バレエ チュチュ 種類

  1. 自分にぴったりのチュチュを探そう!バレエの衣装チュチュについて徹底解説!!

    トゥシューズでヴァリエーションを踊ることを目標にしている方も多いでしょう。

    ヴァリエーションを踊る際に欠かせないのがバレエの衣装であるチュチュです。

    チュチュはバレエの演目や役柄を表す重要なアイテムです。

    自分好みのチュチュを着ることもやる気アップに繋がりますね。

    今回はチュチュの種類や、どんな役柄がチュチュを着るのかなどを紹介していきます。

    ヴァリエーション選びや、チュチュ選びの参考にしてみてくださいね!

    バレエの衣装といえばチュチュ!チュチュについて知ろう!

    バレエの厳しい練習もチュチュを着ると忘れてしまうくらいチュチュには不思議な力があるような気がしますね。

    演目や役柄を表現するチュチュには様々な種類があります。

    そんなチュチュの歴史や種類について解説していきます。

    チュチュの歴史

    チュチュ(フランス語: tutu)は、主に古典バレエにおいて着用されるスカート状の舞台衣装です。 

    チュチュの起源は19世紀半ばのフランスにさかのぼります。

    当時のバレエ衣装は長く、重く、精巧でダンサーが自由に動くのが困難なものでした。

    ロマン派時代の有名なバレリーナ・マリータリオーニは自由な動きと柔軟性を高める短いスカートが特徴の新しいバレエ衣装を開拓したことで知られています。

    マリータリオーニが考えた衣装はふくらはぎ丈のスカートでリボンやフリルがあしらわれ、何よりダンサーたちが踊りやすいデザインでした。

    このスタイルがのちにクラシックチュチュとして知られることになりました。

    チュチュのつくり

    チュチュは下記の3つのパーツで作られています。

    ・ボディス(胴体部分のパーツ)

    ・バスク(ウェスト部分のボディスとスカーチをつなぐ箇所)

    ・スカート(バスクから大きく広がり、チュチュ全体の形を作り出す)

    この3つのパーツがチュチュを構成しているのですね。

    チュチュの種類

    前述の通りチュチュはダンサーが踊りやすいように改良され現代の形となりました。

    初めはクラシックチュチュのみでしたが、後に様々な種類のチュチュが誕生します。

    ここではチュチュの種類や、主な着用演目などを紹介します。

    クラシック・チュチュ

    クラシック・チュチュはハリのある硬めのチュール生地で作られています。

    スカート部分が水平に広がり、丈が短いのが特徴です。

    足の動きが見えやすく、例えば『白鳥の湖』では白鳥と黒鳥が着用しテクニックを披露します。

    主な着用演目

    『白鳥の湖』(オデット(白鳥)・オディール(黒鳥))/『眠れる森の美女』(オーロラ姫・フロリナ王女・妖精の踊り等)

    『パキータ』(エトワール・その他ヴァリエーション)/『くるみ割り人形』(金平糖の精)

    ロマンティック・チュチュ

    ロマンティック・チュチュはベル型のバレエチュチュです。

    生地はチュールで作られており、くるぶしのあたりまである長い裾丈が特徴です。

    ふわふわと柔らかい衣装なので妖精といった軽さを強調したい役に着用されます。

    主な着用演目

    『ラ・シルフィード』(シルフィード(妖精))/『ジゼル』(ジゼル・ミルタ(森の精霊の女王)・ウィリーたち(森の精霊たち))

    オペラ・チュチュ

    ロマンティック・チュチュとクラシック・チュチュの中間くらいの丈の長さが特徴的です。

    『くるみ割り人形』のキャンディボンボンの踊りで着用されることが多いです。

    主な着用演目

    『くるみ割り人形』(キャンディ・ボンボン)/『シンデレラ』(シンデレラ)

    ジョーゼット

    ジョーゼット素材で作られ、薄手で軽いという特徴があります。

    裾丈が長いチュニックやワンピース型の衣装です。

    透け感があって体のラインがわかるようなデザインです。

    大人っぽいイメージがありますが、『ドン・キホーテ』のキューピットの衣装もジョーゼットです。

    着用演目

    『ロミオとジュリエット』(ジュリエット) /『くるみ割り人形』(クララ)

    『ドン・キホーテ』(キューピット)/『海賊』(メドーラ)

    チュチュはどこで手に入れる?チュチュの入手方法

    舞台で着用するチュチュは、バレエスタジオの先生が用意してくださることが多いです。

    しかし、中には自分で用意することになったり、用意したいという方もいるでしょう。

    そんな方のために、チュチュの入手方法について紹介します!

    チュチュをレンタル

    一般的に多いのがチュチュをレンタルすることです。

    レンタルの場合はチュチュだけでなく頭飾りが一緒に付いていたりとトータルコーディネートされていることが多いので大変、便利です。

    また、チュチュを購入するよりもレンタルの方が費用を抑えられるという利点も。

    一度しか踊らない役柄のチュチュといった場合はレンタルの方がいいかもしれませんね。

    下記はチュチュのレンタルを行なっているお店です。

    チュチュを購入

    チュチュを購入する場合、レンタルよりは費用が高くなりますが、その分オーダーメイドなので自分にサイズがぴったり合ったものを手に入れることができます。

    また、オーダーメイドには1から自分でデザイン画から作るフルオーダーと既存の衣装に飾りなどをカスタマイズしていくセミオーダーがあります。

    オーダーメイドがいいけれど費用を抑えたい場合は、セミオーダーをオススメします。

    一度きりではなく、コンクールなどで何回も着る際は購入した方が良い場合もありますね。

    下記はチュチュを購入できるお店です。

    チャコット

    バレエ衣装専門店Chutti

    本番まで大切に保管必須!チュチュのお手入れ方法

    チュチュにはスパンコールやラインストーンなどの装飾が付いていたり、スカート部分はチュール素材だったり繊細なつくりになっています。

    そのため、お手入れや保管方法に少し気を使う必要があります。

    チュチュのたたみ方やお手入れ方法について紹介します。

    チュチュのたたみ方

    今回はクラシック・チュチュのたたみ方について紹介します。

    チュチュのたたみ方には3段階あり、具体的なたたみ方は下記の通りです。

    1. ボディ部分のホックをはずします。内側から裏返しになるようにショーツ部分を持ちあげます。
    2. 飾りなどが引っかからないようていねいに、ボディ部分を裏返しにしスカート部分にかぶせます。
    3. スカート部分がボディ部分の中に収まったらホックを留めていきます。

    この方法はコンパクトにたたむことができますが、そのまま長時間放っておくとシワになったりスカートが下がってきてしまいます。

    お家や会場に着いたらすぐに広げるようにしましょう。

    ロマンティック・チュチュの場合も同じたたみ方で二つ折りにたたむことができます。

    クラシック・チュチュと同様に家や会場に着いたらすぐに広げるようにしてくださいね。

    チュチュのお手入れ方法<

    チュチュを着た後に袋に入れっぱなしにしてしまうとカビが生えたり、黄ばみの原因となってしまいます。

    チュチュを着た後はすぐに風通しの良い場所で陰干しし、チュチュについた汗をよく乾かしましょう。

    チュチュはお家で洗濯することができないので、濡らしたタオルで汗を拭き取る程度にしておきましょう。

    消臭スプレーもシミの原因となる可能性があるのでオススメできません。

    また、クリーニングに出す場合も注意が必要です。

    普通のクリーニングはチュチュにはスパンコールやラインストーンがたくさんついているので、そういった装飾が取れてしまったり、チュールにハリがなくなってしまう場合も。

    クリーニングに出す場合は、衣装を取り扱っている専門店に確認してからにしましょう。

    まとめ

    バレエの踊りに欠かせないチュチュ。

    自分に合ったものを着ることで踊りも格段に輝きます。

    本番当日にチュチュの状態を良くしておくのも重要です。

    チュチュの作りは繊細なので適切なお手入れ方法や保管方法で管理しましょう。

    チュチュを着るために練習を頑張っている方も多いと思うので、ぜひ素敵なチュチュを身に舞台で輝いてくださいね!!

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