キッズバレエ

  1. 初心者でも簡単!美しいバレエポーズの基本とコツ

    バレエといえば高く上がる足、きれいに伸びたつま先、指先までもが美しいさまざまなポーズが印象的ですよね。
    そんなバレエのポーズにはたくさんの種類があります。
    この記事では、バレエの基本的なポーズや美しく見せるためのコツをご紹介します!
    バレエ初心者の方もベテランの方も是非参考にしてみてください♪

    バレエの基本の動きを覚えよう!

    バレエでは足や腕のポジションに名称があります。
    レッスン中にもよく聞く名称なので、是非覚えてみましょう!

    足のポジション

    足のポジションは全部で6種類あります。

    1番ポジション

    両足のかかとをつけ、つま先を外側へと開いたポジションが1番です。
    足首だけを動かして足を開くのではなく、足の付け根から足全体を外側へと開いていくのがポイントです。
    つま先は180度開いた状態、つまり右のつま先から左のつま先まで一直線になった状態が理想ですが、初心者はまず90度を目指して練習するといいでしょう。
    無理はせずに、焦らずに少しずつ足を開けるように、練習していきましょう。

    2番ポジション

    1番ポジションから自分の足の1つから1つ半の幅を開けて立つポジションが2番です。
    重心は2本の足の真ん中です。
    お腹が出やすくなるため、お腹を引き上げる意識をもつことがポイントです。

    3番ポジション

    3番ポジションは、右足(または左足)のかかとの外側と、左足(または右足)のかかとの内側がくっついている姿勢です。
    2番のポジションから片足をもう一方の足の土踏まずあたりまできて重ねます。

    4番ポジション

    4番ポジションは、3番ポジションの前にある足を足の幅1~2つ分くらいさらに前に出した状態のポジションです。
    4番は上半身がねじれやすいため、真っすぐな姿勢を保てるように注意しましょう。
    また、後ろに重心が傾きやすいため、真ん中にする意識が必要です。

    5番ポジション

    5番ポジションは右足(または左足)のかかとが左足(または右足)のつま先にくっついている状態です。
    4番ポジションから前に出ている足を軸足の方へと戻します。
    足が前後に置かれることで、不安定になりやすく、真っすぐ立つのが意外と難しいポジションです。

    6番ポジション

    6番は両足をくっつけ、つま先の向きがパラレル(平行)の状態です。
    誰でもできると思いがちですが、意外としっかり真っすぐ立つことは難しいので、お腹が出ないように引き上げて立ちましょう。

    腕のポジション

    バレエの腕のポジションは全部で5種類あります。
    腕の位置や形によって、ポーズ全体の雰囲気や印象が大きく変わるため、指先まで丁寧に練習することが重要です。

    アン・バー

    アン・バーは「下に」という意味です。
    両腕を下ろし、肘を軽く曲げてだ円を作ります
    腕は体にくっつかないように少し離した状態で、手のひらは内側に向けます。
    肘が後ろに向かないように、横に張るようにすることがポイントです。

    アン・ナヴァン

    アン・ナヴァンは「前に」という意味です。
    アン・バーをみぞおちの高さまで上げた状態です。
    腕を上げたときに肩も一緒に上がらないように注意しましょう。

    アン・オー

    アン・オーは「上に」という意味です。
    アン・バーを頭の上まで上げていきます
    頭の真上ではなく、少し前にするのがポイントです。
    アン・ナヴァン同様、肩が上がらないように注意しましょう。

    ア・ラ・スゴンド

    ア・ラ・スゴンドは、「第2ポジションに」という意味です。
    アン・ナヴァンから腕を横に開きます
    肘を伸ばしきらないように、大きな木を抱えているイメージを持ちましょう。

    アロンジェ

    アロンジェには、「引き伸ばす」「長くなる」という意味があります。
    手のひらを下に向けて、腕を伸ばします
    手首は折り過ぎないように気をつけましょう。
    ポーズを決める際にはとても重要なポジションなので、きれいにできるようになりましょう♪

    初心者でもできる!基本のバレエポーズを覚えよう

    ここではレッスンでもよく耳にする基本的なポーズを6つご紹介します。
    すべて基本的な動作なので、是非名称を覚えてマスターしましょう♪

    プリエ

    プリエは、膝を曲げて体を下げる動作で、バレエの基本動作のひとつです。
    バレエにおいてすべての動きに関係し、ジャンプや回転などさまざまな動作の準備動作として重要な技法です。
    この動作は、柔軟さと力強さを兼ね備えた足腰を育てるためにも欠かせないトレーニングです。
    しっかりと膝を外側に開き、安定した体重の位置を意識して行うことがポイントです。

    タンジュ

    タンジュは、つま先を床に沿わせて伸ばす動きです。
    足先を伸ばして遠くまで届かせるイメージで動作を行うと、美しいラインが生まれます。
    つま先から膝までが一直線になるよう意識して、優雅さを引き出しましょう。

    アラベスク

    アラベスクは、片足を後ろに伸ばしてバランスを取るポーズです。
    このポーズでは、軸足で体を支えながら、もう一方の足を真っ直ぐ伸ばすことで、スリムで長いラインを強調します。
    背筋を伸ばして、重心を均等に保つことが美しいアラベスクのポイントです。

    アティテュード

    アティテュードは、片足を曲げたまま空中で保つポーズで、優雅な印象を与えます。
    膝を軽く曲げ、ふんわりと持ち上げるようなイメージで行うと、柔らかさと美しさが際立ちます。
    上半身の姿勢も大切なので、胸をしっかりと開きながら行うと良いでしょう。

    ルティレ

    ルティレは、片足をもう片方の足の膝まで引き上げるポーズです。
    5番からルティレをし、また5番に戻す一連の動きをパッセと言い、バレエの足運びの基礎にもなります。
    軸足で体を支えながら行い、上半身のバランスが崩れないように意識して行うことがポイントです。
    回転系の技の際にも登場する基本的なポーズです。

    バレエポーズを美しく見せるためのコツ

    バレエを美しく踊るためには、ポーズを美しく見せることが大切です。
    そこで、ここではポーズを美しく見せるコツをご紹介します!

    姿勢の基本:背筋を伸ばしてエレガントに

    バレエでは、正しい姿勢を保つことがとても重要です。
    背筋をまっすぐに伸ばし、胸を張ってエレガントな立ち姿を意識するだけで、ポーズが美しく見えます。
    また、頭を軽く持ち上げるようにすることで、さらに洗練された雰囲気が生まれます。
    操り人形のように、頭を糸で持ち上げられているようなイメージを持ってやってみてください♪

    手足の動き:指先からつま先までのラインを意識

    指先からつま先までのラインを意識することで、より一層美しい動きを表現できます。
    特に手の指先までしなやかさを保ち、腕と足の伸びやかなラインが一貫するように動かすと、より洗練された印象を与えます。
    美しいバレエダンサーの写真などを見ると、指の先まで美しく感じますよね。
    細部に気を配ることで、バレエならではの繊細な美しさが引き立ちます。

    バレエならではの優雅さ:動きに余韻をつける

    バレエでは、動きを途中で止めずに、余韻を持たせることが重要です。
    動きの流れを感じながら、静かに次のポーズに移ることで、滑らかで優雅な印象を与えることができます。
    動作の終わりを意識せず、常に連続しているかのような柔らかい動きがバレエの美しさを際立たせます。

    自宅でできる!バレエポーズの練習方法

    バレエは基礎がとても大切です。
    教室でのレッスンだけではなかなか上達は感じにくいもの。
    そこで重要なのが自宅でのトレーニングや自主練習です。
    ここでは自宅でできるポーズの練習方法をご紹介します!

    鏡を使ってフォームをチェック

    自宅でのバレエ練習には、鏡を使ってフォームを確認する方法がおすすめです。
    鏡を見ながらポーズをとることで、正しい姿勢やラインがキープできているかを確認できます。
    気になる部分をその場で修正できるので、効果的に上達することが可能です。
    全身が映る鏡を是非用意してみましょう。

    スマホで動画を撮ってセルフチェック

    全身が映る鏡がなかったり、置く場所がなかったりする場合には、スマホで動画を撮影して自分の動きをチェックする方法も有効的です。
    動画を撮影することで、後から自分の動きを確認し、改善点を見つけやすくなります。
    ポーズの細かなラインや動きの滑らかさもチェックし、練習に役立てましょう。

    ストレッチとポーズを組み合わせたトレーニング

    柔らかな動きと美しいラインを作るためには、体の柔軟性が不可欠です。
    柔軟性を高めるために、ストレッチとポーズを組み合わせたトレーニングも取り入れてみましょう。
    定期的なストレッチで体をほぐしつつ、ポーズの練習をすることで、より美しいバレエの動きができるようになります。
    ストレッチバンドなどを使うことで、柔軟性を高めつつポーズに必要な筋力を同時に鍛えることができます。

    まとめ

    バレエの基本的なポーズを覚え、美しく見せるためのコツを意識することで、初心者の方も自信を持って踊れるようになります。
    背筋や手足のラインを意識しながら、自宅での練習も続けていくと、さらにポーズが安定し、優雅さが増すでしょう。
    美しいバレエのポーズを身につけて、ぜひ自分らしいバレエを楽しんでくださいね!

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  2. 【バレエ衣装】レンタルの流れって?レンタルとオーダーはどっちがいいの?

     

    バレエの発表会で衣装をレンタルすることはよくあります。
    バレエの衣装はとても高価なものですから、借りるときはとても緊張しますよね。
    特に初めてのレンタルはわからないことだらけです。
    そこで今回は、バレエ衣装レンタルの流れや、注意点についてご紹介します。

    初めての衣装レンタル!衣装の扱い方

    バレエの衣装は高価なもの。
    レンタルをするときは不安なことも多いですよね。
    ここでは、初め衣装をレンタルする方でも安心して衣装を扱えるように、衣装の扱い方についてお話しします。

    用意しておくもの

    ・衣装バッグ
    お教室から衣装を借りて家まで持って帰る際や、発表会当日やリハーサル時の持ち運びに使用する衣装バッグを用意しましょう。
    衣装バッグは、バレエ用品店で簡単に手に入れることができますし、大きめの手提げバッグなどでも良いでしょう。
    大切な衣装を汚さない・傷つけないために、衣装は必ず袋に入れて持ち運びましょう
    ・ハンガー
    衣装を持ち帰り、衣装バッグに入れたまま保管していると衣装が型崩れしたりしわになってしまったりします。
    自宅に持ち帰ったら、すぐにハンガーにかけて保管できるように、あらかじめ用意しておきましょう。
    ハンガーは普通のハンガーでも良いのですが、長時間ハンガーにつるすと肩紐が伸びてしまうことがあるので、パンツやスカート用のピンチタイプのハンガーを用意することをおすすめします。
    ・アクセサリー用のケース
    衣装と一緒にティアラなどの髪飾りも借りることがあります。
    そういう場合は、髪飾りを入れるためのケースも用意しましょう。
    100円ショップなどで売っているプラスチックのCDケースをアクセサリーケースとして使用している人が多いみたいですよ!

    自宅での保管方法

    衣装を自宅に持ち帰ったら、ハンガーにかけて暗所で保管しましょう。
    ただ、クラシックチュチュはハンガーでかけると重みでチュチュが下がってきてしまいます。
    できれば床などの平らな場所で保管すると良いでしょう。
    小さな子どもがいる家庭では、子どもの手の届かないところで保管しましょう。
    また、ペットや食べ物などのにおい移りにも気をつけて保管してください。

    保護者がやること

    衣装を受け取ったら、まずサイズを調節しましょう。
    体にぴったりフィットさせて着るために、「ムシ」と呼ばれるホックをひっかける部分をつけて調節します。
    バレエの衣装にはホックがついているのですが、そのホックを受けるループのことを「ムシ」と呼びます。
    ホックを体にフィットする位置で止めるために、ムシを作る必要があります。
    ムシの作り方については、こちらの動画が参考になりますよ♪

    また、発表会では他の子のお母さんに衣装を着せてもらったり、他の子と一緒に荷物を置いたりするため、衣装に名札をつけましょう。
    借りている衣装なので、衣装に直接名前を書いたり、アイロンなどで接着するのはもちろんいけません。
    縫い付け用のゼッケン布などに名前を書き、衣装の内側に縫い付けましょう。
    衣装を着せてくれる人に見えやすいように、ムシやホックの近くなどに縫うと良いでしょう。

    レンタルとオーダー、どっちがいい?

    コンクールに出るようになると、衣装をオーダーする人も増えますよね。
    ではレンタルとオーダーはどちらがいいのでしょうか?

    レンタルのメリット

    レンタルの最大のメリットは、オーダーに比べて安価な値段で衣装を着ることができる点です。
    オーダーの場合、少なくとも数万円はかかりますが、レンタルだと1回数千円から借りることができます
    高くても2万円弱ほどで衣装を借りられるため、頻繁に衣装を着ない人はレンタルのほうがお得かもしれません。
    また、種類もたくさんあるため、発表会やコンクールの演目に合わせていろんな衣装を着ることができます。
    成長が早い子どもの場合は、その時の体に合わせてサイズを選べるのもいいですね。

    レンタルのデメリット

    レンタルのデメリットは、衣装の扱いにとても気を遣うことです。
    自分のものではないため、汚れや破損などに自分の持ち物よりもさらに気を遣わなければなりません。
    また、レンタルの場合は自分の体にぴったり合う衣装があるとは限りません
    ムシなどでサイズ調節をする人が多くいると思います。
    自分の体にぴったりフィットする衣装を着たい!という場合はオーダーのほうがいいかもしれません。

    オーダーのメリット

    オーダーのメリットは、自分にぴったりの衣装を着ることができる点です。
    コンクールにたくさん出る場合、毎回レンタルしてサイズ調節をするのはなかなか大変ですよね。
    オーダーの場合は採寸をしてぴったりフィットする衣装を作ってもらえるので、サイズ調節をする必要がありません。
    また、デコレーションや衣装の色など、演目に合わせつつも自分好みの衣装にできるため、こだわりが強い人はオーダーがいいかもしれません♪

    オーダーのデメリット

    オーダーのデメリットは費用が高い点です。
    安くても数万円、相場は10~十数万円ほどと言われています。
    演目に合わせた衣装が必要になるため、毎回オーダーしているとその分費用がかさみます。
    また、子どもの場合は成長によってサイズアウトしやすいので、衣装を着られる期間が短くなってしまうこともあります。

    レンタルとオーダー、どちらを選ぶ?

    コンクールには出ず、発表会のみの場合や、頻繁にコンクールに出ない場合などは、レンタル衣装でも良いでしょう。
    逆に、コンクールにたくさん出場していたり、コンクールの演目を決めていて同じ衣装を長く着る予定の場合などはオーダーでぴったりの衣装を手に入れるのもいいかもしれません。
    どちらも一長一短なので、それぞれのメリットとデメリットを吟味したり、お教室の先生や周りの保護者に相談したりして決めてみてください^^

    衣装レンタルの注意点

    衣装を借りるときは、衣装の破損や紛失など気を付けることがたくさんあります。
    ここでは衣装レンタルの注意点についてお話しします。

    着る前に衣装の状態を確認しておこう

    衣装を受け取ったら、着る前に衣装の状態を確認しましょう。
    衣装を着た後に汚れや破損があった場合、それが自分が破損してしまったものなのかどうかを確認するためです。
    もしももとから汚れや破損があった場合には、写真に撮っておくと安心です。
    また、もとから破損があった場合は、一度お教室の先生に伝えておくとさらに安心ですね。

    丁寧に取り扱おう

    当たり前ですが、借り物なので丁寧に扱わなければなりません。
    保護者が丁寧に扱うだけでなく、衣装を着る子ども本人にも大切な衣装であることを教えましょう
    小さい子は借り物だなどとはわからないため、衣装を着ているときにしてはいけないことなどを決めると良いでしょう。
    お教室ごとに衣装の約束事が決まっていることもありますが、ご家庭でも約束事を決めておくことも大切です。
    例えば、「衣装を着ているときはご飯やお菓子を食べない」「衣装を一人で着たり脱いだりしない」「衣装を着たまま床に座らない」など、衣装を汚したり破損しないための約束事を作っておくといいかもしれません。

    試着をしてサイズを合わせよう

    衣装を受け取ったらなるべく早くサイズ調節をしましょう。
    レンタルの場合、ぴったりのサイズで着られることはそう多くありません。
    発表会やコンクール前はなにかと忙しいので、余裕のある時にあらかじめサイズを合わせておくと安心です。
    また、万が一サイズが合わなかった場合、着用日までに交換できる場合もあるので、早めに準備しましょう。

    レンタル期間や返却方法を確認しておこう

    レンタルの場合、返却期限が定められていることがほとんどです。
    返却が遅れると先生に迷惑がかかったり、場合によっては延滞料がかかることもあります。
    また、どのように返却するかも確認しておきましょう。
    教室によっては、発表会後に衣装を返却する日を設けているところもあるようです。
    教室からのアナウンスを確認して、遅れずに返却できるようにしましょう。

    万が一の対応を確認しておこう

    万が一、衣装を汚してしまったり破損してしまったりした場合の対応を確認しておきましょう。
    本番前に衣装を破損してしまった場合、一度返却してお直しをしてくれる場合もあります。
    また、破損や汚れの場合、追加で修繕費やクリーニング代がかかることもあるので、事前にお教室の先生などに確認しておくと安心です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はレンタル衣装についてお話ししました。
    みなさんの不安や疑問が少しでも解消されていればうれしいです♪
    すてきな衣装を身にまとって、舞台上でとびきり輝けますように☆

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バレゾナンス総合お問い合わせ:品川高輪教室代表電話:03-6450-3412受付時間:月曜-金曜12:00~20:00 土曜12:00~19:00 日曜10:30~19:00

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