バレエ用語 初級

  1. バレエクラスが受けやすくなる!?バレエクラスで頻出するバレエ用語まとめ

    バレエには数多くのバレエ用語が存在します。

    テクニックの名前から手の位置や足の向きといった細かいことも決まっています。

    バレエを始めたばかりの頃は日本語ではないバレエ用語に戸惑ってしまうこともあるでしょう。

    しかし、バレエ用語を理解し覚えればバレエのレッスンがますます楽しくなりますよ!

    今回は基礎的なバレエ用語からテクニック、身体の向きといったレッスンで使用する頻度の高いバレエ用語を紹介していきます!

    レッスンで頻出するバレエ用語もありますので、少しずつ覚えてみましょう。

    バレエ用語は何語!?バレエ用語について知ろう!!

    日本語ではないバレエ用語は初めて聞くとわかりにくい場合も多いですよね。

    そもそも、バレエ用語は何語なのか、知る必要があるものなのでしょうか?

    これから、バレエ用語そのものについて紹介していきます!

    バレエ用語は何語なのか

    なんとなく海外発祥であることは分かるバレエですが、バレエ用語は何語なのでしょうか?

    バレエはイタリアで発祥し、フランスで発展したといわれています。

    そのため、バレエ用語は「フランス語」なんです。

    フランス国王ルイ14世は生涯踊りを愛する人でした。

    世界初のバレエ学校(パリ・オペラ座)を開校し、1700年には世界初のバレエステップにまつわるマニュアル本を出版しました。

    そのマニュアル本がフランス語で書かれていたため、現在もバレエで使用されている用語はフランス語なんですね。

    バレエ用語を知る必要はあるのか

    バレエ用語がフランス語と聞いて、馴染みがないだけに覚える必要があるのか?と思う方も多いでしょう。

    バレエのレッスンでは1つ1つ、バレエ用語を説明しない場合も実は多いのです。

    そのため、バレエ用語を知らないと、まわりを見ながら動くことになり正しく動けない場合も・・・。

    あらかじめバレエ用語を理解したり知っておくことで瞬時に反応でき、動作のポイントも理解できるので身体の動かし方も変わってきます!

    また、動きが複雑になってくるとバレエ用語に反射的に動けることが重要になります。
    全てを日本語で説明することも困難ですし、全ての動きのお手本を示すことも難しいため、ある程度のバレエ用語を知っていた方がレッスンをスムーズに受けられるでしょう。

    レッスンでよく使う基本用語

    特にレッスンで使用頻度の高い基本用語を紹介します。

    まずはこの基本用語を覚えてみてくださいね!! 

    「パ」とは

    「パ」はバレエのステップや動きの総称です。

    フランス語の「Pas」に由来し、例えば回転の動きを指す場合に「回転のパ」といい、※ピルエットやシェネに該当します。

    ※ピケやピルエット、シェネについて後ほどテクニック系のバレエ用語で説明しますね。

    「ポジション」とは

    手や足の位置のことで、足のポジションは1から5番まであります。

    バレエの「パ」は全ての足のポジション1から5番のいずれかから始まります。

    「バー」とは

    レッスン場で壁や鏡の面に設置されている横棒で、移動できるタイプもあります。

    バレエレッスンの基本である、バーレッスンで使用します。

    「センター」とは

    バーから離れ、レッスン場全体を使ったレッスンのことです。

    センターレッスンと呼ばれ、先生によってはフロアとも呼ばれています。

    「レヴェランス」とは

    「レヴェランス」はお辞儀を意味します。

    バレエのお辞儀には「崇敬の想い」という意味が込められているそう。

    「レヴェランス」は踊りの最後やレッスンの最後に行います。

    バレエレッスンの基本!バーレッスンとセンターレッスンで使用するバレエ用語

    バレエレッスンでは初めにバーレッスンを行い、次にセンターレッスンへと続きます。

    バレエレッスンを通してバレエ用語がわかるよう、バーレッスンに使用されるバレエ用語を紹介します。

    バーレッスンでよく使うバレエ用語

    バーレッスンの順番は、教室にもよりますが大体の順番が決まっています。

    バーレッスンで使用されるバレエ用語を順番に紹介します。

    「プリエ」 (仏: plié)

     両脚、または片脚の膝を曲げていく動作。

     バレエにおいてすべての動きに関係し、ジャンプや回転などさまざまな動作の※プレパラシオンとして重要なのがプリエです。 

    日常のレッスンは、バーでのプリエの練習から入るのが原則とされています。

    ※ある動きを始めるために、最初のポーズをとること。

    「タンジュ」(仏:tendu) 

    フランス語の「tendu」には、「張る」「伸ばしきる」といった意味があります。

    バレエのタンデュは正式には「バットマン・タンデュ」と言い、片足を床にこすりながら出し、膝とつま先に力を入れてぴんと伸ばす動きのことを指します。

    「デガジェ」(仏:dégagé) 

    デガジェはフランス語で「自由な」「解放された」という意味があります。

    バレエのレッスンでは、膝を伸ばして脚を指定された方向に出し、つま先を床に置きます。

    「ジュッテ」(仏:jeté) <h4>

    ジュッテはフランス語で「投げる」を意味します。

    デガジェと似ていますが、ジュッテは膝を伸ばして、脚を指定された空中の位置に出す動きです。

    「ロンデ・ジャンブ・ア・テール」(仏:Rond de Jambe a Terre) 

    フランス語ではロンは「丸い」、ジャンプは「脚」、ア・テールは「地面に」を意味します。

    バレエの動きでは、爪先が床の上を滑り、半円を描く動きを指します。

    「フォンデュ」(仏:tendu) 

    フランス語でフォンデュは「溶けた」、「とろける」を意味します。

    両脚の膝を曲げ、軸脚は真っ直ぐ上に、動脚は前、横、後ろのいずれかの方向に伸ばす動きです。

    「フラッペ」(仏:Frappe) 

    フランス語でフラッペは「たたく」、「打つ」という意味です。

    足の裏で床を叩いてつま先を伸ばす動きです。

    「アダージオまたはアダージョ」(仏:Adagio

    アダージオはフランス語で「ゆっくり踊ること」を意味します。

    センターレッスンでも使用されますが、バーレッスンではゆっくりな音楽に合わせて、※パッセから足を上に上げる(前・横・後ろ)動きであることが多いです。

    ※パッセ・・・片方の足のつま先を軸足の膝に持ってくるポーズ

    「グランバットマン」(仏:Grand Battement

    グランバットマンはフランス語でグランは「大きい」、バットマンは「打つこと」を意味します。

    片方の足をまっすぐに伸ばしたまま、前、横、後ろのいずれかの方向に高く蹴り上げる動きです。

    センターレッスンで頻出!?テクニック系のバレエ用語を覚えよう!!

    バーレッスンが終わったらバーを離れて、センターレッスンが行われます。

    センターレッスンではバレエの踊りの基礎となる「パ」の練習をします。

    センターレッスンの初めの方ではバーを持たずにタンジュやアダージオから入り、ジャンプやターンにつながっていくという流れが多いです。

    そのため、ジャンプやターンといったテクニック系のバレエ用語が頻出します。

    下記にセンターレッスンで多く使用されるテクニック系のバレエ用語を紹介していきます。

    ターン系のバレエ用語

    ターン系の「パ」はセンターレッスンの中盤に登場することが多いです。

    ターン系のバレエ用語を難易度順に紹介していきますので参考にしてみてくださいね。

    初級:「シェネ」(仏:Chaines

    シェネはフランス語で「鎖・チェーン」を意味します。

    両足を交互に前に繰り出し、くるくる回りながら移動していく回転技です。

    中級:「ピルエット」(仏:pirouette

    ピルエットはフランス語で「回旋」を意味します。

    基本的なピルエットは足のポジション四番からパッセで回ります。

    中級:「アンデダン」仏:en dedans) 

    アンデダンはバレエでは「内向きに回転」することを意味します。

    ターンにおいてアンデダンは、パッセと逆の方向に回るピルエットです。

    パッセの形を保った状態で回転します。

    上級:「フェッテ」(仏:Fouette

    フェッテはフランス語で「鞭を打つ」、「かき回す」という意味があります。

    回転しながら鞭を打つように足を曲げ伸ばしする動きのことです。 

    ジャンプ系のバレエ用語

    ジャンプ系の「パ」はセンターレッスンの中盤から終盤にかけて登場することが多いです。

    ジャンプ系のバレエ用語を難易度別に紹介していきます。

    初級:「シャンジュマン」(仏:Changement

    シャンジュマンはフランス語で「交換」を意味します。

    5番ポジションから両足で踏み切って跳び、空中で足を入れ替えて着地する動きです。

    初級:「スーブルソー」(仏:Soubresaut

    スーブルソーはフランス語で「馬や羊の跳躍」を意味します。

    5番ポジションから両足で踏み切って跳び、空中で足を入れ替えず着地する動きです。

    中級:「アサンブレ」(仏:Assemble

    アサンブレはフランス語で「集める」を意味します。

    片足で踏み切って跳び、両足で同時に5番に下りる動きです。

    中級:「ジュッテ」(仏:Jete

    バーレッスンで紹介したジュッテと同様にフランス語で「投げる」を意味します。

    センターレッスンで登場するキャンプ系のジュッテは、片足で踏み切って跳び、他の片足に下りる動きとなります。

    上級:「グランジュッテ」(仏:Grand jeté

    グランジュッテは「大きな跳躍」を意味します。

    直訳すると大きくジュテの動作をすることで 、片足を投げ出して(膝を伸ばした状態)、その方向に軸足で高く跳躍し、投げ出した足で着地をします。

    上級:「グラン・パ・デゥ・シャ」(仏:Grand Pas De Chat

    グラン・パ・デゥ・シャは直訳すると「大きな猫のジャンプ」となります。(Chat=猫)

    グラン・パ・ドゥ・シャはグラン・ジュテと似ていますが、グラン・パ・ドゥ・シャは曲げてから(デヴェロッペです)、グラン・ジュッテは伸ばして跳びます。

    まとめ

    たくさんのバレエ用語が出てきましたが、これらをいっぺんに覚えるのは困難です。

    少しずつ、動きと名前を一致させていきましょう。

    また、フランス語の意味を覚えるのは必須ではありませんが知っていると、動きがイメージしやすい場合も多いです。

    バレエ用語は世界共通なので海外の先生に教わったり、海外でレッスンを受ける機会があったりする場合にも役立ちます。

    何よりバレエ用語を理解していることで瞬時に反応できるのでバレエの上達にもつながります。

    レッスン中に分からないバレエ用語が出てきた場合は、レッスン後に先生に確認してみましょう。

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