男の子習い事

  1. バレエ男子はカッコイイ!男の子もバレエをはじめてみよう!!

    男の子にバレエを習わせたくても、まわりに習っている子がいないと「不明な点」や「不安」が多かったりしますよね。

    現在も女の子に比べて男の子がバレエを習っているのは少ないものの、ひと昔前より増えてきているのが事実です。

    今回は男の子がバレエをはじめる適正年齢や、バレエを習っていて身につくこと、男性バレエダンサーが活躍するバレエの演目などを紹介します。

    バレエを習うか迷っている方は参考にしてみてくださいね!!

    男の子もはじめてみよう!バレエをはじめるのに適した年齢とバレエで身につくこと

    バレエ人口の中でも少数派のバレエ男子・・。

    そのため「謎が多い」と感じる方も多いでしょう。

    まずは、バレエは何歳からはじめるのがベストなのかや、バレエをやっていると身につくいいことを紹介します。

    男の子がバレエをはじめるのに適した年齢

    多くのバレエスタジオには女の子と同様に男の子も3〜4歳で受けられるクラスがあります。

    そのため、3〜4歳でバレエをはじめることができます。

    バレエスタジオによっては1〜2歳もOKだったり、ベビークラスがある場合もありますが、バレエのレッスンには集中力や忍耐力も必要なため3〜4歳からはじめる方が身につきやすいのが事実です。

    もし、お子さん自身がバレエを習いたいといった場合には、何歳であっても「習いたい」といった時期にはじめるのがベストです。

    しかし、保護者の方がお子さんに習わせたいという場合は、少し習わせる時期に注意が必要かもしれません。

    なぜならバレエは女の子の割合が多いので、個人差はありますが物心がつく頃になると女の子ばかりの中に入ってバレエをすることに抵抗を感じる子もいます。

    もし、まわりが女の子だらけでもバレエを踊る楽しさを知っていたら、抵抗がないもしくは少ないかもしれません。

    そのため、幼児期にバレエの世界に入りバレエの楽しさを早くから知るということが理想です。

    バレエで身につくたくさんのいいこと

    男の子がバレエを習うとどのようないいことがあるのでしょうか?

    バレエで身につくいいことを紹介します!!

    高い身体能力

    バレエの男性の動きにはターンやジャンプといったダイナミックなものが多いです。

    そのため、それらをこなすために瞬発力や持久力が身につきます。

    また、バレエの動きには柔軟性が必須!

    柔軟性を高めることは怪我の防止にもつながりますので、常に高めるよう意識します。

    良い姿勢

    バレエの基本の姿勢を保つためには体幹が必要です。

    レッスンを通して、体幹が鍛えられ良い姿勢を保つことができます。

    バレエをはじめる前は姿勢が悪かったという人でも、体幹を身に付けることで姿勢を改善することができるんです。

    精神面の向上

    バレエのレッスンを通して、集中力や忍耐力、自信などがつくことが期待できます。

    音楽に合わせて身体を動かすことで脳が活性化される効果も!

    レッスンが楽しいと思えたなら、こういったことがさらに身につきやすいでしょう。

    芸術的な感性を持つ

    勝ち負けにこだわるスポーツと違い、芸術性が高いのがバレエです。

    踊りをただ踊るだけでなく音楽や役柄を表現します。

    そのため、想像力や表現力、音楽性を育むことができるんです。

    男の子がバレエをする上で知っておいてほしい大切なこと

    バレエの習い事といえば女の子のイメージが強いですよね。

    昔に比べて、男の子がバレエを習う子も増えましたが、女の子より少ないのは確かです。

    また、男性バレエダンサーの衣装はタイツなので、そのことについて偏見を持っている人がいるのも事実です。

    そういった、「バレエは女の子がするもの、男の子がするのは男らしくない」や「タイツ姿が変」といった偏見を持った見られ方をされてしまう場合もあります。

    まずなぜ、男性バレエダンサーの衣装はタイツなのかですが、「脚を美しく見せる効果がある」、「見ている人にしなやかな動きを見せることができる」という理由があります。

    そして、バレエを創設したと言われるルイ14世の時代は貴族がタイツを履き、その上から短いズボンを履くというスタイルでした。

    その名残から、古典作品において白いタイツを履くのは王子や貴族といった役柄が多いのです。

    「タイツが気持ち悪い」と思う人の中には、そういった男性バレエダンサーがなぜタイツを履くのかを知らない人も多いでしょう。

    男の子がバレエを習っている上でお友達や周りの大人からそういった偏見をもたれる可能性はゼロではありません。

    お子さまが傷つくことは、もちろん保護者の皆様にとっても悲しいことですが、まずは保護者の方がなぜ男性バレエダンサーはタイツを履くのかについて知っておくと偏見を持った人にも説明してあげられるかもしれません。

    また後ほど紹介しますが、男性バレエダンサーの役柄は白いタイツの王子様ばかりではありません。

    こういった知識をまずはご本人と保護者の方が持つことが大切です。

    特別なことはある?男の子がバレエのレッスンで必要なもの

    男の子のバレエのレッスンについてや、レッスンを受ける際に必要なものを紹介します。

    バレエスタジオによっては決まりがある場合もありますが、特にない場合は下記を参考にしてみてくださいね。

    男の子バレエのレッスンについて

    バレエスタジオによっても異なる場合もありますが、多くの場合、バレエの基礎は女の子と同じなので一緒に同じことをします。

    バレエのレッスンはバーレッスン(バーにつかまり基礎の動きを練習します)とセンターレッスン(バーから離れて基礎的な動きを練習します)の2つを集中的に行います。

    この2つにプラスしてストレッチや軽い筋トレをすることもあります。

    基礎がしっかりできるようになり、年齢が上がってくると男性特有のターンやジャンプといった動きがレッスンに加わります。

    また、女性と男性が踊るパ・ド・ドゥの練習をするクラスなども中学生や高校生になると受ける場合が多いです。

    男の子がバレエレッスンに必要なもの

    バレエのレッスンといえば女の子ならレオタードにタイツ、バレエシューズですが男の子は何を着てレッスンをすればいいかわからない場合も多いですよね。

    女の子のバレエ用品は小さいサイズから揃っていることが多いですが、男の子のバレエ用品の小さいサイズは、はなかなか見つからない場合も・・。

    そういった場合には、基本的に身体のラインがわかりやすいものをチョイスしてください。

    例えば、トップスは白や黒のTシャツ(なるべく身体にぴったりするもの)、ボトムスはぴったりしたレギンスなどが良いでしょう。

    バレエ用のものではなくても身体に合ったもの、身体のラインがわかりやすいものであればOKな場合が多いです。

    また、バレエシューズは男性の場合、一般的に黒か白を履きます。

    シューズの色に合わせたソックスを履いてレッスンを行いましょう。

    ※タイツは女性用と男性用で異なります。男の子はサイズが100cmくらいからバレエ用のタイツがあります。

    観るとやる気アップ!?男性バレエダンサーがカッコイイ演目を知ろう

    実はバレエの演目に登場する男性バレエダンサーは王子様や貴族ばかりではないんです!!

    男性ダンサーがメインで登場するものや、カッコイイ踊りもたくさんあります。

    王子様にはピンと来ない男子も「カッコイイ」という言葉には弱いかも!?

    男性バレエダンサーが「カッコイイ」演目を紹介します。

    『海賊』

    男性バレエダンサーが多く登場する『海賊』

    タイトルの通りカッコイイ海賊たちが多く登場します。

    そのため、男の子も楽しめそうな内容となっています!

    下記に詳しいあらすじを紹介しますね。

    • あらすじ

    海賊船が荒海で難破し、生き残った三人の海賊、首領コンラッドと、その友人アリとビルバントが島の岸辺に打ち上げられます。

    ギリシャの娘たち 、メドーラとギュリナーラらが彼らを見つけ介抱します。

     急襲したトルコ兵から海賊をかくまった娘たちでしたが、彼女たち自身が奴隷商人ランケデムに捕えられ、奴隷市場へと連れて行かれてしまいます。

    そこから彼女たちを助けるために海賊たちは立ち向かいます。

    『ドン・キホーテ』

    『ドン・キホーテ』はスペインを舞台に陽気なドタバタ劇が繰り広げられます。

    ヒロインのキトリとその恋人のバジルの恋模様も描かれます。

    このバジルという青年は王子様とは違った男らしさがありカッコいいんです!

    バジルのヴァリエーションはコンクールでも人気なので、カッコイイのが好きな男の子にはぴったりの演目でしょう。

    下記に、『ドン・キホーテ』のあらすじを紹介しますね。

    • あらすじ

    『ドン・キホーテ』の舞台はスペインの港町バルセロナ。

     キトリとバジルの若いカップルが主人公です。

     タイトルロールのドン・キホーテや、街のお金持ちのガマーシュ、闘牛士のエスパーダなど個性豊かな登場人物を巻き込みながら、キトリとバジルが結婚するまでのストーリーが明るく楽しく描かれています。

    『アラジン』

    新国立劇場バレエ団のオリジナル作品であるバレエ版の『アラジン』

    ディズニー映画の『アラジン』がよく知られていますが、音楽や振り付けも完全オリジナルのバレエ版も人気が高くなっています。

    プリンセスも登場しますが、主役はなんといってもアラジン。

    男性バレエダンサーが重要な役割を果たす、バレエ作品の1つとなっています。

    • あらすじ

    貧しいアラジンは市場で悪ふざけをして、守衛に捕まりそうになったところをアラジンを利用しようとしている魔術師のマグリブ人が魔法を使って助けてくれます。

    そして、マグリブ人はアラジンに洞窟に行ってランプを持ってくるように指示し、砂漠に連れていきました。

    洞窟に入ると金銀宝石の山に囲まれ、そこにランプがありました。

    アラジンがマグリブ人にランプを渡すことをためらうと、洞窟に閉じ込められてしまいます。

    しかし、願いをかなえるランプの精ジーンに助けられなんとか脱出。

    ある日、王宮の姫の行進で出会ったプリンセスに一目ぼれしたアラジンは王宮に潜り込みます。

    2人は恋に落ちますがアラジンは宮殿の守衛に捕まり死刑宣告をされてしまいます。

    再びランプの精ジーンに助けられ身なりを変え裕福になったアラジンはプリンセスと結婚しようとします。

    しかし、アラジンが持ってる魔法のランプを狙ってるマグリブ人はアラジンが留守の間にプリンセスを誘拐してしまいますが、アラジンとプリンセスの愛する2人同士が力を合わせてマグリブ人を打ち負かします。

    人生で最も大切なものが何か知ったアラジンはジーンを開放し本当の愛を知るのでした。

    まとめ

    男の子がバレエを習うということは少なからず勇気がいることかも知れません。

    まだまだ、男性バレエダンサーに偏見を持った人がいるのも事実です。

    しかし、必ずしも「バレエは女の子だけがやるもの」ではありません。

    男の子もバレエを踊っていいし、楽しんでいいんです!

    プリンセスばかりでなく、男の子が踊るカッコイイ役もあるので、ぜひ偏見に負けずにバレエを楽しんでくださいね!!

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