チュチュ

  1. バレエといえばチュチュ!バレエの衣装について知ろう!

    バレエの舞台に立つ際の必需品である衣装。

    バレエの衣装を着るために練習を頑張っているという方も多いでしょう。

    今回はバレエの衣装の種類や着方、持ち運び方などを紹介します。

    初めて舞台に立つ方は参考にしてみてくださいね!

    バレエの衣装について

    バレエの衣装が「チュチュ」と呼ばれていることは知っている方も多いですよね。

    実は「チュチュ」には6種類あり、チュチュ以外にもバレエの衣装があるんです。

    バレエで着る衣装は演目や役柄によって異なります。

    チュチュについてや、バレエ衣装の種類について紹介します。

    バレエの衣装の種類

    バレエの衣裳には下記のようなものがあります。

    それぞれの衣装を具体的に紹介していきますので、衣装選びの参考にしてくださいね!

    ロマンティック・チュチュ

    ベル型のバレエチュチュです。

    生地はチュールで作られており、くるぶしのあたりまである長い裾丈が特徴です。

    ふわふわと柔らかい衣装なので妖精といった軽さを強調したい役に着用されます。

    主な着用演目

    『ラ・シルフィード』『ジゼル』

    クラシック・チュチュ

    ハリのある硬めのチュール生地で作られています。

    スカート部分が水平に広がり、丈が短いのが特徴です。

    足の動きが見えやすく、『白鳥の湖』では白鳥と黒鳥が着用しテクニックを披露します。

    主な着用演目

    『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『パキータ』

    パンケーキ・チュチュ

    平らなパンケーキ型で、横へまっすぐに広がっていて丈の短いチュチュです。

    ワイヤー・フープといくつものタッキングを用いて硬さを保つように作られているという特徴があります。

    主な着用演目

    『白鳥の湖』

    ベル・チュチュ

    クラシック・チュチュの一種でベル型のチュチュです。

    丈はロマンティック・チュチュよりも短くパンケーキ・チュチュよりも長いです。

    印象派の画家であるドガはこのベル・チュチュを着たバレリーナの絵をよく描いています。

    主な着用演目

    『ジゼル』『ラ・シルフィード』

    オペラ・チュチュ

    ロマンティック・チュチュとクラシック・チュチュの中間くらいの丈の長さが特徴的です。

    『くるみ割り人形』のキャンディボンボンの踊りで着用されることが多いです。

    主な着用演目

    『くるみ割り人形』『シンデレラ』

    ブラッター・チュチュ

    パンケーキ・チュチュと似ていますが、トップ部分にストレッチ性があり体にフィットしフラットになっているのが特徴です。

    主な着用演目

    『エスメラルダ』『ライモンダ』

    ジョーゼット

    ジョーゼット素材で作られ、薄手で軽いという特徴があります。

    裾丈が長いチュニックやワンピース型の衣装です。

    透け感があって体のラインがわかるようなデザインです。

    大人が着るイメージがありますが、『ドン・キホーテ』のキューピットの衣装もジョーゼットです。

    主な着用演目

    『ロミオとジュリエット』『くるみ割り人形(クララ)』『ドン・キホーテ(キューピット)』『海賊』

    バレエの衣装チュチュについて

    チュチュ(フランス語: tutu)は、主に古典バレエにおいて着用されるスカート状の舞台衣装です。 

    バレエチュチュは3つのパーツから作られています。

    ・ボディス:胴体部分のパーツ

    ・バスク:ボディスとスカート部分を繋いでいるパーツ

    ・スカート:バスクから大きく広がりチュチュ全体の形を作り出します

    ボディスを省略したバスクとスカートのパーツだけのものをチュチュボンやボンと呼びます。

    これらは練習用のチュチュでレオタードの上から着用します。

    踊り込みが必要な場合はチュチュボンを購入し練習することもありますが、小さいお子さんの場合は本番用の衣装(チュチュ)をリハーサルと本番のみ着用することがほとんどです。

    バレエの衣装の用意の仕方

    バレエの衣装は教室の先生が用意してくださることが多いです。

    小さい子の場合はサイズが毎年変わるため購入することは少なく、レンタルしたり教室が持っている衣装を着ることも。

    中・高生といった大きい子の場合はコンクールに出場する機会があるなど衣装の着用頻度が高い際は購入することもあります。

    バレエの衣装をレンタルする場合

    バレエの衣装をレンタルする場合は、バレエ衣装専門店に依頼します。

    衣装のレンタルは購入よりも費用を抑えることができます。

    下記のような衣装レンタルショップがあります。参考にしてみてくださいね。

    バレエの衣装を購入する場合

    バレエの衣装を購入する場合はレンタルよりも費用がかかりますが、オーダーメイドとなるため自身にぴったりのサイズを作ることができます。

    また、オーダーメイドには1から自身でデザイン画から作るフルオーダーと既存の衣装に飾りなどをカスタマイズしていくセミオーダーがあります。

    オーダーメイドがいいけれど費用を抑えたい場合は、セミオーダーをオススメします。

    バレエの衣装の着方

    バレエの衣装を着る際に必要なものは下記の通りです。

    ※着る順番に書いています。

    1,アンダーショーツ

    普段のレッスンでは普通のパンツを履いているというお子さまも多いですが、衣装を着る際はショーツがはみ出しにくく透けにくいアンダーショーツがオススメです。

    2,ボディファンデーション

    小さいお子さまの場合、素肌にそのまま衣装を着ることも多いです。

    しかし、衣装は洗濯できないことからボディファンデーションを着ることをオススメします。

    また、衣装の裏地が直にあたるのが嫌な方も着用するとチクチクが軽減されるのでオススメです。

    3,タイツ

    普段履いているものと同じでも大丈夫ですが、本番用に新品を用意することをオススメします。

    バレエタイツは消耗品なので、練習用と本番用の2枚あると安心ですね。

    4,ステージショーツ

    衣装にショーツ部分が付いていない場合にタイツの上から履きます。

    これらのアイテムは先生がまとめて購入してくださる場合もありますが、個人で購入する場合もあります。

    個人で購入する場合は、上記のことを参考にバレエショップで購入してみてくださいね。

    バレエの衣装の持ち運び方

    バレエの衣装は繊細なつくりとなっています。

    そして、かさばるので持ち運びの際はきちんとたたんで持ち歩く必要があります。

    ここでは衣装のたたみ方と持ち運び方について紹介します。

    バレエの衣装のたたみ方

    クラシック・チュチュの場合

    1. ボディ部分のホックをはずし、内側から裏返しになるようにショーツ部分を持ちあげます。
    2. 飾りなどが引っかからないようていねいに、ボディ部分を裏返しにしスカート部分にかぶせます。
    3. スカート部分がボディ部分の中に収まったらホックを留めていきます。

    この方法はコンパクトにたたむことができますが、そのまま長時間放っておくとシワになったりスカートが下がってきてしまいます。

    家や会場に着いたらすぐに広げましょう。

    ロマンティック・チュチュの場合も同じたたみ方で二つ折りにたためます。

    クラシック・チュチュと同様に家や会場に着いたらすぐに広げましょう

    バレエの衣装の運び方

    前述の通り衣装をたたんだらバレエ専用の衣装袋に入れて持ち運ぶのがオススメです。

    衣装袋にはマチ付きや巾着タイプがあり、2,000円から3,000円くらいで購入できます。

    中には大きめのバックや袋を利用したり、自身で衣装袋を作る方もいらっしゃいます。

    ※上部が閉まるものがオススメです。 

    まとめ

    バレエの衣装を着ることもバレエを踊る楽しみの1つですね。

    様々な役柄を踊ることで様々な衣装を着ることができます。

    みなさんが憧れの衣装を着られるよう願っております。

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