チュチュ

  1. バレエの衣装はサイズ調整できる!?ムシの作り方を徹底解説!!

    バレエの衣装はバレエの舞台の必須アイテムですよね!

    衣装を着て舞台に立つことに憧れている方も多いでしょう。

    バレエの衣装はサイズを測り自分のサイズに合ったものを着るものですが、時にはサイズを測った時より大きかったり小さかったりすることもあります。

    そういった時には〝ムシ〟を作ることでサイズ調整が可能なんです。

    今回は、〝ムシ〟について、〝ムシ〟で調整できる衣装についてや実際の作り方について紹介します。

    衣装のサイズ調整が必要な方は参考にしてみてくださいね!

    バレエ衣装はサイズ調整が可能!〝ムシ〟ってなに?

    衣装を正しい状態で着てみた際に大きかったり、小さかったりすることはよくあります。

    バレエの衣装は一見、サイズの調整ができなさそうですが実は〝ムシ〟を作ることで調整が可能なんです!

    バレエ衣装のサイズ調整に必須の〝ムシ〟について紹介します!!

    〝ムシ〟とは

    バレエの衣装はボディス部分の背中にホックとループという糸を縫いとめたものがついています。

    このループ部分を〝ムシ〟と呼びます。

    貸衣装の場合はもともと衣装についていることも多いですが、自分のサイズに合わないことも・・。

    そういった時はムシの位置を縫い直す必要があります。

    自分のサイズに合わせてムシの位置を調整することで、体のラインがキレイに見え、踊りやすくなります。

    一度、サイズを調整しても本番直前に直しが必要になることもあるので、衣装を扱う場合はムシの作り方を知っておく必要があるでしょう。

    〝ムシ〟でサイズ調整できる衣装

    上記で紹介した〝ムシ〟はホックがあるものであれば、基本的にどの衣装でも取り付けることができます。

    具体的にはチュチュや男性衣装の背中部分やパンツのウエストといったホックがある衣装には取り付けが可能です。

    実際に〝ムシ〟を作ってみよう!〝ムシ〟の作り方について

    実際に〝ムシ〟を作る際に必要なものや作り方を紹介します!

    衣装のサイズ調整が必要な方は参考にしてみてくださいね。

    〝ムシ〟作りに必要なもの

    〝ムシ〟を作る際に必要なものを用意していきましょう!

    ムシ作りに必要なものは下記の通りです。

    • ・針

    太めの糸が通りやすいものが使いやすいです。

    • ・糸

    決まった専用の糸はありませんが、細いよりは太い糸の方が作業がしやすいです。

    また、ムシが目立たないよう衣装に似た色を使用します。

    〝ムシ〟作りに適した針や衣装の色に合った糸など、すぐに手に入らない場合もあるので時間に余裕を持っての準備がおすすめです。

    〝ムシ〟の作り方

    材料が揃ったら実際に〝ムシ〟を作ってみましょう!!

    〝ムシ〟の作り方は下記の通りです。

    1. 本取りした針で、生地の裏側から通して上下に針を差し込み土台を2本作ります。
    2. 土台になった糸の隙間に針を通したあと、残っている糸の輪に針を通し2本の土台に巻き付くように作ります。
    3. その作業を上まで繰り返します。
    4. 上まできたら、針を生地の裏側に通して玉留めします。

    バレエを習っていて舞台に立つ機会が多くなると衣装のサイズ調整のため〝ムシ〟を作る機会も多くなります。

    機会が多いと、ムシ作りにもすぐに慣れていきそうですね。

    よりわかりやすい!〝ムシ〟作り参考動画

    〝ムシ〟の作り方の参考動画はたくさんあります。

    動画で見た方がわかりやすいという方は参考にしてみてくださいね!!

    〝ムシ〟作り参考動画①

    バレエの衣装レンタルを行なっているアトリエヨシノがわかりやすい〝ムシ〟の作り方の参考動画をあげてくれています!

    〝ムシ〟作り参考動画②

    バレエスタジオの「Angel R」が解説する〝ムシ〟の作り方の参考動画。

    よりわかりやすく簡単に〝ムシ〟を作る方法を解説しています。

    〝ムシ〟作り参考動画③

    バレエ衣装作家の藤平由紀さんが解説する〝ムシ〟の作り方の参考動画です。

    〝ムシ〟についてだけでなく糸通しのコツや玉結びの仕方なども詳しく解説してくれています。

    素早く作れる!〝ムシ〟作りのお助けグッズ!

    慣れれば簡単な〝ムシ〟作りですが、急いでいる場合や慣れていない時は作るのに時間がかかってしまうことも・・。

    そういった場合に、〝ムシ〟作りが簡単にできるお助けグッズも。

    〝ムシ〟作りが簡単にできるお助けグッズについて紹介します!!

    〝ムシ〟作りに役立つグッズ

    〝ムシ〟は基本的に針と糸があれば作ることができますが、最近は〝ムシ〟を作るためのお助けグッズもあります。

    お助けグッズを使用して〝ムシ〟を作ることでより、簡単に強度の高い〝ムシ〟を作ることができますよ。

    「ムシ作り革命」について

    「ムシ作り革命」は〝ムシ〟サイズの小さいプラスチックのプレートです。

    このプレートを衣装に置いて糸を縫い留めることで〝ムシ〟のサイズを一定の大きさで早く作ることができます。

    また、早く作ることができるだけでなく「ムシ作り革命」を使用しない〝ムシ〟に比べて約1.5倍の強度があり激しい動きにも耐えられる造りとなっています。

    カラー展開:透明タイプと濃い衣装用のダークグレータイプ

    お値段:12個入り750円 90個入り4,800円 180個入7,900円

    Amazon.co.jp: (12個入り, 透明クリア) ルーポン ムシ作り革命 Loopon バレエ 衣裳 衣装 のムシ/ループ 衣類用 雌ホック 前カン マエカン 鍵ホック カギホック

    まとめ

    バレエ衣装のサイズ調整は頻繁に起こります。

    本番当日にも〝ムシ〟を作って調整することもあり得ますので、〝ムシ〟作りに必要な針や衣装の色に合った糸は常備しておくと良いでしょう。

    初めは、時間がかかったり難しい〝ムシ〟ですが、慣れてくると素早く簡単にできるようになります。

    お助けグッズもかなり役に立ちますので、〝ムシ〟が難しい場合は使ってみてくださいね。

    ぴったりサイズの合った衣装で舞台で輝きましょう!!

    » 続きを読む

  2. バレエといえばチュチュ!バレエの衣装について知ろう!

    バレエの舞台に立つ際の必需品である衣装。

    バレエの衣装を着るために練習を頑張っているという方も多いでしょう。

    今回はバレエの衣装の種類や着方、持ち運び方などを紹介します。

    初めて舞台に立つ方は参考にしてみてくださいね!

    バレエの衣装について

    バレエの衣装が「チュチュ」と呼ばれていることは知っている方も多いですよね。

    実は「チュチュ」には6種類あり、チュチュ以外にもバレエの衣装があるんです。

    バレエで着る衣装は演目や役柄によって異なります。

    チュチュについてや、バレエ衣装の種類について紹介します。

    バレエの衣装の種類

    バレエの衣裳には下記のようなものがあります。

    それぞれの衣装を具体的に紹介していきますので、衣装選びの参考にしてくださいね!

    ロマンティック・チュチュ

    ベル型のバレエチュチュです。

    生地はチュールで作られており、くるぶしのあたりまである長い裾丈が特徴です。

    ふわふわと柔らかい衣装なので妖精といった軽さを強調したい役に着用されます。

    主な着用演目

    『ラ・シルフィード』『ジゼル』

    クラシック・チュチュ

    ハリのある硬めのチュール生地で作られています。

    スカート部分が水平に広がり、丈が短いのが特徴です。

    足の動きが見えやすく、『白鳥の湖』では白鳥と黒鳥が着用しテクニックを披露します。

    主な着用演目

    『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『パキータ』

    パンケーキ・チュチュ

    平らなパンケーキ型で、横へまっすぐに広がっていて丈の短いチュチュです。

    ワイヤー・フープといくつものタッキングを用いて硬さを保つように作られているという特徴があります。

    主な着用演目

    『白鳥の湖』

    ベル・チュチュ

    クラシック・チュチュの一種でベル型のチュチュです。

    丈はロマンティック・チュチュよりも短くパンケーキ・チュチュよりも長いです。

    印象派の画家であるドガはこのベル・チュチュを着たバレリーナの絵をよく描いています。

    主な着用演目

    『ジゼル』『ラ・シルフィード』

    オペラ・チュチュ

    ロマンティック・チュチュとクラシック・チュチュの中間くらいの丈の長さが特徴的です。

    『くるみ割り人形』のキャンディボンボンの踊りで着用されることが多いです。

    主な着用演目

    『くるみ割り人形』『シンデレラ』

    ブラッター・チュチュ

    パンケーキ・チュチュと似ていますが、トップ部分にストレッチ性があり体にフィットしフラットになっているのが特徴です。

    主な着用演目

    『エスメラルダ』『ライモンダ』

    ジョーゼット

    ジョーゼット素材で作られ、薄手で軽いという特徴があります。

    裾丈が長いチュニックやワンピース型の衣装です。

    透け感があって体のラインがわかるようなデザインです。

    大人が着るイメージがありますが、『ドン・キホーテ』のキューピットの衣装もジョーゼットです。

    主な着用演目

    『ロミオとジュリエット』『くるみ割り人形(クララ)』『ドン・キホーテ(キューピット)』『海賊』

    バレエの衣装チュチュについて

    チュチュ(フランス語: tutu)は、主に古典バレエにおいて着用されるスカート状の舞台衣装です。 

    バレエチュチュは3つのパーツから作られています。

    ・ボディス:胴体部分のパーツ

    ・バスク:ボディスとスカート部分を繋いでいるパーツ

    ・スカート:バスクから大きく広がりチュチュ全体の形を作り出します

    ボディスを省略したバスクとスカートのパーツだけのものをチュチュボンやボンと呼びます。

    これらは練習用のチュチュでレオタードの上から着用します。

    踊り込みが必要な場合はチュチュボンを購入し練習することもありますが、小さいお子さんの場合は本番用の衣装(チュチュ)をリハーサルと本番のみ着用することがほとんどです。

    バレエの衣装の用意の仕方

    バレエの衣装は教室の先生が用意してくださることが多いです。

    小さい子の場合はサイズが毎年変わるため購入することは少なく、レンタルしたり教室が持っている衣装を着ることも。

    中・高生といった大きい子の場合はコンクールに出場する機会があるなど衣装の着用頻度が高い際は購入することもあります。

    バレエの衣装をレンタルする場合

    バレエの衣装をレンタルする場合は、バレエ衣装専門店に依頼します。

    衣装のレンタルは購入よりも費用を抑えることができます。

    下記のような衣装レンタルショップがあります。参考にしてみてくださいね。

    バレエの衣装を購入する場合

    バレエの衣装を購入する場合はレンタルよりも費用がかかりますが、オーダーメイドとなるため自身にぴったりのサイズを作ることができます。

    また、オーダーメイドには1から自身でデザイン画から作るフルオーダーと既存の衣装に飾りなどをカスタマイズしていくセミオーダーがあります。

    オーダーメイドがいいけれど費用を抑えたい場合は、セミオーダーをオススメします。

    バレエの衣装の着方

    バレエの衣装を着る際に必要なものは下記の通りです。

    ※着る順番に書いています。

    1,アンダーショーツ

    普段のレッスンでは普通のパンツを履いているというお子さまも多いですが、衣装を着る際はショーツがはみ出しにくく透けにくいアンダーショーツがオススメです。

    2,ボディファンデーション

    小さいお子さまの場合、素肌にそのまま衣装を着ることも多いです。

    しかし、衣装は洗濯できないことからボディファンデーションを着ることをオススメします。

    また、衣装の裏地が直にあたるのが嫌な方も着用するとチクチクが軽減されるのでオススメです。

    3,タイツ

    普段履いているものと同じでも大丈夫ですが、本番用に新品を用意することをオススメします。

    バレエタイツは消耗品なので、練習用と本番用の2枚あると安心ですね。

    4,ステージショーツ

    衣装にショーツ部分が付いていない場合にタイツの上から履きます。

    これらのアイテムは先生がまとめて購入してくださる場合もありますが、個人で購入する場合もあります。

    個人で購入する場合は、上記のことを参考にバレエショップで購入してみてくださいね。

    バレエの衣装の持ち運び方

    バレエの衣装は繊細なつくりとなっています。

    そして、かさばるので持ち運びの際はきちんとたたんで持ち歩く必要があります。

    ここでは衣装のたたみ方と持ち運び方について紹介します。

    バレエの衣装のたたみ方

    クラシック・チュチュの場合

    1. ボディ部分のホックをはずし、内側から裏返しになるようにショーツ部分を持ちあげます。
    2. 飾りなどが引っかからないようていねいに、ボディ部分を裏返しにしスカート部分にかぶせます。
    3. スカート部分がボディ部分の中に収まったらホックを留めていきます。

    この方法はコンパクトにたたむことができますが、そのまま長時間放っておくとシワになったりスカートが下がってきてしまいます。

    家や会場に着いたらすぐに広げましょう。

    ロマンティック・チュチュの場合も同じたたみ方で二つ折りにたためます。

    クラシック・チュチュと同様に家や会場に着いたらすぐに広げましょう

    バレエの衣装の運び方

    前述の通り衣装をたたんだらバレエ専用の衣装袋に入れて持ち運ぶのがオススメです。

    衣装袋にはマチ付きや巾着タイプがあり、2,000円から3,000円くらいで購入できます。

    中には大きめのバックや袋を利用したり、自身で衣装袋を作る方もいらっしゃいます。

    ※上部が閉まるものがオススメです。 

    まとめ

    バレエの衣装を着ることもバレエを踊る楽しみの1つですね。

    様々な役柄を踊ることで様々な衣装を着ることができます。

    みなさんが憧れの衣装を着られるよう願っております。

    » 続きを読む

バレゾナンス総合お問い合わせ:品川高輪教室代表電話:03-6450-3412受付時間:月曜-金曜12:00~20:00 土曜12:00~19:00 日曜10:30~19:00

バレエKnow 記事一覧

ページ上部へ戻る