バレエ音楽

  1. バレエと音楽の魅力とは?名曲が生み出す感動の世界

    バレエに欠かせないもの、それは音楽です。
    バレエは子どもに人気の習い事のひとつですが、子どもたちがバレエを学ぶ中で、音楽は大きな役割を果たします。
    音楽に合わせて体を動かすことで、リズム感や表現力を自然に養うことができます。
    この記事では、バレエと音楽の関係性や、バレエで使用される名曲をご紹介します!

    バレエにおける音楽の役割とは?

    普段、バレエと音楽の関係性について意識しながら、バレエを踊ったり見たりしている人は少ないでしょう。
    しかしバレエと音楽は切っても切れない関係にあります。
    ここではまずバレエにおける音楽の役割についてご紹介します。

    音楽でストーリーを伝えている

    バレエの魅力のひとつは、ダンサーがセリフを使わずに物語を伝えることです。
    その背後で物語を支えるのが音楽です。
    例えば、物語の悲しみや喜びを伝えるシーンでは、音楽がその感情を際立たせます。
    音楽が奏でるメロディーによって、観客はダンサーの動きだけでは感じ取れない物語の奥深さに引き込まれます。

    音楽でキャラクターや舞台の雰囲気を表現している

    バレエ作品では、ャラクターごとに異なるテーマ曲が使われることがよくあります。
    例えば、『白鳥の湖』では白鳥オデットの優美さを表現する穏やかな音楽が流れる一方で、黒鳥オディールのシーンでは力強い曲が選ばれています。
    また、舞台が森や宮殿など異なる場所に変わると、それを音楽で表現して観客に世界観を伝えています。

    バレエの動きと音楽の調和

    音楽とバレエの動きが一体となることで、美しい舞台が完成します。
    音楽のテンポやリズムと一体した踊りで観客にストーリーを伝えます。
    緩やかなワルツの音楽には優雅な動きが、速いテンポの音楽にはエネルギッシュな動きが組み合わされるなど、音楽とダンスは常に互いを引き立て合っています。
    また、足を上げるタイミングやジャンプをするタイミングで楽器の音が鳴ったり、踊りが激しくなるにつれて音楽が盛り上がったりなど、踊りと音楽の調和はとても大切です。

    バレエでよく使われるクラシック音楽の名曲

    バレエで使われる音楽は、バレエを知らない人には馴染みがないと思いがちです。
    しかし、バレエ音楽は実はバレエの公演だけでなくいろいろなところで使われており、実は耳にしたことがある人が多いんです!
    そこで、ここでは有名なバレエ音楽をご紹介します。

    『白鳥の湖』

    チャイコフスキーの代表作『白鳥の湖』は、バレエ音楽の中でも特に有名です。
    美しい湖畔の情景を描いた「情景」のメロディーは、一度聴くと忘れられない魅力があります。
    『白鳥の湖』の中で特に有名なのが「情景」です。
    第2幕の冒頭で演奏される「情景」は、暗い曲調で、『白鳥の湖』のその後のストーリー展開を表しているかのような曲です。
    「小さな白鳥たちの踊り(4羽の白鳥の踊り)」も聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
    軽快なリズムに合わせて4人のダンサーが休みなく動き続けるこの場面はとても印象的です。

    『くるみ割り人形』

    クリスマスシーズンに人気の『くるみ割り人形』は、子どもたちが楽しめる明るい曲が多いのが特徴です。
    『白鳥の湖』と同じくチャイコフスキーが作曲しています。
    「花のワルツ」や「金平糖の精の踊り」などは、耳馴染みのある名曲ばかりです。
    日本で特に有名なのは「葦笛の踊り」ではないでしょうか?
    白い犬の携帯会社のCMでおなじみのあの曲です^^

    『眠れる森の美女』

    同じくチャイコフスキーの名作『眠れる森の美女』は、優雅で壮大な音楽が特徴です。
    特に「ワルツ」はバレエの象徴とも言える美しい曲です。
    ディズニー作品にもなっている『眠れる森の美女』は、バレエで使われている曲がディズニー映画の中でも使われているので、耳なじみのある曲も多くあります。
    例えば「ワルツ」はディズニー作品としては「いつか夢で(原題:Once Upon a Dream)」という曲名で広く知られています。

    音楽とダンスの相互作用

    バレエに限らず、ダンスには音楽が欠かせません。
    音楽があることによってダンスの表現が広がります。
    では音楽とダンスにはどんな相互作用があるのでしょうか?

    バレエの振付と音楽にはどんな関係がある?

    バレエの振付は音楽と密接に結びついています。
    作曲家はダンサーの動きを意識して曲を作り、振付家はその音楽に合った動きを考えます。
    また、バレエにはセリフがないため、踊りと音楽によって観客にストーリーを伝えなければなりません
    そのため、ストーリーに合った踊り・音楽を作る必要があります。

    音楽に合わせて表現力を高めよう!

    バレエを学ぶ子どもたちにとって、音楽に耳を傾けて感情を込めて踊ることは、表現力を高めるための良い練習になります。
    曲の雰囲気を感じ取り、自分なりの物語を想像しながら踊ると、より深い表現が可能になります。
    バリエーションを踊るときだけでなく、バーレッスンのときから音楽に合わせて踊ることを意識できると、自然と表現力がアップします。

    音楽から踊りのヒントを得よう!

    音楽には踊りのインスピレーションが詰まっています。
    曲の流れやアクセントに注目すると、自然と新しい動きやアイデアが生まれることがあります。
    バリエーションを踊るときなどは、繰り返し曲を聴くと表現のヒントを得られるかもしれません。
    音楽を深く理解することで、ダンスもより魅力的なものになるでしょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はバレエと音楽の関係についてお話ししました。
    バレエにおいて音楽は、ただの背景ではなく、ストーリーや感情を伝える大切な要素です。
    音楽に耳を傾け、その魅力を感じながら踊ることで、バレエはさらに楽しくなります。
    これを機に、ぜひバレエ音楽にも注目してみてください!

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