師の経歴や、その教室のコンクール受賞歴などをチェックしてみましょう。

    また、教室の方針は日本ではイギリススタイルの「RADメソッド」とロシアスタイルの「ワガノワメソッド」の2タイプが多いです。

    好みにもよりますが、どのようなメソッドでレッスンを行なっている教室なのかも把握しておきましょう。

    子どもに合っているか

    一番大切なポイントといっても過言ではないのが「子どもに合っている教室かどうか」です。

    いくら素晴らしい教室でも子どもに合っていないと、子どもが辛くなったりして通えなくなってしまう場合も・・。

    指導が厳しい教室、優しい教室と様々ですが、お子さんの雰囲気に合った教室を選んであげましょう。

    料金を含む通いやすさ

    通いやすさは場所だけを重視するだけではなく、長期的に通うことを考えるとレッスン費や発表会費用といった料金も把握しておく必要があります。

    また、発表会といったバレエの舞台に出演する際には保護者のお手伝いが必須といった教室もあります。

    費用や保護者が協力しなければいけないことがあるかなど、事前に確認しておくといいでしょう。

    まとめ

    自宅から近いか駅近かというテーマは送り迎えをする保護者にとって最重要であるようにも思えますね。

    バレエを習う本人にとっても、保護者にとっても負担が少ない方が良いでしょう。

    バレエ教室への通いやすやさは、バレエのレッスンを続ける上でも重要なポイントとなります。

    メリットとデメリットを比較し、お子さんと保護者の方にとって最善のバレエ教室を選んでみてくださいね!

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バレゾナンス総合お問い合わせ:品川高輪教室代表電話:03-6450-3412受付時間:月曜-金曜12:00~20:00 土曜12:00~19:00 日曜10:30~19:00

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