衣装
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7.92025
【バレエ衣装】レンタルの流れって?レンタルとオーダーはどっちがいいの?
バレエの発表会で衣装をレンタルすることはよくあります。
バレエの衣装はとても高価なものですから、借りるときはとても緊張しますよね。
特に初めてのレンタルはわからないことだらけです。
そこで今回は、バレエ衣装レンタルの流れや、注意点についてご紹介します。初めての衣装レンタル!衣装の扱い方
バレエの衣装は高価なもの。
レンタルをするときは不安なことも多いですよね。
ここでは、初めて衣装をレンタルする方でも安心して衣装を扱えるように、衣装の扱い方についてお話しします。用意しておくもの
・衣装バッグ
お教室から衣装を借りて家まで持って帰る際や、発表会当日やリハーサル時の持ち運びに使用する衣装バッグを用意しましょう。
衣装バッグは、バレエ用品店で簡単に手に入れることができますし、大きめの手提げバッグなどでも良いでしょう。
大切な衣装を汚さない・傷つけないために、衣装は必ず袋に入れて持ち運びましょう。
・ハンガー
衣装を持ち帰り、衣装バッグに入れたまま保管していると衣装が型崩れしたりしわになってしまったりします。
自宅に持ち帰ったら、すぐにハンガーにかけて保管できるように、あらかじめ用意しておきましょう。
ハンガーは普通のハンガーでも良いのですが、長時間ハンガーにつるすと肩紐が伸びてしまうことがあるので、パンツやスカート用のピンチタイプのハンガーを用意することをおすすめします。
・アクセサリー用のケース
衣装と一緒にティアラなどの髪飾りも借りることがあります。
そういう場合は、髪飾りを入れるためのケースも用意しましょう。
100円ショップなどで売っているプラスチックのCDケースをアクセサリーケースとして使用している人が多いみたいですよ!自宅での保管方法
衣装を自宅に持ち帰ったら、ハンガーにかけて暗所で保管しましょう。
ただ、クラシックチュチュはハンガーでかけると重みでチュチュが下がってきてしまいます。
できれば床などの平らな場所で保管すると良いでしょう。
小さな子どもがいる家庭では、子どもの手の届かないところで保管しましょう。
また、ペットや食べ物などのにおい移りにも気をつけて保管してください。保護者がやること
衣装を受け取ったら、まずサイズを調節しましょう。
体にぴったりフィットさせて着るために、「ムシ」と呼ばれるホックをひっかける部分をつけて調節します。
バレエの衣装にはホックがついているのですが、そのホックを受けるループのことを「ムシ」と呼びます。
ホックを体にフィットする位置で止めるために、ムシを作る必要があります。
ムシの作り方については、こちらの動画が参考になりますよ♪
また、発表会では他の子のお母さんに衣装を着せてもらったり、他の子と一緒に荷物を置いたりするため、衣装に名札をつけましょう。
借りている衣装なので、衣装に直接名前を書いたり、アイロンなどで接着するのはもちろんいけません。
縫い付け用のゼッケン布などに名前を書き、衣装の内側に縫い付けましょう。
衣装を着せてくれる人に見えやすいように、ムシやホックの近くなどに縫うと良いでしょう。レンタルとオーダー、どっちがいい?
コンクールに出るようになると、衣装をオーダーする人も増えますよね。
ではレンタルとオーダーはどちらがいいのでしょうか?レンタルのメリット
レンタルの最大のメリットは、オーダーに比べて安価な値段で衣装を着ることができる点です。
オーダーの場合、少なくとも数万円はかかりますが、レンタルだと1回数千円から借りることができます。
高くても2万円弱ほどで衣装を借りられるため、頻繁に衣装を着ない人はレンタルのほうがお得かもしれません。
また、種類もたくさんあるため、発表会やコンクールの演目に合わせていろんな衣装を着ることができます。
成長が早い子どもの場合は、その時の体に合わせてサイズを選べるのもいいですね。レンタルのデメリット
レンタルのデメリットは、衣装の扱いにとても気を遣うことです。
自分のものではないため、汚れや破損などに自分の持ち物よりもさらに気を遣わなければなりません。
また、レンタルの場合は自分の体にぴったり合う衣装があるとは限りません。
ムシなどでサイズ調節をする人が多くいると思います。
自分の体にぴったりフィットする衣装を着たい!という場合はオーダーのほうがいいかもしれません。オーダーのメリット
オーダーのメリットは、自分にぴったりの衣装を着ることができる点です。
コンクールにたくさん出る場合、毎回レンタルしてサイズ調節をするのはなかなか大変ですよね。
オーダーの場合は採寸をしてぴったりフィットする衣装を作ってもらえるので、サイズ調節をする必要がありません。
また、デコレーションや衣装の色など、演目に合わせつつも自分好みの衣装にできるため、こだわりが強い人はオーダーがいいかもしれません♪オーダーのデメリット
オーダーのデメリットは費用が高い点です。
安くても数万円、相場は10~十数万円ほどと言われています。
演目に合わせた衣装が必要になるため、毎回オーダーしているとその分費用がかさみます。
また、子どもの場合は成長によってサイズアウトしやすいので、衣装を着られる期間が短くなってしまうこともあります。レンタルとオーダー、どちらを選ぶ?
コンクールには出ず、発表会のみの場合や、頻繁にコンクールに出ない場合などは、レンタル衣装でも良いでしょう。
逆に、コンクールにたくさん出場していたり、コンクールの演目を決めていて同じ衣装を長く着る予定の場合などはオーダーでぴったりの衣装を手に入れるのもいいかもしれません。
どちらも一長一短なので、それぞれのメリットとデメリットを吟味したり、お教室の先生や周りの保護者に相談したりして決めてみてください^^衣装レンタルの注意点
衣装を借りるときは、衣装の破損や紛失など気を付けることがたくさんあります。
ここでは衣装レンタルの注意点についてお話しします。着る前に衣装の状態を確認しておこう
衣装を受け取ったら、着る前に衣装の状態を確認しましょう。
衣装を着た後に汚れや破損があった場合、それが自分が破損してしまったものなのかどうかを確認するためです。
もしももとから汚れや破損があった場合には、写真に撮っておくと安心です。
また、もとから破損があった場合は、一度お教室の先生に伝えておくとさらに安心ですね。丁寧に取り扱おう
当たり前ですが、借り物なので丁寧に扱わなければなりません。
保護者が丁寧に扱うだけでなく、衣装を着る子ども本人にも大切な衣装であることを教えましょう。
小さい子は借り物だなどとはわからないため、衣装を着ているときにしてはいけないことなどを決めると良いでしょう。
お教室ごとに衣装の約束事が決まっていることもありますが、ご家庭でも約束事を決めておくことも大切です。
例えば、「衣装を着ているときはご飯やお菓子を食べない」「衣装を一人で着たり脱いだりしない」「衣装を着たまま床に座らない」など、衣装を汚したり破損しないための約束事を作っておくといいかもしれません。試着をしてサイズを合わせよう
衣装を受け取ったらなるべく早くサイズ調節をしましょう。
レンタルの場合、ぴったりのサイズで着られることはそう多くありません。
発表会やコンクール前はなにかと忙しいので、余裕のある時にあらかじめサイズを合わせておくと安心です。
また、万が一サイズが合わなかった場合、着用日までに交換できる場合もあるので、早めに準備しましょう。レンタル期間や返却方法を確認しておこう
レンタルの場合、返却期限が定められていることがほとんどです。
返却が遅れると先生に迷惑がかかったり、場合によっては延滞料がかかることもあります。
また、どのように返却するかも確認しておきましょう。
教室によっては、発表会後に衣装を返却する日を設けているところもあるようです。
教室からのアナウンスを確認して、遅れずに返却できるようにしましょう。万が一の対応を確認しておこう
万が一、衣装を汚してしまったり破損してしまったりした場合の対応を確認しておきましょう。
本番前に衣装を破損してしまった場合、一度返却してお直しをしてくれる場合もあります。
また、破損や汚れの場合、追加で修繕費やクリーニング代がかかることもあるので、事前にお教室の先生などに確認しておくと安心です。まとめ
いかがでしたか?
今回はレンタル衣装についてお話ししました。
みなさんの不安や疑問が少しでも解消されていればうれしいです♪
すてきな衣装を身にまとって、舞台上でとびきり輝けますように☆
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